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委員長(
黒田英雄君) 御
説明は分りましたけれども、兩
法案とも本
國會で通るつもりであるならば、
一つであ
つてもいつこう
差支なかつたもののように思うのです。とにかく御
説明だけは分りました。
それでは、
只今企業再建整備法の御
説明がありましたが、更に先日
金融機關再建整備法の一部を
改正する
法律案に
伴なつて
政府から
提出されました詳しい
要綱と同じようなものができておるそうであります。それをお配りしてから、更に細かい御
説明をいたしたいということでありますから、それではこの御
質疑は、今お急ぎの御
質疑があればお願いして
差支ないのですけれども、そうでなければ、そのあとにしたらどうかと思います。
銀行局長が見えておりますから、先日
要綱についていろいろ御
説明があつた
金融機關再建整備法の一部を
改正する
法律案について、御
質問があればお願いしたいと思います。
尚、
理財局長がまだおられるうちに、先日御
説明のあつた
補助貨幣損傷等取締法案、それから
すき入紙製造取締法案、これらについても御
質問がありますれば、どれでもよろしいのでありますから、御
質問を願いたいと思います。
すき入紙製造取締法案につきましては、訂正の
手續がすでになされておるそうですけれども、「黒く凸にすき入れた紙」の「凸に」というのは誤りだそうで、消してくれということであります。今御
質問がなければ、いろいろ御
質疑等もありそうですから一旦は休憩いたしまして、場合によつたらば或いは午後にでも再開いたしたいと存じますが、皆さんのお集りの都合もいいかと思います。それから
税法の
改正案が近く
提出されるものと思いますが、
税法の
改正案が
提出されましたならば、
公聽會を開いた方が
適當ではないかと考えておりますので、
提案されましたらそのことをお諮りいたしたいと思うのですが、
公聽會を開きまする場合に一般に公告をして
希望者を募りまする外に、各界の
學識經驗者等に
公述人として
意見を聞くということは外の
公聽會でもあるのですが、そういう場合にどういう人がいいかということについて皆樣にいろいろ御
意見もあろうかと思いますから、若しそういう御
意見がありますればお申し出でを願いたと思いますので、
豫めどうぞお考え置きを願いたいと思います。それでは
法案が出ましてから更に……又日取りは大體二十四日、二十五日頃にしたらどうかというように考えておりますが、どうでありますか。いずれ
法案が出ましてから正式にお諮りして、そうして請求しなければならんかと思
つております。
豫めお
含みの上、お考え置きを願いたいと思います。
速記を止めて…。