○一松政二君 新憲法は
個人の自由と尊厳を基本とするのであります。そうしてその基本の上に
民主主義の原則を打立てたものであります。この
民主主義の原則は、
政治上においては勿論、経済上においても
実現せられてなければならないのであります。その
実現のためには、経済面では、企業の中においては経営者も勤労者も相互の人格を認め合い、正義と寛容を以て相携えて
産業の隆昌に努力することであります。同時に現在の過渡的な経済
危機状態を脱却した暁には、
民主主義の根抵たる私的企業の経済活動の自由を回復することであります。而して人類進歩の源泉たる自由なる
個人の創意を最大限に尊重し、
個人の社会的、文化的な生活を向上せしむることが
根本であります。この
意味におきまして、
民主主義こそは眞の
意味における自由主義の
実現であると信ずるものであります。
然るに一昨日の施政方針
演説におきまして
片山総理大臣は、現
内閣の指導方針は、高度
民主主義を各方面に徹底せしめることであると、如何にも耳新らしい文字を使われたのでありますが、果してこれは具體的には一体何を指すのであるか。巷においては、或いはこれを博愛主義である。いや、そうではない。あれは強度の社会主義
政策の
実現のためのカモフラージュであるというふうに、幾通りにも解釈しておるのであります。そこで一体経済面における具体的な
政策は何であるのか、殊に
総理大臣は高度
民主主義こそは
産業を隆昌ならしめる基本であると言われた。これは一体統制経済の強化を指すのか。或いは更に進んで計画経済を強行しようというのか。この点を明白に具体的に御
答弁が願いたいのであります。
総理大臣は今回新しく高度
民主主義という言葉を使われたのであります。これは
考えようによりましては、いわゆる前の近衛
総理大臣が使われた新体制とちよつと似通
つておるのであります。同時に
片山総理大臣は常に精神主義、或いは精神革命、或いは新生活運動、色々な精神運動を提唱せられておるのであります。
日本人は由来非常にスローガン好きの
國民であります。そこへも
つて来て現
内閣が又指導方針を持
つたのであります。一体現
内閣は誰を指導しようというのでありまするか。東條
総理大臣でも或いは指導原理とかい
つておりました。片山さんが東條
総理大臣や近衛さんのような方とは思いません。頗る民衆的な、デモクラテイツクな方であるということは、皆さん御
承知の通りでありまするけれども、朝に立
つた片山さんは東條
総理大臣や近衛さんの言われたことと余り大した違いはないという感じを皆が持
つておるのであります。(
拍手)(「その通り」と呼ぶ者あり)この点につきまして
片山総理大臣の抱く令の高度
民主主義という言葉を、もつと具体的に明白に
國民に分るように御
説明が願いたいのであります。
更に
総理大臣は経済
危機の三代原因を挙げられ、これがそれぞれ互いにからみ合
つて経済を悪化せしめておる。そうして経済の立て直しをするためには、いわゆる物資の流通秩序を
確立して、新物價体系を作
つて、これを堅持する。これがいわゆる経済立て直しの
根本であるように
考えられるのであります。
而して現在の公定
價格が既に
生産を阻害しておると
緊急対策の中には書いておるのであります。それはどういうことであるかというと、これまでその変化に應じて業者から度々陳情があるのも拘わらず、公定
價格の変更を怠
つておるのであります。(「誰が怠
つたのだ」と呼ぶ者あり)それ故に今回は思い切
つて新物價体系を作り上げたつもりでも、いつ又これが
生産を阻害せぬとも限らんのであります。世の中は時時刻々に変化をいたしまして、一波は万波を呼ぶことは御
承知の通りであります。好むと好まざるとに拘わらずインフレの原因は随所にあるのでありまして、いかに安本長官の頑張りが強くても、物價の変動を据え置かんとすれば必らずそだけの弊害が起こるのであります。物價は必ずしも上がるばかりではないのであります。デフレの傾向も相当に強いのであります。下がる方も相当持
つておるのであります。今日の段階においては、公定
價格制度に執着することそれ自体が経済破綻の原因をなすに至るのであります。それ故に私はこの際断然公定
價格制度を廃することが、却
つて経済のエクイリブリユームを確保する。このエクイリブリユームが経済に一番大切であります。これがなかなかむずかしいのであります。
資材が
政府の計画によりましても、既に公團
制度と切符
制度の運用によ
つて固く枠の中に嵌められておるのでありますから、公定
價格を廃止しましても物が買占められる虞れはないのであります。恐るるところは物價が暴騰しないかということでありますが、今日公定
價格を布いておりましても、公定
價格以下の商品は幾らでも巷にあるのであります。若し物價が上るとすれば、それだけ上がる原因があるのでありまして、無理に押し付ければ切符に闇値を呼ぶようなことになりまして、今日に見るいわゆる闇取引が起るのであります。それで私は公定
價格の代りに峻厳なる暴利取締令を布いて、物價は経済の自然の自律作用に待
つた方が、どの位安定に役立つか知れないと
考えるものであります。(「痴人の夢だ」と呼ぶ者あり)かくすることによ
つて、戦争以来非難の的であ
つたところの粗悪品も一掃することが出来るのであります。我が國の経済の立て直しは結局我々がみずから築いて行く以外にはない。どこからの援助も期待してはならんのであります。それは要するに
総理大臣が常に言われる通り、血と汗と勤勉と努力によ
つて立て直しに邁進するのであります。それには各人が
政府の掛け声を掛けずとも、みずからの心の奥底から働けるような世の中を
実現してやることであります。決して新生活運動とか、或いは精神運動によりまして、そういうことは
実現できるのではないことは、既に戦時以来のことで皆さん御
承知の通りであります。で、そうしてインフレの坂を緩やかにして破局を避け、
外國貿易の再開によりまして、そうしていわゆる商業のクレジット或いは國家クレジットを懇請しまして、そうして経済の安定をはかる。それまでは我々が働いて行く。働けるような世の中を作
つてやることで、精神運動によ
つてこれは
実現できんと思うのであります。
この点につきまして
片山総理大臣と安本長官は如何なる御見解を持
つておられますか。
はつきり御
答弁を願いたいと存ずる次第であります。
更に
政府は
食糧緊急対策のために、料理飲食店業者を今年の末まで休業せしむることになりましたが、これは
食糧欠乏のため万巳むを得ざる窮余の一策であ
つたであろうとは存じまするが、休業の及ぼす影響は深刻なものがあります。事業主や従業員及びその家族、並びにこれに連なる一連の業者の中には、戦災者もあり、復員者もあり、或は引揚者もあり、寡婦、時によ
つては孤児もあるのであります。その数は全國を合して数百万人と言われております。組織労働者でない彼等、殊にかよわい女性の中には、既に相当困
つておる者もあるということであります。
政府は既にかくの如き弱い者いじめをしておるのでありまして、これでも人道主義と言われるのでありましようか。(「違う、違う」「もつと賢こいことをしやべろ」と呼ぶ者あり)朝に立つ者は声なき巷の囁きにも耳を蔽うてはならんのであります。東京は閉店後一箇月、全國各地は来る五日から
実施するとのことでありますが、
政府は既に東京都のかくの如きものに対しましていかなる処置を取
つておるでありまするか。(「闇屋の手先か」と呼ぶ者あり)又全國の明日から休業になる者に対していかなる救済の手を差伸べておられるのでありまするか。かくの如き
対策がなくして若し遽々然とお遣りに
なつたとすれば、これは人権蹂躙も甚だしいのであります。(笑声起る)非常
措置を取る場合に、
政府は何故にかくのごとき重大なる
事項を
議会にお諮りにならなか
つたのでありましようか。これを内務省の恐らく一行政命令か何かでや
つたのではないかと存じますが、かくのごとき非常
措置はこの
國会の初めにおいて(「もつと勉強しろ」と呼ぶ者あり)そうして
國会の同意を得てやるべきが至当だと存ずるのであります。この点につきまして内務大臣と米倉
國務大臣の御
答弁が願いたいのであります。(「米倉ではない」と呼ぶ者あり)米窪
國務大臣であります。
更に
総理大臣は、金融機関は飽くまで
産業の奉仕者であ
つて、
産業に優越せるがごとき観念に陥らざるよう自粛自戒して
産業の再建に協力すべきであると、特に一段声を張り上げて強調されておりまするが、(「その通り」と呼ぶ者あり)金融機関におきましては何か悪いことでもしておるのでありまするか。これは実に重大問題であります。総理が
國会劈頭の施政方針
演説の中に強調せられてありまするから、
國民の全部、殊に銀行の預金者は固唾を呑んで聞耳を立てておるのであります。今日の銀行にて自己の資産を保有するものは実に少いのであります。全部が預金者の金であると申しても差支えないのであります。私は多数の人の大切な財産を預かる金融業者が、戰時中のように無茶苦茶に貸附を強要せられ、而も戦後は補償を打切られましたことによりまして、ひどい目を見た者は、銀行或いは保険業者ではなくて、実に預金者及び各保険の加入者、即ち
國民一般大衆であ
つたのであります。(
拍手)若し又統制強化によ
つて、半命令的な回収見込不確実な融資や、
國営、國官の事業又は赤字公債の引受けを強要せらるるようなことがあ
つては、銀行に金を預ける人が少なくなりませんか。或いは預けておる者が引出しはせんかということを恐れておるのでありまして、
政府の企図するいわゆる貯蓄増強どころでなく、資本の蓄積に努める人も少なくなり、換物思想に拍車をかけ、インフレ激成の原因になると思うのであります。いかなる場合においても銀行の資産は健全であることを要しまして、かりそめにも預金者に不安を與えてはならんのであります。その信託財産たる銀行の資金を簡単に貸出してはならんと信ずるものであります。それ故に特に自粛自戒をこの席上で、而も
國会の劈頭に求められた
片山総理大臣は、金融業者に何か起
つたのか。具体的な事実を挙げてこれは御
答弁を願いたいのでありまして、この金融業者は
産業に奉仕する、或いは従属すべきものである。こういうことで金融の
責任が盡せますか。これは大蔵大臣に明白なる御
答弁をも重ねて願いたいのであります。
政府は更に
緊急対策第八におきまして、私企業がその本来の性質上、過度の危険の虞れその他の理由によ
つて期待された成績を挙げ得ない場合には、その企業に対して必要なる管理を行う。こういうことを言うておるのであります。これは態の好い國有、國管、
國営、これ等一連のいわゆるイデオロギーを行わんとする伏線であるか。或いは又國家なら幾ら損してもやれ。
資材や資金は自由であるというのであるか。何でもかんでも國家でやれば宣いという思想でありますならば、これは全体主義的な
考え方であると存ずるのであります。
更に又
緊急対策案の前文におきまして、「まじめに働く者同士が今までよりはもつともつと直接に繋がり合う体制を生み出すことによ
つて、窮乏の生活もそれだけ堪え易いものになることができよう」ということが書いてあるのでありまして、それが八の二項に移りまして、いわゆる「勤労者で組織する
生産統合的な企業形態を
制度化し…」ここに現れておるのであります。「その助長に努める」とある。その「
生産組合的な」と書いておるのでありまするから、まだ、その形態も
はつきりはしておらないと思うのであります。これは見様によ
つては一種の
生産管理に等しいようなものでありまして、
緊急対策に織り込む必要が何処にあるのであるか。そんなものを
制度化せずとも、世の中に必要なるものは自然に放
つて置いても栄えて来るのでありまして、若しそれが育たなか
つたならば、それ自身はこの世の中に用がないのであります。でありまするから、これを
緊急対策に盛
つたということが非常に重要なのでありまするから、殊にこれには一連のイデオロギーが必ず伏在しておるものと
考えるのであります。すこぶる事は重大なのでありますから、私は
総理大臣と、それから芦田外務大臣と、それから
商工大臣及び
和田安本長官に、もう一尊重ねてこの問題を開明していただきたいと存ずる次第であります。
次は労務の配置転換について伺いたいのであります。一体配置転換ということはどういうことを
意味するのでありまするか。若し同一企業内における配置転換を
意味するのであるといたしますれば、私の企業では今日までかくのごときことを怠
つておる所はない。必ず必要なだけの転換をおこな
つておると信ずるものでありまして、若し配置転換が端的に人員の整理を
意味するということであれば、これは労働組合と國体協約の
関係もありまして、簡単に決行し得られるものではないと存ずるのであります。企業が過剰従業員を抱いておる程不健全なものはないのでありまして、これをどうにかせなければならんというのは、これは
國民の常識であろうと思うのであります。而も中小企業方面においては人員を求めておる所がかなり多いのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)そうして一方には非常に余
つた過剰従業員がおる。問題はそこにあるのであります。凡そ計画経済に労務配置の計画がないことは致命的ではないかと思うのであります。
資材と資金と
價格を調整しまして、それによ
つて一定の
生産量を
予定しながら、その原動力であるところの労務を計画的に配置せられず、単に職業紹介所式の自由経済では、凹凸を矯正することはできないのではありませんか。現に過剰労働者があり、一方では足らんということを示しておるのであります。で
政府は労働基準量を定め、これに応じて労務の的確、不的確、或いは過剰であるか不足であるか。かくのごときことを計画的に調整する。配置転換をする
意思があるのか。若しないとすれば、的確なる計画的な労務配置を行わずしていかにして計画通りの
生産物が得られるか。この点につきましては安本長官並びに米窪
國務大臣に御
答弁をお願いする次第であります。
次に
農林大臣にお尋ねしたいのでありますが、これは昨日も今日も度々
質問が重な
つておりまするので、私はこの点につきましては一二の重複しない部分だけを申上げることにいたします。私は昨日もここの席で申されましたように、人間のすることには限りがあると思うのであります。これをいかなる
法律や、いかなる規制を以て、或いはいかなる警察力を以てしても、人間の個々の行動まで一々指図することはできないのであります。若しこれをするというのでありますならば、これはいわゆる全体主義の最も強い秘密警察を持ち、秘密探偵を持
つて、そうして
國民の相互猜疑心とお互いの監視によ
つてこれを持
つて行くというところまで徹底せざる限り、到底見込みはないのであります。いかに経済を、或いは
法律を事細かに企画しましても、これには限度があるのであります。で、
食糧問題もここが重大なのであります。どうしても或る程度
供出せしめましたならば、それから先は人間の自由
意思に委したのが一番いいのであります。即ち
供出後の米麦の自由販売を認めることが一番適切なのであります。この点につきましてはこれを断行するだけの
考えをお持ちにな
つておるかどうか。それからもう
一つは、いわゆる
供出制度の改正についてであります。今伺
つておりますれば、これから更にやろうとしておるようでありまするが、今年度の米はもう既に始ま
つておりまして、田植はもう九州も大方今頃は済んだ頃だろうと思うのであります。今が大切なのであります。今彼等に基準量を示して、彼等にこの秋には幾ら幾らの
供出がくるぞ。君の所は精出して作
つて置かなければならん。これは、こうすればそれ以上のものは家の者が取れると、こういうことになるのでありますから、若しこれからやるとすれば、このでき秋には間に合はないことになる。これは重大なものでありまするから、このでき秋に合うようにな
つておるかどうか。或いはどの位進歩しておるのであるか。これを私は伺いたいのであります。
それから生鮮食料品と生果物であります。これはこの間野菜を統制強化して二十日間、東京と殆んど蔬菜飢餓が来たということは皆さん御存じの通りであります。これを更に
はつきりとやるのかやらんのか。やるならばやる。やらんならばやらん。どつちか
はつきりしてしま
つた方がいいのであります。私はやらない方が一番いいと思うのでありますが、
農林大臣の御
意見を聴きたいのであります。
それから生果物であります。果物であります。未だ以て配給として売られたことは一度も経験がないのであります。最近におきましては、これは一体統制しておるのか統制しないのか。統制しておるならば統制しておる。或いは統制しないならば統制しない。自由に任せておるのだ。この点を
はつきり
國民に認識させる必要があるのであります。
それと先程問題になりましたのは農地調整法の問題であります。第二次農地調整法は既に着々
進行しておるそれは誠に結構なわけでありますが、ここに非常な犠牲者が現れておる。いわゆる地主、マルクスの言うキヤピタリスト、これはそのまま主張する人に私は返還さして戴きますが、いわゆる二反三反の地主或いは戦災者、復員者、引揚者或いは教員が他郷に出て教鞭を取
つてお
つたために家にいなか
つた。これらの一連の者が不在地主とな
つて、自分の小作料は今日でも一石七十五円そこそこ、若し
土地を
買上げられれば、たしか一反歩一千円前後でないかと信ずる次第であります。
政府は既にあらゆる方面において、インフレであり、物價高である或は今後ますます更にこれが
進行し或いは破局に陥るかも知れないとい
つて憂えておるのであります。こういう
状態を見ておりながら、地主からこれを過去のあの
價格でそのまま
買上げてこれはよろしいと思うのでありますか。私はマルクスが旗を高く揚げて、労働者よ団結せよと言
つたのは、これは労働者が非常に弱い立場にあ
つたからであります。
政府はいかなる場合でも…私は左様な信念においては
社会党の諸君と絶対欠くるものではないのであります。私も百姓の忰であります。私は十九才まで田の草を取
つた者であります。左様な次第でありますから、私が自由党の者のでありますからとい
つて、決して料理屋や或は地主や、そういう者の味方をしておるという見方でありますならば、これは
根本的に変えて戴きたいと存ずる次第であります(
拍手)(「やめてしまえ」と呼ぶ者あり)私は社会正義の観念と新憲法の精神によりまして、そうしてその点につきましてこれを救済する
方法を
考えているかいないか。こういうことについてお伺いしたいのであります。(「時間がない、やめろ」と呼ぶ者あり)
それからもう一分間…(「長くやれ」と呼ぶ者あり)私は
商工大臣にお伺いしたいのであります。今日中小工業が我が國の
産業の中核をなすと言うことは随所に言われておるのでありますが、経済
緊急対策の中に中小工業に対して一言半句ありますか。全國に中小工業者は…あれだけの
緊急対策を立て、而もイデオロギー的なまだ形の「くらげ」か何か分らん
生産組合的なものを取り上げて、そうしてそれを
制度化しようということがちやんと一項目に揚げてあるにも拘わらず、中小工業に対する
対策について一言半句も触れておらん。(「ヒヤヒヤ」と呼ぶ者あり)金融の面においても
傾斜生産とか
重点産業とか
言つて、いわゆる戦時中の行き方そつくりそのままの行き方を今日しておる。そうして中小工業者、特に商業者は殆ど闇屋の巣窟のように言われ、今日ほど商業者のいじめられておることはないのであります。殊に中小工業者でありまするから、これを担当されておりまするところの
商工大臣は、何故にあの経済
緊急対策の中にこの商工業者の問題を言わなか
つたのでありまするか。この点につきましては私は
はつきりした御
答弁を願いたいのであります。これを以て私の
質問演説を終ることにいたします。(
拍手)
〔
國務大臣片山哲君
登壇〕