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事務總長(
小林次郎君)
参議院公報の四十五号に、
ちよつと
事務の取扱の者の間違いのために、今日御相談することが、いかにも御相談濟みのような體裁をいたしまして、誠に濟みませんが、これは早速昨日發見いたしましたので、
印刷局へ話しまして、新しく印刷し直して出させる積りで命じましたところが、丁度日曜でどうしても引受けてくれませんので、取敢えず正誤の形で
委員のお手許に四十六號として、差上げて置きます。これはどうぞお許しを願いたい。
それからもう
一つ申上げたいことは
専門調査員の
給料のことでございますが、これは
給料規程はまだ
決定しておりません。と申しますのは、これは
衆議院と一緒にやる
關係上、
衆議院の方で、いろいろ
職員組合の関係などございまして、まだ
決定に至
つておりません。
先般國務大臣と
次官の間、即ち二千
圓程度の
固定給として出すように一
應御了解を得ましたけれども、その後各
常任委員會からお出しになりました
専門委員の
候補者を見ますと、例えば大學の
部長であられたような方もありますし、それからもつとずつと低いような方もあります。これを一本にするということはどうかと思われまして、
衆議院はやはり
固定給でなく數階段に分けて出すことにしたいという強い希望を持
つておりますので、一
應御決定は戴きましたけれども、やはり、その點は
衆議院と同調いたしますようにお考えを戴いた方がよくはないかと、かように考えるわけであります。それにつきましては、大體こちらは千九百圓と二千圓と二千百圓、こういう
程度にいたしたいと考えております。それでこれには勿論外に
手當が付きまして、今度七月のいわゆる
俸給令の
改正によりまして、すべての官吏が一本になりますれば、これにいろいろなものを寄せたものが
固定給になる譯でございます。それで結局
大臣と
次官の間ぐらいなものを
専門調査員に上げられる。こういうようになる譯でございます。それで
専門委員の個々の方々につきましては、
常任委員長と
議長と私とよく御相談申上げまして
適當な
俸給を差上げることにいたしたい。斯様に考えております。このことを
一つ御了承戴きたいと思います。
それから尚もう一點序ででございますが、これはこの前
ちよつと申上げたように思いますが、
文部省買上げの
繪畫彫刻類をこちらで借りて参ることに大
體下相談ができました。それでどんな繪を持
つて來たらばよろしいかということは、これは
文化關係の
常任委員會の方からでも小
委員でも擧げて戴きまして、そちらで御
判斷を
願つて、それを借りて來て各
委員室その他に掛けることにいたしたい。かように考えております。このことを
ちよつと附加えて御報告申上げます。私の申上げるのはこれだけでございます。