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1947-12-10 第2回国会 参議院 議院運営委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十二年十二月十日(水曜日) ————————————————  委員氏名    委員長     木内 四郎君    理事      藤井 新一君            天田 勝正君            島   清君            塚本 重藏君            松本治一郎君            淺岡 信夫君            木下 盛雄君            黒川 武雄君            左藤 義詮君            伊東 隆治君            稻垣平太郎君            櫻内 辰郎君            梅原 眞隆君            河井 彌八君            木下 辰雄君            佐伯卯四郎君            佐佐 弘雄君            竹下 豐次君            鈴木 憲一君            徳川 宗敬君            堀越 儀郎君            板野 勝次君            兼岩 傳一君            佐々木良作君   —————————————   本日の会議に付した事件國会休会開会式に関する件 ○特別委員会設置に関する件 ○小委員選定に関する件(國会調査拡  充等及び庶務関係) ○調査承認要求に関する件(行刑問題  電力復興問題) ○図書館運営委員会顧問に関する件 ○理事補欠選挙の件 ○部屋割の件   —————————————    午前十一時十三分開会
  2. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは只今より委員会を開きます。本日は休会期間の問題、開会式等の日取につきまして先ず御報告したり、お諮りしたりいたしまして、その次に更に特別委員会設置の問題についてお諮りいたします。その次に小委員会設置の件、それから次には調査承認要求の件、それから図書館運営委員会顧問関係の件、それから部屋割の件、こういういろいろな案件があるのでありますが、先ず本会議において決議をする必要等もありまするので、最初休会開会式の件或いは特別委員会設置件等について先ずお諮りいたしたいと思います。休会の件につきましては予て当委員会において御決定願つておりましたので、御相談願つてつたのでありますが、議長におきましては、明日から一月の二十日まで休会、二十一日に開会式ということに衆議院議長と御協議になりましたのでその点を御報告いたして置きたいと思います。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 更に開会式は二十一日になり、二十二日には総理大臣施政方針の演説がある予定だそうであります。  次に特別委員会設置の件についてお諮りいたしたいと思います。
  4. 板野勝次

    板野勝次君 ちよつとその前に休会の問題について……。
  5. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 休会の問題ですか。
  6. 板野勝次

    板野勝次君 今日からの何であるのですが、運営上の問題について……。
  7. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 板野君。
  8. 板野勝次

    板野勝次君 只今國会休会の問題と開会式の問題がありましたが、昨晩の議決状況を見ますと、明かに公團法に関する四つの法律案議決は既に十二時を経過しておつた。こういう点から私は無効であると思います。従つて第二囘國会において当然審議さるべきものだと思う。それは昨日の実状は速記録によつて見ましても、衆議院散会は十一時五十六分になつております。而もその前に各派交渉会申合せによつて農林委員会をこれから開会するというときは、それ以前に農林委員会が招集されたのであります。そうして農林委員会はまだ衆議院から……。
  9. 木内四郎

    委員長木内四郎君) ちよつと板野委員に御注意いたしますが、その問題は、今期休会の問題と関係ありませんね。
  10. 板野勝次

    板野勝次君 多少関連して來ますのは、何故ならば……。
  11. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 他の議題をやりましてから、あとにして頂きたいと思います。  特別委員会設置の件についてお諮りいたします。昨日淺岡委員より在外同胞引揚問題に関する特別委員会を本期國会においても設置したらどうか、設置して貰いたいという御意見が出まして、皆さんの御意見伺つたのでありますが、本日引続いて御意見伺つてこれを決定するということになつておりますので、その点についてお諮りいたしたいと思います。
  12. 淺岡信夫

    淺岡信夫君 第一囘國会参議院にも衆議院にも特別委員会といたしまして、引揚同胞に関する委員会設置されておるのであります。第一囘國会におきまして約二十四囘特別委員会を開きまして、又小委員会といたしましては十二囘に亘つてやられたのでありますが、未だに還らざる同胞が八十万余もありまして聞くところによりますとこの十二月からの配船はあるのでありますが、ナホトカ或いは眞岡からは一名も還れないというような事態に立至つたのであります。と同時に引揚げて來ました五百六七十万の人達の更生問題、或いは今後、來年になると思いますが、二月になりますか三月になるか分りませんが、還つて来る人達の問題、こういうことにつきましてまだまだこの特別委員会の今後におけるいろいろな問題が残されておるのであります。過ぐる日衆議院特別委員会とも相談いたしました結果、衆議院の方としても特別委員会を第二國会にも設置して行きたいというような御意向でございましたので、参議院特別委員会におきましても三囘この問題を議しましたところ大多数の御意見によりまして、第二國会にも引続いて特別委員会設置して頂こうじやないかということに纏りまして、そうして昨日の議院運営委員会にお諮り願つたわけでありますが、昨日の議院運営委員会におきましては各派の御意向をここに徴して、その上で善処しようじやないかということで解散になつたように存じ上げておるのであります。この問題につきましては引揚げてきた人達の厚生問題あり、或いはすぐ直後の受入れ問題あり、或いは未帰還者の問題あり、或いは未帰還家族の問題あり、沢山の問題が残つておりまするから、どうかこの第二國会におきましても、特別委員会設置して頂きまするよう各位の御賛助を得たいと思うのであります。
  13. 島清

    島清君 昨日の委員会におきまして各会派意向を持ち寄つてから御決定を願おうという提案をいたしましたのは社会党なのでございますが、社会党におきましては、かねがねから特別委員会の最も主なる目標でありまするところの在外同胞引揚げ促進という問題は第一囘の特別委員会努力によりまして連合國の方に随分と努力をいたしたのでありまするけれども、新聞紙を通じて報道されるところによりますると、連合國の方におきましては主に米國の方は絶大なるところの同情を寄せて頂いたのでありまするが、片方の関係國がなかなか承知してくれないといつたような実情で、すでに特別委員会は、我々日本人として打つべき手は打つたのでありますが、その問題については鉄の壁に頭をぶつけたような恰好ではあるし、この問題も考えなければならぬ。それから又引揚げて参りましたところの方々の定着援護ということにつきましては、連合國の方から一定の指令が発せられておりまして、引揚者であるが故に特別な援護対策を講じてはいけないというような趣旨傳達もされておりますので、いろいろな諸般の事情を考慮いたしました場合に、果して特別委員会を持つべきであるかどうかということは、愼重研究しなければならない。特に又関係方面におきましても、成るべくは特別委員というようなものは設置するなというような意向傳達もありました矢先でありまするからして、愼重研究をしなければならぬ。こういう意味におきまして、昨日の提案になつたような課題でありまするが、持ち帰りまして愼重審議、討議をいたしましたるところ引揚者同胞がこれを命の綱として、自分達自力更生意味におきまして光明のごとくに頼つておるといたしまするならば、これは大いに必要である。こういうような結論に到達をした次第であります。そういう意味におきまして、我が社会党といたしましても特別委員設置するに何の異存はございません。賛意を表したいと思います。
  14. 木内四郎

    委員長木内四郎君) では在外同胞引揚げ問題に関する特別委員会設置することについて御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  15. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないと認めます。それでは委員の数は如何がいたしましようか。
  16. 淺岡信夫

    淺岡信夫君 第一囘国会におけるところの特別委員会の員数をそのまま踏襲するわけではございませんが、この際やはり同数で二十五名ぐらいが至当じやないかと思いますが、一つお諮り願いたい。
  17. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 特別委員の数を二十五名とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないと認めます。
  19. 寺光忠

    参事寺光忠君) 各会派割当の数につきましては後刻皆様の方へお知せいたしますから、委員各派の名前は本日の再開の劈頭にかけますので、至急に御決定の上、議事部長までお知せ願いたいと思います。
  20. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 次に当委員会といたしましては、予算要求問題その他庶務関係事項について、いろいろ調査研究すべき事柄もありますし、又前國会におきまして、調査機構等拡充に関する小委員会からの報告によりまして、更に法制部及び調査部等機構拡充に関する研究を引続いてやつてつた方がいいじやないかという御報告がありましたので、そういう問題もあります。そこでこの際この委員会といたしましては、庶務関係の小委員会調査機構等拡充に関する小委員会と、二つの小委員会を設けたら如何かと思いますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないと認めます。その小委員の数は互選等をやつて頂かなければなりませんが、如何いたしましよう。
  22. 藤井新一

    藤井新一君 從來通りでいいと思いますが、特別國会におきましては、私等が委員であつて、運行して來たのでありますが、大体従來の関係上、事務上のこともあるから、從來通りの委員を御指名になつた方が非常に便宜かと思つておるわけです。ここに提案いたしますが、その中で委員の変つたお方は、その変つた人を以てそれに当てて貰えば簡單だと思います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
  23. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 大分委員の方の御異動もあつたような関係もありますので、その他の関係もありますので若し各会派で、今まで出しておつた委員の方の代つた方がいいと思いますれば、替えて頂いて、その他は藤井委員の御提案通りで御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  24. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは二つの小委員会を設けまして、殊にこの庶務関係の小委員会は、來年度の國会関係予算要求について、甚だ御迷惑でもこの休会中も一つお骨折を願いたいと思います。
  25. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 それは何の予算でありますか。例えば調査のような費用の問題ですか。それとも例のその他のものでしようか。何のです。
  26. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 國会予算全般要求問題ですから、調査予算なども当然入るかと思います。
  27. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 私は住宅調査、水害の調査などについて、國会が独自の活動を始めらるべきであろうと考えましてそういうような点で組織的に関係方面との連繋を取つて、聊かの準備を進めておりますが、そういうようなものをこの委員各位に御承認を願えるかどうかということも、当然審議をさるべきものと思いますが、そういうようなものの準備を進めて行つて皆様にお諮りするというような、そういうような点の調査活動ですね。國会が独自の調査活動をするという図書館運営調査團という意味、又國会の持つております調査部活動、こういう点と関連させるという、関連させる準備差支ないのですね。
  28. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 國会としての調査の経費が若し必要であるというならば、やはり國会予算の中に入れて、政府要求すべきものであると思います。
  29. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 分りました。
  30. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 次に調査承認要求事項について、お諮りいたしたいと思います。委員部長から御説明いたします。
  31. 河野義克

    参事河野義克君) 行刑問題に関する調査承認要求書が、只今司法委員会議決されまして、お諮りを願いたいということでありますから朗読いたします。  行刑問題に関する調査承認要求書 一、事件名称 行刑問題に関する調査。 一、調査目的 刑務所作業合理化収容者に対する戒護の実情監房施設整備状況刑務職員殊に看守の待遇問題、行刑に関する行政機構問題等調査研究する。 一、利益 現下行刑上の緊急問題の解決に資する。 一、方法 関係者から意見を聽取し、必要に應じ刑務所施設及び構外作業に適する産業施設を実地調査する。 一、期間 今期國会開会中。 右本委員会決議を経て、参議院規則第三十四條、第二項により要求する。  昭和二十二年十二月十日     司法委員長 伊藤  修  参議院議長 松平恒雄殿  それからもう一件ございますが、これは電氣委員会から出るわけでありまして、まだ委員会決議が行なわれておりませんが、委員会は一時半から開会して、これを決議する予定と聞いております。それで議院運営委員会がその後で開かれまするならば、その際に申上げるのが筋ではございますけれども、議院運営委員会がこのまま散会になることもあり得ると存じますので、一應電氣委員会がこれを決議したならば、これを議長承認されることに異議がないという形で御承認を願つた如何かと存じます。その承認要求書予定を申上げます。  電力復興問題調査承認要求書 一、事件名称 電力復興問題 一、調査目的 電力問題の基本的調査を行い、以て今後の電力復興並びに開発に対する施策樹立に資する。 一、利益 電力復興を通じて現下産業再建並びに國民生活の安定に寄與する。 一、方法 第一囘國会調査の継続として、電力関係者からの意見聽取及び資料の蒐集をなし、又必要に應じて現地を調査する。 一、期間 今期國会開会中 右本委員会決議を経て、参議院規則第三十四條第二項により要求する。  昭和二十二年十二月十日     電氣委員長 佐々木良作  参議院議長 松平恒雄殿  本日午後の委員会においてこれが決議されますならば、電氣委員会からこういう書式の承認要求書が出るはずでございます。
  32. 木内四郎

    委員長木内四郎君) この二つ調査承認要求書について、御質問なり御意見がございましたらどうぞ……。  両案とも、議長において承認を與えられることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  33. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないと認めます。更に図書館運営委員会顧問の問題についてお諮りいたしたいと思います。昨日この問題につきましていろいろ御意見の御開陳がありましたのですが、その際図書館運営委員長から一應御説明を伺うということになつておりましたので、この際図書館運営委員長から御説明を伺いたいと思います。羽仁図書館運営委員長
  34. 羽仁五郎

    委員外議員羽仁五郎君) 國会図書館のことについて、簡單に御報告申上げます。  昨日私から、十分の御説明を申上げることなく、突然予算について御了解をお願いいたしまして、その点についていろいろ御疑問をお持たせいたしましたことは、私の不行届きの点でありまして、お詫びを申上げます。國会図書館運営につきましては、御承知のように、最高立法者としての議院調査機関設置するという問題について、始めてこういうものが設置されますので、國際的な経験と、又國際的な援助というものが、非常に大きい期待をかけられるわけでありますが、今囘米國國会から、アメリカのコングレス・ライブラリー副館長であるクラツプ君と、それからアメリカ図書館協会プレシデントのブラウン君と、この両君を、米國のコングレスから日本國会に派遣されるということは、非公式には、衆議院図書館運営委員長又私が両院議長関係方面と会見されました第一囘國会のかなり早いころに出た問題でありますが、公式には、関係方面にも、アメリカ國会日本國会に対して、新らしく國会図書館を建設されるということに対して、非常な積極的な好意の表現であつたわけでございます。我々としましても、ぜび最高立法機関調査機関にふさわしいものを急速に作り上げるために、國際的な経験十分参考にしたいと考えてこういう申出に喜んで應じたのは、只今申上げましたような次第でございます。それで最初には、追加予算として、衆議院の方で、主にその予算を立てられたわけでありますが、その後の事情で、予備費の方から支出を願うということに極く最近になりましたために、御報告が遅れたわけでございます。その最初に立てました追加予算要求書はここにございますので、御覧願うことができると思います。(「了解」と呼ぶ者あり)以上で、大体の私の報告は終りでございますが、若し御質問がございましたら……。
  35. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 何か御質問がありましたら……。
  36. 左藤義詮

    左藤義詮君 只今の御説明によりますと、先方から好意を以て派遣される。こちらはそれをお受けする、接待費だけを國会から支出をするこちらからお招きしたのではなく、向うから派遣されるのだ。こちらは受け身で、ありがたくそれをお受けするという趣旨に解していいのでございましようか。
  37. 羽仁五郎

    委員外議員羽仁五郎君) 大体において、私共はそういうふうに了解しておりますが、その点について、まだ詳しく、交渉を遂げておるわけではございません。
  38. 左藤義詮

    左藤義詮君 その筋がはつきりしませんうちにもうすでにこちらへ到着せられる。そうしてこちらとしては、接待費支出することを協賛すべきである。そこをもう少し明確に願いたいと思います。
  39. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を止めて……。    〔速記中止
  40. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記始めて……。特別委員の数が計算できましたから議事部長から報告いたします。
  41. 寺光忠

    参事寺光忠君) 本日、現在におきまして議員数二百五十名の中、空席が六名ございます。この六名を除きました議員数二百四十四名として計算しますと、緑風会九名、社会党五名、民主党五名、自由党四名、無所属懇談会二名他は零となります。
  42. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 只今議事部長から申上げましたように、緑風会九名民主党社会党おのおの五名、自由党四名、無所属懇談会二名、こういう割当で御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  43. 木内四郎

    委員長木内四郎君) これでは各会派から今日の指名に間に合うように御選定願いたいと思います。
  44. 板野勝次

    板野勝次君 今決定されたが、前の場合には共産党からも一名特別委員会に出ておつたと思うが、できれば前の通り会派から最低一名出て、こういう引揚問題のような重要問題はやつた方がいいと思います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
  45. 木内四郎

    委員長木内四郎君) この前は緑風会からか、どの会派からか一名お入れを願つたわけであります。
  46. 板野勝次

    板野勝次君 そのできた経緯は知らないのですか。
  47. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 緑風会から一人讓られておつたのではないかと思います。
  48. 寺光忠

    参事寺光忠君) この前の在外委員会の数と比較いたしますと、共産党は一名減りまして、民主党が一名殖えるという結果になります。
  49. 兼岩傳一

    ○兼岩傳一君 この前はどういうことになつてつたか。
  50. 佐々木良作

    佐々木良作君 この前は当然入つてつたと思う。各会派から出た方がいいというので入つてつたと思う。
  51. 寺光忠

    参事寺光忠君) その当時の事情を調べないと分らないですが……。
  52. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を止めて……。    〔速記中止
  53. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは速記を始めて……。  尚今各会派委員割当を一應申上げましたが、各会派お話合によりまして多少の異動を生ずることがあり得ることを御承知置きを願いたいと思います。(「異議なし」と呼ぶ者あり)  尚他の議題に入ります前にちよつとお願いして置きたいのですが、参議院庶務小委員の方と、調査機構拡充等に関する小委員の方は、この委員会散会後直ぐにここにお集まりになつて、一應小委員長の選任その他について御相談願いたいと思います。  それからこの委員会といたしまして駒井委員結城委員がお代りになりますので、理事が二名欠けることになつたのでありますが、それは両委員補欠を出された会派から出されることにして御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  54. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 御異議ないものと認めます。それではその会派から理事の方をお出し願いたいと思います。
  55. 佐佐弘雄

    佐佐弘雄君 二名ですか。
  56. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 二名。尚次に部屋割のことについてお諮りいたしたいと思います。藤井委員
  57. 藤井新一

    藤井新一君 昨日議院運営委員会から依嘱を受けまして、部屋割の件をここで議しましたが、大体小委員会においては次のような決定を見たんです。現在の緑風会の第六室と、民主党の第五室、これ二つを以て緑風会に当てる。
  58. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 藤井さん、これは速記に載せますか。速記を取らんでもいいでしよう。
  59. 藤井新一

    藤井新一君 そうですね。別に……。
  60. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を止めて下さい。    〔速記中止
  61. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を取つて……。それでは暫く休憩いたします。午後は一時から開会いたします。    午後雰時五分休憩    ——————————    午後一時四十八分開会
  62. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは休憩前に引続いて会議を開きます。引続いて各会派部屋割の件につきましてお諮りいたしたいと思います。速記を止めて下さい。    〔速記中止
  63. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それじや速記を始めて……。ではこの際御報告しておきますが、理事補欠につきましては、緑風会の方から河井彌八君と、竹下豐次君指名して來られましたので先程御了解を得ておきましたところによりまして、これによつて決定いたしたいと思います。尚庶務の小委員には鈴木憲一君を指名して來られました。尚自由党の方では木下君の代りに調査機構等拡充に関する委員として黒川武雄君を指名されました。ちよつと速記を止めて下さい。    〔速記中止
  64. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を始めて……。それでは暫く休憩することにいたします。    午後二時十四分休憩    ——————————    午後三時二十八分開会
  65. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは只今より休憩前に引続いて会議を開きます。休会の問題につきまして政府側から申入れがあつたそうでありますので、その点について議長からお話があるそうです。
  66. 松平恒雄

    議長松平恒雄君) 先刻西尾長官が見えまして、政府職員給與支給に関する点について是非急に決めたい希望があるから明日あたり会議をお開きを願いたいという要望があつたのであります。衆議院の方にもやはりその申出をなし、すでに交渉委員会では明日本会議を開くということに決まつたそうであります。それでそのことについてどういうふうに囘答するか、御審議願いたいと思います。
  67. 小林次郎

    事務総長小林次郎君) それに連関いたしまして、休会を明日からするということに運営委員会では御決議になつておるのでございますから、その休会期間が違つて参りますから、これを一つ皆さんにお諮り申上げるということなんです。明後日から休会をするということに御決議を願いたい。こういうわけなんです。
  68. 竹下豐次

    竹下豐次君 その政府職員給與に関する件というのは、その内容もお分りではないでしようか。
  69. 小林次郎

    事務総長小林次郎君) 委員長速記を止めて下さい。
  70. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を止めて……。    〔速記中止
  71. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記をつけて……。
  72. 佐々木良作

    佐々木良作君 今の話によりますと出されるものが何であるのかもはつきり分らない。そうしていつまでだかも分らない。こういうような状態で、一旦この運営委員会決定したものを、こういうようなわけの分らん恰好で又覆すというようなことは参議院の権威にとつてこれは重大な問題だと思う。それですから、どうしてもやらなければいかんものだとすれば、一應もう一度政府の本当の責任者が此処に來て貰つて、なぜ昨日までの状態でできなかつて、唐突として今朝になつて、今朝ではない、今になつて、晝にまでは一言の話もなく、唐突として、この参議院運営委員会決定した後に、突如としてそういう問題が出て來たかということ、それから今後というか、内容のいつまでということを、はつきりと責任のある所から聽いた上で決定すべき問題であると私は思います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
  73. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 如何でしようか。只今佐々木委員の言われること、誠に尤もだと思いますので、この際西尾官房長長官或いはそれと同時に大蔵大臣などに來て貰つて、ここに事情を聽取したらどうかと思います。
  74. 佐々木良作

    佐々木良作君 総理大臣も……。
  75. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を止めて……。    〔速記中止
  76. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を始めて……。それでは暫く休憩することにいたします。    午後三時五十一分休憩    ——————————    午後四時二十七分開会
  77. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは休憩前に引続きまして会議を開きます。総理の御多忙のところわざわざおいで願つたのでありますが、実はこの議院運営委員会におきまして、先ほど各委員からいろいろな意見が出まして、今日政府の方から、明日更に会議を開くようにというお話があつたのでありまするけれども、その問題につきまして、昨日までの間にどうしてそういう事態が分らなかつたであろうか。或いは又今日午前に当委員会におきましてそういうことを少しも知らなかつたので、明日から一月の二十日まで議会を休会にするという決議をしてしまつたわけでありますが、その後になつて、午後になつて突如としてこういう問題が起つて來た理由は一体どういうところにあるであろうか、そういう点について特に政府の方から一つはつきり伺つておきたい。尚これに関連いたしまして、この委員会としては二月一日まで休みたいということであつたのでありまするけれども、一月二十日まで休み、二十一日から開くということに政府の方、それから衆議院の方と協議の上したのでありますが、それについては、その際政府の方で法案、その他を出される確信があられるであろうか。そういうような点についても一つ総理から御意向伺つておきたい、こういう各委員の希望でありましたので、お忙しいところお願いいたしたわけであります。
  78. 片山哲

    ○國務大臣(片山哲君) それでは懇談會の形式で、速記を止めてお願いしたいと思います。
  79. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは速記を止めて……。    午後四時二十九分速記中止    ——————————    午後五時四分速記開始
  80. 木内四郎

    委員長木内四郎君) 速記を始めて……。それでは只今委員から総理に対しまして明日開会することの必要なる理由についていろいろ御質問がありまして、大体事情も分りましたので、今朝当委員会といたしまして、明日から一月二十日まで休会するという決議をいたしましたのを、この際取消すことにいたしたいと思うのでありますが御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  81. 木内四郎

    委員長木内四郎君) それでは御異議ないものと認めます。それでは委員会の方は本日はこれにて散会することにいたしたいと思います。    午後五時五分散会  出席者は左の通り。    委員長     木内 四郎君    理事            藤井 新一君            河井 彌八君            竹下 豐次君    委員            天田 勝正君            島   清君            塚本 重藏君            松本治一郎君            淺岡 信夫君            黒川 武雄君            左藤 義詮君            伊東 隆治君            稻垣平太郎君            櫻内 辰郎君            佐佐 弘雄君            梅原 眞隆君            木下 辰雄君            佐伯卯四郎君            鈴木 憲一君            徳川 宗敬君            堀越 儀郎君            板野 勝次君            兼岩 傳一君            佐々木良作君   委員外議員    羽仁 五郎君   —————————————    議長      松平 恒雄君   —————————————   國務大臣    内閣総理大臣  片山  哲君   事務局側    事 務 総 長 小林 次郎君    参     事    (議事部長)  寺光  忠君    参     事    (委員部長)  河野 義克君