○木村禧八郎君 私は
日本社会党参議院議員團を
代表いたしまして、片山総理大臣の施政
方針演説並びに和田
國務大臣の経済緊急対策基本理念に関する
演説に対しまして、
財政、金融、経済の側面から大別三つの
質問をいたしたいと思うのであります。
質問の第一点は当面の
経済危機の突破、並びに
日本経済再建に関しまする基本問題についてでございます。この点についてはもつぱら片山総理大臣の御
答弁を煩わしたいのでございますが、この問題につきましては四つの角度から御
質問申上げたいと思うのであります。
先ず片山総理大臣が一日の
演説におきまして、今日の経済の実態から判断いたしまして、今日こそ我が國が経済
再建をなしとげ得る
最後の機会であるということを申述べられまして、
日本経済の危機の悩みということを指摘され、これに対して
國民の奮起と協力を促されたことにつきましては、全く我々同感の至りでございまするが、唯この深刻なる
経済危機を克服する
ためには、その原因について正しい
認識を持たなければ正しい対策も立ち得ない。そこで私は、その原因について
政府がどういうふうにお考えに
なつているか。その点を先ずお尋ねしたいのでございます。片山総理大臣は七月一日の施政
演説におきまして、我が國の経済が惡化しつつある根本原因として、第一に過少
生産、第二に終戰後の消費の増大、第三に賃金と
物價の悪循環、この三つを指摘せられたのでございました。そうしてこの三つの原因は殆んど不可避的な
事情から起つて來たかの如き説明をされておるのであります。併しながら私の見る所によりますれば、
経済危機の原因として挙げられました過少
生産と消費の増大、及び賃金、
物價の惡循環は、危機の原因ではなくして、危機の現実の姿であると思うのであります。從つて危機の眞の原因を突止める
ためには、そもそも過少
生産と、消費増大と、賃金、
物價の惡循環をもたらしている所の
事情を正しく掴む必要があると思うのであります。この原因のうちには不可避なもののあることは申すまでもございません。例えば過少
生産の原因として、戰爭及び
敗戰に基ずく
物資の消耗、破壊、燒失や、
資源の喪失、或は占領下の再
生産外の消費、海外貿易の杜絶などは不可避的なものであります。或いは又インフレーシヨンの原因として、戰時中累積されました過大購買力の存在、或いは終戰処理費、賠償撤去費などは不可避的のものとみることができると思います。で、若し今日の
経済危機がこのような不可避的な原因のみによつて、形成されているのでありますれば、海外の援助を仰ぐより外には、どんな政治を行
なつても、誰が政局を担当しても、危機を乘つ切ることはできないということが実際でありましよう。これこそ將に吉田前
内閣の危機に対する観方でありました。そうしてその
政策の根柢をなしていたとみられるのであります。この
ために吉田前
内閣は積極的に自力を以て過少
生産とインフレを克服しようとせず、ひたすら外國援助を焦り、一部階級の利益を擁護する
ために、(
拍手)
敗戰後の
日本経済再建に当り、採用すべからざる所の
自由経済政策とインフレ
政策とを行
なつて、今日見るがごとく、危機を必要以上に深刻ならしめたのであると私は信ずるのであります。(
拍手)そして昨年十一月のいわゆる労働攻勢を抑えると同時に、外國援助を早める
ために、三月危機説を特に強調したと私はみておるのであります。(
拍手)併し危機は以上の如き絶対不可避の原因のみによつて深刻化したのではないと私は思います。避けることのできる原因によつても著しく拍車づけられた。そう信じております。例えば過少
生産については、先程申上げました再
生産外の消費に便乘する所の浪費が行われておる。第二には、戰時、戰後を通じての
物資の莫大な隱退藏、或る会社にはまだ七箇年の
資材があるとか、或る会社は三箇年の
資材をまだ持つていると言われる。そういう隱退藏
物資、第三にはインフレの
ために
物資が流通面に轉轉として流れていて、必要な
生産面に定着して來ない。又
生産統計に明らかなるごとく、戰後の不急不要の消費財
生産が跛行的に増大しまして、
資材、労力、資金が無駄に使われたこと、こういうようなことは
政策のいかんによつて避けることのできるものであると思います。又インフレーシヨンにつきましても、第一に終戰処理費に便乘する所の莫大な濫費、第二には赤字公債
政策、第三戰時利得、インフレ利得の温存、いわゆる不良の擬制資本の温存擁護
政策、或いは放漫な日銀貸出
政策などは、これ又
政策いかん、政治のあり方いかんによつて避けることのできた原因であつたと私は信じております。このように
政策、政治のいかんによつて除去し得る所の危機の原因が存していたということは、取りも直さず政治、
政策のいかんによつて危機を克服し得る所の彈力性がまだ残されているということを物語るものであると私は思います。このことは危機の原因が單に物や金の側面にのみあ
つたのではない。政治の側面、
政策の側面にもあつたことを示すものであると思いますが、片山総理大臣、和田
國務大臣の
演説におきましては、
経済危機の原因としてこの政治の側面、
政策の側面について余り触れることがなかつたことについて、私は御
質問申上げたいと思うものであります。和田
國務大臣は
財政も、企業も、個人もみな赤字であると言われましたが、私はそう思つておりません。他面において金の形で、或いは物の形で、実際は黒字の企業や個人も存在しておるのではないでしようか。(
拍手)この
方面の金と、この
方面の物を動員して調整すれば、危機を克服する彈力性があると私は思います。
食糧についても同樣であると思います。つまり物も資金も絶対的に不足し行詰つているというよりも、政治の貧困、
政策の拙劣さから、正規の
配給ルート、必要な
方面に金と物と労力とが流れて來ない
ための相対的な不足の面がかなり多いと思うのであります。(
拍手)この彈力性は
官廳のお役所的の統計の数字だけでは私は掴み得ないと思います。この彈力性は更に政治のいかんによつては、例へば
國民が喜んで耐乏
生活に耐えるというような側面から更に擴大され得ると思うのであります。この彈力性を活用するものが政治であり、
自由経済政策とインフレ
政策によつてはこの彈力性を活用することができないのであります。この活用に失敗し危機を深化せしめたのが、前
内閣の政治であると私は思つておるものであります。(「そうだ」と呼び、
拍手する者あり)この彈力性を活用する政治は強力なる民主的
統制と健全
財政政策より外にないと信じます。ここにこそ自由党と違つた、
社会党を中心とする片山
内閣の存在意義があるのであります。彈力性のない絶対的危機ならば、何も片山
内閣を必要としないのであります。誰が政治をやつても同じだということになると思います。このような危機の根本原因に対して、片山総理大臣の明確率直なる御
意見を伺いたいと思うのであります。
第二に片山総理大臣にお伺いいたしたいことは、
政府の
財政金融経済
政策に対する基本的構想乃至態度についてであります。片山首相は現
内閣の施政の根本理念は、高度民主主義体制を確立してこれを各
方面に滲透させるにありということを言われました。言いかえれば
民主化の徹底であると思います。然らばこの
民主化を
財政金融経済の側面にいかに具体的に滲透されんとしておられますか。思うに経済の
民主化の具体的條件は二つあると思います。その
一つは
官僚の独善的、権力的
計画統制を絶対に排除すること、第二は危機突破、経済
再建の
ための物質的、精神的負担を公正ならしめることであると思います。第一の
統制の
民主化は極めて重大であると思います。と申しますのは、これから何々営團、何々公團というものが沢山できまして、
官僚統制が全面的に拡大されんとしておりますが、この
官僚統制の
民主化に失敗いたしますると、口に民主主義を唱えて実際は
官僚政治が
強化されるというような恐れがあると思うのであります。この
官僚制度の
民主化につきましては、片山総理大臣は施政
演説の中におきまして、行政
機構の改革と官吏
制度の刷新に著手したい。そういうことをお述べに
なつておりますが、この対策は
官僚が作
つたのでは駄目であつて、廣く
民間、國会の
意見を徴しまして、そうして立案
実行に当られんことを切望するものでございますが、この点に対する御
意見をお伺いいたしたいと思うのであります。
第三に片山総理大臣にお伺いいたしたいのは、
経済危機突破並びに経済
再建の主体についての問題でございます。私はこの主体は言うまでもなく、まじめに働く
勤労階級にあると信じておりますし、
政府もまた同樣の見解であると思うのでありますが、それにしては
只今の
政府が
勤労階級に対する呼びかけ方、又
勤労大衆との結びつき方というものが、甚だ稀薄ではないかと思われるのであります。(「そうじやない」と呼ぶ者あり)過日首相官邸に組織
労働者の
代表を招かれて、そうして経済緊急対策八項目について、御説明に
なつたようでありますが、ただああいう項目を棒讀みにいたしただけでは、何らそこに感激も衝動も生じて來ない。心の底から協力しようという氣持は出て來ない。(
拍手)そういう感想は組織
労働者代表の方々の僞わらざる御
意見であ
つたのであります。こういう点につきまして今後
政府におかれましては、或いは
経済復興会議というものとの結びつき方、その他いろいろな具体的なそういう結びつき方、或いは
勤労大衆との協力態勢につきまして、具体的に何かお考えに
なつておられますかどうか。この点についてお尋ねしたいと思うのであります。
更に総理大臣にお伺いいたしたい点は経済緊急対策の性格についてでございますが、これについては現在の経済緊急対策は非常時緊急的な措置であつて、丁度戰時中の臨時措置の如きものであるような感じを與えているのでありますが、そうしますと、この臨時的な措置でないところの社會党の主張して來ました社会主義的
政策との
関係はどういうふうになるのでありましようか。この点についてお伺いしたいと思うのでありますが、(「そうでない」と呼ぶ者あり)この非常事態が、緊急事態がなくなればこういう措置はおのずからなく
なつて、社会主義的
政策も消えてなくなるのかどうか。そういう点について明らかにして戴きたいと思うのであります。以上が片山総理大臣に対する
質問でございますが、
質問の第二は現下の
経済危機の二つの有力な要因を構成しております過少
生産とインフレーシヨンのうち、先ず過少
生産の対策に関連して行ないたいと思うのでございます。
第一に過少
生産恐慌を解きほごすところの絲口となるところのものは、二十二年度
石炭三千万トン
生産にあるということは申すまでもないことと思うのでありますが、この三千万トン
生産につきましてはこの前の
内閣におきましても
計画を立てておられたのでありまして、何時でも
計画ばかりが立てられて本当に三千万トン掘れるのかどうか。(「今度は出來る」「默れ」と呼ぶ者あり)具体的に
一つ國民の
納得の行くように御説明を願ひたいのでございます。
石炭三千万トン掘る
ためには、一月から三月まで六百六十万トンの
石炭を掘らなければ二十二年度三千万トン
石炭生産は困難であるというように言われてお
つたのでありますが、その後実際の実績を見まするのに、一月——三月は無論のこと四月——五月においても
計画に達していない。そういうような状態でどうして三千万トン掘れますか。この対策としては傾斜
生産と
國家管理、そういう対策を考えておられるようでありますが、これを以て三千万トン掘れるか。これは
経済危機突破の根幹をなすものだけに、
國民の最も知らんとする所であると思います。從つてこれについては
國民の分るように
一つ御説明願えれば仕合せと存ずるのであります。
第二に傾斜の角度が大きくなりますと
失業問題が非常に重要になると思います。
失業者の数につきましては昨日衆議院におきまして米窪國務相から、顯在、潜在を合せて八百万人と推定されておられますが、今後傾斜
生産或いは
企業整備、そういう問題が具体化するにつれてどの程度の
失業者が出ますか。又その
失業者を救済する
財政的負担はどの程度に達するものであるか。この点について御
意見が伺えれば結構と存ずるのであります。以上は一松厚生大臣或いは米窪
國務大臣にお伺いいたしたいと思うのであります。
第三に貿易再開はどの程度に
経済危機克服に役に立つかという点について、和田
國務大臣或いは水谷
商工大臣にお尋ねしたいと思うのであります。八月十五日から許される貿易再開、これは言うまでもなく現在の貿易以外にプラスされる
民間貿易でありますが、その点
期待をもたれると思うのでありますが、これまでの貿易の実績を見まするのに、昨年度において二億八千万ドルの輸入に対して輸出は一億ドルで、一億八千万ドルの輸入超過である。而もこの輸出に対しては、國の輸出し得るものは総ざらいをして輸出して漸くにして一億に達しておるのでありまして、從つて今後貿易が再開し得る場合どの程度の輸出ができますか。そうしてこの輸出によつてどの程度の
生産再開に役立つ
資材を輸入し得るか。又昨年の実績については、輸入三十五億円の中
食糧輸入は二十億円と言われております。そうしますと、輸出したものの多くが
食糧輸入に向けられてしまいますと、
生産資材の輸入の方は極めて局限されるのではないかと思うのであります。こういう点について現貿易との調整、現貿易と
民間貿易との
食糧及び
生産資材との輸入
関係のバランス、そういうような点についてどうお考えに
なつておりますか、御
意見を伺いたいと思うのであります。
最後に
経済危機のもう
一つの要因を形成しておる所のインフレーシヨンの対策について、主として來栖大藏大臣にお尋ねしたいのであります。インフレの原因は、通貨面から見ますれば
財政と金融と擬制資本、この三つの面にあると思います。
そこで先ず第一に
財政面におきまして
簡單に六つの御
質問を申上げたいのであります。その
一つは二十二年度の追加予算の見込額がどの程度でございますか。傳えられる所によりますと、かなり大きな額に上るようでございます。そうしてこのかなり大きな額に上る追加予算に直面して本当に健全
財政を堅持される御意向であるか。この点をはつきりお伺いいたしたいのであります。それから第二にこの追加予算を健全
財政でやつて行こうとしまするならば、これを租税に求めるか、或いは公債に求めるにしても
民間消化によらなければならんと思いますが、公債の
民間消化が実際上困難であるとすればこれを租税に求めなければならないと思います。そこでその場合、租税
政策ということが非常に重大な問題に
なつて参りまして、一体唯からどの程度の税を取るかということが大きな今後の問題になると思います。そこで租税
政策について、二十二年度の既に組まれた予算においては間接税が非常に大きく
なつて來ております。二十年度においては間接税が予算の約二八%、二十一年度は三七%でありましたのが、二十二年度は四五・五%に
なつて來ておるであります。こういうような直接税と間接税との振合いを一体どういうふうにして参りますか。間接税は言うまでもなく大衆課税でありますので、こういう間接税が段々殖えて來ますと、これは経済の
民主化と相容れないかと思うのでありまして、(
拍手)こういう点につきまして大藏大臣の御
意見をお伺いしたいのであります。それから間接税を避けて所得税を中心といたしますれば、今度は所得の適正な査定というものが必要に
なつて來ると思いまするが、現在の実情からして、私は二つの点から所得の公正な査定は困難ではないかと思うのであります。その
一つは現在の税務
機構であります。現在のような税務
機構で一体所得の公正な査定ができるか。もう
一つはこの度採用されました予算申告税
制度であります。これにつきましては既にアメリカにおいて一九四三年から実施されて、成績を挙げているといわれておりまするが、
日本のような実情の下で果して予算申告税
制度が適切であるかどうか。これによつて所得の適正な査定ができるか。そうして公正な税をかけられるかどうか。これは既に
決定された
政策でございますから反対を申上げるわけではありませんが、こういう
欠陷を持つた税務
機構及び租税
制度の下で、どうして所得を適正に御査定になりますか。この所得が適正に査定されなければ税のかけ方というものは非常に不公平に
なつて來まして、そうしてまじめに働く
勤労者或いは企業家、そういう
方面にのみ税が重くかかつて來るのでありまして、この所得の査定というものは今後の租税
政策と関連しまして重大な問題であると考えられますので、この点について御
意見をお伺いしたいと思うのであります。それから第五に可なり大きな追加予算が出ると思われますので、これを税で取るとして果して所得税だけで賄えるか。賄い得ないとしましたならば、第二財産税その他の新税を御
設定になる御意思はないかどうか。この点をお伺いしたいと思います。それから第六には、才出の節約について行政
機構の整理を行われるようでありますが、これだけでどの程度の節約ができるか。この他にいわゆる終戰処理費に便乘して濫費されている
方面に更に更に徹底的に節減し得る余地があるのであるかどうか。この点についてもお伺いしたいと思うのであります。(
拍手)
第二に金融面におけるインフレ対策に関連してお伺いしたいのでありますが、その第一は
復興金融金庫の資金の調達
方法とその使途についてお伺いしたいのであります。現在
復興金融金庫は五月頃までに約百億円の貸附をしていると言われております。この財源は
政府の出資及び
復興金融金庫債券以て賄つておるようでありますが、この
復興金融金庫債券は本來ならば
民間消化を以て賄う筈でありますが、これまでは日銀引受によつてこれを賄つておる。而もこの
復興金融金庫の貸出しは実際には
財政負担となるものであります。
財政負担がこの日銀引受の金融金庫債券を以て賄えるということは、実際は赤字公債を出していると同じであると思います。從つて表面上
財政の辻褄を合やて健全
財政といたしましても、この
復興金融金庫の
方面からいわゆる信用インフレが起つて來て、これではインフレは防げないと思うのであります。特にこの
復興金融金庫の貸出しは、この五月頃までは二十億位でありましたが、段々殖えまして最近では全金融機関の貸出しにも匹敵して行く。今後は可なり増加いたしまして、大体倍位、毎月四、五十億位にもなる。そうなるとこれを日銀引受を以て賄つておつたならば、いかに表面上
財政の均衡を得ましても実際的には赤字公債を出していると同じなんであります。(
拍手)それではインフレは防止できないと思います。その点について大藏大臣はどういうふうに御処置されますか。お伺いしたいと思うのであります。時間がありませんので、あとは
簡單に御
質問申上げたいと思いますが、(「過ぎたじやないか」「
最後は何回だ」と呼ぶ者あり)金融面からのインフレ対策は二つに分けることができると思います。その
一つは資金の蓄積対策と資金の合理的配分の対策であると思いますが、この資金の蓄積対策に対しては、現在富籤、或いは三角籤、新種の無記名預金というものでやつておりますが、これだけで十分であるかどうか。その他にもつと根本的な対策を考えておられるかどうか。この点をお伺いしたいのであります。それから資金の合理的配分につきましては、
日本銀行の資金
統制を今
強化しておるようでありますが、これをやる場合については、金融機関の
民主化及び金融
機構の再編成が必要であると思いますが、この点について大藏大臣の所見をお伺いしたいと思うのであります。
最後に::(笑聲)擬制資本の処理、(「何遍
最後だ」と呼ぶ者あり)インフレ処理に関連しまして擬制資本の処理をどうするか。この擬制資本のあり方として、第一は公債、第二は金融機関の数百億に上る軍需会社に対する貸附、(「時間時間」「靜かにせんか」と呼ぶ者あり)これでありますが、公債については私はこれを適当に処理するのが当り前と思いますが、これは
政策協定においてできません。併しながらその軍需会社の整理につきましては、これについては既に企業
再建整備法::