○河合
委員 先ほど片島
委員の
質問に対しまして、
政府当局から御答弁がありました中に、やはり行政機構の簡素化というようなことを申されました。私はこの
各省の建設法が
提案されましたときにお伺いしてもいいと思うのでありますが、ただいまも行政整理という問題が出ましたので、この際あらかじめ申し上げておきたいと思います。それは行政機構の簡素化はまことに
国民の要望しておるところであります。しかしこれは一面の改革でありまして、私は始終
考えでおるのは、このたびサンマー・タイムということが行われることになりましたが、ただ朝早く起きて早くしまうだけでは、ほんとうの
意味をなさぬ。デ一・ライトをセ—ブするということも必要で
しようが、時間を空費するということをやめなければいかぬ、ところが用事がありまして
各省へ行きましても、課長、局長級の方も、あるいは
事務をとる人も、十時でなければ私どもは面会できないのです。十時に
事務が始まりまして、十二時まで二時間、あるいは十一時半になれば弁当を食う用意をされる人があるが、これを二時間といたしましても、午後は一時から四時までで、四時が来ますと定時退庁で、廊下でベルをならして私ども行きましても追払われる。午前中と午後とで五時間です。私は労働基準法も
実施された今日でありますから、そうむりな時間を働けとは申しませんけれども、元来四時間半なり五時間の仕事でいいものでありま
しようか。商工省にも六千人も人がおるということでありますが、これらの人が一時間この上にまじめに働くことにいたしましたならば、その面からでも人員がよほど減らされる。ただ機構の改革たけじやなしに、横の時間を浪費しない、勤勉に働く。私たち農村におるものは朝の十時とい
つたら一仕事やりまして腹の減
つてる時分です。午後もその
通りであります。それに役人だけが五時間でいいのか、四時間半でよろしいとお認めにな
つているのでありま
しようか。その面からも一つの改革を何かお
考えにな
つておりませんで
しようか。もしお
考えにな
つておりませんでしたら、次の機会に御意見を承りたいと思います。もしその点についてお
考えがありますならば、ただいま承
つておきたいと思います。