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1948-07-06 第2回国会 衆議院 議院運営委員会 第69号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十三年七月六日(火曜日)     午前十一時五十分開議  出席委員    委員長 淺沼稻次郎君       小澤佐重喜君    工藤 鐵男君      山口喜久一郎君    佐々木更三君       山下 榮二君    吉川 兼光君       小島 徹三君    椎熊 三郎君       神山 榮一君    中村 俊夫君       平川 篤雄君    田中 久雄君  委員外出席者         議     員 高瀬  傳君         事 務 総 長 大池  眞君         事 務 次 長 西澤哲四郎君 七月六日委員成重光眞君辞任につき、その補欠と して平工喜市君が議長の指名で委員に選任された 。     ————————————— 七月五日  國会法改正に関する件  衆議院規則改正に関する件  院内秩序に関する件  議員の福利施設に関する件  議長諮問事件閉会審査を本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した事件  委員派遣承認申請に関する件  訴追委員会事務局長任命承認に関する件  閉会中の委員会速記に関する件     —————————————     〔筆 記〕
  2. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 これより議院運営委員会を開きます。  最初に委員派遣の件を議題に供します。
  3. 大池眞

    大池事務總長 委員派遣の件について電氣委員長より承認申請がございます。電氣事業の再編成及び電力拡充に関する調査のための電力施設実地調査のために七月七日より七月十二日まで六日間富山、岐阜両縣の飛騨川水系前田榮之助さん、加藤隆太郎さん、成瀬喜五郎さん、川越博さんが参る予定でございます。同じ目的で七月七日より七月十二日まで六日間、新潟縣鹿渡発電所村上勇さん、石野久男さん、上林與市郎さんがいく予定でございます。
  4. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 電氣委員会からの承認申請の件は許可するに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  5. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。  次に司法委員長より委員派遣承認申請がございます。
  6. 西澤哲四郎

    西澤事務次長 司法委員会少年保護施設視察のため大島多藏さん、七月十日から十日間、大分縣下毛郡大幡村の貞心寮その他となつております。同じ目的のために榊原千代さん、七月十日から七日間、仙台市荒巻の東北國榮学院に、それから少年院視察のため、中村俊夫さん、七月十日から一週間、大阪府茨木市の浪花少年院その他、同じ少年院視察のため岡井藤志郎さんが香川縣仲多度郡善通寺町の四國少年院その他、七月十日から一週間同じ目的で入並達雄さん、七月十日から十日間、北海道空知郡砂川町の紫明寮その他であります。委員派遣の数について、実は事務総長に相談しました。二名ずつということは費用もかかりますので、制限したために一人ずつになつたのであります。
  7. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 ほかに御意見ございませんか。
  8. 工藤鐵男

    工藤委員 これは将来に弊害を残すことをおそれるし、行政廳の仕事に立ち入ることは、立法府としてよくない。従つて私は従来の主張通り、全面的に反対します。
  9. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 昨年原則はきまつておりますから、原則従つていく。その意味でこれはよろしゆうございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  10. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。
  11. 西澤哲四郎

    西澤事務次長 次に文教委員会綜合大学設置に関し実地調査のため班が四つにわかれております。中部近畿方面圓谷光衞さん、野老誠さん冨田照さん、花村四郎さん、松尾トシさん、この五名が中部近畿に、それから伊藤恭一さん、木村公平さん、水谷昇さん、松澤兼人さん、松本眞一さん、以上五名が関東東北、その次が中國地方松本淳造さん、高津正道さん、平川篤雄さん、田淵実夫さん、武田キヨさん、西山冨佐太さんの六人であります。四國九州地方黒岩重治さん、米田吉盛さん、柏原義則さん、織田正信さん、久保猛夫さん、松本七郎さん、近藤鶴代さんの七人で、これが五日間の予定です。
  12. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 承認するに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。
  14. 西澤哲四郎

    西澤事務次長 國土計画委員会関門國道隧道工事現地調査中島茂喜さん、守田道輔さん、的場金右衞門さん、高倉定助さんが七月九日より五日間、北海道地方開発計画樹立のための実地調査内海安吉さん、永井勝次郎さん、伊瀬幸太郎さん、松浦東介さん、野原正勝さん、長谷川政友さんが八月一日より十四日間ということになつております。それから福井、石川縣下諸河川道路特に九頭龍川震災復旧計画に関する実地調査に、今村忠助さん、山本幸一さん、大森玉木さん、只野直三郎さんが七月七日から五日間。
  15. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 そうしますと一人が重複しないということと、十四日間は十日間に引下げていただくということを条件として認めることに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  16. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。
  17. 西澤哲四郎

    西澤事務次長 次が農林委員会でございます。農林政策確立のための諸調査農林委員四十二名各地七名ずつ、北海道は十四日になつておりますが十日間にお願いして、東北十日間、東海、北陸方面十日間、近畿、中國七日間、四國二十五日から七日間、九州十日間以上六班でございます。
  18. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 これはどうでしよう、目的と班の氏名を明確にしていただいて、他の委員会と重複を避けるということと、日限も十日を超えざることを条件として、書類が整つたときに議長が認可するということでよろしゆうございますか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  19. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。
  20. 西澤哲四郎

    西澤事務次長 次が運輸及び交通委員会目的は戦時中買収した鉄道の払下げ等に関する実地調査、これは九州方面尾崎末吉さん、前田郁さん、井谷正吉さん、関西方面に重井鹿治さん、岡村利右衞門さん、中野武雄さん、関東東北方面小笠原八十美さん、志賀健次郎さん、佐々木更三さん、北海道方面に、飯田義茂さん、館俊三さん、田村虎一さん、九州方面十日から七日間、関東東北方面七日間、北海道十五日間を十日にしていただく、以上四班。
  21. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 これは再検討してすべて、条件に合つたところで、議長が認可するということで異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  22. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。
  23. 西澤哲四郎

    西澤事務次長 電氣委員会の追加がございました。目的電氣事業の両編成及び電力拡充に関する調査のための電力施設実地調査でございます。新潟縣千手発電所金子益太郎さん、八百板正さん、坪井亀藏さんが七日から六日間、同じ目的櫻内義雄さん、境一雄さん、栗田英男さん、これは信濃川水系に七日から六日間。
  24. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 いま電氣委員長からの要請については、条件をすべて整えたら許可することを条件に、議長に一任することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  25. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。     —————————————
  26. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 それから訴追委員会事務局長について総長からお話があります。
  27. 大池眞

    大池事務總長 本日中村訴追委員会委員長から、國会法が通りました関係で事務局長をぜひ任命したいからということで、候補者の申出があつたのであります。それは法学博士野間繁さんであります。当委員会の了承を経れば議長の同意で新たに命ずることができるのであります。
  28. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 承認することに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  29. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。
  30. 大池眞

    大池事務總長 それから当委員会原則だけのことをおきめを願いたいと思いますが、これは今後すべての原則とまでは申し上げませんが、閉会中の各常任委員会審査事項を昨日相当広汎に付託されておるので、閉会中各委員会が十日の範囲内で活動をされることと思います。その閉会中の審査の場合に速記を付するか、付さないかという問題でありまして、これは継続審査でありますから、速記のあるのが好ましいことではありますが、閉会中の継続審査は特殊なものを除いては、おおむね懇談の形で話を進めていただくことを原則的にお願いしたいと思います。
  31. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 原則的には速記なしということでなく、速記はつくものとしておいて、実際はその運用で必要なときに速記をつけるというふうにして異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  32. 淺沼稻次郎

    淺沼委員長 さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十分散会