運営者
Bitlet
姉妹サービス
kokalog - 国会
yonalog - 47都道府県議会
nisalog - 東京23区議会
serelog - 政令指定都市議会
hokkaidolog - 北海道内市区町村議会
aomorilog - 青森県内市区町村議会
iwatelog - 岩手県内市区町村議会
miyagilog - 宮城県内市区町村議会
akitalog - 秋田県内市区町村議会
yamagatalog - 山形県内市区町村議会
fukushimalog - 福島県内市区町村議会
ibarakilog - 茨城県内市区町村議会
tochigilog - 栃木県内市区町村議会
gunmalog - 群馬県内市区町村議会
saitamalog - 埼玉県内市区町村議会
chibalog - 千葉県内市区町村議会
tokyolog - 東京都内市区町村議会
kanagawalog - 神奈川県内市区町村議会
nigatalog - 新潟県内市区町村議会
toyamalog - 富山県内市区町村議会
ishikawalog - 石川県内市区町村議会
fukuilog - 福井県内市区町村議会
yamanashilog - 山梨県内市区町村議会
naganolog - 長野県内市区町村議会
gifulog - 岐阜県内市区町村議会
sizuokalog - 静岡県内市区町村議会
aichilog - 愛知県内市区町村議会
mielog - 三重県内市区町村議会
shigalog - 滋賀県内市区町村議会
kyotolog - 京都府内市区町村議会
osakalog - 大阪府内市区町村議会
hyogolog - 兵庫県内市区町村議会
naralog - 奈良県内市区町村議会
wakayamalog - 和歌山県内市区町村議会
tottorilog - 鳥取県内市区町村議会
shimanelog - 島根県内市区町村議会
okayamalog - 岡山県内市区町村議会
hiroshimalog - 広島県内市区町村議会
yamaguchilog - 山口県内市区町村議会
tokushimalog - 徳島県内市区町村議会
kagawalog - 香川県内市区町村議会
ehimelog - 愛媛県内市区町村議会
kochilog - 高知県内市区町村議会
fukuokalog - 福岡県内市区町村議会
sagalog - 佐賀県内市区町村議会
nagasakilog - 長崎県内市区町村議会
kumamotolog - 熊本県内市区町村議会
oitalog - 大分県内市区町村議会
miyazakilog - 宮崎県内市区町村議会
kagoshimalog - 鹿児島県内市区町村議会
okinawalog - 沖縄県内市区町村議会
使い方
FAQ
このサイトについて
|
login
×
kokalog - 国会議事録検索
1948-01-31 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十三年一月三十一日(土曜日)
—————————————
本日の
会議
に付した
事件
○
警察法施行
に関する件 ○
地方財政改革
に関する件 ○
議員派遣要求
に関する件
—————————————
午前十時三十一分開会
吉川末次郎
1
○
委員長
(
吉川末次郎
君) それより
委員会
を開会いたします。一昨日に引続きまして、
竹田國務大臣
並びに
地方財政委員会
の
事務局長
より
地方財政
のことに関しまして
お話
がありました。それに対する
質問
を続行いたしたいと存じます。
小野哲
2
○
小野哲
君
前回
に
財政委員会
の
委員長
から、
地方財政委員会
として当面の
基本方針
についての御
説明
がありまして、これに対して
同僚議員
からいろいろ
質疑應答
が行われたのでありますが、今は今日
委員長
に対して、
地方財政委員会
の基本的な
態度
と申しますか、こういうふうなことについて私の
所見
を申し述べて、
委員長
の御
所見
を承わりたいと、かように思うのであります。この
地方財政委員会
が、
法律
にもありますように、
地方財政
の自主権を確立して行くというところにあると共に、
國家公益
と
地方公共團体
の
自治権
の調和を計る、こういうふうな点を主眼といたしまして、いろいろの
計画
を立案すると、こういうことに
なつ
ておるのは御承知の
通り
であります。ただこの
地方財政
が、非常に今日重要な問題と
なつ
ております。今後の
地方自治
が確立するためには、何と申しましても
地方財政
の
自主性
がはつきりと立てられるということが必要である。これは申し上げるまでもないのであります。その場合にこの
地方財政委員会
の
職能
と申しますか、
運営
の
態度
といたしましても、
法律
第
二條
に揚げられておりまする五
項目
の
事柄
についての
計画
を立案いたしますことは当然でありますが、
地方財政
を基盤として
地方自治行政全般
に
亘つて相当各種
の基礎的な
計画
せ立案するための
寄與
ができるのではないか。こういうふうに考えられるのであります。そういう
意味合
いにおきまして、
地方財政委員会
を
運営
いたします
態度
も、こういうふうな点をも考慮して
運営
されることが望ましいのではないか。勿論
法律そのもの
の
目的
から申しますというと、そこまで参りますことは、或いは逸脱することになる虞れがあろうかと思いますが、
地方財政
の問題を取り上げるに当りまして、これを基礎として
地方行政一般
に関する
影響
のあるような問題につきましては、やはり
地方財政委員会
といたしましても十分な関心と、又これに対する研究を必要とする。そういうふうに私は考えるのであります。そういう
意味合
におきまして、
地方財政委員長
とされましては、そういうふうな
態度
を以てこの
委員会
を
運営
されるようなお考えを持
つて
おられるかどうか、この点を伺いたいのであります。 第二といたしましては、やはりこの基本的な
態度
と関連いたしまして、今後における我が國の
地方自治制度
というものが確立いたしますために、
地方財政
の面から考えまして、果して今日の
地方自治体
の形態なり、或いは
運営
方式なり、その他諸般の問題について
相当改善
を要する点があるのではなかろうか。譬えて申しますというと、
府縣
の
行政区域
であるとか、その他
地方財政
を中心といたしまして、これが
健全化
を計りますめに、果して
現状
のままでようかどうかということを檢討する必要があるのではないか、
前回
に金庫の
設定等
の
一つ
の試案を
事務局長
から御
説明
がありましたが、これなぞも
一つ
の確かに案でありまして、一種の
共同基金制度
を設けて、
地方財政
の自主的な
健全化
を計
つて
行くように自治的に持
つて
行くという
制度
が私は望ましいのではないか。そういたしますと、現在の都
府縣
における
行政区域
、大きさ、
規模
、そういうふうなものと
地方財政
の問題とを結びつけてやはり考えて行く必要があるのではないか。言い換えれば、
地方財政
としてはその固有の
目的
から申しますというと、或いは範囲を超脱しておる点があろうかと存じますが、
地方財政委員会
の
職能
を通して我が國の
地方自治体
の
健全化
を計
つて
行きますために
一つ
の施策というものに対して
寄與
する
使命
を帶びさせるということも必要ではないか。こんなふうに考えられるのであります。これに対しまして、そういうふうな点にまでも
地方財政委員長
におかれましては一應お含みを持ちながらこの
委員会
を
運営
されるような御意図があるかどうか。こういうふうな点を
伺つて
置きたいと思うのであります。要するに以上申し上げましたように、
地方財政委員会
本來の
職能
、機能というものが、結局我が國における
地方自治行政
というものに対して大きな
寄與
をする
使命
を持
つて
おる。又
法律
に揚げられておりまする
項目
を通しましても、これらの問題を
解決
するために
相当
有力な基礎的な
計画
を立てますために活動し得るような
余地
があるのではないか。
地方財政委員会
の
成立ち等
につきましては私も承知いたしておりますが、これができ
上つた地方財政委員会
を
運営
いたしますための基本的な
考え方
、基本的な
態度
、こういうふうな点をこの際
地方財政委員長
に
伺つて
置きたい、こように存ずるのであります。
竹田儀一
3
○
國務大臣
(
竹田儀一
君)
只今小野委員
から、何と申しますか、
委員会
に対して、好意ある御期待と御
激勵
のお言葉を頂いたことを誠に感謝いたす次第であります。この
地方財政委員会等
におきましては、
只今お話
のありました
通り
、第
二條
におきまして五
項目
の
事項
を揚げまして、その五
項目
の
事項
について
審議
をいたすことに相成
つて
おるのでありますけれども、やはり
地方財政
の面のみから考えましても、農林省、厚生省、
商工省
、その他
各省
ともいろいろな
協議
を経なければ
決定
を見ないことも多々あるのでありまして、ただ單にこの五
項目
だけの
審議
に止めずして、自
種地方財政委員会
の
自主化
の線に沿いましてこの五
項目
を
審議
いたします途上には、
各省
とのいろいろな
協議
も必然的に起
つて
來ることと相成ります。從いましてただ單に五
項目
の
審議
ということに止めずして、
只今小野委員
から示唆を賜わりましたように、
各省
との連絡というようなことにつきまして、
各省
との調査と申しますか、そういうことにつきまして十分に
意見
を闘わし、でき得る限りの
地方財政自主化
の線に沿いまして、建設的な
意見
を纏めて行きたい、かように考えておるのであります。 尚
地方財政
の
自主化
という意に沿いまして、私或いは聞き損ないをいたしたのかも知れませんけれども、
小野委員
の御
意見
は、或いは
府縣廃合
というような大きな点も考慮したらばいいのじやないかというような御説のように拜聽いたしましたが、その
意見
はこの
委員会
に出たのであります。
地方財政
の
自主化
、
健全化
を図るのには、今日の
交通機関
が発達いたしました
現状
において、
府縣
は小さ過ぎるのじやないか。
京都
と大津は僅か十五分の汽車で連絡せられておるに拘わらず、
二つ
の
府縣
が両立いたして、
行政区劃
は別にしておるということもおかしいのじやないか。又
市町村
にいたしましても、面目の問題がありますかどうか知りませんが、僅か百戸くらいしかない村でも独立して尚村を形成しておる。これは私の郷里の
石川
でありますが。
瀬越
村という村があります。そこには
廣海
、大家などという富豪がありまして、両家で村の経費を殆ど負担いたしております
関係
からいたしまして、その百戸しかない
瀬越
村が今日独立の村と
なつ
て残
つて
おるのであります。この
廃合
の問題が始終
石川縣
においても問題に
なつ
ておるような
事情
でありまして、
市町村
の
廃合
によ
つて自然市町村
各
財政
の
自主化
というようなことができるのじやないかというようなことも
委員会
に出たのであります。
只今小野委員
の仰せの
府縣廃合
、或いは
市町村廃合
というようなことによりまして、
地方財政
の
自主化
、
健全化
を図るというようなこともたびたび
論議
に上
つて
おるのでありまして、そういうことを考慮
決定
いたしますことが
地方財政委員会
の権限に属しますかどうかは知りませんが、
一つ
のやはり
意見
といたしまして、それぞれ
関係方面
と
折衝
もいたしたいと考えております。ただ問題となりますことは、三月六日までにこの
地方財政委員会法
を出さなければならん
関係
といたしまして、そういう大きな問題まで完全なる
解決
をいたしまして提出いたしますことが、時間の
関係
上或いは不可能かと思いますが、時間の許します限り、時日の許します限りにおいて、でき得る限り
暫定法
でない
地方財政
の完全を期するための、でき得る限りの
解決
を念願して、そうして
國会
の御協賛を経るような運びにいたしたいと思います。 尚この
委員会
には
学者
、
実業家
、
各界
の
経験者等
も十数名の顧問を任命いたしまして、あらゆる方県からの
意見
を徴することにいたしまして、すでに両
回顧問会議
を開きまして、御
意見
も徴しております。尚文書によりまして期日を決めまして、御
意見
をこの
委員会
の御提出を願うというようなことに相成
つて
おるのあります。この
各界
の
経験者
、
学者方面等
も
相当
活溌な
意見
もあるかと思いますので、そういう
意見等
も十分尊重いたしたいと存じておりますが、是非お願いいたしたいことは、この
治安
及び
地方制度委員会
の各位におかせられては、その
方面
の御
意見
も十分あると思いますから、この
御意路
のあるところを
委員会等
を通じまして、十分お述べを
願つて
、私共の
地方財政委員会
に何等かの
寄與
をいたすことのできますように、御鞭撻、御指導を得れば誠に仕合せと思います。先ずこの
程度
においてお答えいたすことにいたします。
小野哲
4
○
小野哲
君
只今竹田委員長
から詳細な御
意見
を拜聽いたしたのでありますが、大体私から資問いたしたような心組みでも
つて
や
つて
行きたいというふうな御
意見
で、誠に結構だと思うのであります。私は三月上旬までに成案を得られて、御提案の中に織込んで頂きたいという
意味
ではないのでありまして、勿論今日におきましても
財政委員会
の
論議
の対象として、基本的な問題をお取上げ下さることは誠に望ましいことではありますが、当面の問題としての、或いは
警察制度
の
改革
に伴う
事項
、或いは又
教育制度
の
改革
に伴う
財政負担
の問題等急速に
解決
をいたさなければならない問題が沢山ありますので、この
方面
の
解決
に全力を御
傾倒願つて
、
地方住民
が安んじて
地方自治体
の健全なる
運営
に
寄與
できるようにお願いすることは勿論でございますが、同時に
財政委員会
といたしまして、先程申上げましたような基本的な
考え方
をお持ち下さ
つて
、我が國の今後における
地方自治体
の在り方というものに対しましても、十分なる御檢討を加えられることを切に
希望
いたしておりますので、
只今
の
委員長
の御答弁を
伺つて
、私といたしましては了承をいたしておる次第でございます。
吉川末次郎
5
○
委員長
(
吉川末次郎
君) 他の御
質問
ございませんか。ちよつと
速記
を止めて下さい。 午前十時四十七分
速記中止
—————
・
—————
午前十一時一分
速記開始
吉川末次郎
6
○
委員長
(
吉川末次郎
君) それでは
速記
を願います。それでは引続きまして
警察法
の
施行
の問題につきまして、
当局
からの
説明
、
報告等
をこの
機会
にして貰いたいと思います。
資料
があるそうですから、配付いたさせます。
委員会
で先ず最初に
当局
から聞きたいと大体
思つて
おりますことは、
法律
の
実施
に先立
つて
、数縣を選んで一月一日から
実施
はて縣がありますね。その
府縣
の
警察行政
の
状況
について、又第二番目には特に膝元である
東京
都の
警察行政
の
状況
、或いは今後の
計画
というようなものについての概略、それから第三番目には、我々も先般観察したのでありますが、
千葉縣
における新
警察法
による
警察行政
のその後の
状況
、それから第四番目には、
警察官募集
に関して、
関係方面
からの
指令
及び
実施
の
状況
、まあそれくらいのようなことが大体我々が話して貰いたいことの要目なんですが、又他の各
委員
から御
要求
があると思います。
加藤内事局
第一局
総務部長
。
加藤陽三
7
○
説明員
(
加藤陽三
君)
只今お尋ね
になりました
事項
の中の第一点でございますが、
警察法
の
施行
の
準備訓練
の
状況
は、昨年の十一月の下旬から、先ず
千葉縣
に第一
着手
として全縣に亘りまして
準備訓練
の
態勢
に入ることにいたしました。それからその次には、
警察管区本部
の所在いたしまする
予定
の
府縣
、即ち
東京
都と北海道、
宮城縣
、
大阪
、廣島、神戸、この各
府縣
におきまして、昨年中に
準備訓練
の
態勢
に入るようにということにな
つたの
であります。その残余の縣につきましては、二月の十日までに
準備訓練
の
態勢
を完了いたしまして、二月の十一日からは全部揃
つて
一齊に新らしい
制度
に基きますところの
態勢
が、一應にでき上るというふうになりまするように、私の方は指導して参
つて
おります。お
手許
に配りました
資料
について御
説明
いたしますと、先ず
準備訓練
の第一
着手
は、
公安委員会
の
委員
の
選定
でございまして、
只今
のところの
進捗状況
は、
設置
いたしますところの
市町村
が
設置予定数
として、一番下の欄にございますが、合計千六百十ございます。
市町村
に
公安委員会
が
設置
せられることになるのでありまして、その中即に
設置
しておりまする、事実上
公安委員会
の
委員
を
選任
しております所が、千二百七と
なつ
ております。
委員会
の数は眞中の欄にございます
通り
、千百八十八と
なつ
ておりまして、若干の
食い違い
はございますが、この
食い違い
はこれらの
市町村
の中におきまして、
組合警察
を
設置
するものがあるからでございます。現在
組合警察
を
設置
することを
予定
いたしておりますものは
資料
の三枚目の紙に書いて附けておきましたが、
千葉縣
に
一つ
、
神奈川縣
に
二つ
、
岐阜縣
に
二つ
、
大阪
府に
一つ
、
兵庫縣
に四つ、
愛媛縣
に
一つ
、
佐賀縣
に
一つ
、
京都
、福岡に
一つ
、こういう
状況
であります。
公安委員会
の
委員
にどういう方が選ばれているかと申しますと、第二枚目の紙に
職業別
の
調べ
を示してございます。この分け方が必ずしも十分なものでなか
つた
ような氣もいたしますが、一應これによりまして
御覧
を願いたいと思います。即ち一番上の欄は
会社重役
であります。これが二百二十一名、
会社從業員
が百六十六名、
團体役職員
五十三名、商業百五十名、農業が一番多くございまして四百四十二名、その他
自家経営者
が二百二名、
医療関係者
が三百五名、
宗教家
が百九十五名、
教育家
が二十二名、
無職者
が百二十名、その他ということに、かように相成
つて
おります。
年齢別
にこれを
調べ
て見ますと、各縣区々でございますが、二十七歳の人が一番若い人でございまして、一番
高年齢者
は七十八歳の人が出ておられます。
平均年齢
は大体四十四、五歳というところに落付いているようでございます。
政党関係
について
調べ
て見ますと、これはまた
報告
が非常に少くて完全なものでありませんので余り價値がないかと思いますが、社会党が十一名、民主党が二十二名、自由党が十四名、分
つて
おりますものはこういうふうに
なつ
ております。大体において無所属の人が非常に多いように相成
つて
おります。婦人の
公安委員
も
只今
のところは六名
決定
に相成
つて
おります。 大体
公安委員会
の
委員
の
選任
につきましては
相当
困難を感じたようでございますけれども、併しとにかく
市町村
といたしましてはいい人を選ぶという氣構えでやられたことは間違いないように我々は
思つて
おります。その
選任
につきましても、特に
公安委員
の
選任
について揉めたというようなことは余り聽いておりません。
矢張り市町村行政全般
の問題がうまくい
つて
おりますところは円滑に
公安委員
の
選任
がい
つて
おります。そうでないところは
公安委員
の
選任
につきましても問題が若干あ
つた
というように
報告
を受けております。
公安委員
の
選任
ができましたところから順次
府縣
の
警察部長
と連絡いたされまして、一
應公安委員会
の
意見
を徴しまして、現在の
警察職員
を
自治体
の
警察
の
職員
の配置に振り替えつつありますが、これはまだなかなか進捗しておりませんが、そういうような
予定
で漸次できつつあるのでありまして、二月の十日までにはこれを全部終えるようにという
指令
を出してございます。この
自治体警察
を
設置
いたします
市町村
の
選定
につきましては、市の方は問題はございませんのですが、
町村
の方は
人口
五千以上の
市街地町村
ということに
なつ
ておりまして、当初は二千十くらい
予定
いたされてお
つたの
でありますが、結局各
方面
とも
折衝
の末、ここに記載いたしております千六百十ということに一應落着いたしたのであります。
東京
都の
実施状況
でございますが、
東京
都の方も先程御
説明
いたしましたような
趣旨
で、二十三区の特別区の
区域
を除きましたあとの
自治体警察
は昨年中に全部
公安委員
に
選任
を終え、必要なる体制ができております。唯二十三区の方はいろいろな
事情
がございまして、なかなか急速に進みませんのでありますが、これも遅くも二月の十日までには
公安委員
の
選任
を終え、必要なる
警察長
以下の、一應仮のものを定めまして、新
制度
によ
つて
決められた
警察制度
ができ上る
予定
でございまして、その
方針
で皆努力いたしております。
一つ
の問題は
警察法
の五十一條乃至五十三条の解釈の問題でございますが、これも
参衆両院
の
委員会
の方の御協力によりまして
決定
いたしましたので、今後はこの問題もなくなりまして、
仕事
は大変進むであろうと考えております。
千葉縣
の例についてという
お話
でございますが、
千葉縣
についての特別の
報告
は私受けておらないのでございまして、
新聞等
で
御覧
になります
通り
、中山の
競馬書
の賭博の大檢挙というふうな
相当
大
規模
な
警察事件
が起りましたけれども、大体におきまして相協力いたしまして、恙がなくや
つて
いるのではないかというふうに考えております。
警察官
の
増員募集
に関する点でございますが、
只今手許
に向うからの詳細な
資料
を持
つて
参
つて
おりませんので、又次の
機会
にでも述べさせて頂きたいと思いますが、大体本年の六月末までに十二万五千の定員を充実いたす
計画
で、目下
緊急増員
の
募集計画
を進めておりますが、第一次の
計画
によりますところの應募者はすでにそれぞれの学校に入学いたしております。大体
只今
の
状況
によりますと、この
緊急増員
は
予定通り
六月末までに完了するのではないかとこう考えております。
増員
の件につきましては又次の
機会
に述べさせて頂きます。
吉川末次郎
8
○
委員長
(
吉川末次郎
君) この際
只今
の
加藤説明員
の
説明
に関連いたしましての御
質疑
並びに尚
説明員
の
説明
以外の
警察行政
のその後の
状況等
につきまして、御
質問等
がありましたら御開陳を願いたいと思います。
岡元義人
9
○
岡元義人
君 この
警察制度
の問題が
審議
されておりますときに、この
移管
についていろいろ
國内治安状況
に
影響
がありやしないかということが各
同僚議員
からも出たのでありますが、最近の日本の
治安状況
は全くそれを裏書するような非常に問題が頻々として起きているのでありますが、これにつきまして
当局
がこの
移管
と
関連性
があるかという点についてお氣付きに
なつ
ているかどうか
一つ
この点伺いたいと思います。
加藤陽三
10
○
説明員
(
加藤陽三
君) これは全く個人的の見解でございまして、そのつもりでお聽き取り願いたいのでありますが、私は
制度
の
切り換え
によりまする
能率
の
低下
ということも、これはどうしても或る
程度
は免れないのでございます。けれども、現在の、殊に最近の
兇悪事犯
の頻発ということは必ずしも
制度
の
切り換え
のみによるものではないと考えております。固より
警察官自身
も自分の
身分
が切り替わりになりますので
相当動搖
を來しておりましたことは事実でありますが、段々と今度の
法律
の
趣旨
がよく分り、どうしてもこういうふうにならざるを得なか
つた
というふうな
事情
を了解いたしまして、又
身分
についても心配のないように現在の
責任者
が
責任
を負
つて
やるというようなことも徹底いたしましたので、その面から來る
能率
の
低下
ということは若干は免れませんけれども、そう重く解したものではないように思うのであります。ただ若干の
程度
はこれは問題になるのでありますが、年末から年始にかけまして
相当
、時期が極めて悪い時にこういうふうに
改革
にぶつか
つた
ということは、なんといたしましても
治安
の面から申すと、これは致命的であ
つた
と思うのでございます。お答になりませんでございますが、一應お答えいたします。
吉川末次郎
11
○
委員長
(
吉川末次郎
君) 外に御
質問
ありませんか。
岡本愛祐
12
○
岡本愛祐
君 この
警察法
の
予備施行
、
予備施行
と申しますか、
千葉縣
とかその他でや
つて
見られまして不備な点、不完全な点と感ぜられつつある点がありますかどうか。そのお
調べ
ができてお
つた
らお答え願いたいと思います。 それから今ここに書き物を持
つて
おりませんけれども、
地方
によりましては、
府縣
によりましては
自治体警察
を設けますのに、
人口
五千ということに囚われまして、
市街地
が二千くらいしかない所、殊に数個の島に
亘つて一つ
の村の
区域
がありまして、そこに散在して五、六千の
人口
が漸くあるというようなところまで
自治体警察
を布かれておるというような例が廣島縣にあるようでございます。又ここに
羽生委員
がおられませんけれども、
羽生委員
の御出身の
長野縣下伊那郡
の
飯田あたり
の松尾村というのですか、そこなんかも現にそういう状態で
共産党側
の人もそれに反対だというようなことで騒いであるというようなことも聞いておりますが、そういうところはどういうふうに
なつ
ておりますか。まだその二ヶ所に限らず
方々
にそういう例があるようにも聞いておりますが、そういうのはどういうふうに処置なさるおつもりでありますか。それを承
つて
置きます。 それから
組合警察
、
自治体
の
組合警察
がここに出ておりますが、この外にも市と隣接の村と合併して貰いたいというような
希望
のところが
方々
にあるようでありますが、さういう
希望
を申請すれば許されることに
なつ
ておりますか、これもお尋ねいたしておきたいと思います。それからこれは
新聞
で見たんですから
眞僞
は分りませんが、
千葉縣
でございましたか、或い町の
公安委員
を選んだところが、前科数犯の方が
なつ
た、そういうのはどうなりましたか、
思想犯
らしいのでありますが、そういうなのは辞められたかどうか、それも序でに
伺つて
おきたい。先ずそれだけであります。
加藤陽三
13
○
説明員
(
加藤陽三
君) 法の
実施
の前提でありまするところの
準備訓練
の
段階
におきましては、我々はこの
法律
の不備不完全ということよりも、でき
上つた法
を如何にして円滑に
実施
するかという点に重点を置きまして、專らその
方面
に頭の殆んど全部を
使つて仕事
をして実は参
つて
おるにでありまして、抽象的に
法律
の
欠陷
と申しますか、そういう面におきましては、御
審議
の際にいろいろ御
質問
なり御
意見
なりが出ました点以外に、私は頭の上で考えた不備不完全というものは、現在の
段階
においてはまだ出ていない、当時も議論された
事柄
は依然として
論議
の
余地
のある問題として残
つて
おる、こういうふうに見ておるのでございます。現在の問題は、
公安委員
は如何にや
つて
おられるかということでございましたが、これも幸いにいたしまして
國会
の修正によ
つて公安委員
は專門職でなく
なつ
た。そうして常時勤務せんでもよろしいし、他の
仕事
を兼ねてもよいということに
なつ
たものでございますから、非常に選考が樂になりまして、而もよい人が選ばれるような
状況
になりましたことは、私共
関係者
の一人として非常に喜んでおるのでございます。その他の困難な点は建物の問題、
警察官
が今まで一人か二人しかおりませんでしたような
駐在所
に、六人も七人もの
警察官
が固定的に配置される、住宅がない、そこで遠方から通わなければならないというようなことになりまして、急に召集しようと
思つて
も間に合わないというような
技術
上の困難な点、それから
警察電話
をどういうふうに分けて使いますかというような
技術
上困難な点が多々ございます。併し
制度自体
の不備不完全というようなところは、
只今
までのところは
國会
におきまして
審議
せられました途中問題にされました
事項
以外は、新らしいものは出ていないように思うのでございます。 第二点の
市街的町村
の認定の問題でございますが、これは当初は二千くらいに
予定
しておりましたものが千六百十に結局落ち着いたのでありますが、この千六百十の
町村
の中にも、嚴格に申しますとやはりまだ市街的でないと
只今
御指摘になりましたようなものも実はあるのでございます。併しこれは他との釣合い、他の
町村
との釣合いなど考えなければなりませんし、若し
町村自体
の自由なる意思にこれを委せますと、
相当
その
自治体警察
の
設置
を
希望
しないところが多数出て來るような情勢にあ
つたの
であります。勿論中には進んで
自治体警察
を持ちたいという
希望
のところもございましたが、そうでないところの
町村
も
相当
あるのであります。そこでそういうふうな情勢でありましたのでありますから、他の
町村
との均衡、
人口
の数、
現状
そういうふうなものから考えまして、御指摘になりましたような廣島縣や長野縣の例が出て來たのであろうと思いますが、この現在確定しておりますところは
関係方面
と完全なる了解の下にできておるものでありまして、これを動かすことはむずかしいと考えております。 第三点の
組合警察
の問題でございますが、現在は先程書類で御配付いたしましたところだけしか聽いておりません。まだ外に市と隣接の
町村
が
組合警察
の
希望
を持
つて
おるという
報告
に接しておりませんが、これは私共の
方針
といたしましては、建前としては各種
町村
が別々に
警察
を持
つて
おるのであるから、成るべく
組合警察
の
設置
という方法によらないことにして貰いたい、ただ併しどうしても
組合警察
をやらなければならないような
事情
のあるところは、これは認める外はあるまい、こういう
態度
で臨んでおるのでございます。具体的な問題に
なつ
て來ませんと、どういうふうに扱うことになりますか、ちよつと申上げ兼ねるような
事情
がございます。
千葉縣
の
公安委員会
の
委員
で前科数犯の人が選ばれてお
つたの
でありますが、これは当時御承知の
通り
十一月の終りに
千葉縣
では
公安委員会
の
委員
の
選任
をや
つた
わけでありますので、この
法律
の規定なり
趣旨
なりというものが
関係者
の方に十分に徹底していない向きもありましたので、実はこういうふうなことにな
つたの
でありまして、この方は十二月二十一日に当該
地方
廳の勧告によりまして
公安委員会
の
委員
を辞任しておられます。
岡本愛祐
14
○
岡本愛祐
君
公安委員
の勤務は專任でなくてよろしい、外の職業を兼務してもよいということにな
つたの
でありますが、その建前で各
町村
でそういう一週間に二、三度出ればよいということに皆
なつ
ておりますか、或いは
町村
によ
つて
はその三人なら三人、それを一週間ずつと出して置くというようなところもありますか、それを
伺つて
置きます。それから尚一昨日
地方財政委員会
の
委員長
が出られた時にお尋ねしたのでありますが、新たに
自治体警察
が設けられる町におきまして、その
自治体警察
の廳舎、
職員
の
増員
というようなことで金が要る、
町村
財政
の上からい
つて
非常に涸渇しておるから出すことはむずかしい、だから寄附金による外はないというので、現に私この一月の中旬旅行して参りましたが、四苦八苦して、寄附金によらなければならんということを言
つて
おります。
地方財政委員会
の
委員長
に
質問
して見ますと、それはもう國家で出すことに固く約束した、今度この
委員会
から調査に出ますときによくその点……
自治体警察
を設けました
事情
を聽いて見たいと思います。これは國家の費用に全部よることに建前が
なつ
ておりましても、その予算ではとても廳舎を設け、器具を設けすることができないと、これまでの例から分
つて
おる。予算は非常に單價が低い、実際の費用は非常に要るんだから、どうしても寄附によらざるを得ない、こういうふうに
なつ
て來るだろうと思います。それでこれは國家から全部出すということに
なつ
ておるならば、予算をうんと取られまして、そういうことをさせないように
一つ
、して頂きたいということを強く
希望
して置きます。そうしませんと
町村
ではこの六・三制でうんと金が要る、寄附金をうんと取られる、今度は
警察
で又うんと寄附金を取られる。会社なんか隨分悲鳴を挙げて、又寄附だ又寄附だ、これではとてもやり切れないということに
なつ
て來ております。又
警察法
の
審議
の時に申しましたように、寄附金を沢山出して呉れる人に、どつちかと言えば好ましくないような人が多く出すのでありますから、そういうことがないように
一つ
自治体警察
の発足に当りまして、特に
希望
いたして置きたい点をちよつとお尋ねいたします。
加藤陽三
15
○
説明員
(
加藤陽三
君) お尋ねの第一点の
公安委員会
の
委員
の勤務の
状況
につきましては、私の方は詳細な
報告
を取
つて
おらないのでありまして、正確に申上げることはできませんのでございますが、私らの聞き及んでおる範囲によりますと、連日出ておるということは私は少い、殆どないと申上げてよいようでございます。これらの
事項
も追々と……。
只今
は
選任
の問題、それから
警察官
の配置換えの問題というふうな問題に忙殺されておりますので、手が廻れ兼ねておるのであります。追追とこういう問題につきましても調査をいたしまして
委員会
に
報告
を申上げるようにしたいと考えております。
自治体警察
の
財政
の問題でございますが、これは私共の当初の考では、本年の四月から
相当
な
財政
が
市町村
の方に移讓せられまして、本格的に
自治体
の
警察
の実を挙げて行きまするようになりますので、それまでの間は暫定的に、
法律
に今ございますように從來
通り
の負担方法でや
つて
行く。廳舎のような問題はこの暫定期間においては建築することが理由であろう。これは本格的に
市町村
が自分で
財政
支出をするようになりましてから考えて貰いたい。そのための財源も、
地方財政
の根本的の
改革
を今回やられることに
なつ
ておりますので、併せてそれを考えて貰いたいとこう
思つて
お
つたの
でございます。ところがその後
財政委員会
の方の
お話
を聞きますと、
増員
によりますところの
警察
員の恒久的の経費のごときは、これは当然財源に組入れなければならないけれども、廳舎の建築のような臨時費はどうも具合が悪いじやないかというような
お話
がございまして、若しそうならばこれは國庫の方で補助金でも取るようにしたいという
程度
の話でございました。はつきりとこれを國庫の方で持つとかいうところまで話が進んでおらないように承知しておるのであります。寄附金の問題につきましては、
警察法
案を
審議
の際に、当
委員会
におきまするところの岡本
委員
の御
意見
は、十分に我々は拜聽しておるのでありまして、その御
趣旨
に副うようにやるつもりでございます。
岡本愛祐
16
○
岡本愛祐
君 一昨日の
地方財政委員会
の
委員長
のお答と少し喰い違
つて
おるのでありますが、建物なんかについて特に私
質問
して見たのでありますが、それは國家から全額支出することに
なつ
ておるからその御心配は決してありませんということを、明白に答弁なさり、それは
速記
録に明かに残
つて
おると思います。そういうふうに要請合いでは困るのであ
つて
、この点
一つ
内事局の方で御交渉に
なつ
て頂きたいと思います。立派に答弁なさておるから、全額出るように努力願いたいと思います。
加藤陽三
17
○
説明員
(
加藤陽三
君) これは私が承知しておるだけで、或いは局長なんかの方と十分に
お話
合の上で
委員長
が御答弁にな
つたの
ではないかと思いますので、その点はつきりいたしまして又改めて私の方から
責任
のある答弁のできるようにいたしたいと思います。
岡元義人
18
○
岡元義人
君 私の
質問
も今岡本
委員
から話されましたのとやや
関連性
があると思いますが、
地方財政
の確立という期限がどこにおかれるかということが私の
質問
の要点でありまして、四月からというようなそういうような
お話
もちよつと承りましたけれども、事実
警察制度
が四月からは到底、
地方
財源の現在の状態から不可能な状態にある。それでこの
地方財政
の確立という期限をば、一体どのくらいの時期に見当を附けておられるかということが、伺いたか
つたの
であります。 もう一点は
地方
町村
の
自治体警察
の
公安委員
でありますが、これは現に起きておる問題でありまして、
公安委員
に実際なり手がない。どうしてもなり手がない。こういう場合におきまして、勿論その
町村
長が
責任
を持つべきであると思いますが、何らか
解決
がつくとは思いますけれども、そういう場合が、若しどうしても
公安委員
になり手がないというようなことがあ
つた
場合には、
当局
ではどういう工合にお考えに
なつ
ておりますか、
一つ
聽かして頂きたいと思います。
加藤陽三
19
○
説明員
(
加藤陽三
君) お尋ねになりました
地方自治
財政
確立の時期は、これは私の方といたしましては四月一日からということを
希望
しておるのでございますが、專ら
地方財政委員会
の方でおやりになることでございまして、私共の方としては四月一日から
実施
できるようにお取計いを願いたいという
希望
を申立ててありました。事務的にこれは
警察
のためだけに取急いで
地方財政
の
改革
をやるというふうにも行かないであろうと思いますが、
地方財政委員会
の方でも我々の方の
希望
は十分御承知に
なつ
ておると思うのであります。その時期は專ら向うで御
決定
になることに相成
つて
おるのであります。
公安委員会
の
委員
がどうしても
選任
できないときにはどうなるかという
お話
でございますが、これはどうも我々といたしましては仕方がないのであります。その
市町村
長が
法律
によ
つて
課せられておりますところの
警察
の
責任
を維持するという
仕事
を果さない、こういうことでありますから、知事なり何なりが注意を促すということはございましようけれども、結局はそういうふうな
町村
理事者に対しまして
町村
民が
責任
を問うというふうなことになるのではないか。それによ
つて
解決
するのが一番穩当な
解決
ではあるまいかとこう考えております。
吉川末次郎
20
○
委員長
(
吉川末次郎
君) 他に御
質疑
ございませんか。他に御
質疑
がなければ、
警察行政
に関する
審議
は一先ずこれで打切ることにいたしまして、尚次にこれ亦
警察行政
に関することでありますが、先般の会合におきまして御
希望
がありまして、
警察
大学及び
警察官
の養成所の視察をしたいというような御
希望
がありましたので、大体休会になりまして、今手続いたしておりまする
地方
への出張をいたします前に、來月早々
警察
大学及び
警察官
講習所の視察をいたしたい、こういうように
思つて
おりますのですが、御
希望
の方はお申出を願いまして御
希望
の方全員お出でを願うようにいたしたいと
思つて
おりますが、大体そういうようなために、
警察
大学が
東京
都下でありますが、大分遠くて時間も掛かりますし、両方分けまして、二日間それに費したいと
思つて
おりますのですが、大体そういうような
計画
で宜しうございますか。それでは御異議がなければそのようなプランで、
一つ
具体的な日取等はこちらへ御一任願うようにいたしまして、手続を正式にいたすようにいたしたいと
思つて
おります。御異議がなければそのように取計います。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
岡元義人
21
○
岡元義人
君 私前の
委員会
で途中から欠席いたしまして、非常に遅れまして申訳ないのでありますが、
地方
視察に九州の長崎、福岡、山口と
なつ
ておりますが、あの山口は廣島の方にして頂きまして、できるならば九州の方に鹿兒島を入れて頂きたいと
思つて
おりますのですが……。どうも遅ればせに勝手な申出をいたしまして、若しそういうことができますならば、万止むを得ないという
事情
でございましたならば、決して御無理は申上げませんが、日本の涯でございますからどうしても
一つ
入れて頂くことにお願いしたいのですが……。
吉川末次郎
22
○
委員長
(
吉川末次郎
君) 御
希望
承わ
つて
おきまして、善処するようにいたしたいと思います。書類を実は議長の
手許
に出したものでございますから……それでは本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。 午前十一時四十一分散会 出席者は左の
通り
。
委員長
吉川末次郎
君 理事 中井 光次君
委員
村尾 重雄君 岡田喜久治君 鬼丸 義齊君 青山 正一君 岡本 愛祐君 岡元 義人君 小野 哲君 駒井 藤平君 阿竹齋次郎君 濱田 寅藏君
國務大臣
國 務 大 臣 竹田 儀一君 政府
委員
総理廳事務官 (
地方財政
委員
会
事務局長
) 荻田 保君
説明員
総理廳事務官 加藤 陽三君