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鈴木委員長 去る五月末本
委員会において決議いたしました事項につきまして、政府と折衝いたしました結果について御報告申し上げます。その第一は、
災害費増額要望の件であります。現在までに
予算に計上されたものは百二十一億であり、昨
年度のパーセンテージから見て、本
年度は最低百五十億を計上してもらわねばならず、その差額三十億の捻出につき
当局と折衝いたしましたところ、來議会において
予算の計上に努力し、なお新たな財源が見つかり次第さらにそれも
災害費に組みこみ、
水害公債の
発行等も考えているという答弁を得たのであります。第二に、新單價による支拂については、
建設院総裁より
工事仕上げによる
清算拂を行うので御期待に副えると思う旨の
回答を得たのであります。次に第三の
出來高拂の要は、なかなか困難だが
予算通過後速やかに現金化するよう努力するとのことでありました。第四の、本
年度予算に計上されていない
工事で緊急已むを得ない
工事に対する金融上の
措置については、安本と大蔵両
当局において連絡の上
緊急的措置を講ずるよう努力しておる
旨建設院総裁より
回答があつたのであります。以上甚だ簡單でございますが、御報告申し上げておきます。
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