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原口忠次郎君 今後の
利根川の
改修をどうするか、今度の
決潰に鑑みて当然研究さるべき問題だと思います。それでこの間の
委員会で決まりました
視察旅行の主眼は
決潰口をつぶさに見るということも勿論入つておりますけれども、今後の
利根川の問題については
江戸川をどんなふうに拡張しなければならんか、それから
渡良瀬川をどうすればいいかという大きな問題があります。それで本当は三日間も四日間もかからなければ見られないところを特にいろいろな方法を
使つて、
江戸川は行徳から
江戸川全線、それから
利根川を関宿から栗橋それから
渡良瀬川の出口、そうして殊に内務省が決定している
昭和十四年からの船橋への
放水路あの
附近まで見ようという非常な
強行軍をやることになつているのであります。これは一つはいろいろ世間に取沙汰されている
議員の
出張ということが問題になる虞れがあるから、できるだけ短縮して、今発言のありましたように
國土計画委員は
現地を見なければ、ここでの議論が本当に空論になり勝ちです。ですから是非とも
現地を全
議員に見て貰うということが非常に大事だと思います。そういう
意味におきまして、この前に決まりました
委員は僅か六名ですが、六名くらいの
議員の
派遣は当然じやないか、むしろ少な過ぎると思つております。ですからそういうふうな
意味のことを
委員長から
運営委員会の
委員長によく
お話を
願つて、決して六名というものは多くもないし、僅かに二日間で、これくらいの日程を見るのだということを
お話になれば、私は当然了解するものじやないか、そういうふうに感じております。