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1948-03-20 第2回国会 衆議院 議院運営委員会 第17号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十三年三月二十日(土曜日) 午前一時三十三分
開議
出席委員
委員長
淺沼稻次郎
君 理事 坪川 信三君 佐々木更三君
笹口
晃君 森 三樹二君 安平 鹿一君 吉川 兼光君 工藤 鐵男君
小島
徹三君
後藤
悦治君 鈴木彌五郎君
小澤佐重喜
君
山口喜久一郎
君
石田
一松君
委員外
の
出席者
議 長
松岡
駒吉君 副 議 長 田中
萬逸
君 議 員 北
二郎
君 議 員
木村
榮君 議 員
榊原
亨君 議 員
佐々木秀世
君 議 員
外崎千代吉
君 議 員
中村元治郎
君 議 員 本藤
恒松
君 事 務 総 長
大池
眞君 —
——
——
——
——
——
——
本日の会議に付した事件
法委
を
付託
すべき
委員会
に関する件
常任委員割当変更
に関する件 —
——
——
——
——
——
——
淺沼稻次郎
1
○
淺沼委員長
それでは
議院運営委員会
を開会したします。 きようお諮りをいたしますのは、まず最初に
中小企業廳
の
設置
に関する
法案
の
委員付託
に関する件の問題で、
鉱工業委員長
からの申出がございましたので、これを
議題
に供します。
事務総長
から御
説明
願います。
大池眞
2
○
大池事務総長
先日
中小企業廳
の
設置法案
をどこへ
付託
するかということをお諮り申し上げました際に、
行政機構
という面から見れば
決算
に行くのだけれども、
中小企業
の
振興
ということが中心問題にな
つて
おるから、
商業委員会
の方がよくはないかという
お話
を申し上げまして、実態的に
中小企業
の
振興
であるという意味から
商業委員会
に
付託
することに一應の御
決定
を見たわけでありまして、
從つて商業委員会
へ
付託
をいたしたわけであります。ところが、その後
鉱工業委員長
の
伊藤
さんからお申出がありまして、実は
中小企業廳
の問題は前から
鉱工業委員会
で
商工省等
としばしば
質疑應答
その他の研究をした結果、
中小
の
企業形態
ということが中心であるために、むしろこれは
中小
の
商業自体
でなくて、
企業形態
の方が重きをなすものであり、
鉱工業委員会
で
從來
からこれを研究してや
つて
おつたことであるから、
鉱工業委員会
に付記をせらるべきものと思う。
從つて商業委員会
に
付託
されてはあるが、未だ
審議
にはい
つて
おらぬのであるから、
自分
の方に
付託
替を願えないであろうか。そうして
商業委員会
の方と
連合審査等
をしたらいいじやなかろうか、こういう申出があつたわけであります。私どもの方といたしましては、
從來鉱工業委員会
で
中小企業廳
の問題を
取扱つて
お
つたの
か、
商業委員会
の方でや
つて
お
つたの
か、
從來
の径路がわか
つて
おりませんものでしたから、
中小企業
の
振興
であるという明文に從いまして、
商業
の方がよいのじやないかと
思つたの
でありますが、そういう
從來
の
関係
があるならば、ひ
とつ
商業委員長
とよく
打合せ
をして、
商業委員会
の方でその
付託
替ができるということであれば、まだ
審査
にははい
つて
おらぬことであるから、もう一度御相談をしてみるということで、
伊藤委員長
とお
話合い
をいたしました結果、
商業委員長
の方におきましては、一旦
決定
を受けて
自分
の方へ
付託
をされたものであるから、それは承知がなりがたい。むしろ
商業委員会
においてもこの問題はしばしば問題として研究しておつた問題である。
從つて
むしろ
商業委員会
としては、
付託
を受けた問題がか
つて
鉱工業委員会
で十分
審議
せられたとするならば、そちらと十分に
連合審査
をするから、そのままにしておいてもらいたい。こういう申出があつたわけであります。從いましてこの問題をどう取扱うかということをいま一應お諮りいたします。実はその後
喜多商業委員長
と
鉱工業委員長
との
打合せ
を願いたいということは
お話
をしておりまするけれども、そこまで計んでいるかいないか、まだ御返事がないようなわけであります。
淺沼稻次郎
3
○
淺沼委員長
この問題につきましては、
伊藤鉱工業委員長
から
運営委員長
である私にも要求があ
つたの
でありますが、一
應委員会
に諮
つて
ということを御返答を申し上げてあつたわけであります。今、
事務総長
の御
説明
に何か御
意見
はありませんか。
森三樹二
4
○森(三)
委員
ただいま
事務総長
から御報告がありましたが、一
應商業委員会
に
付託
して、
審議
にはい
つて
おりませんけれども、
運営委員会
としてはそういう
取扱い
をしたのであります。その後
伊藤鉱工業委員長
からそういう申出があつたという、なるほど
鉱工業委員長
の申出ももつとものように聞えるのでありますが、この際は一
應商業委員会
に
付託
してあるのでありますから、
商業委員会
を主として、それに
鉱工業委員会
も連合して
審査
をするというようなお
取扱い
にしていただきたい。それについて、そうした含みをも
つて
、
松岡議長
のお
取扱い
をしていただいたらいかがかと思います。
山口喜久一郎
5
○
山口
(喜)
委員
森君の御
意見
は妥当であると思います。
石田一松
6
○
石田
(一)
委員
私は一
應言つて
みたいのでありますが、この前の
行政機構
に関する問題を
——
たとえば
労働法規
に関する問題は
労働
省の問題で、
内容
は
労働関係
の
内容
であるからと、
内容
を檢討して、
衆議院規則
に要するに
所管
に関する
事項
と明記してある、いずれにも該当しないような
委員会
に委せる。
内容
を檢討してどうするということは
間違
つて
いることで、ある
一つ
の議案を
——速記録
を見ないとわかりませんか、やはりこれに書いてあるように、
決算委員会
の第三の
行政機構
に関する
事項
であるというので、
決算委員会
でやつたことはあります。今度の問題も私は欠席していて、いまさらどうこうは言いませんが、そういうことからこういう問題が起きるのかと思います。こうすでにここに規定があ
つて
明記してあるのだから、これなどは
内容
は
中小問業
の
形態
に関するか何に関するか、
形態
に関するからとい
つて
鉱工業委員会
がこれを主張する
根拠
は何らないわけです。以前当局を呼んで
説明
を聽取していたということは、次に出るこういう案が
自分たち
に
付託
されるという
根拠
にはならない。ただそれは自発的に勉強したということになる。こういう問題はこれから後もあるから、今度
議院法
などが改正されて
所管事項
が
行政法門
のような別個の立場でできるようになるまでは、やはりこの前私が主張したように、この
規則
によ
つて
運営していくのが一番妥当であるというように考えておりますが、今度の問題は今の森君の御
意見
が私は妥当だと考えます。
淺沼稻次郎
7
○
淺沼委員長
さよう
決定
してよろしうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
淺沼稻次郎
8
○
淺沼委員長
さよう
決定
いたします。 —
——
——
——
——
——
——
淺沼稻次郎
9
○
淺沼委員長
次に
委員
及び
委員長
の
調整
に関する件を
議題
に供します。本日の
運営委員会
に各党から出す
委員
の案を持ち寄ることにな
つて
お
つたの
でありますが、今お手もとに配
つて
おりまする
割当表
によりまして、
民主自由党
はよそから九名まわさなければならぬ。
民主党
は一名出さなければならぬわけでありまして、出す方は
國民協同党
、第一
議員倶楽部
、
農民党
、
自由党
、この四つのものが出していただかなければ
調整
ができぬわけでありますので、もしわかればこの際出すものを御指定願いたいと思います。
農民党
は非常に
割当
がよくて二十あるわけですが、そのうち十だけ出していただきたい。チェックしてこれを出すということを御指定願いたい。
大池眞
10
○
大池事務総長
その問題について、参考までに申し上げますと、現在
農民党
の方ではい
つて
いないで割り当
つて
おるのを申し上げます。
外務委員会
の一というのは
農民党
の方はおられずに割り当
つて
おります。
治安
、
國土
は一人ずつ、
司法
、
文教
、
文化
なし、
厚生
あり、
労働
なし、
農林
、
水産
、
商業
、
鉱工業
あり、
電氣
なし、
運輸交通
なし。
通信
、
財政
、
予算
あり。
決算
なし。
議院運営
、
懲罰
にはい
つて
おります。それで現にはい
つて
いないものが八ありますから、それをお
出し願つて
、
あと
はい
つて
おられるものから
二つ
お出し願えればよろしいわけです。 第一
議員倶樂部
について申し上げます。
外務
、
國土
、
文教
、
文化
、
厚生
、
労働
、
農林
が二、
商業
一、
電氣一
、
通信
一、
財政
一、
予算
一、
決算
二、
議院運営
一、それだけも
つて
おります。
社会革新党
は
割当
をもらつた上三もらえる。その中で、たとえば
外務委員会
は一で結構ですが、
治安
が現に二ありますから、その分だけほかのものをも
つて
いただく。
治安
が二、
國土
が三、
司法
、
文教
、
文化
、
厚生
、
労働
はなく、
農林
が五、
水産
が三、
商業
一、
鉱工業
二、
電氣二
、
運輸
二、
通信
一、
懲罰
二、
治安
は一であります。
淺沼稻次郎
11
○
淺沼委員長
第一
議員倶樂部
はどうですか。
中村元治郎
12
○
中村元治郎
君 私の方は、もし十六あれば
決算
と
農林
です。
淺沼稻次郎
13
○
淺沼委員長
決算
と
農林
ということに一應しておきましよう。
自由党
はどうですか。
榊原亨
14
○
榊原亨
君
自由党
は
労働
、
外務
、
商業
を出します。
北二郎
15
○
北二郎
君
農民党
は
通信
と
財政
の
二つ
です。現在のものはそのままにしておきます。
本藤恒松
16
○本
藤恒松
君
社会革新党
は
財政金融
。
淺沼稻次郎
17
○
淺沼委員長
もう一遍確認しましようか。
事務総長
の方から言
つて
いただきましようか。
石田一松
18
○
石田
(一)
委員
國協
は四つ出すことにな
つて
おります。
大池眞
19
○
大池事務総長
現在の数を申し上げます。
外務
二、
治安
二、
國土
二、
司法
二、
文教
三、
文化
二、
厚生
二、
労働
二、
農林
三、
水産
二、
商業
二、
鉱工業
一、
電氣一
、
運輸交通
二、
通信
一、
財政金融
三、
予算
三、
決算
一、
議院運営
二、
図書館
一、
懲罰
なし、こういうことです。これを今の
通り
全部いくと四十四人になる。ところが実際は四十人でなければならぬ。これだけのうちから四人拔いてもらう。
淺沼稻次郎
20
○
淺沼委員長
懲罰
に一人はい
つて
もらわなければならぬ。
石田一松
21
○
石田
(一)
委員
商業
から一人、
文化
から一人、
電氣
から一人、
鉱工業
も一人出して、
懲罰
をもらう。
榊原亨
22
○
榊原亨
君
ちよ
つとお尋ねしますが、党と党との
話合い
で
割当
を
変更
することができますか。
淺沼稻次郎
23
○
淺沼委員長
一應その
割当
をここで
決定
してもらえば、その
あと
は譲り合うことは構わないと思いますが、しかし原則だけはやはりここできめてもらいたいと思います。
石田一松
24
○
石田
(一)
委員
結局今ある
委員
を保持しておいて、新たにこうするということを考えるからいけないので、今全部の党には
委員
がないと考えればわかりやすいではないか。
後藤悦治
25
○
後藤委員
全部御破算にした観点から考えればいいわけです。
淺沼稻次郎
26
○
淺沼委員長
話が混乱しましたから、
速記
を中止して懇談してください。 〔
速記中止
〕
淺沼稻次郎
27
○
淺沼委員長
それでは明確にどことどこはいくら出すということを、
総長
から言
つて
ください。
大池眞
28
○
大池事務総長
まず縱の方から申し上げます。
國協党
は
鉱工業
、
通信
、
決算
、
懲罰
、そのおのおのの二が一になる。 第一
議員倶樂部
は
治安
がゼロ、
司法
、
水産
、
鉱工業
、
運輸
、
懲罰
、
農民党
は十出します。
外務
、
司法
、
文教
、
文化
、
労働
、
電氣
、
通信
、
財政
、
決算
、
懲罰
。
北二郎
29
○
北二郎
君
決算
でなくて
運輸
です。
大池眞
30
○
大池事務総長
わかりました。それから
自由党
は、
外務
、
労働
、
商業
、それだけです。それで全部終りました。 そこで今度は横の方を申しましよう。横の方は
民主自由党
が十、
社会
党は八、
民主党
六、
國協
が二、
社会革新
一、
議員クラブ
一、こうなりますから、
あと二つ
が出ております。
農民
と自由が出ております。この
二つ
をどこで頂戴するか、この
二つ
をきめていただけばよい。そこで
社会革新
も一で同じですし、
國協
も二、二で同じです。
民主
が六もらえるところを今五しかありません。それで
一つ
どれかをもらえる。
淺沼稻次郎
31
○
淺沼委員長
それが出てこなければ、この
二つ
をどこがもらうかということがきまらぬわけだ。あなたのところはたくさんも
つて
お
つて
も十一しか出さない。
大池眞
32
○
大池事務総長
その
二つ
をどこでもらうか、それをきめてもらいたい。
本藤恒松
33
○本
藤恒松
君
社会革新
ですが、
農林
が五のうち三十す。それから
水産
を一もらえるところを二十す。どうせ全体にい
つて
三もらわなければならぬから、そうすることができません。
淺沼稻次郎
34
○
淺沼委員長
それはできません。
中村元治郎
35
○
中村元治郎
君 それでは第一
議員倶樂部
の六を言います。
治安
及び
地方制度一つ
、
司法一つ
、
電氣一
つ、
通信一つ
、
決算
が
一つ
、
懲罰
が
一つ
。この
割当
二十の中から六出せばいいでしよう。
淺沼稻次郎
36
○
淺沼委員長
それでは横に行きます。
大池眞
37
○
大池事務総長
外務委員会
の方で
二つ
あきましたから、それをどこでもらうか。
小島徹三
38
○
小島委員
これは当然
民主党
がもらう。
淺沼稻次郎
39
○
淺沼委員長
社会革新
はどうですか。
外務
の中に
無所属
の尾崎さんを入れたらどうか。
大池眞
40
○
大池事務総長
それでは
外務委員会
の
決定数
を申し上げます。
民主
自由が十一、
社会
八、
民主
六、
國協
二、
社会革新
一、第一
議員倶樂部
一、
無所属
一。それから次の
治安
は第一
議員倶樂部
の
一つ
だけでありますから、その
一つ
をどこがもらうか。
本藤恒松
41
○本
藤恒松
君 これは
割当
の数字だけは點
つて
いてももらえるのでしよう。三なら三に対しての
意見
があるかないかであ
つて
……。
笹口晃
42
○
笹口委員
どうです、きめていただけませんか。
共産党
はいかがですか。
治安
が
一つ
あるからあなたのところはどうですか。
木村榮
43
○
木村榮
君 要りません。
淺沼稻次郎
44
○
淺沼委員長
治安
はどこかありませんか。
本藤恒松
45
○本
藤恒松
君
あと
から三もらえるうちの
一つ
をそれにとるか。
水産
を今もらいたいというけれども、とれないという話がありましたが、
水産
の方はもらえませんか。
大池眞
46
○
大池事務総長
水産
はどこからも出ていない。
淺沼稻次郎
47
○
淺沼委員長
無所属
にきめようじやないか。いいですね。それから
國土計画
……。
大池眞
48
○
大池事務総長
國土計画
はあいておりません。
司法
二をどこがもらうか。
小島徹三
49
○
小島委員
司法
二があいておれば、
自由党
が欲しいという。
淺沼稻次郎
50
○
淺沼委員長
司法
はどうですか。
小島徹三
51
○
小島委員
民主党
は
司法
を
一つ
もら
つて
おこう。
民主党
は
司法
六になる。
淺沼稻次郎
52
○
淺沼委員長
それならば
無所属
に
一つ司法
をまわす以外にありませんね。 それでは
文教
に行きます。
文教
はありませんか。
——
それなら
文教
は
無所属
にきめておきましよう。 それから
文化
、これは
共産党
がはいればそのまま済みますが……。
木村榮
53
○
木村榮
君
文化
はあまり感心しない。
小澤佐重喜
54
○
小澤
(佐)
委員
だれも希望がなければ私の方で……。
淺沼稻次郎
55
○
淺沼委員長
それでは
民主自由党
。 それから
厚生
は
一つ
あるが、
農民党
が出しますか。
北二郎
56
○
北二郎
君
農民党
は出しません。
淺沼稻次郎
57
○
淺沼委員長
共産党
は今徳田君が
厚生
をや
つて
いるが、これはいいですか。
木村榮
58
○
木村榮
君 いいです。
淺沼稻次郎
59
○
淺沼委員長
労働
は
二つ
ありますが……。
木村榮
60
○
木村榮
君
労働
をもらいたい。
榊原亨
61
○
榊原亨
君
労働
を取消して私の方へもら
つて
、
水産
を出しますよ。
淺沼稻次郎
62
○
淺沼委員長
それでは
労働
は
共産党
へ行けば済みますね。それから
農林
、
水産
は……。
榊原亨
63
○
榊原亨
君
水産
は
自由党
が
一つ
出します。
本藤恒松
64
○本
藤恒松
君
水産
を
一つ
こちらへもらえませんか。
小島徹三
65
○
小島委員
二つ
あるのだからもらえるのじやないですか。
淺沼稻次郎
66
○
淺沼委員長
それから
商業
。
大池眞
67
○
大池事務総長
商業
は
自由党
から今、
一つ
出してあります。
榊原亨
68
○
榊原亨
君 そうです。
淺沼稻次郎
69
○
淺沼委員長
商業
はありませんか。
民主自由党
で受取る以外に、受取る場所がない。
笹口晃
70
○
笹口委員
社会革新
は要らないですか。
本藤恒松
71
○本
藤恒松
君 要りません。
淺沼稻次郎
72
○
淺沼委員長
鉱工業
。
小澤佐重喜
73
○
小澤
(佐)
委員
鉱工業
はもらいます。
石田一松
74
○
石田
(一)
委員
この
鉱工業
を
電氣
か何かに変えてもらいたいですね。
淺沼稻次郎
75
○
淺沼委員長
いいでしよう。
小澤佐重喜
76
○
小澤
(佐)
委員
電氣
が余
つて
いるからもらいます。
淺沼稻次郎
77
○
淺沼委員長
電氣
は七、五、二では十四しかない。十三あれば
委員長
が出て十二対十二です。
小澤佐重喜
78
○
小澤
(佐)
委員
電氣
はもう
一つ
あるのですか。
大池眞
79
○
大池事務総長
電氣
は
三つ
あるのです。
笹口晃
80
○
笹口委員
民主自由党
は
二つ
入れて十ですか。
淺沼稻次郎
81
○
淺沼委員長
それならば、
國民協同党
を
二つ
にしてもらつたらいい。
石田一松
82
○
石田
(一)
委員
共産党
はなくな
つて
しまう。
淺沼稻次郎
83
○
淺沼委員長
共産党
は
電氣
はどうですか。
木村榮
84
○
木村榮
君 よろしゆうございます。一應そうしておきます。
小島徹三
85
○
小島委員
國協
は二にしますか。
石田一松
86
○
石田
(一)
委員
ちよ
つと逆もどりして済みませんが、
鉱工業
と
電氣
をやめて
厚生
を
一つ
出します。
小澤佐重喜
87
○
小澤
(佐)
委員
電氣一
つやめても、ぼくの方は
二つ
あるのだから……。
淺沼稻次郎
88
○
淺沼委員長
厚生
が一残るから、
共産党
に
一つ
まわしましよう。次に
運輸通信
。
小澤佐重喜
89
○
小澤
(佐)
委員
運輸通信
は余
つて
いると思いますが……。
淺沼稻次郎
90
○
淺沼委員長
第一
議員倶樂部
と
農民党
ですか。
笹口晃
91
○
笹口委員
農民党
から
一つ
出ております。
淺沼稻次郎
92
○
淺沼委員長
通信
は
國協
も出るのですか。
大池眞
93
○
大池事務総長
國協
と第一と
農民
の
三つ
です。
小澤佐重喜
94
○
小澤
(佐)
委員
第一
議員倶樂部
で
通信
をもらつたらどうですか。
淺沼稻次郎
95
○
淺沼委員長
社会革新
がある。
社会革新
は
とつ
たか。
本藤恒松
96
○本
藤恒松
君 とらない。
淺沼稻次郎
97
○
淺沼委員長
とらなければなくな
つて
しまう。
本藤恒松
98
○本
藤恒松
君 それでは
電氣
を
一つ
と
つて
おこうか。
淺沼稻次郎
99
○
淺沼委員長
その次は
決算
。
石田一松
100
○
石田
(一)
委員
決算
は
民主
、自由が
とつ
たから、
あと
はとれない。
外務
と
治安
、
司法
。
本藤恒松
101
○本
藤恒松
君
治安
と
司法
、これを
さつき無所属
にやらうとい
つて
いましたから、これを
一つ
もらおう。
淺沼稻次郎
102
○
淺沼委員長
決算
は要りませんか
——
そうすると
決算
はどうなりますか。
三つ余つたの
ですね。
笹口晃
103
○
笹口委員
決算
は
無所属
と
共産党
、
社会革新
が
一つ
。
淺沼稻次郎
104
○
淺沼委員長
それでは
議院運営
。
笹口晃
105
○
笹口委員
これは
変更
なし。この表では出入りがない。
淺沼稻次郎
106
○
淺沼委員長
共産党
は
議院運営
に今はい
つて
いるわけですが、
共産党
からやはり出してもらうのですか。
石田一松
107
○
石田
(一)
委員
共産党
は
割当
てがないのじやないか。しかし
議院運営
は各派から出ようということにこの前了解してお
つたの
でしよう。これは大政党の方から考慮してもらわなければならぬ。
笹口晃
108
○
笹口委員
そうすると
民主
自由で五つ出すか。
小澤佐重喜
109
○
小澤
(佐)
委員
無所属
はこれは要らないね。
笹口晃
110
○
笹口委員
だから
自由党
が
一つ
に
なつ
た。
淺沼稻次郎
111
○
淺沼委員長
そうすると、これは前
通り
にしましよう。
笹口晃
112
○
笹口委員
それでは
自由党
から
一つ
返してもらいたい。
榊原亨
113
○
榊原亨
君 返します。
淺沼稻次郎
114
○
淺沼委員長
図書館運営
はこれでいいですね。
笹口晃
115
○
笹口委員
もう
一つ共産党
に行けばいい。
木村榮
116
○
木村榮
君
懲罰
をもらえば
よけい
になる。
笹口晃
117
○
笹口委員
だからその
よけい
に
なつ
た
一つ
をこつちへ返す。
淺沼稻次郎
118
○
淺沼委員長
割当
は一應今の
通り
決定
してよろしゆうございますか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
淺沼稻次郎
119
○
淺沼委員長
それではさよう
決定
いたします。 なお
委員
の
割当
は火曜日までに届けることにしまして、本日はこの程度で散会いたします。 午後一時三分散会