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草葉隆圓君 第二回
國会の再開に当りまして、
只今三つの小
委員会を更に
設置して、今後大いに
厚生事業の
進展を期し、且つ
國会としての厚生問題に対するあらゆる角度からの
進展を期して行こうという行き方にな
つたのでありますが、その機会に、幸いに会期の当初におきましてはまだ
法案等も十分出ない、いわゆる幾分かの勉強の余裕もある時期におきまして、各重要な
地区に
調査班を派遣して、それぞれ実際の
厚生事業の現況を
十分調査研究をする必要がありはしないか、而もその
調査研究は、從來のやり方を相当檢討をして、むしろ
調査研究をなしながら、その
地方における実際の
声等も反映し得るような
方法を採
つて調査研究をするという
調査班を、重要な適当な
地区に、これはいずれ後で御相談の結果、その
地区並びに時期等はお決めを願うことにいたしまして、そういうようにお取
運びを願いたいということを申上げる次第であります。できまするなら、その
國会の
調査班と合せて、政府におきましても成るべく同じ時期において、それらの
地方における
厚生行政等を併せ御
研究になるような仕組を併せてお採り願うと、いろいろな意味において都合がいいのではないかと、かように考えるのであります。