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1947-07-05 第1回国会 参議院 決算委員会 第1号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十二年六月三日(火曜日)議長 において本委員を左の通り選定され た。            太田 敏兄君            吉川末次郎君            田中 利勝君            岩崎正三郎君            西山 龜七君            今泉 政喜君            中川 幸平君            北村 一男君            谷口弥三郎君            竹中 七郎君            平野善治郎君            田方  進君            深川タマヱ君            伊達源一郎君            下條 康麿君            山下 義信君            鈴木 憲一君            小野  哲君            山崎  恒君            新谷寅三郎君            小川 友三君            帆足  計君            千田  正君            西園寺公一君            西田 天香君 同日議長は左の者を委員長指名し た。            下條 康麿君 ———————————————— 昭和二十二年七月五日(土曜日)    午後一時十七分開會   —————————————   本日の會議に付した事件 ○理事互選分科會に關する件 ○専門調査員及び書記に關する件   —————————————
  2. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 只今から決算委員會を開きたいと思います。最初に先般私がはからずも決算委員長に選任せられ、誠に不敏でありますけれども、皆様の御支援の下にこの職責を盡したいと思います。御承知の通り從來決算は比較的閑却されておつた傾きがあつたのでありまするが、今囘の憲法並びにこの國會法議院規則規定にまりまして非常に重大になりまして、又審査の方法等につきましても、徹底的に追及して、その實情を明らかにし、責任を糺すことができるようになつたのであります。私共もこの線に副いまして、十二分に努力いたしたいと思つております。尚おいろいろお諮りいたすことがありまするが、お急ぎの方がありますから、なるべく早く決定いたしたいと思います。最初参議院規則第三十條にはりまして、理事互選を行ふことにいたします。この委員會理事の數は各派の申合せによりまして三名となつておりまするが、その通り三名で御異存ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 御異議ないものと認めます。それではその選任方法はどういうようにいたしますか。
  4. 小川友三

    小川友三君 理事決定委員長指名によりまして決定いたしたいと思います。
  5. 中川幸平

    中川幸平君 只今動議に賛成いたします。
  6. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 只今動議は成立したものと認めます。それでは委員長から指名いたします。太田敏兄君、西山龜七君、山下義信君を理事にお願いいたします。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それから近く昭和二十年度の決算が提出せられる筈になつておりまするが、分科決めたければいかんと思いまする。この規定を見ましても分科決定がありますが、それで分科を幾つにしたらよいかということが問題でありまするが、實は昭和二十年度の決算と申しますると、結局終戦の前後に亙る會計年度でありまして、所管省なども大分昔の名前が出て参りまするが、これはお手許に配付しました第一案と第二案、第一案というのは三分科案でございます。第二案というのは四分科案でございます。これはどういうふうに決めたらよろしうございましようか。御意目を……。
  8. 小川友三

    小川友三君 この案に對しましては、委員さんの萬全を期するために、四分科案に賛成する者であります。
  9. 下條康麿

    委員長下條康麿君) どなたか外に……。
  10. 竹中七郎

    竹中七郎君 三分科只今理事三名をお置きになりましたので、三分科案でお決めなつたらどうかと思います。
  11. 山下義信

    山下義信君 只今發言のございました三分科案に賛成いたします。
  12. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それでは分科は三分科にすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それでは御異議ないものとして、三分科にいたします。  それからその分科主査、副主査を設けるわけでございますが、それはどういうふうに決定したらよろしうございましよう。
  14. 小川友三

    小川友三君 それはやはり委員長の御指名がいいと思います。
  15. 山崎恒

    山崎恒君 小川さんの動議に賛成いたします。
  16. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それでは取敢えず主査だけお願いしたいと思います。副主査はまだ直ぐに考へが付きませんのですが……。  それでは先ず分科が決まりましたから、各分科の配属の議員のことを決めなければなりません。これはいろいろ御希望もございましようと思いますから、何分科に御希望ということを委員長までお申出をいただきまして、それで分科が大體二十五名、私を除きまして二十四名、結局八名づつの分科になりまするが、大體そういうふうに割振りを附けました上で、主査、副主査決めたいと思いますが、委員長にお任せいただきたいと思います。よろしうございましようか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  17. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それから尚おいろいろお諮りしてお決めを願うことがございます。ここに配付してあります決算議定細則等がありますが、今日配付したばかりでありまするから、各位におかれまして御研究の上、改めて又別の機會に御審議を願いたいと思います。  尚おこの委員會専門委員書記おのおの二名を置くことになつて参りまするが、それはどんなふうにいたしたらよろしいか、皆さんの御意見を伺つておきたいと思います。
  18. 山下義信

    山下義信君 専門委員の設置につきましては、當委員會のみならず、本院の各常任委員會におきましては非常に重大な人事でございまして、各委員會ともその人選には大變御心配なつておられるようでございますが、殊に當決算委員會のごとき重要なる委員會におきましては、尚更その重要性を痛感する者でございます。つきましては委員各位におかれましても、適當な立派なる御人物の或いは候補者をお持ちになつておるかも分らんことでございますが、私の考では少くとも二名の専門委員の方をお願いずるとしますと、うち一名は財政経済、或いは統計會計學、そういつた方面に通暁せられておりまする、例えば大學の教授とかいつたような學者系統の方、又他の一名は、會計検査院或いはその他の行政官廳で、多年こういう方面に御経験を積まれた練達堪能なお方をお願いするようなことができますれば、非常によいんじやないかと銓衡の範圍をそういうふうに考えるのでございます。で、これは特に委員長におかれまして、特別の御盡力をいただくことにいたしまして、委員長の方で御銓衡下さいましたる候補者の方々を、各委員諸氏にも御内示下さいまして、又委員の方におきましても適當な者がございますれば、委員長にまで申出ることにいたしまして、大體委員長の方で御心配下さいまするように、お運びを願いたいと存ずる次第でございます。
  19. 小川友三

    小川友三君 山下さんに賛成。
  20. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 山下君の御意見に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  21. 下條康麿

    委員長下條康麿君) それではさような御趣旨に取りまして、専門委員竝びに書記につきまして、私の手許で一應銓衡いたしまして、改めて又御相談申上げます。若しなにか通常な方がございましたら、どうぞ私までお申出を願いたいと思います。それでは今日はこれで……。
  22. 千田正

    千田正君 ちよつと……。この四分科に關する問題としまして、今度内閣直属になりましたところの建設院及び經濟安定本部におけるところの豫算に對する決算という問題について、お考えはありませんですか。
  23. 下條康麿

    委員長下條康麿君) 今お話の問題は、まだ決算面に現われないので……。但し行政機構に関することはこの委員會所管でありまするから、新しく何かできます場合は、ここに掛つて來ると思つております。現在考えられておるのは勞働省とか建設廳とかで、そういうものは多分ここに掛ると思つております。併しながらそれは又同時に國土委員會とか或いは勞働委員會に関係がありますから、どういう取扱になりますが、連合委員會になりますか、その點はまだはつきりいたしませんが、多分それらの取扱は改めて議院運營委員會で一應審議した上で決まるのでないかと思います。主査としては、ここは行政機構としては所管しておるわけであります。尚ほ先般議院運營委員會での際に私質問して、行政機構という中には官吏制度を含んでおるというように答辯をいただいております。それでありますから、行政機構竝びにこれに伴う官吏制度というものがこの委員會所管だと思います。これはアメリカの決算委員會に當るもののやはり權限にあるようでありますから、それがここに現われておるのだと思います。そういうような権限を持つておることで、極めて重要な委員會というように考えております。  別に御發言もなければ、本日はこれで散會いたしたいと思います。    午後一時二十九分散會  出席者は左の通り。    委員長     下條 康麿君    理事            太田 敏兄君            西山 龜七君            山下 義信君    委員            岩崎正三郎君            今泉 政喜君            中川 幸平君            谷口弥三郎君            竹中 七郎君            小野  哲君            山崎  恒君            新谷寅三郎君            小川 友三君            千田  正君            西田 天香