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1947-12-10 第2回国会 参議院 議院運営委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十二年十二月十日(水曜日) ———
—————————————
委員氏名
委員長
木内
四郎
君
理事
藤井
新一
君 天田 勝正君 島 清君 塚本 重藏君
松本治一郎
君 淺岡 信夫君
木下
盛雄君
黒川
武雄
君
左藤
義詮
君 伊東 隆治君
稻垣平太郎
君 櫻内 辰郎君 梅原
眞隆
君
河井
彌八君
木下
辰雄君
佐伯卯四郎
君
佐佐
弘雄
君
竹下
豐次君
鈴木
憲一
君 徳川
宗敬
君 堀越
儀郎
君
板野
勝次
君 兼岩 傳一君
佐々木良作
君
—————————————
本日の
会議
に付した
事件
○
國会
の
休会
、
開会式
に関する件 ○
特別委員会設置
に関する件 ○小
委員選定
に関する件(
國会調査拡
充等
及び
庶務関係
) ○
調査承認要求
に関する件(
行刑問題
電力復興問題
) ○
図書館運営委員会
の
顧問
に関する件 ○
理事補欠選挙
の件 ○
部屋割
の件
—————————————
午前十一時十三分
開会
木内四郎
1
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
只今
より
委員会
を開きます。本日は
休会
の
期間
の問題、
開会式等
の日取につきまして先ず御
報告
したり、お諮りしたりいたしまして、その次に更に
特別委員会設置
の問題についてお諮りいたします。その次に小
委員会設置
の件、それから次には
調査承認要求
の件、それから
図書館運営委員会
の
顧問
の
関係
の件、それから
部屋割
の件、こういういろいろな案件があるのでありますが、先ず本
会議
において
決議
をする
必要等
もありまするので、
最初
に
休会
、
開会式
の件或いは
特別委員会設置
の
件等
について先ずお諮りいたしたいと思います。
休会
の件につきましては予て当
委員会
において御
決定願
つて
おりましたので、御
相談願つて
お
つたの
でありますが、
議長
におきましては、明日から一月の二十日まで
休会
、二十一日に
開会式
ということに
衆議院議長
と御協議になりましたのでその点を御
報告
いたして置きたいと思います。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
2
○
委員長
(
木内四郎
君) 更に
開会式
は二十一日になり、二十二日には
総理大臣
の
施政方針
の演説がある
予定
だそうであります。 次に
特別委員会設置
の件についてお諮りいたしたいと思います。
板野勝次
3
○
板野勝次
君
ちよ
つとその前に
休会
の問題について……。
木内四郎
4
○
委員長
(
木内四郎
君)
休会
の問題ですか。
板野勝次
5
○
板野勝次
君 今日からの何であるのですが、
運営
上の問題について……。
木内四郎
6
○
委員長
(
木内四郎
君)
板野
君。
板野勝次
7
○
板野勝次
君
只今國会
の
休会
の問題と
開会式
の問題がありましたが、昨晩の
議決
の
状況
を見ますと、明かに
公團法
に関する四つの
法律案
の
議決
は既に十二時を経過してお
つた
。こういう点から私は無効であると思います。
従つて
第二
囘國会
において当然審議さるべきものだと思う。それは昨日の実状は
速記録
によ
つて
見ましても、
衆議院
の
散会
は十一時五十六分にな
つて
おります。而もその前に
各派交渉会
の
申合せ
によ
つて農林委員会
をこれから
開会
するというときは、それ以前に
農林委員会
が招集されたのであります。そうして
農林委員会
はまだ
衆議院
から……。
木内四郎
8
○
委員長
(
木内四郎
君)
ちよ
つと
板野委員
に御注意いたしますが、その問題は、
今期
の
休会
の問題と
関係
ありませんね。
板野勝次
9
○
板野勝次
君 多少関連して來ますのは、何故ならば……。
木内四郎
10
○
委員長
(
木内四郎
君) 他の
議題
をやりましてから、あとにして頂きたいと思います。
特別委員会
の
設置
の件についてお諮りいたします。昨日
淺岡委員
より
在外同胞
引揚問題
に関する
特別委員会
を本
期國会
においても
設置
したらどうか、
設置
して貰いたいという御
意見
が出まして、
皆さん
の御
意見
を
伺つたの
でありますが、本日引続いて御
意見
を
伺つて
これを
決定
するということにな
つて
おりますので、その点についてお諮りいたしたいと思います。
淺岡信夫
11
○
淺岡信夫君
第一
囘國会
に
参議院
にも
衆議院
にも
特別委員会
といたしまして、
引揚同胞
に関する
委員会
が
設置
されておるのであります。第一
囘國会
におきまして約二十四
囘特別委員会
を開きまして、又小
委員会
といたしましては十二囘に亘
つて
やられたのでありますが、未だに還らざる
同胞
が八十万余もありまして聞くところによりますとこの十二月からの
配船
はあるのでありますが、ナホトカ或いは
眞岡
からは一名も還れないというような事態に立至
つたの
であります。と同時に
引揚げ
て來ました五百六七十万の
人達
の更生問題、或いは今後、來年になると思いますが、二月になりますか三月になるか分りませんが、還
つて
来る
人達
の問題、こういうことにつきましてまだまだこの
特別委員会
の今後におけるいろいろな問題が残されておるのであります。過
ぐる日衆議院
の
特別委員会
とも相談いたしました結果、
衆議院
の方としても
特別委員会
を第二
國会
にも
設置
して行きたいというような御
意向
でございましたので、
参議院
の
特別委員会
におきましても三囘この問題を議しましたところ大多数の御
意見
によりまして、第二
國会
にも引続いて
特別委員会
を
設置
して頂こうじやないかということに纏りまして、そうして昨日の
議院運営委員会
にお諮り願
つた
わけでありますが、昨日の
議院運営委員会
におきましては
各派
の御
意向
をここに徴して、その上で善処しようじやないかということで解散にな
つた
ように存じ上げておるのであります。この問題につきましては
引揚げ
てきた
人達
の厚生問題あり、或いはすぐ直後の受入れ問題あり、或いは未
帰還者
の問題あり、或いは未
帰還家族
の問題あり、沢山の問題が残
つて
おりまするから、どうかこの第二
國会
におきましても、
特別委員会
を
設置
して頂きまするよう
各位
の御賛助を得たいと思うのであります。
島清
12
○
島清
君 昨日の
委員会
におきまして各
会派
の
意向
を持ち
寄つて
から御
決定
を願おうという
提案
をいたしましたのは
社会党
なのでございますが、
社会党
におきましては、かねがねから
特別委員会
の最も主なる目標でありまするところの
在外同胞
の
引揚げ促進
という問題は第一囘の
特別委員会
の
努力
によりまして
連合國
の方に随分と
努力
をいたしたのでありまするけれども、新聞紙を通じて報道されるところによりますると、
連合國
の方におきましては主に
米國
の方は絶大なるところの同情を寄せて頂いたのでありまするが、片方の
関係國
がなかなか承知してくれないとい
つた
ような
実情
で、すでに
特別委員会
は、我々
日本
人として打つべき手は打
つたの
でありますが、その問題については鉄の壁に頭をぶつけたような恰好ではあるし、この問題も考えなければならぬ。それから又
引揚げ
て参りましたところの方々の
定着援護
ということにつきましては、
連合國
の方から一定の指令が発せられておりまして、
引揚者
であるが故に特別な
援護対策
を講じてはいけないというような
趣旨
の
傳達
もされておりますので、いろいろな諸般の
事情
を考慮いたしました場合に、果して
特別委員会
を持つべきであるかどうかということは、
愼重
に
研究
しなければならない。特に又
関係方面
におきましても、成るべくは
特別委員
というようなものは
設置
するなというような
意向
の
傳達
もありました矢先でありまするからして、
愼重
に
研究
をしなければならぬ。こういう
意味
におきまして、昨日の
提案
にな
つた
ような課題でありまするが、持ち帰りまして
愼重審議
、討議をいたしましたるところ
引揚者同胞
がこれを命の綱として、
自分達
の
自力更生
の
意味
におきまして光明のごとくに頼
つて
おるといたしまするならば、これは大いに必要である。こういうような結論に到達をした次第であります。そういう
意味
におきまして、我が
社会党
といたしましても
特別委員
を
設置
するに何の異存はございません。賛意を表したいと思います。
木内四郎
13
○
委員長
(
木内四郎
君) では
在外同胞
引揚げ
問題に関する
特別委員会
を
設置
することについて御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
14
○
委員長
(
木内四郎
君) 御
異議
ないと認めます。それでは
委員
の数は
如何
がいたしましようか。
淺岡信夫
15
○
淺岡信夫君
第一囘国会におけるところの
特別委員会
の員数をそのまま踏襲するわけではございませんが、この際やはり同数で二十五名ぐらいが至当じやないかと思いますが、
一つ
お諮り願いたい。
木内四郎
16
○
委員長
(
木内四郎
君)
特別委員
の数を二十五名とすることに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
17
○
委員長
(
木内四郎
君) 御
異議
ないと認めます。
寺光忠
18
○
参事
(
寺光忠
君) 各
会派
の
割当
の数につきましては後刻
皆様
の方へお知せいたしますから、
委員
の
各派
の名前は本日の再開の劈頭にかけますので、至急に御
決定
の上、
議事部長
までお知せ願いたいと思います。
木内四郎
19
○
委員長
(
木内四郎
君) 次に当
委員会
といたしましては、
予算
の
要求
問題その他
庶務関係事項
について、いろいろ
調査
研究
すべき事柄もありますし、又前
國会
におきまして、
調査機構等拡充
に関する小
委員会
からの
報告
によりまして、更に
法制部
及び
調査部等
の
機構拡充
に関する
研究
を引続いてや
つて
お
つた方
がいいじやないかという御
報告
がありましたので、そういう問題もあります。そこでこの際この
委員会
といたしましては、
庶務関係
の小
委員会
、
調査機構等拡充
に関する小
委員会
と、
二つ
の小
委員会
を設けたら
如何
かと思いますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
20
○
委員長
(
木内四郎
君) 御
異議
ないと認めます。その小
委員
の数は
互選等
をや
つて
頂かなければなりませんが、
如何
いたしましよう。
藤井新一
21
○
藤井新一
君
從來通
りでいいと思いますが、
特別國会
におきましては、私等が
委員
であ
つて
、運行して來たのでありますが、大体従來の
関係
上、
事務
上のこともあるから、
從來通
りの
委員
を御
指名
にな
つた方
が非常に便宜かと思
つて
おるわけです。ここに
提案
いたしますが、その中で
委員
の変
つた
お方は、その
変つた人
を以てそれに当てて貰えば
簡單
だと思います。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
22
○
委員長
(
木内四郎
君)
大分委員
の方の御
異動
もあ
つた
ような
関係
もありますので、その他の
関係
もありますので若し各
会派
で、今まで出してお
つた
小
委員
の方の代
つた方
がいいと思いますれば、替えて頂いて、その他は
藤井委員
の御
提案通り
で御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
23
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
二つ
の小
委員会
を設けまして、殊にこの
庶務関係
の小
委員会
は、來年度の
國会関係
の
予算
の
要求
について、甚だ御迷惑でもこの
休会
中も
一つ
お骨折を願いたいと思います。
兼岩傳一
24
○兼
岩傳
一君 それは何の
予算
でありますか。例えば
調査
のような費用の問題ですか。それとも例のその他のものでしようか。何のです。
木内四郎
25
○
委員長
(
木内四郎
君)
國会
の
予算全般
の
要求
問題ですから、
調査
の
予算
なども当然入るかと思います。
兼岩傳一
26
○兼
岩傳
一君 私は
住宅調査
、水害の
調査
などについて、
國会
が独自の
活動
を始めらるべきであろうと考えましてそういうような点で組織的に
関係方面
との連繋を取
つて
、聊かの
準備
を進めておりますが、そういうようなものをこの
委員
の
各位
に御
承認
を願えるかどうかということも、当然審議をさるべきものと思いますが、そういうようなものの
準備
を進めて
行つて
、
皆様
にお諮りするというような、そういうような点の
調査活動
ですね。
國会
が独自の
調査活動
をするという
図書館運営
の
調査團
という
意味
、又
國会
の持
つて
おります
調査部
の
活動
、こういう点と関連させるという、関連させる
準備
は
差支
ないのですね。
木内四郎
27
○
委員長
(
木内四郎
君)
國会
としての
調査
の経費が若し必要であるというならば、やはり
國会予算
の中に入れて、
政府
に
要求
すべきものであると思います。
兼岩傳一
28
○兼
岩傳
一君 分りました。
木内四郎
29
○
委員長
(
木内四郎
君) 次に
調査承認要求
の
事項
について、お諮りいたしたいと思います。
委員部長
から御
説明
いたします。
河野義克
30
○
参事
(
河野義克
君)
行刑問題
に関する
調査承認要求書
が、
只今司法委員会
で
議決
されまして、お諮りを願いたいということでありますから朗読いたします。
行刑問題
に関する
調査承認要求書
一、
事件
の
名称
行刑問題
に関する
調査
。 一、
調査
の
目的
刑務所作業
の
合理化収容者
に対する戒護の
実情
、
監房施設
の
整備状況
、
刑務職員殊
に看守の待遇問題、
行刑
に関する
行政機構
の
問題等
を
調査
研究
する。 一、
利益
現下
の
行刑
上の緊急問題の解決に資する。 一、
方法
関係者
から
意見
を聽取し、必要に應じ
刑務所施設
及び
構外作業
に適する
産業施設
を実地
調査
する。 一、
期間
今期國会開会
中。 右本
委員会
の
決議
を経て、
参議院規則
第三十四條、第二項により
要求
する。
昭和
二十二年十二月十日
司法委員長
伊藤 修
参議院議長
松平恒雄
殿 それからもう一件ございますが、これは
電氣委員会
から出るわけでありまして、まだ
委員会
の
決議
が行なわれておりませんが、
委員会
は一時半から
開会
して、これを
決議
する
予定
と聞いております。それで
議院運営委員会
がその後で開かれまするならば、その際に申上げるのが筋ではございますけれども、
議院運営委員会
がこのまま
散会
になることもあり得ると存じますので、一
應電氣委員会
がこれを
決議
したならば、これを
議長
が
承認
されることに
異議
がないという形で御
承認
を願
つた
ら
如何
かと存じます。その
承認要求書
の
予定
を申上げます。
電力復興問題調査承認要求書
一、
事件
の
名称
電力復興問題
一、
調査
の
目的
電力問題の
基本的調査
を行い、以て今後の
電力復興
並びに開発に対する
施策樹立
に資する。 一、
利益
電力復興
を通じて
現下
の
産業再建
並びに
國民生活
の安定に寄與する。 一、
方法
第一
囘國会
の
調査
の継続として、
電力関係者
からの
意見
の
聽取及び資料
の蒐集をなし、又必要に應じて現地を
調査
する。 一、
期間
今期國会開会
中 右本
委員会
の
決議
を経て、
参議院規則
第三十四條第二項により
要求
する。
昭和
二十二年十二月十日
電氣委員長
佐々木良作
参議院議長
松平恒雄
殿 本日午後の
委員会
においてこれが
決議
されますならば、
電氣委員会
からこういう書式の
承認要求書
が出るはずでございます。
木内四郎
31
○
委員長
(
木内四郎
君) この
二つ
の
調査承認要求書
について、御
質問
なり御
意見
がございましたらどうぞ……。 両案とも、
議長
において
承認
を與えられることに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
32
○
委員長
(
木内四郎
君) 御
異議
ないと認めます。更に
図書館運営委員会
の
顧問
の問題についてお諮りいたしたいと思います。昨日この問題につきましていろいろ御
意見
の御開陳がありましたのですが、その際
図書館運営委員長
から一
應御説明
を伺うということにな
つて
おりましたので、この際
図書館運営委員長
から御
説明
を伺いたいと思います。
羽仁図書館運営委員長
。
羽仁五郎
33
○
委員外議員
(
羽仁五郎
君)
國会図書館
のことについて、
簡單
に御
報告
申上げます。 昨日私から、十分の御
説明
を申上げることなく、突然
予算
について御
了解
をお願いいたしまして、その点についていろいろ御疑問をお持たせいたしましたことは、私の不行届きの点でありまして、お詫びを申上げます。
國会図書館
の
運営
につきましては、御承知のように、
最高
の
立法者
としての
議院
の
調査機関
を
設置
するという問題について、始めてこういうものが
設置
されますので、國際的な
経験
と、又國際的な援助というものが、非常に大きい期待をかけられるわけでありますが、今囘
米國
の
國会
から、
アメリカ
のコングレス・ライブラリー副館長であるクラツプ君と、それから
アメリカ図書館協会プレシデント
のブラウン君と、この両君を、
米國
のコングレスから
日本
の
國会
に派遣されるということは、非公式には、
衆議院
の
図書館運営委員長又
私が
両院議長
と
関係方面
と会見されました第一
囘國会
のかなり早いころに出た問題でありますが、公式には、
関係方面
にも、
アメリカ
の
國会
が
日本
の
國会
に対して、新らしく
國会図書館
を建設されるということに対して、非常な積極的な
好意
の表現であ
つた
わけでございます。我々としましても、ぜ
び最高
の
立法機関
の
調査機関
にふさわしいものを急速に作り上げるために、國際的な
経験
を
十分参考
にしたいと考えてこういう申出に喜んで應じたのは、
只今
申上げましたような次第でございます。それで
最初
には、
追加予算
として、
衆議院
の方で、主にその
予算
を立てられたわけでありますが、その後の
事情
で、
予備費
の方から
支出
を願うということに極く最近になりましたために、御
報告
が遅れたわけでございます。その
最初
に立てました
追加予算
の
要求書
はここにございますので、御覧願うことができると思います。(「
了解
」と呼ぶ者あり)以上で、大体の私の
報告
は終りでございますが、若し御
質問
がございましたら……。
木内四郎
34
○
委員長
(
木内四郎
君) 何か御
質問
がありましたら……。
左藤義詮
35
○
左藤義詮
君
只今
の御
説明
によりますと、先方から
好意
を以て派遣される。こちらはそれをお受けする、
接待費
だけを
國会
から
支出
をするこちらからお招きしたのではなく、向うから派遣されるのだ。こちらは受け身で、ありがたくそれをお受けするという
趣旨
に解していいのでございましようか。
羽仁五郎
36
○
委員外議員
(
羽仁五郎
君) 大体において、私共はそういうふうに
了解
しておりますが、その点について、まだ詳しく、
交渉
を遂げておるわけではございません。
左藤義詮
37
○
左藤義詮
君 その筋がはつきりしませんうちにもうすでにこちらへ到着せられる。そうしてこちらとしては、
接待費
を
支出
することを協賛すべきである。そこをもう少し明確に願いたいと思います。
木内四郎
38
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を止めて……。 〔
速記中止
〕
木内四郎
39
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
始めて……。
特別委員
の数が計算できましたから
議事部長
から
報告
いたします。
寺光忠
40
○
参事
(
寺光忠
君) 本日、現在におきまして
議員
数二百五十名の中、空席が六名ございます。この六名を除きました
議員
数二百四十四名として計算しますと、
緑風会
九名、
社会党
五名、
民主党
五名、
自由党
四名、
無所属懇談会
二名他は零となります。
木内四郎
41
○
委員長
(
木内四郎
君)
只今議事部長
から申上げましたように、
緑風会
九名
民主党
、
社会党おのおの
五名、
自由党
四名、
無所属懇談会
二名、こういう
割当
で御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
42
○
委員長
(
木内四郎
君) これでは各
会派
から今日の
指名
に間に合うように御選定願いたいと思います。
板野勝次
43
○
板野勝次
君 今
決定
されたが、前の場合には
共産党
からも一名
特別委員会
に出てお
つた
と思うが、できれば前の
通り
各
会派
から最低一名出て、こういう
引揚問題
のような重要問題はや
つた方
がいいと思います。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
44
○
委員長
(
木内四郎
君) この前は
緑風会
からか、どの
会派
からか一名お入れを願
つた
わけであります。
板野勝次
45
○
板野勝次
君 そのできた経緯は知らないのですか。
兼岩傳一
46
○兼
岩傳
一君
緑風会
から一人讓られてお
つたの
ではないかと思います。
寺光忠
47
○
参事
(
寺光忠
君) この前の
在外委員会
の数と比較いたしますと、
共産党
は一名減りまして、
民主党
が一名殖えるという結果になります。
兼岩傳一
48
○兼
岩傳
一君 この前はどういうことにな
つて
お
つた
か。
佐々木良作
49
○
佐々木良作
君 この前は当然入
つて
お
つた
と思う。各
会派
から出た方がいいというので入
つて
お
つた
と思う。
寺光忠
50
○
参事
(
寺光忠
君) その当時の
事情
を調べないと分らないですが……。
木内四郎
51
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を止めて……。 〔
速記中止
〕
木内四郎
52
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
速記
を始めて……。 尚今各
会派
の
委員
の
割当
を一
應申上げ
ましたが、各
会派
の
お話合
によりまして多少の
異動
を生ずることがあり得ることを御承知置きを願いたいと思います。(「
異議
なし」と呼ぶ者あり) 尚他の
議題
に入ります前に
ちよ
つとお願いして置きたいのですが、
参議院
の
庶務小委員
の方と、
調査機構拡充等
に関する小
委員
の方は、この
委員会散会
後直ぐにここにお集まりにな
つて
、一
應小委員長
の選任その他について御相談願いたいと思います。 それからこの
委員会
といたしまして
駒井委員
と
結城委員
がお代りになりますので、
理事
が二名欠けることにな
つたの
でありますが、それは両
委員
の
補欠
を出された
会派
から出されることにして御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
53
○
委員長
(
木内四郎
君) 御
異議
ないものと認めます。それではその
会派
から
理事
の方をお出し願いたいと思います。
佐佐弘雄
54
○
佐佐弘雄
君 二名ですか。
木内四郎
55
○
委員長
(
木内四郎
君) 二名。尚次に
部屋割
のことについてお諮りいたしたいと思います。
藤井委員
。
藤井新一
56
○
藤井新一
君 昨日
議院運営委員会
から依嘱を受けまして、
部屋割
の件をここで議しましたが、大体小
委員会
においては次のような
決定
を見たんです。現在の
緑風会
の第六室と、
民主党
の第五室、これ
二つ
を以て
緑風会
に当てる。
木内四郎
57
○
委員長
(
木内四郎
君)
藤井
さん、これは
速記
に載せますか。
速記
を取らんでもいいでしよう。
藤井新一
58
○
藤井新一
君 そうですね。別に……。
木内四郎
59
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を止めて下さい。 〔
速記中止
〕
木内四郎
60
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を取
つて
……。それでは暫く
休憩
いたします。午後は一時から
開会
いたします。 午後雰時五分
休憩
—————
・
—————
午後一時四十八分
開会
木内四郎
61
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
休憩
前に引続いて
会議
を開きます。引続いて各
会派
の
部屋割
の件につきましてお諮りいたしたいと思います。
速記
を止めて下さい。 〔
速記中止
〕
木内四郎
62
○
委員長
(
木内四郎
君) それじや
速記
を始めて……。ではこの際御
報告
しておきますが、
理事
の
補欠
につきましては、
緑風会
の方から
河井
彌八君と、
竹下豐次君
を
指名
して來られましたので先程御
了解
を得ておきましたところによりまして、これによ
つて
決定
いたしたいと思います。尚
庶務
の小
委員
には
鈴木憲一
君を
指名
して來られました。尚
自由党
の方では
木下
君の代りに
調査機構等拡充
に関する
委員
として
黒川武雄
君を
指名
されました。
ちよ
つと
速記
を止めて下さい。 〔
速記中止
〕
木内四郎
63
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を始めて……。それでは暫く
休憩
することにいたします。 午後二時十四分
休憩
—————
・
—————
午後三時二十八分
開会
木内四郎
64
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
只今
より
休憩
前に引続いて
会議
を開きます。
休会
の問題につきまして
政府側
から申入れがあ
つた
そうでありますので、その点について
議長
から
お話
があるそうです。
松平恒雄
65
○
議長
(
松平恒雄
君) 先刻
西尾長官
が見えまして、
政府職員給與支給
に関する点について是非急に決めたい希望があるから明日
あたり会議
をお開きを願いたいという要望があ
つたの
であります。
衆議院
の方にもやはりその申出をなし、すでに
交渉委員会
では明
日本
会議
を開くということに決ま
つた
そうであります。それでそのことについてどういうふうに囘答するか、御審議願いたいと思います。
小林次郎
66
○
事務総長
(
小林次郎
君) それに連関いたしまして、
休会
を明日からするということに
運営委員会
では御
決議
にな
つて
おるのでございますから、その
休会期間
が違
つて
参りますから、これを
一つ皆さん
にお諮り申上げるということなんです。明後日から
休会
をするということに御
決議
を願いたい。こういうわけなんです。
竹下豐次
67
○
竹下豐次君
その
政府職員
の
給與
に関する件というのは、その内容もお分りではないでしようか。
小林次郎
68
○
事務総長
(
小林次郎
君)
委員長速記
を止めて下さい。
木内四郎
69
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を止めて……。 〔
速記中止
〕
木内四郎
70
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
をつけて……。
佐々木良作
71
○
佐々木良作
君 今の話によりますと出されるものが何であるのかもはつきり分らない。そうしていつまでだかも分らない。こういうような
状態
で、一旦この
運営委員会
で
決定
したものを、こういうようなわけの分らん恰好で又覆すというようなことは
参議院
の権威にと
つて
これは重大な問題だと思う。それですから、どうしてもやらなければいかんものだとすれば、一應もう一度
政府
の本当の
責任者
が此処に來て
貰つて
、なぜ昨日までの
状態
でできなか
つて
、唐突として今朝にな
つて
、今朝ではない、今にな
つて
、晝にまでは一言の話もなく、唐突として、この
参議院
の
運営委員会
で
決定
した後に、突如としてそういう問題が出て來たかということ、それから今後というか、内容のいつまでということを、はつきりと責任のある所から聽いた上で
決定
すべき問題であると私は思います。 〔「
賛成
」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
72
○
委員長
(
木内四郎
君)
如何
でしようか。
只今
佐々木
委員
の言われること、誠に尤もだと思いますので、この際西尾官房長長官或いはそれと同時に大蔵大臣などに來て
貰つて
、ここに
事情
を聽取したらどうかと思います。
佐々木良作
73
○
佐々木良作
君
総理大臣
も……。
木内四郎
74
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を止めて……。 〔
速記中止
〕
木内四郎
75
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を始めて……。それでは暫く
休憩
することにいたします。 午後三時五十一分
休憩
—————
・
—————
午後四時二十七分
開会
木内四郎
76
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
休憩
前に引続きまして
会議
を開きます。総理の御多忙のところわざわざおいで願
つたの
でありますが、実はこの
議院運営委員会
におきまして、先ほど各
委員
からいろいろな
意見
が出まして、今日
政府
の方から、明日更に
会議
を開くようにという
お話
があ
つたの
でありまするけれども、その問題につきまして、昨日までの間にどうしてそういう事態が分らなか
つた
であろうか。或いは又今日午前に当
委員会
におきましてそういうことを少しも知らなか
つたの
で、明日から一月の二十日まで議会を
休会
にするという
決議
をしてしま
つた
わけでありますが、その後にな
つて
、午後にな
つて
突如としてこういう問題が起
つて
來た理由は一体どういうところにあるであろうか、そういう点について特に
政府
の方から
一つ
はつきり
伺つて
おきたい。尚これに関連いたしまして、この
委員会
としては二月一日まで休みたいということであ
つたの
でありまするけれども、一月二十日まで休み、二十一日から開くということに
政府
の方、それから
衆議院
の方と協議の上したのでありますが、それについては、その際
政府
の方で法案、その他を出される確信があられるであろうか。そういうような点についても
一つ
総理から御
意向
を
伺つて
おきたい、こういう各
委員
の希望でありましたので、お忙しいところお願いいたしたわけであります。
片山哲
77
○國務大臣(片山哲君) それでは懇談會の形式で、
速記
を止めてお願いしたいと思います。
木内四郎
78
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは
速記
を止めて……。 午後四時二十九分
速記中止
—————
・
—————
午後五時四分
速記
開始
木内四郎
79
○
委員長
(
木内四郎
君)
速記
を始めて……。それでは
只今
各
委員
から総理に対しまして明日
開会
することの必要なる理由についていろいろ御
質問
がありまして、大体
事情
も分りましたので、今朝当
委員会
といたしまして、明日から一月二十日まで
休会
するという
決議
をいたしましたのを、この際取消すことにいたしたいと思うのでありますが御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
木内四郎
80
○
委員長
(
木内四郎
君) それでは御
異議
ないものと認めます。それでは
委員会
の方は本日はこれにて
散会
することにいたしたいと思います。 午後五時五分
散会
出席者は左の
通り
。
委員長
木内
四郎
君
理事
藤井
新一
君
河井
彌八君
竹下
豐次君
委員
天田 勝正君 島 清君 塚本 重藏君
松本治一郎
君 淺岡 信夫君
黒川
武雄
君
左藤
義詮
君 伊東 隆治君
稻垣平太郎
君 櫻内 辰郎君
佐佐
弘雄
君 梅原
眞隆
君
木下
辰雄君
佐伯卯四郎
君
鈴木
憲一
君 徳川
宗敬
君 堀越
儀郎
君
板野
勝次
君 兼岩 傳一君
佐々木良作
君
委員外議員
羽仁 五郎君
—————————————
議長
松平 恒雄君
—————————————
國務大臣 内閣
総理大臣
片山 哲君
事務
局側 事 務 総 長 小林 次郎君 参 事 (
議事部長
) 寺光 忠君 参 事 (
委員部長
) 河野 義克君