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1948-06-04 第2回国会 衆議院 国土計画委員会 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十三年六月四日(金曜日)     午前十一時七分開議  出席委員    委員長 中島 茂喜君    理事 内海 安吉君 理事 松浦 東介君    理事 守田 道輔君 理事 長谷川政友君   理事 的場金右衞門君    今村 忠助君       高田 弥市君    田中 角榮君       野原 正勝君    池谷 信一君       伊瀬幸太郎君    坪川 信三君       橋本 金一君    村瀬 宣親君       宮村 又八君    只野直三郎君       高倉 定助君    大瀧亀代司君  委員外出席者         総理廳技官   雨森 常夫君         專門調査員   西畑 正倫君         專門調査員   田中 義一君     ――――――――――――― 五月二十八日  石狩川河口改修工事促進請願椎熊三郎君紹  介)(第一〇六〇号)  石狩中央原野開発に関する請願椎熊三郎君紹  介)(第一〇六一号)  那珂川改修工事促進請願石野久男紹介)  (第一〇六二号)  吉岡、塩釜間懸道改修請願竹谷源太郎君紹  介)(第一〇七三号)  塩竈修築請願竹谷源太郎紹介)(第一  〇八〇号)  幕別町地先の十勝川に橋梁架設請願高倉定  助君外一名紹介)(第一〇九六号)  大森、沼前間道路開設請願椎熊三郎君紹  介)(第一一〇三号)  最上川の災害復旧工事促進請願外三件(圖司  安正君紹介)(第一一〇八号)  津久見港を開港場指定請願外一件(野上健  次君紹介)(第一一一五号)  雄川堤防修築工事施行請願前田郁紹介)  (第一一一九号)  志布志港、志布志間道路改修費國庫補助の請  願(前田郁紹介)(第一一二〇号)  当別川、東土場間道路開設請願椎熊三郎君  紹介)(第一一二五号) 六月二日  國道二号線改修促進請願田中久雄紹介)  (第一一五四号)  大江、富津間道路開設請願宮村又八君紹  介)(第一一八六号)  河山村合本地先橋梁架設請願中嶋勝一  君紹介)(第一一八七号)  利根川外河川治水工事施行請願栗田英  男君紹介)(第一二一一号)  入間川水系河川改修工事促進請願(古島  義英君外七名紹介)(第一二一二号)  渡良瀬川改修工事促進請願栗田英男君紹  介)(第一二一三号)  太田川及び原野谷川護岸工事施行請願(竹山  祐太郎君紹介)(第一二一九号)  石狩川橋梁架設請願松浦榮紹介)(第  一二二四号)  塩竈修築請願竹谷源太郎紹介)(第一  二三二号) の審査を本委員会に付託された。     ――――――――――――― 六月三日  北上川改修工事施行陳情書  (第四四三  号)  三陸沿岸地帯を準國立公園指定陳情書  (第四四九号)  國道第六号線の改修工事施行陳情書  (第四五八号)  都市復興に関する陳情書  (第四七〇号)  戰災復興事業國庫補助増額に関する陳情書  (第四七六号)  同外四件  (第四八五号)  新町川北岸緑地化計画廃止等に関する陳情書  (第  五二〇号)  港湾法制定等に関する陳情書  (第五  二七号)  土地区劃整理事業助成陳情書  (第五三〇号)  北葛城郡における災害復旧並びに河川改修工事  施行陳情書  (第五三六号)  芳野川改修工事施行促進陳情書  (第五三七号)  宇陀川改修工事施行促進陳情書  (第五三八  号)  大和川改修工事施行促進陳情書  (第五三九号)  河川維持費並びに海岸堤防維持改良工事に対し  國庫補助交付陳情書  (第五六〇号)  幹線道路緊急整備に関する陳情書  (第五六四号)  日田市郡を阿蘇國立公園に編入の陳情書  (第五六八号)  田尻川改修工事継続陳情書  (第五七一号)  大野島村、中川副村間架橋促進に関する陳情書  (第五七二号)  八木山隧道開鑿に関する陳情書  (第五七三号) を本委員会に送付された。     ――――――――――――― 本日の会議に付した事件  二十三年度予算公共事業費に関する説明聽取     ―――――――――――――
  2. 中島茂喜

    中島委員長 これより会議を開きます。  二十三年度公共事業費予算について、経済安定本部当局より説明を聽取いたします。雨森建設局次長
  3. 雨森常夫

    雨森説明員 本年度公共事業費の全体は四百二十五億という案が決定いたしましたので、それに至りますまでの間の経過をざつと申し上げますと、当初事務当局で案をきめておりましたのが、御承知通り二百七十億でございました。二百七十億のうち二十億は今夏水害発生を考慮いたしまして、水害のための予備費として計上いたしておつたのでございます。それを物價改訂によりまして——二百五十億は物價改訂いたしますと、大体三百九十億ばかりになります。ラウンド・ナンバーで申しますが、それに予備金として残してございました二十億を加えて四百十億ということで一應の案がきまつたのでありますが、その後御承知通り軍公利拂の処理につきまして十五億の財源を公共事業費に振向けることになりましたので、合計いたしまして四百二十五億に相なりました。四百二十五億のうち、内容を申し上げますと、大きくわけまして一般建設予算と、災害復旧予算とにわけます。一般予算の方は三百十三億余でございます。災害の方が百十一億七千万円であります。百十一億七千万円のうちどういうふうにはいつているかと申しますと、河川関係におきまして六十九億九千万円、農業土木、すなわち耕地の災害復旧費といたしまして二十九億円、その他山林におきまして四億二千万円、水産におきまして二億三千万円、港湾関係におきまして四億、端数を切り捨てて申し上げております。その他学校施設、あるいは都市計画の費用、あるいは厚生施設、これらのものに昨年災害がございましたので、若干加わつておりますが、合計いたしまして先ほど申し上げました百十一億七千万円になります。  それで昨二十二年度予算のわくの中で、災害がどれくらいにあつたかということを御参考までに申し上げますと、二十二年度公共事業費予算は百四十七億四千万円でありました。そのうち災害関係に入れましたのが五十一億七千万円、その差引きました残りは一般建設予算になつております。  それからこの災害復旧の百十一億七千万円の本年度事業の中で、河川農業その他にわけたのが今申し上げた通りでありますが、河川の中でそれらが二十二年度水害にはどれくらい要るか、あるいは過去の災害にはどれくらいまわすのかということは、今系数を整理いたしておりますので、その内訳はちよつと申し上げかねるのでありますが、大体のことを申しますと、河川関係におきまして、昭和二十年に至るまでに発生した水害は大体終つてしまいます。農業関係におきましては昭和十八年の水害が終りました。二十年以降のものが残ります。そのうちで大きいのは三十一年度水害が大きいのであります。建設院災害復旧費におきましても相当量が残ります。それは主として補助工事の方で、二十四年以降に持越されると思います。  以上非常に簡單でございますが、総体の概要を申し上げました。
  4. 中島茂喜

    中島委員長 お諮りいたします。質問は懇談の形で行いたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 中島茂喜

    中島委員長 次会は追つて公報をもつてお知らせいたします。本日はこれにて散会いたします。     午前十一時十四分散会