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1947-12-06 第1回国会 参議院 通信委員会 第11号
公式Web版
会議録情報
0
付託事件
○
電話増設
に関する
陳情
(第百九十七 号) ○
特定郵便局廃止
に関する
陳情
(第三 百七十五号) ○大多喜、
千葉
及び
大原問直通電話線
架設
に関する
陳情
(第四百七十六 号) ○
特定郵便局制度存続
に関する
請願
(第六百十一号)
—————————————
昭和二十二年十二月六日(土曜日) 午後一時二十五分
開会
—————————————
本日の
会議
に付した
事件
○
特定郵便局制度存続
に関する
請願
(第六百十一号) ○
特定郵便局廃止
に関する
陳情
(第三 百七十五号)
—————————————
深水六郎
1
○
委員長
(
深水六郎
君) それでは今から
通信委員長
を開きます。
議題
は
請第六
百十一
号特定郵便局制度存続
に関する
請願
(
堀越儀郎
君
紹介
)、陳第三百七十五
号特定郵便局廃止
に関する
陳情
を
議題
といたします。 先ず陳第三百七十五号の方はすでに
趣旨
を朗読してありますから、
請第六
百十一号の
請願
について
紹介議員駒井
君より
趣旨
の御説明を願います。
駒井藤平
2
○
委員外議員
(
駒井藤平
君)
特定郵便局制度存続
に関する
請願
の
紹介議員
といたしまして、極く簡單に本案の御採択を得たいと存ずる次第であります。実はこの
紹介議員
は
堀越儀郎
さんにお頼みしてありましたが、欠席でありますので私から申上げたいと存じます。
由來
この
特定局
は我が國の
通信事業
が顯著なる発達を遂げました理由の
一つ
といたしまして、この
制度
を大きく評價しなければならんと私は
考え
るのであります。過去における
特定局
の貢献の偉大であ
つた
ことも率直にこれを認めていいと私は
考え
るのであります。併し時勢に副わない
欠陷
も相当存することと思いますが、この点は是正するならば眞に
民主主義通信機関
として推償するに値すべき資格を備うるものと存ずるのであります。即ち
局長
の
自由任用
、
局舎
の建設並びに
設備等
、
特定局最大
の妙味もありまして、今これを
普通局式
に國が直営するということになりまするならば、
國費
は非常なる厖大なものに達することと存じます。これがためにさなきだに
遞信省
の運用が
通信料金
の値上げによ
つて
補うというように相成
つて
おりまする現状から察しまして、この上に
普通局
に若しもこれが編成替されるということになるならば、直ちにこの
通信料金
に
影響
することが大きいと
考え
るのであります。でありますので、
再建日本
の
必須條件
として
通信機関
の
整備拡充
は強く我々要望しておるところでありまするので、
國民
の負担を軽減する
意味
から言いましても、この
特定局
を
普通局
に、切替えるということが
意味
をなさない。又円滑に今日まで貢献してお
つた特定局
及び
特異性
を有しておる
特定局
はこのまま存置することが私は
國費
の面から
考え
ましても、又この
請願
しておる各
團体方面
を見まするのに、村長或いは各
團体
が揃うて存置を希望いたしておる次第であります。どうか本
委員長
におきましても、これが御採択あらんことを切に希望して
紹介
の言葉に代える次第であります。
深水六郎
3
○
委員長
(
深水六郎
君) 御
質疑
のある方はございませんか。
水橋藤作
4
○
水橋藤作
君
ちよ
つと
大臣
が
おいで
になる時間を借りまして、
議題
にな
つて
ないのですが
ちよ
つと
政府委員
にお伺いしたいのですが、いかがでしよう。
深水六郎
5
○
委員長
(
深水六郎
君)
範囲外
の問題ですか。
水橋藤作
6
○
水橋藤作
君 今日の
議題
に
関係
がないのでございます。
大臣
が
おいで
になりましたら……。
深水六郎
7
○
委員長
(
深水六郎
君) ではどうぞ……。
水橋藤作
8
○
水橋藤作
君
電話
の問題ですが、先だ
つて
大臣
の
お話
では、我々がお伺いしたことに対しましては、或る
程度
まで進んでいるが決定的でないという
お話
がありましたが、開くところによると、
電話
の
架設
を
中止
した省令が何か出たように伺うがその点いかがですか
ちよ
つとお伺いしたいと思います。
椎熊三郎
9
○
政府委員
(
椎熊三郎
君) 先般
ちよ
つと
懇談会
のような形式のときに、
電話
の
架設
に関しまして
公債発行
のような
計画等
も一部の
方々
には申上げて置きましたのですが、この機会にそういう
法律案
を出そうと
思つて
おりましたが
関係方面
との
支障等
もございまして、今日までその運びに至
つて
おりませんのですが、その
電話
の
架設
につきましては全く変
つた
方向に向
つて
やることになるものですから、その中間の混乱を避けるために、一時
架設
を
中止
をさしておるのでございます。
水橋藤作
10
○
水橋藤作
君 そうしますと先だ
つて
大臣
が
大凡
こうい
つた
ようなことを研究しておるといわれた案と
変つた案
が又研究中である。こういうわけですか。こういうふうに解釈してよいのですか
椎熊三郎
11
○
政府委員
(
椎熊三郎
君) そうでありません。
関係方面
どの
関係
がありまして、一應私共の
考え方
が
纒つたの
でございますが、その後法案を整理する上においてまだ完全なOKが來ておりません。そのために遅れておるのです。
水橋藤作
12
○
水橋藤作
君 重ねてお伺いいたしますが、
中止
されておりまする日限と、その前に
代議士等
で
架設
を申込んでお
つて
、まだ
材料
とか或いは何かの
都合
によ
つて
、文書の
都合
によ
つて
、未完成のところを、その後に
中止命令
が出たという場合に、その前に申込んで置いた方がどういうふうな取扱をされるか、その点を
一つ
……。
椎熊三郎
13
○
政府委員
(
椎熊三郎
君)
公益事業
に関する
部分
や、
衆参両院議員
の
方々
のすでに受付けておる
部分
で、
材料等
が整備されて囘線等もできる
事情
にある
部分
は、そのままや
つて
おります。
藤田芳雄
14
○
藤田芳雄
君 凡そいつ頃まで
中止
を継続される予定にな
つて
おりますか。
椎熊三郎
15
○
政府委員
(
椎熊三郎
君)
ちよ
つと、今の
関係方面
との
関係
がまだ明確じやないのですが、そう長いことでないと思います。近日中にそういう状態から脱却することができると思います。
水橋藤作
16
○
水橋藤作
君 今朝聞いた問題ですが
ちよ
つとお伺いしたいのは、今日の
公報
が各家庭へ配達されなか
つた
。これは又各
郵便局
がストライキをや
つて
おるんじやないかということを、我々はもう三人、四人と言われるのですが、この点につきまして何か情報は入
つて
おりませんか。
椎熊三郎
17
○
政府委員
(
椎熊三郎
君) 別にそういうことはないと思いますが、私今朝役所に参りましたけれども、まだそういうことを聞いておりません。
水橋藤作
18
○
水橋藤作
君 それで今朝参議院の入口で
公報
を皆に渡しておるのですが……。
椎熊三郎
19
○
政府委員
(
椎熊三郎
君) こつ
ちの印刷
の
関係
じやないでしようか。
水橋藤作
20
○
水橋藤作
君
印刷
の
関係
じやないかと思うのですが、それを各自が配達にならんから、もう又や
つて
おるんだというふうに、皆に解されてお
つたの
で非常にあれしておるのですが、……。
椎熊三郎
21
○
政府委員
(
椎熊三郎
君) そういうことはない筈でございます。
水橋藤作
22
○
水橋藤作
君 それじや
印刷
の
関係
かも知れませんから、聞いて皆さんに
はつ
きりしたいと思います。有難うございました。
深水六郎
23
○
委員長
(
深水六郎
君)
ちよ
つと御質問しますが、
特定局制度
についてこの間
大臣
は、今直ちに
撤廃
する
意思
はないと仰しやるのですが、
將來
についてのお
考え
はどういうところにあるのですか。
將來
もという
意味
か、今直ちにと仰しや
つた
そのことが……。
小笠原光壽
24
○
政府委員
(
小笠原光壽
君) 先日
大臣
がお答えしましたのは、私が
伺つて
お
つた
ときはこういうように実は拜聽したんですが……。今直ちに
撤廃
することは、よい
惡い
の問題ではなくて、できない、こういうように御答弁なす
つた
ものと私は
伺つて
お
つたの
ですが……。
遞信省
としましては、
撤廃
するという
方針
ではないのでありまして、
制度
としては存置する。併しながら從來の
欠陷
のある点はなるべく速かにこれを取除く、そういう
方針
でありますから、とにかく
將來
に対してもこれを
撤廃
するという
方針
ではないわけで、
大臣
の言われたのは、
仮り
にそれじや今直ぐ
撤廃
することが可能かどうかという問題になると、それはよい
惡い
という問題よりも、できない、こういうようにお答えに
なつ
たものと私は
考え
ております。
深水六郎
25
○
委員長
(
深水六郎
君) そうすると
將來
に対しても、今のところは
撤廃
の
意思
はないと了承してよろしうございますか。
小笠原光壽
26
○
政府委員
(
小笠原光壽
君) そうです。それは要するにそういう
考え方
です。要するに
郵便局
の中、いわゆる
普通郵便局
というものは、大概百人、二百人、五百人、特に大きいのは千人、或いはそれ以上の人間を持
つて
おる。それからいわゆる
特定郵便局
というものは、一番小さいのは二人から始まるが、二、三人、五人
程度
は普通でありまして、それから
集配事務
を扱
つて
おる
特定局
でも、大体十人前後が普通の大きさでございます。それで
逓信省
としましては、そういう大きい
郵便局
の
運営
の仕方と、極く小さい
規模
の
郵便局
の
運営
の仕方と全く同じにしてしまうということは得策ではないと、かように
考え
ておるのであります。
大局
は
大局式
に
運営
する、
小局
は
小局
でその
規模
の
特色
に應じたような
運営方式
を
考え
るということが、むしろ
事業
の
合理的管理
に適するんではないか、かように
考え
ておるわけでありまして、そういう
意味
において、結局とにかく
大局
と
小局
と二通りの
運営方式
というものは当然
考え
られるのが至当である。そういう
意味
において、
小局
の
運営方式
として、いわゆる
特定局制度
という名前で通例は言
つて
おるわけでございますが、そういう
考え方
は、やはりこれは存続して行く、小
規模
の
通信機関
に対しては、その
規模
の
特色
に即したような経済的な合理的な
運営
をすることがよろしいと
考え
ておるのでございます。併しながら勿論從業員の
労働條件
に関する限り、これは
大局
であろうと
小局
であろうと、何ら差別をしないで、特に小
規模
の
郵便局員
であるが故に、大
規模
の
郵便局員
よりは待遇が
惡い
というようなことのないようにいたして行く考でございます。
深水六郎
27
○
委員長
(
深水六郎
君)
大局
、
小局
の大体の
標準
はどういうところに置かれておりますか。
小笠原光壽
28
○
政府委員
(
小笠原光壽
君)
從來私共
の方で実際にや
つて
おります
標準
は、
大凡定員
五十人以上くらいの局を
普通郵便局
に漸次改訂して行くという
考え方
で毎
年度予算
を要求いたしております。併しながら今日ではまだ五十人以上の局が全國で約六十局ぐらいございます。私共としましては、成るべく速かにこれを全部
普通郵便局
に改訂して行きたいと、かように
考え
ておりますので、
通信事業
の
財政状況
と睨み合せまして改訂して参りたいと
考え
ております。殊に今後の改正の
方針
から参りますると、
普通郵便局
に改訂いたしましても、特に
人件費
の
増加
というものはないのであります。
物件費
につきましても特別の
増加
はない
局舎
は借入れにして行くということになりますと、もう殆んど
普通郵便局
に改訂するための特別の
経費
というものは、
局舎
を新営し、備品を新調するという
程度
が特別の
経費
になりますので、できれば今後は一定の
規模
以上のものはできるだけ速かに
普通郵便局
に改訂するようにいたしたいと、かように
考え
ております。
深水六郎
29
○
委員長
(
深水六郎
君)
労働大臣
がお見えになりましたから、御
質疑
のおありの方はどうぞ……。
藤田芳雄
30
○
藤田芳雄
君 只
今本委員会
には
特定局制度
の存廃が問題にな
つて
おるのでありますが、先日
中労委
の方で、この
特定局制度
に関して、
当局
は
特定局制度廃止
の
方針
を決定すること、それから二、三においてその
方法
や何かについて規定しておる。その二、三は
事情
を定めるについては
経営協議会
に問いこの一の
当局
は
特定局制度廃止
の
方針
を決定することというようなことにつきまして、何か
中労委
というものが
政策
にまで関與するのは行過ぎじやないかというような
意見
が出ておる向きがあるように思うのでありますが、併しその
特定局制度撤廃
の
調停案
を交付するに際して、
中労委
の末
弘会長
は談話を以てそれを補充しておりまして、結局その内容を見ますというと、
特定局制度
の
撤廃
ということは、
政策
的に直ちにというのでなしに、
労働者
の
労働條件
を整えるための
方法
の
一つ
として結局そこまで行き及ぶものだというような
意味
に解されるかと思うのであります。そういたしますると、何も
政策
に関與したとも思われないような点もあるかと思うのでありますが、そういうことにつきまして、
労働大臣
の御所見を承りたいと思うのであります。
米窪滿亮
31
○
國務大臣
(
米窪滿亮
君)
特定局
を廃止しろという
中労委
の
調停案
は、その結論だけを
考え
ますと、
政府
の
政策
に関與するかのごとくに見えまするが、私
末弘博士
の談話なるものを十分まだ読んでおりませんが、私共の方の
労政局関係
において、この問題については今御質問のような
工合
に解釈される点がございまして、
中労委
の方のこういう
調停案
を出すまでに
なつ
たその
考え方
を確かめたところ、決して自分らの方は
政策
に
立入つて
こうしろああしろという
意味
でなしに、労働問題として
考え
るというと、結局
純理論
から言えば、
特定局
を置いて置くということが、全逓の廃止すべしという
意見
も問題になり得る点が絶無ではないと思われるからそういう
意見
の起り得るような
特定局
は廃止したならばよかろうという
考え
を持つに
至つたの
であるという、こういう末弘さんの返事であります。
從つて
これは中
労案
が
政策
に関與するという
考え方
からして、この
調停
を下したものでなく、この
特定局
というものがあると、労働問題においてとかくの紛議が起り得る
可能性
があるから、それを廃止したらよかろうという
工合
に
考え
たのである、我々はそう了承しておるのであります。ところが
特定局
をこの際直ちに廃止することのできないということについては、すでに
逓信当局
から縷々その実情がこの
委員会
において開陳されたことと思うのでございまして、この点については、私共所管の
事務
ではございませんから申上げませんが、
中労委
が、この
調停案
を下したまでの経緯は、今申上げましたような
関係
にある、こう了承しております。
鈴木清一
32
○
鈴木清一
君 私
労働相
が來ておられるので、今の件についてお
聽きし
たいのですが、
中労委
の裁定が
政策
に関して行われるということはいけないというような前提からなそれておるように思うのですが、少なくとも
官業労組
に関する
調停案
について
中労委
が出す場合は恐らく
政策
に
関係
のない
調停
というものは想像できないだろうと思う。
從つて労働相
にお
聽きし
たいのは
中労委
の
調停
が
政策
に
関係
することはいけないとお
考え
にな
つて
おるかどうかということについてお尋ねしたいのです。
米窪滿亮
33
○
國務大臣
(
米窪滿亮
君) 私は
中労委
の
調停
は必ずしも
政策
に立ち入
つて
はいけないとは
はつ
きり言
つて
おらないのであります。併し
中労委
というものの性格からい
つて
、成るべく純労働問題を
調停
すべきであ
つて
、その
調停
をした結果が
政府
の
政策
に対して相当の
影響力
があるような問題については、これは愼重に取扱うべきである。こういう
工合
に
考え
ております。
中村正雄
34
○
中村正雄
君 その点なんですが、まあ
労働大臣
が、
政策
に
関係
してはいけないとは
思つて
ないという点は分るわけですが、
仮り
に
賃金
問題について爭議が起きた場合でも、
仮り
に
賃金
をこれだけにしろという
調停
は必ず
政策
に関する
調停
になると思うのですが、こういう点についてはどういうふうにお
考え
にな
つて
おりますか。
米窪滿亮
35
○
國務大臣
(
米窪滿亮
君)
賃金
に関する問題が
政策
に
影響
を及ぼすことはこれは当然のことでありまするが、この
特定局
の問題は、そうい
つた
政策
に関聯がある。労働問題でなしに、労働問題と
純然関係
なしに
政策
的な面まで立ち入
つて
おる嫌いがある。こういう
工合
に解決しております。
深水六郎
36
○
委員長
(
深水六郎
君) これは
官廳
の
機構制度
という……
政策
々々といま仰しやいましたけれども、
官廳
の
機構制度
というところまでも立ち入るということは、よろしいわけでございますか。
米窪滿亮
37
○
國務大臣
(
米窪滿亮
君)
末弘博士
がそういう
考え方
で
調停
したかどうかは
はつ
きり確かめるわけにはいかんのですが、又私共
調停案
なるものを十分読んでおりませんが、今
委員長
の言われるようなことであるならば、私は
中労委
としては少し行き過ぎだろうと、こういう
工合
に
考え
ております。
藤田芳雄
38
○
藤田芳雄
君 そうしますと、只今の御話を結論的に申しますと、
労働條件
から、勢いそれに及ぼす
政策
なり、そういうものに行くことはいたし方がない。けれどもそれからあまり懸け離れた、いわゆる
労働條件
とそう大した
影響
のないところまで入ることはいかんというふうに結論的に
考え
ていいのかどうですか。
米窪滿亮
39
○
國務大臣
(
米窪滿亮
君) さようでございます。
深水六郎
40
○
委員長
(
深水六郎
君) 外に御
質疑
はありませんか。
千葉信
41
○
千葉信
君 他に
質疑
がないようでありますから、今日の
委員会
は終りたいと思いますが……。
深水六郎
42
○
委員長
(
深水六郎
君)
ちよ
つと
速記
を止めて下さい。
深水六郎
43
○
委員長
(
深水六郎
君)
速記
を始めてそれでは墾談するため暫く
休憩
いたします。 午後一時五十九分
休憩
—————
・
—————
午後二時五分
開会
深水六郎
44
○
委員長
(
深水六郎
君)
休憩
前に引続いて
会議
を開きます。 尚
請願
一件、
陳情
三件の
議事日程
は改めて
公報
を以て御通知いたします。 午後二時六分散会
出席者
は左の通り。
委員長
深水
六郎
君 理事
水橋
藤作
君 山内 卓郎君
委員
鈴木
清一
君
千葉
信君
中村
正雄
君 大島 定吉君
井上なつゑ
君 尾崎
行輝
君
新谷寅三郎
君
藤田
芳雄
君
國務大臣
労 働 大 臣
米窪
滿亮
君
政府委員
逓信政務次官
椎熊
三郎君
逓信事務官
(
郵務局長
)
小笠原光壽
君