○
佐々木良作君
下條委員の言われたことは
當然だと思います。
從つて問題は煎じ詰めるとどれだけの
配炭が必要なのか、最低限必要なのか、それが百七十
萬トンだということに落著く、これが本當に最小限の必要であるという
認定をして、後は外の
陳情竝びに請願と同じように、我々が百七十
萬トンどうしても必要だという
認定をして、
政府に對して百七十
萬トン配給をするように、
生産が足りなければ
生産を上げるというように、
政府に指示することにあると思います。そうすれば問題は直ぐ解決すると思うのです。百七十
萬トン必要であるかどうかということをその點
はつきり掴まえて、百七十
萬トン必要ならば、
政府に對して百七十
萬トン確保しろというふうに
政府に指示すればいいと思います。その場合
出炭と比例する云々の問題は、
政府において本來解決すべき問題であり、又我々が指示してもいいわけですけれども、今の
數字から見ましてもそれ程大きな幅を持
つておるわけじやないのです。やり方によ
つては十分できるのですから無理な
要求じやないからやれと、それで私はいいじやないかと思います。
政府に任しておいて批判して吟味する。そのためには必要ならば
現地に
行つて樣子を見たり、或いは外の
關係當局の
樣子を探
つたりすることは並行的にいいと思いますけれども、原則的に百七十
萬トンというものを押えて、直ぐ
政府に對して押えれば、第一段階が濟むじやないかと思います。