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1948-05-18 第2回国会 衆議院 通信委員会 第10号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十三年五月十八日(火曜日) 午前十一時三十分
開議
出席委員
委員長
土井
直作
君
理事
白井 佐吉君
理事
重井
鹿治
君
多田
勇君 千賀 康治君 林
讓治
君 平井 義一君
宮幡
靖君 森 直次君
海野
三朗
君
片島
港君 野上 健次君
矢尾喜三郎
君
荊木
一久
君 田島
房邦
君
長谷川政友
君
出席政府委員
逓信政務次官
五坪 茂雄君
逓信政務次官
下條 恭兵君
逓信事務官
中山
次郎君
逓信事務官
篠原 登君
逓信事務官
林
一郎
君
委員外
の
出席者
專門調査員
吉田
弘苗
君 五月六日
川野芳滿
君、
成田知巳
君及び
天野久
君 が
委員
を辞任した。 同
萩原壽雄
君及び
土井直作
君が
議長
の
指名
で委 員に補欠選任された。
委員長岡田勢
一君の補欠と して
土井直作
君が
議長
の
指名
で
委員長
に補欠任さ れた。 ――
―――――――――――
五月十日
佐伯郵便局舍建設
並びに
電話交換方式改善
の請 願(
金光義邦
君
紹介
)(第五四三号) 豊田村に
郵便局設置
の
請願
(
重井鹿治
君
紹介
) (第五五九号)
易國間郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
山崎岩男
君
紹介
)(第六〇一号)
南和氣村
に
郵便局設置
の
請願
(
小枝一雄
君外九 名
紹介
)(第六一三号)
菅原郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
鈴木明良
君
紹介
)(第六一八号) 五月十一日 中
山路郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
松本眞一
君
紹介
)(第六五三号)
大坪和郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
小枝一雄
君外一名
紹介
)(第七一九号) 五月十二日
伊東郵便局
の
電話交換方式改善
並びに
電話交換
局新設
の
請願
(
小松勇次
君
紹介
)(第七八三 号)
佐伯郵便局舍新築
並びにその
電話方式改善
の請 願(
村上勇
君
紹介
)(第八二四号) 大
高根郵便局
に
集配事務開始
の
請願
(
海野三朗
君
紹介
)(第八二五号) 五月十四日
簡易生命保險法並びに郵便年金法
に関する
請願
(
深津玉一郎
君
紹介
)(第八五五号) 大野村に
特定郵便局設置
の
請願
(
小枝一雄
君外 一名
紹介
)(第八五七号) 鹿兒島放送
局電力増強
並びに二重
放送施設促進
の
請願
(上林山榮吉君
紹介
)(第八七四號)
逓信高等学校
及び
逓信大学設置
の
請願
(
片島
港 君
紹介
)(第八九五号)
簡易生命保險法並びに郵便年金法
に関する
請願
(
山本幸一
君
紹介
)( 第九三一号) 同(
岡野繁藏
君
紹介
)(第九六四号) 同(
川野芳滿
君
紹介
)(第九六五号) の審査を本
委員会
に付託された。 五月十日
特定郵便局制度撤廃
に関する
陳情書
(第二〇一号)
鹿兒島港
に
無線局設置
の
陳情書
(第二三三号)
特定郵便局制度存続
の
陳情書
(第二四二号)
鳥取郵便電話局舍新築
並びに
電話交換方式改善
に関する
陳情書
( 第二五七号)
放送法制定
に関する
陳情書
(第二七五号) を本
委員会
に送付された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した事件
電話
の
加入申込者等
に
公債
を引き受けさせるた めの
臨時措置
に関する
法律案
(
内閣提出
)(第 六号) ――
―――――――――――
土井直作
1
○
土井委員長
これより
会議
を開きます。 この際一言御挨拶を申し上げたいと思います。
不肖
私今回
岡田
君に代りまして
通信委員長
に就任いたしました。まことに不敏、
不肖
の者でありまするが、各位の心からなる御協力によりまして、大過なきを期していきたいと思うのであります。何分よろしくお願い申し上げます。 なおこの際御報告申し上げたいと思いますのは、
通信委員
といたしまして辞任または就任された方々の御氏名を御発表申し上げます。
河口陽一
君が一月三十一日に辞任されております。
岡田勢
一君が四月一日に辞任されております。
大石ヨシエ
君が四月一日、同じく
山口武秀
君が四月六日、
加藤吉太夫君
が同じく四月六日、
小島徹三
君が同じく四月六日、
梶川靜雄
君が四月十三日、
川野芳滿
君が五月六日、
成田知巳
君が五月六日、以上いずれも辞任しております。就任いたしました
委員
の方方は、二月二日に
加藤吉太夫君
、四月一日に
川野芳滿
君、四月一日に
水野實郎
君、四月六日に
周東英雄
君、四月六日に
松澤一
君、四月六日に
荊木一久
君四月十三日に
伊瀬幸太郎
君、五月六日に
萩原壽雄
君、五月六日に
土井直作
君以上が就任をしております。御報告申し上げます。 —
——
——
——
——
——
——
土井直作
2
○
土井委員長
それでは前会に引続きまして、
電話
の
加入申込者等
に
公債
を引き受けさせるための
臨時措置
に関する
法律案
を議題といたし、
質疑
を行います。
質疑
に先だちまして、
政府委員
の方から変更されました
事項等
についての
説明
をしていただくことにいたします。
中山政府委員
。
中山次郎
3
○
中山
(次)
政府委員
御
説明
申し上げます。
前回
の
委員会
で、今回発行し、お引受けを願う
公債額
につきまして御
質疑
いただきました。前会まで、私
ども
といたしましては、約二万円の
公債額
を予定してお
つたの
でありますが、
物價
の
値上り
その他によりましてさらに三万五千円
程度
になるのではないかという御
説明
を申し上げましたところ、それの
算出
の
根拠
及び一体どのくらいの額になるかというような御
質問
によりまして、今日お手もとにその
資料
をごらんに入れてございます。それにつきまして御
説明
いたしたいと存じます。 まず第一
号調書
でありますが、これは
昭和
二十二
年度
六箇月
間加入者復旧増設工事使用経費調書
でございまして、昨年の十月から本年の三月までの六箇月間の実績によるものでございます。この表の
最後
の計のところをごらんいただきますと、結局この六箇月間に
架設
いたしました
加入者数
は五万七千四百九十八名でございまして、これに要しました実際の
費用
は十億三千三百万円余でございます。これが一人
当り
の
所要経費
といたしましては一万七千九百八十五円に
なつ
ております。これを
自動式
、
共電式
、
磁石式
にわけますと、その
架設者数
及び
所要経費
一人
当り
の
單價
はここに書いてある通りでございます。このようにしまして最近六箇月間の
実費
を
算出
してございますが、最近予想せられまする
物價
の騰貴を考えますとこの
実費
ではとうてい賄い得ませんので、これに
將來
の物
價高
を見込みまして、
物品費
につきましては一・七倍、
工事費——
大体
人件費
その他につきましては二・二倍を、この一
号表
によります
費用
の各
項目別
に
値上り
を見込みまして
算出
いたしましたのが、一番
最後
の第三
号調書
でございます。二
号表
の第一
号調書
を
根拠
とした物
價改訂
による
方式別値
上
單金調書
をごらんいただきます。これによりますと、
自動式
の單金が三万九千八百余円、
共電式
が二万九千余円、
磁石式
が二万五千余円というふうに
なつ
ております。これを
基礎
にいたしまして、この三
号調書
をごらんいただきますと、結局今度十二万五千ないし十五万の
増設
をいたします場合に、
自動式
、
共電式
、
磁石式
の
方式別
の概数でございますが、昨年、今年、明年の間は、大体
戰災復旧
に
重点
を置いております
関係
上、
自動式
が約六〇%を占めております。
共電式
が二五%、
磁石式
が一五%というような
関係
にありますので、これを掛けます。また今
年度
に予定しております
讓渡加入者
の数を計算に入れますと、結局平均いたしまして三万六千四百九十五円という
單價
が予定せらるるに
至つたの
であります。これを査定いたしまして三万六千円の
公債負担額
になります。過去の
実費
と、
將來
の物
價高
を
基準
といたしまして計算いたしますと、こういう
数字
に
なつ
たわけであります。この
数字
によりまして
公債額
を決定いたしたいと思うのであります。しかしまだ
関係方面
の
了解
も得ておりませんし、一應この
数字
を
基礎
にして決定いたしたいと考えている段階でございます。 それから先ほど
自動式
が六〇%、
共電式
二五%、
磁石式
一五%というようなことを申し上げました。これは一
應都会地
の戰災の所に
重点
を置いておりますが、これ以外の
農村
につきましても、
産業復興
また
経済開発
というようなことで、
農漁村
につきましても、できるだけ新
増設
を行いたい方針であります。
農村
の
組合等
につきましても、優先的に
架設
をいたしまして、
農村文化
及びただいま申しました
経済復興
に役立たしたいと考えておる次第であります。大体
算出
に基きます御
説明
を一應終ることにいたしまして、御
質疑
によりまして御
説明
いたしたいと存じております。
多田勇
4
○
多田委員
ただいまの御
説明
の
値上り單價
の
関係
による
算出調書
のうち、
自動式
が六〇%、
共電式
が二五%、
磁石式
が一五%というように
架設
の
比率
が
なつ
ておりますが、この
架設
の
比率
はどういうものを
根拠
にしてこういうものを出したのでありますか。最近六箇月の
架設
の
状況
を見ると、この
比率
と
大分相違
があるように思われますが、これは現在
加入申込み
があるものを一應
基礎
にしておられるのか、あるいは
戰災電話
の
復旧
を
基準
としておられるのか、あるいは現在の
電話局
の
増設
の能力を
基本
にしておられるのか、どういう点からこういつた
比率
が出されたか、その点を御
説明
願いたい。
中山次郎
5
○
中山
(次)
政府委員
この
比率
は一
應戰災都市
の
復旧
に
重点
を置いておりますので、こういう点で約六〇%を振り向けたい、こういうように考えて
算出
したのであります。
多田勇
6
○
多田委員
そうしますと、大体六〇%
程度
は
自作式
のものを
復旧
あるいは
増設
したいという、一つの
工事
の目標をここに置くという
意味
でございましようか。
中山次郎
7
○
中山
(次)
政府委員
そうでございます。
多田勇
8
○
多田委員
それからこの表とは
関係
ないのでございますが、
戰災電話
に対して同じような率で
電話公債
を
負担
させるということは、
戰災者
にと
つて
非常に大きな
負担
になるだろうと思うのであります。
戰災者
の
電話復旧
については、大体において
官側
の都合によ
つて
今日まで
復旧
ができなかつたものであろうと思いますが、この
戰災電話復旧
に対して、
電話公債
を
負担
させる場合に、
一般
の
電話公債
と同じ額でなしに、特別に低額の
電話公債
を
負担
させるというような
処置
はできないものでありますか。この点について伺いたい。
中山次郎
9
○
中山
(次)
政府委員
私
ども
といたしましても、
戰災者
の立場を考えましてなるべく安く、できれば差別もいたしたいと考えたのでございますが、しかし現在の
復旧状態
から見まして、まず優先的に
戰災復旧
の方に
重点
を置いております
関係
上、大多数が
戰災復旧
の方でありまして、これをもし
実費
以下に
公債額
をきめますと、そこで
経費
の面で不足を生じてまいりますので、これはお氣の毒でもやはり今度の
法律
の趣旨に基きまして、一切のかかる
費用
を平均的に
負担
していただくという建前にいたしております
関係
から、
新規加入者
の方と同じような額を
負担
していただきたいということにいたした次第でございます。
多田勇
10
○
多田委員
そうしますと、
戰災者
の
電話
の
復旧
に対して、特別な
処置
を講ずる
方法
は、現在のところは絶対にないということになりますか。
中山次郎
11
○
中山
(次)
政府委員
今のところ、別に戰災害のために特に額を割引くというようなことは、事実問題としてちよつとできかねております。
多田勇
12
○
多田委員
戰災者
に対してはぜひ
一般
のものと別に、あるいは
一般
のものを少し上げても、特別な扱いをしていくような
措置
を特に御考慮願いたいと思います。 その次に第六條の
電話公債
の額ですが、六條によりますと、
電話公債
の額は
政令
できめるということに
なつ
ておりますけれ
ども
、これはこの
法案
に
電話公債
の額を規定すべきではないかというように考えるのであります。それは
電話公債
の額をそのときの
物價
の
状況
に應じて
政令
できめるということになりますと、
一般
の
電話
を利用したいと考えておる人にも、非常な不安を與えるのではないかというような点がありますし、実際の問題として今年の一月の
考え方
では、二万円
程度
の
電話公債
を発行したいという考えが最近においては三万五千円
程度
の
電話公債
を発行したいというように、非常に額が増加しておりますが、これは最近の六箇月間の
資料
によ
つて
、
はつ
きりと
法案
の中に
電話公債
の額をきめることが至当だろうというように考えておるものであります。
通信事業特別会計法
の中にも、
公債
の
限度額
は
予算
をも
つて
國会
の議決を経なければならないということに
なつ
ておりますので、この
法案
が今
年度
だけの
法案
であるとすれば、
從つて別
に出るところの
公債
の
限度額
については、当然この
法案
を
基本
にして
算出
した
限度額
が
國会
に提案されると思うのでありまして、その
限度額
が提案される以上は、その
限度額
の
基本
となるべきところの
公債
の額が、当然
はつ
きりきめられなければならないのではないか。こういつた
意味
において
法案
の中に
電話公債
の額を
はつ
きりと明示することが至当だろう、こういうように考えておりますけれ
ども
、これに対する
政府
の見解をひとつお伺いしたい。
中山次郎
13
○
中山
(次)
政府委員
私
ども
といたしましても、この
公債
を
負担
していただく
関係
上、なるべく
金額
を
法律
に明示しまして、
議会
、
國民
の御
了解
を得たいというように考えておる次第でありますが、しかし何分にも現在の
金融財政状態
が、急激な変動をしておる
現状
からいたしまして、ここに
はつ
きり
数字
的に
金額
を明示いたしましても、それをまた改変しなければならぬ機会があるのではないかと予想せられますので、大体
法律
に
料金
その他を規定するという精神に基きまして、その
基準
をここに規定さしていただきますれば、それによ
つて
算出
せられた
数字
はここに明定いたしませんでも、それによ
つて
定めた
料金
を御承認いただくというような形式によ
つて
定めますれば、その方がむしろ
現状
に合うのではないかというように考えております。私
ども
としても、現在算定いたしました
数字
は、現在の
状況
により、また
將來
予測せらるる範囲内において、妥当また合理的と思われる
数字
が
算出
せられたわけでありますが、まだ本
年度
も始まつたばかりでありまして、下半期の
状況
については予想できない
現状
から考えまして、またこれを
改正
するについて立法的の
措置
も必要となりますので、その
立法的措置
によ
つて電話
の
架設計画
が中絶するようになりましても、かえ
つて
國民
に御迷惑をかけるものと考えますので、一應この
基準
を示しまして御承認を得て、それに基いて
料金額
としてはここに明定しない。ただ現実に算定せられました
数字
によ
つて
、これを
負担
していただくという
程度
にしていただきたいと考える次第であります。
多田勇
14
○
多田委員
今の
政府委員
の
考え方
はご
もつ
ともだと思うのでありますけれ
ども
、
將來
の物
價改訂
を見越してというように
法案
にはありますし、
物價体系
についてはそれぞれの機関、あるいは
國会
において、きめる場合もありますが、大体において
物價体系
が
はつ
きりすれば、当然それに伴うところの
公債
の額もここに
はつ
きりしてくるわけで、現在の三万五千円
程度
の
公債
を発行したいということを、
條文
の中に入れることが至当であろうと考えております。ただしかしこの
法案
は今
年度
限りの
法案
であるという御
説明
でございましたので、
將來
このように実際
加入者
に影響のある額をきめる場合には、
法案
に
はつ
きりその額をきめていただくように希望を申し添えて私の
質問
を終ります。
森直次
15
○森(直)
委員
附則
によりますと、
申込申請
中の
開通
しない、
電話
については、
公債
を引受けねばならぬということに
なつ
ておりますが、
開通遷延
の原因は主として、
事業者側
にあると思います。これを除外されてはいかがでしようか。
中山次郎
16
○
中山
(次)
政府委員
この
條項
につきましては、
前回
の
委員会
で御
説明
申し上げましたように、この
法律案
を作成し
議会
に上程したのが、この正月ごろでございました
関係
上、そのことはこの
附則
の
條項
に該当します
電話
が
相当数
でございましたために、それをはかすためには、どうしても
費用
を
負担
していただかなければならぬ
関係
上こう規定いたしたのでありますが、今日まで
時日
が経過いたしました結果は、大体
電話
につきましては
架設
を修了いたしまして、実はこの
條項
は実を伴わないことに
なつ
ているのでございます。できるならばこの
條項
を削除さしていただきたいとも思いますが、また
関係方面
の手続その他を考えますと、この
法律案
を一日も早く公布さしていただきまして、
電話架設
を至急にやりたい
関係
上、大体この
條項
が無害なものということを御了承願いまして、このまま
條文
としては残していただきますが、内容は全部消化いたしておるのでございます。
森直次
17
○森(直)
委員
この
法律
は
昭和
二十四年四月一日からその効力を失うということに
なつ
ておりますが、第六條の「
会計年度ごと
に」というような
字句
も少しお直しに
なつ
たらどうですか。
中山次郎
18
○
中山
(次)
政府委員
まことにご
もつ
ともで、私
ども
もその点に氣がついておりまして、
前回
の
委員会
でも御
説明
申し上げました。この
字句
の修正につきましては、先ほど申しましたように
関係
の
方面
との折衝に日を要しますので、これも別に無害な
字句
なものですから、この次の
改正
のときに必ず修正いたしたいと考えております。
多田勇
19
○
多田委員
ただいまこの次の
改正
のときにはという、お話でございましたが、
電話公債
に関するこの
法律案
は二十三
年度
だけでなしに
將來
も当分継続しておやりになる
考え方
で立案されたかどうか。
中山次郎
20
○
中山
(次)
政府委員
私
ども電話架設
の衝に当
つて
おります者といたしましては、やはり
電話
につきましては、
一般法規
によりまして
加入者
の
負担
をなるべく軽くして
架設
し、
電話
の普及をはかりたいと念願しておりますが、現在の
國家財政
その他の
状況
によりまして、やむを得ずこういう
臨時措置
をとりました
関係
上、この
方法
はなるべく短期間にやめまして、もとの本來の姿にかえりたいと考えておるのであります。しかし現在の
状況
から推測いたしまして、今年限りでこれができるように好轉しますこともちよつと予想されませんので、また來
年度
におきましても、やはりこの
方法
によりまして
——
その
架設数
は縮少されるかもしれませんけれ
ども
、まだこれが続くのではないかと考えておる次第であります。
重井鹿治
21
○
重井委員
本
法案
は一月
以來委員会
にかか
つて
おりまして、かなり
質疑
が続行されておるので、この際
質疑
を打切りまして、本日この
法案
を上げたらと考えておりますが、お諮りを願います。
土井直作
22
○
土井委員長
速記
をやめと…… 〔
速記中止
〕
土井直作
23
○
土井委員長
速記
を、始めてください。ただいま
重井委員
から
質疑打切り
の動議が提出されました。御
賛成
の方は御
起立
を願います。 〔
総員起立
〕
土井直作
24
○
土井委員長
總員起立
をもちまして、
質疑
は終了いたしました。引続き
討論
にはいります。
森直次
25
○森(直)
委員
電話事業
の
公益性
から、
架設費
は無料、もしくはきわめてこれを低減し、
料金
によ
つて收支
の均衡を得せしることが常道であると思いますが、いろいろの事情から
電話公債
を発行せられるということは、一應了承いたしますけれ
ども
、どうか
政府
におかれましては、この
法案
が実施せられた曉、
開通
までに長
時日
を要しませんよう、
電話架設事業
が円滑を期しまして、迅速に運びますように、特にお願いいたしまして、
賛成
をいたします。
重井鹿治
26
○
重井委員
私は社会党を代表いたしまして、この
法案
に
賛成
するものでございます。
委員会
におきましていろいろ
質疑
がございました。特に
電話架設
に対していろいろ
國民
の非難の声のあることが相当問題に
なつ
ておりました。この
電話公債
が発行せられる以上
委員会
でなされました
質疑
をよく御檢討くださいまして、
通信事業
の
公共性
のために積極的に御努力あらんことをお願いいたしまして、
賛成
をする次第でございます。
長谷川政友
27
○
長谷川
(政)
委員
本案
に対しまして民主党を代表して
賛成
するものであります。
政府
の
提案理由
の
説明
をまつまでもなく、
電話
は一國の
産業経済
の根本をなすものでありまして、
予算
がないからとい
つて
、
電話工業
を中止することは絶対にできないのであります。しかるにわが
國國家財政
の
関係
から、
一般公債
の
発行高
が非常に制限されました結果、
加入電話等
の
復旧新設
に充てられるものがわずかに四億円。その結果
政府
が
電話使用者
から直接借り入れて、
電話
の
復旧
をせられるというのが
本案
の要旨であります。
当局
よりたびたび言明がありましたが、資材、労務、その他の
関係
を整備して、必ず三箇月以内に
受付数
を完全に
開通
できるかどうかということは、從來の
経驗
からして、非常に危ぶまれるのであります。この
法案
は
臨時的立法
でありましても、この点特に
当局
が、
公債引受者
に対しまして責任をも
つて
、いただきたいと、強く希望するものであります。 なお
農村
の
実行組合等
の
公益團体
につきましては、特別の御配慮が願いたいということを強く要望いたしまして、
賛成
いたします。
土井直作
28
○
土井委員長
以上をも
つて
討論
は終局いたしました。 採決いたします。原案に
賛成
の諸君の御
起立
を望みます。 〔
総員起立
〕
土井直作
29
○
土井委員長
起立総員
。よ
つて本案
は可決をいたしました。(拍手) なお
衆議院規則
第八十六條によります
報告書
の作成については、
委員長
に一任させていただきたいと思いますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
土井直作
30
○
土井委員長
御
異議
ないようでありますから、さよう決定いたします。 本日は一應これをも
つて
散会いたします。 午後零時五分散会