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1948-02-05 第2回国会 衆議院 予算委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十三年二月五日(木曜日) 午後五時九分
開議
出席委員
委員長
鈴木茂三郎
君
理事
稻村 順三君
理事
川島 金次君
理事
小島 徹三君
理事
庄司 一郎君
理事
川野
芳滿
君
理事
東井
三代次君 海野
三朗
君
加藤シヅエ
君 河合 義一君
黒田
寿男
君 島田 晋作君
田中
松月君 中崎 敏君 中原 健次君 岡田 春夫君
山花
秀雄君 押川 定秋君 川崎 秀二君
工藤
鐵男
君
古賀喜太郎
君 原 健三君 青木 孝義君 淺利
三朗
君 磯崎
貞序
君 角田 幸吉君
鈴木
正文君
上林
山榮吉君 西村 久之君
樋貝
詮三君 本多 市郎君 今井 耕君 船田 享二君
野坂
參三君
小澤佐重喜
君
出席國務大臣
大 藏 大 臣 栖栗
赳夫
君 商 工 大 臣
水谷長三郎
君 運 輸 大 臣
北村徳太郎
君 逓 信 大 臣 三木 武夫君
出席政府委員
大藏政務次官
小坂善太郎
君
大藏事務官
福田
赳夫
君
運輸政務次官
田中源三郎
君
逓信政務次官
椎熊
三郎君
委員外
の
出席者
專門調査員
芹澤
彪衞
君
專門調査員
小竹 豐治君 —————————————— 本日の
会議
に付した事件
昭和
二十二年度
一般会計予算補正
(第一三号)
昭和
二十二年度
特別会計予算補正
(特第七号) ——————————————
鈴木茂三郎
1
○
鈴木委員長
たいへんお待たせいたしました。これより
会議
を開きます。 昨日の
黒田寿男
君の
質疑
の継続を行いたいと思います。
黒田寿男
2
○
黒田委員
私は昨日の
質問
に引続いて、本日
政府
に
質問
を継続したいと思
つて
おりましたが、本
予算
の性質から、速やかに本
予算
に対する本
委員会
の
態度
を決定する必要があると思いますし、第二には、昨日まで私が
大藏大臣等
から承りました御答弁によりまして、そしてまたその後の情勢によりまして、
政府
の方針も、大体はつきりわかつたと思いますので、私はこれ以上
質問
を継続いたしますのも無用であると考える。そこで本
委員会
の
態度
を速やかに決定していただきたいという
希望
を附しまして、私の
質問
はこれで中止したいと思います。
鈴木茂三郎
3
○
鈴木委員長
なほあと
一人、二人
質疑
のお申し出がございまするが、この際暫時
休憩
いたしたいと思います。
休憩
の時間は午後六時まで、午後六時には必ず
再開
いたしまして、議事を続行することにいたしますから、それまでお帰りにならないように、ぜひお願いいたしたいと思います。
黒田寿男
4
○
黒田委員
なお單に続行するだけではなくして、今日中に本
委員会
の
態度
を決定せられるということに、ぜひお取運びをお願いいたしたいと思います。それを私は
希望
して
賛成
いたします。
野坂參三
5
○
野坂委員
黒田
君の
最後提案
ですが、ただ六時まで待
つて
、きのう、おとといと同じように、ここで
意味
のない討議をや
つて
みたり、あるいはただ待つだけでは、
再開
に
賛成
できません。この際
大藏大臣
がおられますから、
大藏大臣
が六時までこられる。そして
政府
の
態度
もまだ決定されていないということを聞きますが、その
態度
をはつきりされるなら、われわれは
再開
に
賛成
いたしますが、そうでない限り、いつまで待
つて
、いつ始まるかわからない状態では
賛成
できません。
鈴木茂三郎
6
○
鈴木委員長
ただいま
野坂
君の御
意見
がございましたが、私の了解しているところによりますと、
野坂
君の御
希望
のように、六時までに
政府
の
態度
を明確にされるものと私は信じます。
從つて
そういう観点から、六時まで
休憩
いたしたいと思います。
野坂參三
7
○
野坂委員
それなら、きようの議場を見ますと、たとえば、ここなんか全然がらあきです。だから
委員長
の方で、六時までに全員を招集していただきたいと思います。
鈴木茂三郎
8
○
鈴木委員長
ただいまそういう
手続
もと
つて
おります。 それでは六時まで
休憩
いたします。 午後五時十四分
休憩
————◇————— 午後七時三十九分
開議
鈴木茂三郎
9
○
鈴木委員長
休憩
前に引続き
会議
を開きます。
山花
君。
山花秀雄
10
○
山花委員
質疑
は大体出盡したと思いますから、この程度をも
つて
質疑
を終了されんことを望みます。
鈴木茂三郎
11
○
鈴木委員長
ただいまの
山花
君の
動議
に御
異議
ありませんか。
鈴木茂三郎
12
○
鈴木委員長
異議
ないものと認めます。御
異議
がなければさよう決定いたします。
質疑
は打切られました。
黒田寿男
13
○
黒田委員
予算案
の
撤回
を求むるの
動議
を
提出
いたします。
動議
の
内容
を朗読いたします。
昭和
二十二年度
一般会計予算補正
(第十三号)及び
昭和
二十二年度
特別会計予算補正
(特第七号)の
財源
として計上した
國有鉄道事業
及び
通信事業
の
料金値上げ
による政入増加の措置を
撤回
し、これに代るに別途の諸
財源
をも
つて
歳出
に充当することとし、
一般会計予算補正
(第十三号)及び
特別会計予算補正
(特第七号)を
撤回
し、速やかに組替をして再
提出
の
上本委員会
の
審議
を求むベし。これが
動議
の
内容
であります。何とぞ御
賛成
を願います。
鈴木茂三郎
14
○
鈴木委員長
ただいま
黒田寿男
君から
予算案
の
補正
第十三号及び特第十七号は、
政府
においてただちにこれを
撤回
し、組替をして再
提出
の上、速やかに本
委員会
の
審議
を求むべしという
動議
がございました。この
動議
について御
意見
があれば、この際
発言
を許したいと存じます。
上林
山君。
上林山榮吉
15
○
上林
山
委員
私は
日本自由党
を代表いたしまして、ただいま
提出
の
動議
に
賛成
するものであります。もちろんわれわれは
社会党有志委員諸君
とは、幾分
立場
を異にするものでありまするが、
本案
に対する
反対
の
理由
としては、すでにわが党は
反対声明
をしたところであ
つて
、その
趣旨
は明らかであるのであります。今これを要約すれば、
國会
を無視せる
態度
をも
つて
本案
を
提出
し、しかも〇・八の
生活補給金
のごときは、二箇月以前より支拂われねばならぬことはわか
つて
いたのにかかわらず、
支拂い
直前の一月二十九日にこれを
提出
して、自己の
政治的責任
を痛感することなく、一方的に
決議
を強要するの
態度
に出たことは、
民主議会
を無視したものと言わねばならぬのであります。殊に
國民大衆
の
生活
に密接なる関係のある
國有鉄道
及び
通信事業
の
大幅値上げ
を、單に安易なる
方法
による
予算
のやりくりのために
財源
をこれに求むるということは、
健全財政
の建前上絶対
反対
するところであります。かかる
値上げ
のごときは、言うまでもなく健全なる企業の
合理化
を前提として、しかも新
給與体系
及び新
物價体系
とを調節し、も
つて
インフレ防止
のために愼重に考慮すべき大問題であ
つて
、現
政府
のごとき
行き当りばつ
たりの
態度
をも
つて
なすべきものではないと思うのであります。よ
つて一般予算
の節約、
所得税
のはね返り、前年度の
剰余金
、ないしは
不用財産等
の
処分等
によ
つて
、これが組替を要望する
意味
において、本
動議賛
に成をするものであります。
鈴木茂三郎
16
○
鈴木委員長
野坂參三君
。
野坂參三
17
○
野坂委員
私に
日本共産党
を代表しまして、
社会党
の
黒田
君の
動議
に全的に
賛成
するものであります。ただいま
自由党
の方からも
賛成
の御
意見
がありましたが、私の方とは多少違うところがありますので、簡單に私
たち
の
賛成
の
趣旨
を申し述べたいと思います。 私
たち
の
趣旨
の第一点は、この
補正予算
の〇・八の
補給金
というものの中に、
政府
は税を込めておる。これに対して、私は今日までここの会場においても
反対
してきております。これからは明らかに税を除くべきである。こういうことを私
たち
は主張した。この
意味
において本
予算
にわれわれは
反対
するものであります。 第二点は、これもすでに本
会議場
で各政党の大多数の方が
質問
の形で申し述べましたが、これは明らかに
政府
が
政治
的な
陰謀
をも
つて
おる。
政府
はすでに一月三十一日が期限である。これに急ぐためにこういうふうな
財源
を求めなければならないということを、しばしば申されましたが、しかしながら、實際この
予算
は、すでに去年の十一月からの問題にな
つて
おります。二箇月間の余裕がありながら、しかも今
政府
は百数十億の
追加予算
を出している。この百数十億の
追加予算
の中には、まだ豊富な
財源
があるはずです。この
財源
をとらずに、わざわざ
人民
に
負担
をかけるところの
鉄道運賃
、
通信料金
、これの
値上げ
によ
つて
、この〇・八の
補給金
を賄おうとしている。これは明らかに
官業労働者
と
一般市民
との対立を予想し、これによ
つて人民
の反感を、
給與
を増額するところの
官業労働者
に起させる。こういう明らかな
政治
的な
陰謀
がはい
つて
おる。この
意味
におきましても、私
たち
はこれに徹低的に
反対
しなけばならぬ。これは單に私
たち共産党
だけではありません。昨日
共産党
、第一
議員倶樂部
、
農民党
、
全農派議員團
この四つのいわゆる小
会派
の
名前
によ
つて
、この
予算案
の
撤回
をわれわれは声明しております。この
意味
におきまして、私はただいま
共産党
の
名前
で、ここで
賛成演説
を申しましたが、おそらく他の小
会派
も同様な
立場
をとられるのであろう、こういうふうに私は予想しております。その
意味
において、私は
黒田
君の
動議
に
賛成
するものであります。
鈴木茂三郎
18
○
鈴木委員長
しばらくお待ちください。まだ
発言
の通告がございますから……。
工藤鐵男
君。
工藤鐵男
19
○
工藤委員
動議
は成立いたしましたが、私はこの
動議
に
賛成
するものであります。その
理由
は、
歳出
については、私
ども
はこれを背定せざるを得ない。しかしながら、その
歳入
の点につきましては、常に
大衆
に
負担
を加重するような
方法
は、この際断じて避けなければならぬということを考えておるのでおります。しからばこの
歳入
を否定したる以上は、何かこれに代るところの
財源
がなければ無
責任
ではないかという設を聽くのであります。われわれは
政府
の
責任
をみずから負う必要はありません。また
與党
の徳義上負うベき
立場
には立
つて
おりません。
從つて政府
がこの案に対して速やかにこれを組替えて、さらに
提出
するということについては、私は
賛成
するものであります。
從つて
この案の
返上論
には
賛成
しまして、
黒田
君の
動議
に
賛成
の意を表します。(拍手)
鈴木茂三郎
20
○
鈴木委員長
次は
東井
君。
東井三代次
21
○
東井委員
私は第一
議員倶樂部
を代表して、ただいまの
動議
に
賛成
をするものであります。
理由
に
鉄道運賃
及び
通信料金
の
値上げ
については、るる述べられたごとく、
大衆
課税的な
性格
を
帶びている
。かかる
性格
を
帶びているのにかかわらず
、また
一般
の
物價体系
との見合いも、これはつけていかなければならぬ。しかもその
性格
において、かかる重大な
性格
を有しているという
意味
において、
國会
の承認を得て、かかる
大衆
課税的な
値上げ
をするということならば、われわれは
承服
はできますが、その
手続
は法律上に、
財政法
の第三條がまだ施行されておらぬからという
理由
において、ただいま突然にこれを
値上げ
するというようなことは、
政治
の
道義性
から考えても、
承服
はできないのであります。かかる
意味
において、第一
議員倶樂部
を代表して、本
動議
に
賛成
するものであります。
鈴木茂三郎
22
○
鈴木委員長
加藤シヅエ
君。
加藤シヅエ
23
○
加藤
(シ)
委員
私は
社会党
の第三
党大会
の
決議
に基きまして、
黒田委員
の
動議
に
賛成
の意を表するものであります。元來このたびの
補正予算
の
財源
を、
鉄道料金
の
値上げ
、あるいは
通信料金
の
値上げ等
による
大衆
の
負担
においてこれを求めるとういようなことは、
政府
においてはなはだ誠意の足りないものであると、私
ども
は認めておるのでございます。
鉄道
の
運賃
の改正というような問題は、私
ども
はあくまでもこれを
鉄道
の
独立採算制
の
立場
において、將來新しくこれを檢討するならばよろしゆうございますけれ
ども
、最も安易なところにこの
財源
を求めるというようなやり方に、絶対に
賛成
ができないのでございます。そこで私
ども
はこの
黒田
氏の
動議
に
賛成
をいたしますが、このことによりまして、〇・八の
補給金
の
支拂い
が遅れるということが予測されますので、私はこの
動議
に
賛成
すると同時に、
政府
におきまして、この二月分の
給與
を速やかに先拂いででも拂
つて
いただくという
希望條件
を附しまして、
動議
に
賛成
いたすものでございます。
鈴木茂三郎
24
○
鈴木委員長
討論は以上をも
つて
終結いたしました。これより
黒田
君
提出
の
動議
について採決いたします。
予算案
の
撤回
を求むるの
動議
に
賛成
の
諸君
は
起立
を願います。
鈴木茂三郎
25
○
鈴木委員長
起立
多数。よ
つて動議
のごとく決しました。 本日はこれをも
つて
散会いたします。 午後七時五十三分散会