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1947-08-09 第1回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第4号
公式Web版
会議録情報
0
付託事件
○
在外
同
胞引揚促進
及び
引揚者
の援護 更生に關する
請願
(第五號) ○
ビルマ殘留同胞引揚促進
に關する陳 情(第三號) ○
樺太殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第五號) ○
南方殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第六號) ○
南方殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第八號) ○
引揚者
、
復員者
及び
留守遺家族
の救
済緊急對策
に關する
陳情
(第十八 號) ○
在外殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第三十號) ○
在外殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第三十一號) ○
海外引揚者
に對する
生業資金貸出
に 關する
陳情
(第三十二號) ○
海外引揚者所有
の農地に關する
陳情
(第三十三號) ○
ソ連軍管下
の未
復員軍人歸還促
進に 關する
請願
(第七號) ○
舊滿鐵社員
の會社に對する諸
請求権
に關する
應急措置等
に關する
請願
(第九號) ○
海外殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第四十八號) ○
海外殘留同胞引揚促進
に關する
陳情
(第五十三號) ○
在外同胞
の引
揚促進
に關する
陳情
(第七十五號) ○
在外
同
胞引揚促進
に關する
陳情
(第 八十一號) ○
在外
同
胞引揚促進
に關する
陳情
(第 百四號) ○
在外
同
胞引揚促進
に關する
陳情
(第 百十號) ○
在外
同
胞引揚促進
に關する
陳情
(第 百二十一號) ○
在外同胞
引揚に關する
感謝
とその引
揚促進
に關する
決議案
に關する件
—————————————
昭和二十二年八月九日(土曜日) 午前十時二十三分
開議
—————————————
本日の會議に付した
事件
○
在外同胞
引揚に關する
感謝
とその引
揚促進
に關する
決議案
に關する件
—————————————
矢野酉雄
1
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
只今
から
委員會
を開會いたします。昨日
委員會
におきまして引
揚促進
に關する
決議
と
感謝
の
決議
問題について、熱心なる御
檢討
を
願つたの
でありますが、本
決議案
は今までの
引揚問題
の
一つ
の歴史の中に、大きなる記録として殘すべき内容を持
つた
、
完璧
の
決議案
としたいという
各位
の熱烈なる御希望もありましたので、前例をむしろ破
つて
、更にその
案文
を小
委員會
に再び付託いたしまして、再度の
檢討
を願
つた
わけであります。本朝早々小
委員會
の
各位
は熱心に御
檢討
下さいまして成案を得て本
委員會
にお届け頂いたわけであります。小
委員會
の
委員長
である
中平
君から、その
決議案文
について今御
説明
がありますから、御聽取を願いたいと思います。
中平常太郎
2
○
中平常太郎
君
只今委員長
よりお話がありました
通り
、昨日
委員會
におきまして付託されました小
委員會
の
草案
を提案いたしたのでありましたが、尚これが眞に
引揚者
に對する
國民
の
切實
なる輿望の現はれといたしまして
参議院
の全會一致の強い表現といたしまして、これを
國民
全體に及ぼし、尚更に
聯合國
全體に、この氣分が明かに現はれるように、又
在外在留
百萬の
同胞
がこの
決議案
を讀んで如何に心を慰めるか、又
自分達
のために、どんなに
國會
が心配をしてくれておるかというこの問題に對しまして十分なる反響を喚び起すに足るような
決議案
を出したいという
各位
の熱烈なる御
總意
によりまして、再び小
委員會
に
草案
に對して考慮するように、昨日は相談せられたのであります。それによりまして、昨日から今朝にかけて小
委員會
は愼重審議いたしまして、その
文案
につきましては過激を避け、又感情の不當なる
激發
を避け、而も強く
聯合國
にも
在外同胞
にも響くような
文案
につきまして深く
檢討
いたしたのでございます。その結果ここに現れました
決議案
を
只今
朗讀いたします。
在外同胞
引揚に關する
感謝
とその引
揚促進
に關する
決議案
連合國
が五百五十
餘萬同胞
の
歸還
を實施され、更に未
歸還者
に對し許す限りの
待遇
を與えられておることは、
感謝
に堪えないところである。而も
異境
にあ
つて
故國の空を望みつつ歸り得ない
同胞
が、今尚百萬近くもある。これらの
人々
は
敗戰以來心身共
に疲れ果て、又
着のみ着のまま
の
生活
をする者さえあ
つて
、果してこの冬を恙なく越せるかどうか誠に
憂慮
に堪えない次第である。 我らは、これらの
殘留者
の
歸還
が
年内
に完了するよう
連合國
の格別なる
配慮
を懇請してやまない。 我らは全
國民
と力を合わせ乏しきをわかち、
同胞
の
歸還
に備え、相共に
平和國家
の
建設
に努力せんとするものである。
政府
もまたこの心を以て心とし、同
胞引揚
のために
萬全
の
方策
を講ぜられたい。 ここに
参議院
は全
議員
の
總意
を以て右
決議
する。 これが
決議案
でございます。そうしてこの言外の
意味
は
委員長
より本議場におきまして十分に敷衍し
説明
される筈でございます。
決議案
といたしましては餘り長く亙るのは
却つて
そのポイントを外す點があるものでありますから、この
案文
の
程度
にいたしました次第でございます。
右委員會
に御報告を申上げます。よろしく御審議の上御贊成あらんことを希望いたします。
矢野酉雄
3
○
委員長
(
矢野酉雄
君) 有難うございました。
淺岡信夫
4
○
淺岡信夫君
只今小委員長中平委員
から大
體決議案
につきましての經過一切の
説明
がございましたが、その件につきましてただ
一つ
私は補足申上げたいと思うのであります。この
參議院全員
の
決議
を以てするという建前から、この
特別委員會
が別に
外交委員會
とも連絡を取り更に又この
案文
、そのものにつきましては
文化委員會山本委員長
の熱心なる、この
文章
に對しまして御
檢討
を願い、そうしてできたことを一應補足
説明
申上げて置きます。
矢野酉雄
5
○
委員長
(
矢野酉雄
君) 如何でしようか、この
案文
に對する……。
中西功
6
○
中西功
君 もう一度讀んで下さい。
矢野酉雄
7
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
委員長
が讀むことにいたします。 「
在外同胞
引揚に關する
感謝
とそのの引
揚促進
に關する
決議案
」
連合國
が五百五十
餘萬同胞
の
歸還
を實施され、更に未
歸還者
に對し許す限りの
待遇
を與えられておることは
感謝
に堪えないところである。而も
異境
にあ
つて
故國の空を望みつつ歸り得ない
同胞
が今尚百萬近くもある。これらの
人々
は
敗戰以來心身共
に疲れ果て、又
着のみ着のまま
の
生活
をする者さえあ
つて
、果してこの冬を恙なく越せるかどうか、誠に
憂慮
に堪えない次第である。我らはこれらの
殘留者
の
歸還
が
年内
に完了するよう
連合國
の格別なる
配慮
を懇請してやまない。我らは全
國民
と力を合わせ、乏しきをわかち、
同胞
の
歸還
に備え、相共に
平和國家
の
建設
に努力せんとするものである。
政府
もまたこの心を以て心とし、同
胞引揚
のために
萬全
の
方策
を講ぜられたい。ここに
參議院
は全
議員
の総意を以て右
決議
する。以上。
山田節男
8
○
山田節男
君 今のこれは、
感謝
となにが一緒にな
つて
いるので、そうすると
最初
の方では、許す限りの寛大な處置を受けていると言い、その次には又、食うにも困る、
着のみ着のまま
だ、
年内
にかえしてくれというようにな
つて
いるのですが、これを
感謝
と
別文
にしたらどうでしようか。
ちよ
つとおかしいのです。片つ方では、非常に寛大にしていると言いながら、その後で着みの着のままだ、こういうようなことが言い現してあるのですけれども……。
矢野酉雄
9
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
委員長
より
ちよ
つとその
文章
についてお答えして置きます。「これらの
人々
は
敗戰以來心身共
に疲れ果て、又
着のみ着のまま
の
生活
をする者さえあ
つて
、」という
言葉
で、全
稱斷定
でなくて
特稱斷定
としての
文章
で、前段の
感謝
に矛盾しないように、小
委員會
では含みを持たした
言葉
を
使つた
という御
説明
を承わ
つた
次第であります。
穗積眞六郎
10
○
穗積眞六郎
君 今の點について、
ちよ
つと筆記を止めさして頂きたい。
矢野酉雄
11
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
ちよ
つと
速記
をやめて下さい。 〔
速記中止
〕
矢野酉雄
12
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
速記
を始めて下さい。 皆さんから非常に有意義な御所見が出ましたが、昨日の本
委員會
におきましても、大體の本旨においては
全員擧つて
御贊同を願い、その文書の運び方、或いは文字の
使い方等
については、
適當
なる修正をお委せするというような實は
決議
を得ておるのでありますから、
今山田委員
の御
意見
や、その他
各位
の
意見等
を斟酌いたしまして、更に
完璧
を期するようにしたらいかがでしようか。
外文委員長
にはまだ全文は見せてはおりません。
文化委員長
にも
完璧
を期するために一應連絡を取
つて
置きますから、そういうふうにしたらいかがでしようか。 〔「贊成」と呼ぶ者あり〕
矢野酉雄
13
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
決議案
としてはGHQの
公式囘答
を得るまでは、ここに確定することはできないのでありますから、實質的のよしんば
決議
を得ましたといたしましても、一應こういう
程度
にして置いたらいかがかと考えております。その點……。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
矢野酉雄
14
○
委員長
(
矢野酉雄
君) 御承認を得たものと思います。つきましては、これについて
上程
の方法は、ここに御參加下さ
つて
おります各
委員
が、それぞれの
會派
、
政黨
の
代表者
でいらつしやいますので、昨日も懇請して置きましたが、一層これを皆様の
政黨
の心の聲と、魂の叫びというようなふうにまでして頂くように是非御斡旋を願いたいと思います。そうして
委員長
初め全
委員各位
の連名の下に、これを
上程
する形式をとりますれば、いわゆる
參議院
全
會派
、全
政黨
の提出という形にもなるかと思いますから、この點いかがでございましようか。 〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
矢野酉雄
15
○
委員長
(
矢野酉雄
君) それからこの
上程決議案
の
説明
は、大體歸らざるところの子を思う母親の氣持を披露いたしまして、そうして次の如き
意味
を、
數字
をこれに加えまして敷衍してい
つた
らどうかと思
つて
おるのです。
終戰後全アジヤ
各
國各地
に抑留せられたる五百五十
餘萬
の我が同脆は、
聯合國関係當局
の豐かなる友情と、言語に絶する努力によ
つて
既に大
部分
の送還を見るに至りましたことは八千
萬國民
の等しく
感謝
し感激するところであります。これ我が同脆にと
つて
の喜悦ばかりでなく、
ポツダム宣言
を容認せらるる多數の各國各民族の滿足せられるところであろうと信じます。然るに
終戰既
に二年の今日、今尚
各地
に百萬になんなんとする
同胞
が懐しの
祖國
を待望しながら未
歸還
の
實情
であります。世界の
食糧事情
から推察いたしましても、大
部分
の
抑留者
の
生活力
は次第に低下し、更に
終戰當時
の夏季の
著衣等
を考察いたしまするとき、
寒風凛烈骨
をも凍らせる第三囘目の嚴寒の越冬を思うだに慄然たらざるを得ないのであります。骨肉の情に置かれる者は勿論のこと、
人道的立場
からしても全く忍び難きものがあります。
政府
はこの事態を正しく大觀して、宜しく
聯合國關係當局
の海の如き懇情を仰ぎ、各方面の
明斷
を仰望して、一日も早く全日本人の
祈願達成
のため一段の熱意を高め、
萬全
の策を講ぜらるるよう深く要望して止まざるものでありますと
言つて
、本
委員會
の
決議等
を加えてその
説明
としたいと思
つて
おります。何かにつけて御助言や御鞭撻を仰ぎ得ますならば非常に仕合せと思うのであります。
北條秀一
16
○
北條秀一
君 今の
最初
の「
連合國關係當局
」とありますが、「
關係當局
」という四字は抜いた方がいいと思われます。
矢野酉雄
17
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
聯合國司令部
という中には、
對日理事會
というのは包括されていないでしよう。
北條秀一
18
○
北條秀一
君 その點は「
連合國
」と簡單に言えば、總てを包括するわけであります。「
關係當局
」といいますと、それだけに限定せられますから……
穗積眞六郎
19
○
穗積眞六郎
君 一番初めの
數字
、あれは
總数
をあげて六百何萬だか……。
矢野酉雄
20
○
委員長
(
矢野酉雄
君)
引揚げた
のが五百五十
餘萬
ですから……。
穗積眞六郎
21
○
穗積眞六郎
君
總數
の方がいいと思います。
淺岡信夫
22
○
淺岡信夫君
大
體今穗積委員
のおつしや
つた
ことと大要同じなんですが、若しできますならば、
復員者
が三百十五萬、それから
海外同胞
が約四百二十五萬、合せて六百四十萬、これが先刻は五百五十萬と、
引揚げた
のを對象とされておりますけれども、できますならば、全部
海外
に殘留してお
つた
ものの數がいいのじやないかと思います。
矢野酉雄
23
○
委員委
(
矢野酉雄
君) さつき申上げましたように、
數字
等はこれを骨とし、肉とするような按排にいたしたいと思います。
田村文吉
24
○
田村文吉
君 昨日の私の發言の中に
芦田外相
がこういうことを言われたということを申しまして、
當時速記
をと
つて
おられましたが、その字句だけを削除して頂きたいのです。
矢野酉雄
25
○
委員長
(
矢野酉雄
君) 承知いたしました。
委員長
において
適當
に處理いたします。 本日はこれで
委員會
を閉じることにいたします。どうも誠にありがとうございました。 午前十一時一
分散會
出席者
は左の
通り
。
委員長
矢野
酉雄
君 理事 淺岡 信夫君
北條
秀一
君 星野 芳樹君
委員
中平常太郎
君
山田
節男
君 草葉
隆圓
君 小杉
繁安
君
井上なつゑ
君 宇都宮 登君 楠見 義男君
田村
文吉
君
穗積眞六郎
君
中西
功君