○
榊原(亨)
委員 今
大臣の御懇篤な
お話がございましたが、これは誤
つているということをお認めに
なつた以上は、これ以上私は追究したくないのでございますが、今後現われますところの
法案の中にも、おのおの各界を代表いたしました
利益代表が集まりまして、
審議会とか
委員会とかいうものをつく
つて、厚生問題についていろいろな運営をやる。たとえば今度出ますところの
医師法にいたしましても、いろいろそういう点があるのでございまして、
勝手氣ままに
法令にない
委員を選んで、これによ
つていろいろなものをきめて運営するようなことは、今後絶対にないように
お願いいたしたいと私は存じております。なお在來この
社会保險診療報酬を
算定いたします場合におきまして、
医師に課します
税金につきましては、特別の
考慮を拂
つてやるから、
社会保險の
診療報酬は
医者が要求しておりますものよりも、安くしてや
つてくれという御希望がございました。それによ
つて社会保險の
診療報酬というものはきめられているのでございますが、その点につきまして、どういうふうな努力を
大藏省当局にしておられるのでありますか。殊に最近におきましては、とうてい
医師が拂うことができないような
事業税をも課そうという案があると私
どもは承
つているのでございますが、この点につきましても
社会保險の本質から申しまして、この際はこれらの
税金の
軽減方について厚生省といたしましても努力していただきたいと存じておりますが、その点についての御所信を承りたいと存ずるのであります。