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1948-06-22 第2回国会 参議院 議院運営委員会 第53号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十三年六月二十二日(火曜日)    午後一時三十分開会   —————————————   本日の会議に付した事件 ○議案付託に関する件 ○外國貿易関係産業実情に関する調  査承認要求の件 ○公團活動に関する調査承認要求の件 ○両議院水産委員会存続に関する陳  情(第三百九十八号)(第四百六十  九号) ○部落民衆の解放に関する陳情(第四  百二十号) ○政治資金規正法案に関する陳情(第  四百五十三号) ○選挙人名簿関係法令の改正に関する  陳情(第四百八十号)   —————————————
  2. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 只今から議院運営委員会開会いたします。地方税法を改正する法律案地方配付税法案肥料配給公團令の一部を改正する法律案旅館業法案及び興業場法案付託についてお諮りいたします。
  3. 木下辰雄

    木下辰雄君 地方税法を改正する法律案治安及び地方制度委員会に、又地方配付税法案財政及び金融委員会付託するのが適当と思います。
  4. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 只今木下委員の御意見のように、地方税法を改正する法律案治安及び地方制度委員会に、又地方配付税法案財政及び金融委員会付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。次に肥料配給公團令の一部を改正する法律案についてお諮りいたします。
  6. 鈴木憲一

    鈴木憲一君 これは当然農林委員会付託するのが適当と思います。
  7. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは肥料配給公團令の一部を改正する法律案農林委員会付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。次に旅館業法案及び興行場法案についてお諮りいたします。
  9. 門屋盛一

    門屋盛一君 両案は共に厚生委員会付託することが適当と思います。
  10. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは族館業法案及び興行場法案厚生委員会付託するごとに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
  12. 寺光忠

    参事寺光忠君) 皇室経済法第四條及び第六條の規定によりますと、内廷費及び皇族費の定額の変更につきまして皇室経済会議がその必要を認めますと、内閣意見提出することになつております。そして内閣は、その意見提出がありましたときには、その内容を直ちに國会報告しなければならないことになつておりますので、それに基きまして内閣から報告書提出されて來ましたが、この取扱については如何いたしますか、御諮りして頂きたいと思います。尚内閣はこの報告と同時に、之と同じ内容皇室経済法施行法の一部を改正する法律案提出しております関係上、報者書委員会付託しないで印刷して議員に配付するだけでよいのではないかと考えられます。
  13. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 只今議事部長説明さ六れたよりに、この報告書委員会付託しないで議員に印刷配付することにして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。次に皇室経済法施行法の一部を改正する法律案及び日本國憲法八條規定による議決案についてお諮りいたします。
  15. 寺光忠

    参事寺光忠君) この議案につきましては、前國会においては、特別委員会を設けてこれに付託した先例がございますが、今回は特に特別委員会を設けるまでもないと思いますが……。
  16. 門屋盛一

    門屋盛一君 これは両案共財政及び金融委員会付託するのが適当と思います。
  17. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは皇室経済法施行法の一部を改正する法律案及び日本國憲法八條規定による議決案財政及び金融委員会付託することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
  19. 寺光忠

    参事寺光忠君) 次に無所属懇談会池田恒雄君から、早場米報償金及び物資に関する質問趣意書提出されておりますが、この内容は、茨城縣結城郡飯沼村の菊地勘一氏が「昨年の早場米報償金の支拂がまだなされていないし、又報償物資の價格が供米当時の相場のよらず現在の相場によるため相当の値開きを生じている。」と訴えて來ているので、この点につき政府取扱方針を質す旨の内容でありますが、余りに個人的に傾き過ぎている趣もあり、今後の例にもなることを考えまして、議長承認するについて予めお諮して頂きたいと思うのであります。
  20. 木下辰雄

    木下辰雄君 個人の問題を例として出したのではないのですか。
  21. 鈴木憲一

    鈴木憲一君 提出者にその点は例としてとても訂正して貰つてはどうですか。
  22. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは提出者に訂正して貰うように一應相談するということにして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  23. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。
  24. 河野義克

    参事河野義克君) 商業委員会から調査承認要求書提出されております。    外國貿易関係産業実情に関する調査承認要求書  一、名称 外國貿易関係産業実情に関する調査  一、調査目的 我が國の経済再建に当つて外國貿易のもつ重要性に鑑み、輸出品製造産業並びに輸入品主要原料とする諸産業実情調査してこれが長短と発展の諸條件を考究することをもつて目的とする。  一、利益 近く外國貿易全面的再開を許可される際に久しきにわたつて封鎖経済にあつた日本産業の対應策樹立に重要なる寄與をなす。  一、方法関係者証人として喚問し資料提出せしめ主要地方実地につき調査する。  一、期間 今期國会開会中  右本委員会決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。   昭和二十三年六月二十一日      商業委員長 一松 政二    参議院議長松平恒雄殿   —————————————   公團活動に関する調査承認要求書  一、名称 各種公團活動に関する調査  一、調査目的 各種公團活動は、必ずしも所期の目的を達しているとはいえす、公團による統制方式が果して適当なりや否やを考究する必要あり、そのために現在の公團活動を各方面より調査することを目的とする。  一、利益 各種公團活動を是正し、能率化するための資料を得ると共に、経済政策全般策立寄與する。  一、方法 関係者証人として喚問し、資料提出せしめ、併せて実地につき調査する。  一、期間 今期國会開中  右本委員会決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。   昭和二十三年六月二十一日      商業委員長 一松 政二    参議院議長松平恒雄殿
  25. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 期間がいづれも会期中となつているが、会期が切迫している関係会期中に調査が終りさうにもないが、その点はどうですか。
  26. 河野義克

    参事河野義克君) 法規上は、委員会開会中にしか活動出来ませんので、調査承認要求書に書く期間は一應今期國会開会中となつておりますが、結局閉会直前継続審査要求をして閉会中に調査しなければならないことになると思います。ただそのように継続役審査を行うためにも一應会期中に調査承認を得て置くことが必要なのであります。
  27. 竹下豐次

    竹下豐次君 閉会中にもやる覚悟ならば承認しておいてもよいのではないでしようか。
  28. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それではこの二つの調査承認要求書承認を與えること御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。次に陳情書が五件本委員会付託なつておりますが、これらは庶務関係小委員会付託して審査願うことが適当かと思いますが、さように取扱うことにして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  30. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。それでは陳情書第三百九十八号、第四百二十号、第四百五十三号、第四百六十九号、第四百八十号を庶務関係小委員会付託いたします。
  31. 左藤義詮

    左藤義詮君 会期の問題についてですが、参議院は、衆議院審査終つても尚その後相当審議期間を必要としますから、会期終了間際なつて延長するよりも今から計画的に審査の予定を立てて置くことがよいのではないかと思います。そのため法制長官にでも來て頂いて説明を聴取したいと思います。
  32. 堀越儀郎

    堀越儀郎君 政府は、予算さえ通つてしまえば構わないというような態度でいるが、是非審議しなければならない重要法案もあります関係上、本院としても先の決議に囚われず愼重な審議をやるため自主的に計画を立てる必要があると思います。
  33. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは次回に、法制長官及び官房長官に來て頂いて説明を聞くということにして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  34. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。それでは本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十五分散会  出席者は左の通り。    委員長     木内 四郎君    理事            藤井 新一君            竹下 豐次君    委員            淺岡 信夫君            黒川 武雄君            左藤 義詮君            大隈 信幸君            門屋 盛一君            木下 辰雄君            佐伯卯四郎君            鈴木 憲一君            堀越 儀郎君            板野 勝次君   委員外議員            星野 芳樹君   事務局側    参     事    (事務次長)  近藤 英明君    参     事    (議事部長)  寺光  忠君    参     事    (委員部長)  河野 義克