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左藤義詮君 先程も
懇談会で、
政府としては昨日になりまして、もう
会期が僅か二日に
迫つて延長の希望を
申出でた。而もこの前のこの
運営委員会では、本
予算は十五日までに、それに伴う法律は十日までに出すように、はつきり言明ひながら、それが又ずるずると
延びそうなことになつておる。私は
國会の
会期が、百五十日と決められている建前から申しましても、一應ここで
打切つて、そうして
政府が
準備を整えて、第三回の
國会を召集し、
審議するのが最も能率的だと思うのであります。
只今官房長官の話を聞きましても、成るべくは二十日までには出したいけれども、併し
渉外関係でどうなるか分らんと、責任がある答弁をなさらないのでありますが、七日までに本
予算が出ておりますならば、これは
延長して、これを
審議することもありましようけれども、本
予算の見込みが立つていない。それずるずると又延ばして、
出席が悪いとかいうお叱りを受けたり、不体裁ないことをいたしませんように、この際は、
はつきり筋を通して、明後日で
打切つて、六月
分暫定予算を若し出すならば、三月の末に召集するような、本
予算の
準備ができたら、その見通しをつけて、
政府が
國会に召集の要求をされるということが、私は当然だと思うのであります。この際、一
應國会法の
規定通り、百五十日に打切られることを私は主張いたします。