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1947-07-31 第1回国会 衆議院 本会議 第20号
公式Web版
会議録情報
0
昭和
二十二年七月三十一日(木曜日) 午後一時四十六分
開議
—————————————
議事日程
第十九号
昭和
二十二年七月三十一日(木曜日) 午後一時
開議
第一
救援物資
の
寄贈
に関し
亞細亞救援公認團体
に対する
感謝決議案
(
淺沼稻次郎
君外十二名
提出
)(
委員会審査省略要求事件
) —————————————
松岡駒吉
1
○
議長
(
松岡駒吉
君) これより会議を開きます。 ただいま、
ララ物資寄贈
について御盡力くださ
つて
おる
関係
の
方々
が
傍聽席
にお
見え
になりました。御紹介いたします。 総
司令部公衆衛生福祉部福祉課長
ネフ君。 〔
拍手
〕
ララ代表者バット
君。 〔
拍手
〕
バット夫人
。 〔
拍手
〕
マキロップ
君。 〔
拍手
〕
ローズ女史
。 〔
拍手
〕
————◇—————
第一
救援物資
の
寄贈
に関し
亞細亞救援公認團体
に対する
感謝決議案
(
淺沼稻次郎
君外十二名
提出
) (
委員会審査省略要求事件
)
松岡駒吉
2
○
議長
(
松岡駒吉
君)
日程
第一、
救援物資
の
寄贈
に関し
亞細亞救援公認團体
に対する
感謝決議案
を
議題
といたします。
提出者
の
趣旨弁明
を許します。
提出者山下春江
君。 〔
山下春江
君
登壇
〕
山下春江
3
○
山下春江
君
議題
となりました、
各派共同提案
にかかる、
救援物資
に対し
亞細亞救援公認團体
すなわち
ララ
に対する
感謝決議案上程
にあたりまして、
提案
の理由を
説明
いたしたいと存じます。 まず最初に、その案文を朗読いたします。
米國
における
亞細亞救援公認團体
(
ララ
)が
米國人
の
厚意
と
同情
との贈物である
食糧
、
衣料
、
医藥品等
をわが
國生活困窮者救済
のため
寄贈
されていることは、
輸入食糧
の
放出
とともに全
國民
の
感謝感激
に堪えない所である。 今やこの
救援物資
は遍く全
國社会事業施設
に
配分
され、
孤兒
、
結核療養者
、
病療養者等幾多薄幸
のわが
同胞
はこの
恩惠
に浴し、日々
感謝
の
生活
を送るに
至つたの
である。 それは
國境
を超えた崇高なる
人類愛
の
具象化
であり、その温い
厚意
によ
つて日常生活
に喘ぐ
困窮者
も必ずや感奮更生し、
平和日本建設
の礎を築くものと確信する次第である。 ここに
衆議院
は特に院議を以て
亞細亞救援公認團体
に対し深甚なる
感謝
の意を表するものである。 右
決議
する。 〔
拍手
〕
再建途上
にありますわが國が、
物心両面
にわたる
米國
の絶大なる
援助
を受けていることは、
國民
ひとしく
感謝感激
いたしているところであります。特に当面の重大問題でありまする
食糧
問題に関しまして、
米國政府
の寄せられました不断の御
厚意
に対しては、國をあげて
感謝感激
いたしているところでありまして、
食糧
の
輸入放出
及び
遠洋漁業
の許可に関しましては、すでに
先議会
において
感謝決議
をいたしているのでありますが、ここにまた、
アジア救援公認國体
から
救援物資
としてわが
國生活困窮者
に
寄贈
せられましたるその御
厚意
に対し、特に
感謝
の
決議
をいたしますことは、
現下
の
國状
から見て、まことに意義あることと確信する次第であります。(
拍手
) すなわち、
参加者人員
約百万人以上を有する
米國
の
民間
における
宗教團体
、
社会事業團体
、
労働團体等
十三
團体
からなる
アジア救援公認團体
、すなわち
ララ
におかれましては、
日本
の
生活困窮者
を
救済
するため、昨年十一月から本月まで、すでに十六隻の船によりまして、約三千トンの
食料品
、
衣料品
、
医藥品等
を
寄贈
せられておるのであります。これらの
物資
は、
現物
で寄せられたものは、それをそのまま、また現金を
寄贈
されましたものにつきましては、
ララ
におかれまして、最も必要とする
現物
を購入されまして、
救援物資
として
日本
に贈られたものであります。これは、
まつたく
米國人
の
國境
を越え、
愛情
の感情を超越した、崇高至純なる
人類愛
の発露でありまして、全然宗派的または政治的な
意図
をも
つて
いないのであります。 この
寄贈
にあたりましての数々の美談のうち、次のような
挿話
が傳えられております。ニューヨーク市のある二世夫婦が、一度はこの
寄附
をすることを拒みましたが、
祖國
の
乳兒
の
困窮状態
を聞くに及び、飜然として、かねて自分の
子供
の
教育費
として貯蓄しておきました百三十ドルの金を全部提供したということであります。(
拍手
)またシカゴ市の話でありますが、強制立退きで全資産を失
つて
しま
つた
一人の
老人
が、下町のホテルでさら洗ひをして一箇月百十五ドルのサラリーの中から、上衣を買うために月々貯金しておりました二十五ドルの金額を
寄附
してきたということであります。これらの祕められた
挿話
から、私
ども
は
はつきり米國人
の
厚意
と
愛情
とをうかがい知ることができるのであります。
終戰以来
の國内には、いわゆる
戰爭犠牲者
ともいうべき
戰災者
、
引揚者
、
戰歿軍人遺家族等
の
生活困窮者
が急激に増加し、しかも
現下
の
経済状況
からいたしますれば、いよいよその
生活状態
は惡化の一途をたどり、眞に憂うべき
状態
にありまして、これが
救済
はまことに刻下の急務であると存ずるのであります。すなわち昨年
生活保護法
の制定を見ましたのも、
まつたく
これがためでありまして、現在本法の適用を受けております
困窮者
は、実に三百万の多きに達しており、
救済
の方法は、現在では金銭による扶助を主としておりますが、最も困難を來しておりまする衣食の
現物
による
救済
の実施は、現在の物價高と
物資不足
の
現況
ではきわめて困難な
状況
にあるように承知をいたしておるのであります。また他面、
各種社会事業施設
は、
各種寄附金
の減少いたしました等のため、その経営は非常に困難を夾しておる
現況
でありまして、これがため、
施設
に收容されておりまする人達に対する待遇も、遺憾ながら十分と言えない
現況
であります。 しかるところ、
ララ
より
寄贈
されましたる
物資
は、目下わが國で一番欠乏しております
食糧
、
衣料
、
医藥品等
乏ありまして、なかんずく
食糧
は、きわめて
滋養價
の高いミルク、
カン詰
、
穀粉等
まことに貴重なる
品々
であります。これらの
品々
は、
施設
に收容されている
人たち
に対しまして最も効果あるように、
厚生省
から各都道府縣を通じまして、おおむね三箇月毎に配給されておるのであります。
配分
に当りまして
当局
が特に留意いたしておりまするのは、乳幼児の
保護施設
と
一般結核患者
の
收容施設
に対する
配分
でありまして、これらの者に對しては、一日
平均
五百カロリーを給與することを目標といたしておるとのことであります。特に
乳幼兒
に対しましては、
一般
に配給せられております牛乳その他の
乳製品
のみでは、とうてい保育の完全を期することは不可能でありましたが、さいわいに
ララ物資
中には、
乳製品等乳幼兒向
きの
食糧
が比較的多量にありますので、
施設
に收容されている者に給與するほか、これら
施設
を利用しておる一
般乳幼兒
にも
配分
されておりまして、この結果、
発育状況
は極めて順調で、
配分
を受けた者は
平均
の体重や身長をはるかに凌駕する
現況
であります、また
結核患者
につきましても、同樣に重要な役目を果しており、その結果は、
幾多
の
患者
から寄せられている
感謝状
に、あるいは
新聞紙上
の
読者投書欄等
に記載されている
通り
でありまして、
國家
としてまことに
感謝
にたえない次第であります。 以上のほか、
癪療養所
、或は那珂湊、青森、飯田市の
火災地
における
罹災者
、南海大地震における
罹災者
、あるいは、東京、
神奈川
、千葉におきまする
學童給食等
、各
方面
に対し適切な
救援
がなされており、現在までに給與されました
施設数
は、全國で千三百五十三箇所、
対象人員
は十三万人に達し、これに
学童給食数
を合算いたしますと、その数実に四十万人以上の多きに達する現状であります。 最後に、
ララ
の
團体
中には、先ほど一例として申し上げました
通り
、多数の
在米邦人
が参加いたしておりまして、贈られました
物資
中には、
食糧
にあ
つて
は、みそづけ、うどん、みそ、そうめん、あ
さだあめ
等々、衣類にあ
つて
は、おむつ、ゆかた、おび、
子供
のちやんちやん
こ等
がありまして、外地にあ
つて
なお、
祖國
を思う熱情あふれんばかりの
品々
が数多く含まれているのであります。また最近には、
ブラジル邦人
間においても、この
種運動
が開始され、すでに実行に
移つた
とのことでありまして、これまた
感謝
にたえない次第であります。 か
つて
は
敵國
であ
つた
われわれ
同胞
に対して示された、かくも
國境
を超えた崇高なる
人類愛
と
友愛
の情は、直接その
恩惠
に浴している
困窮者
に対しては、
生活
の
慈雨
であり、再起の光明であり、原動力であることを信ずるのでありまして、その
感激
の
氣持
は、さこそと察せれるのでありますが、また全
國民
といたしましても、心からなる
感謝
の
言葉
をささげ、その温かい御
厚意
に対しましては、
誓つて
これに報いるの決意を表明いたしますとともに、
將來
さらにこの種の
運動
の継続と発展とを切にお願いいたしたいのであります。
簡單
でありますが、以上をもちまして本
決議案上程
の
趣旨
を御
説明
いたした次第であります。願わくば全議員の皆樣一致の賛同をお願いいたしたいと存じます。(
拍手
)
松岡駒吉
4
○
議長
(
松岡駒吉
君) これより
対論
に入ります。
山崎道子
君。 〔
山崎道子
君
登壇
〕
山崎道子
5
○
山崎道子
君 私は、
日本社会党
を代表いたしまして、ただいま上程されました
感謝決議案
に対しまして、心から
賛意
を表すものでございます。 私はかねがね、
アジア同胞救援團体
から寄せられまする
ララ物資
に関しまして、心から
感謝
いたしておりましたものでありますが、先日、
厚生委員会
が
神奈川縣下
の諸
施設
を視察いたしまして、また直接、
ララ物資
のあまりも清潔にして、
厚意
のあふれた
物資
が山積いたしておりますのを見ましたとき、貧しい
母子
の心を思い、不幸な人の上を思い、乏しき
物資
の中で不自由なる
勉学
を進めておる
人々
が、これら
物資
の
恩惠
によりまして、さらに
感謝
の念を新たにいたし、この御
厚意
に対しましても、私
たち
は早く起ち
上つて
、この
アメリカ
の
人々
の御
厚意
を心の糧として、必ず再起して御恩返しをしなければならない、こうしたことを言
つて
おる
心持
を私は聞きました。(
拍手
)
ほんとう
にその
通り
だと考えさせられるものでございます。 ただいま
提案説明
に申されました
通り
、あらゆる
物資
をいただきまして、か
つて
は
敵國
でございました私
たち
の上を、心から案じてくださいますこの
隣人愛
に対しまして、ひるがえ
つて國
内の
お互い
が、また反省する多くのものをもつのではないかと考えるものでございます。この御
厚意
に対しましては、心から起ち上りますると同時に、私
たち
、また現在直面しておりまするこの
経済危機
、
食糧危機
を突破いたしまするには、ただいたずらに人を責め、人をうらやみ、他力本願にな
つて
は、断じて
日本
の
再建
はあり得ないと考えるものでございます。私
たち
は今こそ
國民お互い
に協力いたしまして、深い
隣人愛
に直結して、何としても、直面しておりまするこの
危機
を突破してまいらなければならないと考えるものでございます。 先日、ある女学校の
子供
が
ララ物資
を與えられ、われわれが
敗戰後見
たこともないような、うるわしい衣服を與えられましたとき、その
生徒たち
が申しておりました。私
たち
は、この御
厚意
を、こうしたものを今いただけようとは思
つて
いなか
つた
、私
たち
は断じてこの御
厚意
にあまえてはならない、私
たち
は早く起ち
上つて
この
人たち
に喜んでもろうのだ、これが今私
たち
に課せられた唯一の報恩の道であるというようなことを、その
女学生
が申しておりました。これは、私
たちおとな
にとりましても、反省させられる多くのものが含まれていると存じます。 私
たち
は一日も早く、この深い
愛情
を心の
慈雨
として、
國民
ひとしく起ち上り、
お互い
が他力本願的な
氣持
を沸拭いたしまして、みずから起ち上ることをも
つて
この大いなる
隣人愛
におこたえしなければならない。これができ上りましたとき、この姿が眞に
アメリカ
の
人々
の目に映りましたとき、
アメリカ
の
人々
もまた心から喜んでいただけることと私は信ずるものでございます。(
拍手
) また
日本
には
物資
は乏しいのでございます。ないのでございます。けれ
ども
、また乏しきを分かち合おうという
心持
に徹しましたならば、私
たちお互い
の手でも、まだいま少しこの打開ができるのではなかろうかということを考えまするとき、今日の道義の廃頽を毎日見せつけられますたびに、はずかしい多くのものが私の胸に浮びます。私は、
海外
遠く
敗戰祖國
の空を案じながら、
海外同胞
が乏しい中からいろいろわか
つて
送
つて
くれまする
物資
を見ましたとき、胸の中に痛むものを感じるのでございます。
アメリカ
の
人々
の御
厚意
と、
海外
にありまする
ブラジル
その他の
同胞
のその
祖國愛
と、私
たち
の
努力
、これをも
つて
起ち
上つて
まいらなければならないと、かように考えているものでございます。 殊に私は、先日
横浜
で
一般
要
保護者
の
母子
が、この
ララ物資
の
配給物
を手にいたしまして、泣いて
感謝
していた姿を今ここに思い出すものでございます。今後もこうした
物資
によ
つて
、あのやせ衰えてる
子供
が、日一日と肥え太
つて
まいりまする姿、それは今
山下
さんが申されました
通り
の
状態
でございます。このすくすくと伸びていくこの
子供たち
の姿、貧しい
母子
喜んでおりまする姿、
ララ
の
物資
に心を潤しつつ
勉学
にいそしむ学園の
子供たち
、その他諸
施設
にある
人々
の上を思いつつ、ここに心から
ララ
の
方々
に
感謝
いたしまするとともに、私
たち
が今後一層
自力
によ
つて
起ち上ることをお誓い申し上げまして、はなはだ
簡單
ではございましたけれ
ども
、
一言賛成
の御挨拶に代えたいと思います。(
拍手
)
松岡駒吉
6
○
議長
(
松岡駒吉
君)
近藤鶴代
君。 〔
近藤鶴代
君
登壇
〕
近藤鶴代
7
○
近藤鶴代
君 私は、
日本自由党
を代表いたしまして、きわめて
簡單
に
賛意
を表したいと思います。
日本
の
復興
は、
日本人
の
自力
によ
つて
達成する覚悟と、それに伴う
努力
が傾倒されねばならないということは申すまでもございません。けれ
ども
、近代の歴史を見ましても、
敗戰國
で
外國
からのクレジットを受けないで、
まつたく
の
自力
のみで
経済復興
をなし得た例は、ほとんどないのでございます。私
ども
が
自力更生
を強調するとともに、
外國
の好意ある
援助
を懇請してまいりましたのは、それがためでございます。
マツカーサー司令部
は、飢餓に瀕した
日本
に多量の
食糧
を
放出
して、わが國の窮状を救うことを初めとして、数多くの
厚意
を寄せてくださいました。この
米國官辺
の
感謝
すべき御取扱いに並行して、
米國
の
民間團体
が、
人類愛
ゆたかな数々の
贈り物
をいち早く送付され、
困窮者
の心を慈愛の惠みで潤してくださいましたことは、殊に
感激
深いものがございます。(
拍手
)
米國
の
慈善團体
を初めといたしまして、十三の
團体
からなる
ララ
の
贈り物
は、五月末現在で、二千五百三十トンに上る被服、
食糧
、
医藥品
などであ
つて
、これを受けたところの
乳幼兒
あるいは
老人
、
戰災者
などは、永久にその
厚意
を忘れないでございませう。心のこも
つた
温かい親切ほど人の心の奥底に触れるものはございません。今日
ララ
に対する
感謝決議
の上程されましたことは、まことに
國民
全体の
謝意
を如実に盛り上げるものでございまして、私
ども
はこれにより、
人類史上
に特筆すべき美挙を永く記録せんといたすものでございます。(
拍手
)
松岡駒吉
8
○
議長
(
松岡駒吉
君)
大島
多藏君。 〔
大島
多藏君
登壇
〕
大島多藏
9
○
大島
多藏君 私は、
國民共同党
を代表いたしまして、ただいま上程されました
感謝決議案
に対しまして、満腔の
賛意
を表する次第であります。 何事におきましても、直接関連しないことに関しましては、その
感銘
の度が必然的に薄いわけでありますが、去る二十六日に私は
横浜
へ参りまして、直接この目で、山と積まれました
救援物資
を拜見いたしまして、特に
感謝
の念を深くいたした次第であります。殊に私は、それらの
物資
が
横浜
の
乳幼兒保護協会
において
困窮
せる
方々
に配給される現場を目撃いたしまして、その
人たち
が非常に
感謝感激
に燃えてお
つた状態
を見、さらにまたそれらの
物資
によ
つて
、先ほどの御
説明
の中にもありました
通り
、
乳幼兒
の
方々
がまるまるとと大きくなり、すくすくと成長しておられるのを見まして、さらに
感銘
を深くいたした次第であります。昨年の十一月以來、わが國に御贈與をいただいた
物資
の総量は、三千トンということでありましたが、私
たち
が、拜見いたしました三井の倉庫におきましては、もうすでに配給した残品とも申すものでありましたでせうが、私
たち
はそれを一々拜見するだけでも、相当の時間がかか
つた
次第であります。 ところで、これらの貴い海を超えての
贈り物
は、わが國の
困窮者
並びに
乳幼兒
、その他
引揚者
、
療養施設
の
方々
に配給されるということを承りましたが、特に私
たち
が心を打たれましたのは、それらの
品物
は、つい最近まで
アメリカ
の
少年少女たち
が着てお
つた
であろうと思われる
衣料品
が、りつぱに洗濯されて、またついこの間まで
アメリカ
の
女学生
、
少年たち
、あるいは工場に勤めておる職工の
方々
がはいてお
つた
であらうと思われるくつ、そういうものが、かえ
つて
私
たち
の
感謝
の念を深めるものであ
つた
と申し上げるのであります。 と申しますのは、あり余るそういう
品物
を
放出
していただいたというよりも、むしろ乏しい中から、わが
同胞
のためにはるばる海を越えてお贈りしていただいた、その御親切というものを、しみじみと私
たち
は感じた次第であります。それで私
たち
は、これらの海を越えた
アメリカ
の
人々
からわが
國民
に與えてくださ
つた
親切心の
趣旨
が、必ずや近き
將來
におきまして、それらの
物資
の惠みを受けた
少年少女達
が大きくなりました場合に
りつぱな実
を結んで、世界平和のために
將來
寄與するであろうことを私は確信いたしておる次第であります。 さらに、ここに附け加えて申し上げておかなければならないことは、その当時私
たち
は、今
傍聽席
にお
見え
にな
つて
おります
バット
氏並びに
バット
氏
夫人
、
マキロップ
氏、ミス・
ローズ
とお目にかかりましたが、それらの
方々
が心から私
たち
を懇切丁寧に御接待くださいまして、いささかも
恩惠
の贈
與者
であるという感じを私
たち
にもたせてくださらなか
つた
。このことが、さらに
ララ物資
の私
たち
に與える
感謝
の念を倍加いたしたということを附け加えたい次第であります。(
拍手
) はなはだ
簡單
でございますが、これをも
つて
感謝
の
言葉
といたし、
本案賛成
の
言葉
といたす次第であります。(
拍手
)
松岡駒吉
10
○
議長
(
松岡駒吉
君)
相馬助治
君。 〔
相馬助治
君
登壇
〕
相馬助治
11
○
相馬助治
君 か
つて
終戰直後上京した私は、
進駐軍関係宿舎
の
残飯捨場
にむらがり集ま
つて
、
血眼
で何物かを探しておる
子供
の姿を見たことがございました。これは、いうところの
浮浪兒
でなくて、
りつぱに小学校
の学帽をかぶり、その校章を帽子の先頭につけた
子供
であ
つたの
でございます。私は後にまた
ララ物資
による
学童給食
の実況を学校において参観する
機会
を得ました。
血眼
で、人が捨て去
つた
食糧
をあさ
つて
いる
子供たち
の姿を見たときと、この
厚意
にあふれた
ララ物資
による
学童給食
の姿を見たときに、私は
ほんとう
に心から胸打たれるものがございました。
人間
は
パン
のみに生くるにあらずとは申しますけれ
ども
、また
人間
は
パン
なしで生きられないことも
現実
でございます。(
拍手
)こういう限りにおいて私は、ただいま青少年の
不良化
が叫ばれ、あるいは血なまぐさい
事件
が市井に頻発して識者を悲しませておりますが、これらの原因が、具体的に言うならば、働いても飯が食えぬという
現実
に立
つて
いることを思わなければならないのであります。
戰い
に疲れた
人々
に対して、この多数の
輸入食糧
が
放出
され、あるいは
ララ物資
の
放出
とな
つた
ことは、何と申しましても
感謝
にたえません。特にこの
ララ物資
が、
戰い
に疲れた
人々
、
結核患者——
と申しましても、あえて戰地で肺病にかか
つたの
でなくとも、これは間接的な戰爭の
犠牲者
でありまして、これらの
人々
に向か
つて
ララ物資
が
放出
され、しかもまた小さな乳のみ兒、
將來
の
日本
を背負ふべきところの
子供たち
に向
つて
、これらの
物資
が配給されておるということは、実に
日本人
に対する大きな教訓であるとして把握しなければならないと思うのであります。(
拍手
) 私
ども
は、この
政治的意図
をももたない、この
ララ
の
ほんとう
に崇高なる、
友愛
にあふれた
同情
に対しまして、ただ口先だけの
感謝
をすることに止ま
つて
はなりません。
政府当局
、特に
厚生省
におかれましては、少くとも
困窮
の度合いを、
國民生活
の
現実
に即して公平に診断し、これを公正にしかも有効に、集中的に
配分
するの用意がなければなりません。
官廳
が、一部官僚が、
人々
に
恩惠
を與えてやるぞというような意味で、人のふんどしで相撲をとるようなことがあ
つて
は絶対にならないと私は思うのであります。(
拍手
)一さじの粉ミルクにもこも
つて
おるこの
人々
の崇高なる
愛情
に、心からなる敬意を表するとともに、私は小
会派一同
を代表いたしまして、以上
政府
に対し要望するとともに、ただいまの
決議案
に対して、心からなる
賛意
を表するものであります。(
拍手
)
松岡駒吉
12
○
議長
(
松岡駒吉
君) これにて
対論
は終局いたしました。 採決いたします。
本案
に
賛成
の諸君の
起立
を求めます。 〔
総員起立
〕
松岡駒吉
13
○
議長
(
松岡駒吉
君)
起立総員
。よ
つて本案
は
全会一致
をも
つて
可決いたしました。(
拍手
) この際、
厚生大臣
より発言を求められております。
厚生大臣
一松定吉
君。 〔
國務大臣
一松定吉
君
登壇
〕
一松定吉
14
○
國務大臣
(
一松定吉
君)
ララ物資
の
放出
が、いかに窮乏せるわが
國民
の
生活方面
を潤しておるかということは、申すまでもないことであると同時に、
國民
がこの御
厚意
に対しまして多大の
感謝
の意をも
つて
おりますることは、筆紙のよく盡すところではございません。このときにあたりまして、わが
衆議院
が満場一致の
決議
をもちまして、ここに
感謝
の意思を表明せられましたことは、
所管大臣
としてまことに喜びとするところでございます。私は、今後なお
放出
せられまするこれら貴重なる
物資
に対しましては、でき得る限りの公平をもちまして、これら
アジア救援團体
の
人々
の心に十分副うことのできまするような処置をとりたいと考えております。 この
機会
に、
ララ
の
皆さま
に対して厚く
感謝
の意を表すると同時に、ただいまこの
決議
をなされました当院の
皆さま
に対しまして、深く
謝意
を表します。(
拍手
)
————◇—————
特別調達廳法
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
)
土井直人
15
○
土井直人
君
日程追加
の
緊急動議
を
提出
いたします。すなわち、
内閣提出
、
特別調達廳法
の一部を改正する
法律案
を
議題
となし、
委員長
の
報告
を求め、その審議を進められんことを望みます。
松岡駒吉
16
○
議長
(
松岡駒吉
君)
土井
君の
動議
に御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松岡駒吉
17
○
議長
(
松岡駒吉
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて日程
は追加せられました。
特別調達廳法
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
委員長
の
報告
を求めます。
財政
及び
金融委員長北村徳太郎
君。 〔
北村徳太郎
君
登壇
〕
北村徳太郎
18
○
北村徳太郎
君 ただいま
議題
となりました
特別調達廳法
の一部を改正する
法律案
につきまして、
財政
及び
金融委員会
の
審査
の経過並びに結果を御
報告
申し上げます。 元
來特別調達廳
は、
政府
の
監督指示
のもとに、
連合國
または
政府
の需要する
建造物資
及び設備の営繕並びに
物資
及び労務の
調達
に関する
業務
を行うことを目的とする法人であります。近く準備を完了いたしまして発足する予定でございます。 本來、
特別調達廳
の
業務
は
政府
のなすべきものでありまして、従來は主として
戰災復興院
及び
終戰連絡中央事務局
を
主務官廳
といたしまして、各
地方長官
がその責任を負
つて
まい
つたの
でありますが、今回これを
特別調達廳
に一元的に集中いたすことに相なりましたわけであります。しかし、その
契約
に対する
支拂
は一切
國庫
からこれをいたす建前でございまして、
特別調達廳
のなす
契約
に基く
支拂
は、八月から発足するものと相な
つて
おるのでありますが、本年度中に二百億ないし二百五十億の巨額に達するものと予想されておるのであります。
従つて
、この
特別調達廳
の
業務
が適正に施行されるか否かは、
國家財政
の見地から申しましても、きわめて重大であることは申すまでもないのです。 次に、今回改正の要点を申し上げますと、第一に、第二十條の二つの規定を追加いたしたことであります。
連合國関係工事
の
請負契約
につきましては、さきに
昭和
二十一年
法律
第六十号の施行によりまして、着々その成果を收めてきたのでありますが、
特別調達廳
発足以後は、これらの
契約
すべて
特別調達廳
の掌るところとなりまして、現行のままでは、この第六十号の規定は
特別調達廳
に適用されないことになるのであります。これらの
契約
については、
契約
金額の適正化をはかる必要がございますことは、從前と
まつたく
同樣でございますから、ここに新しく第二十條の二の條文を追加いたしまして、
特別調達廳
の
契約
に対しても
法律
第六十号を適用できることにいたしたのであります。 第二点は、第一條の改正でありまして、現行のままでは多少不備の点がございます。これに関し、
特別調達廳
が主務大臣の指示を受けなくては、その
業務
をなし得ないことに規定いたしたのであります。 次に、本委員会においての質疑の経過を
簡單
に申し上げますと、第一に、終戰連絡事務局の支出するところの費用としては、労務省の給與、物品購入費及び借上費等である旨の答弁があり、第二に、
法律
の規定されている特別
契約
の委員会はどうするのかとの質問に対して、この委員会は中央と地方とに組織されることにな
つて
おり、
当局
、業者及び学識経驗者等で構成されるが、資格
審査
等のため遅れているけれ
ども
、近く活動を開始する段取りにな
つて
いるとの答弁がございました。第三に、この委員会ができ上らない前の一方的な價格査定を、
関係
者が
異議
なく承知しているかどうかとの問いに対しては、これまで
当局
において一方的に決定したことはなく、
関係
者と大体話合いによ
つて
決定しているとの答弁がございました。なお委員側から、工事請負等につきましては、終戰連絡事務局には專門技術家がいないはずであるから、これは
復興
院等に移して適正化をはかるようにとの希望意見の陳述もありました。 引続き三十日午後零時半より再開いたしましたが、この改正案は事急を要することであり、大体問題もないようであるから、討論を省略し、採決に入ることとなりまして、
総員起立
、原案を可決すべきものと決定いたした次第であります。右御
報告
申し上げます。(
拍手
)
松岡駒吉
19
○
議長
(
松岡駒吉
君) 採決いたします。
本案
の
委員長
報告
は可決であります。
本案
を
委員長
報告
の
通り
決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松岡駒吉
20
○
議長
(
松岡駒吉
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて本案
は可決いたしました。
————◇—————
松岡駒吉
21
○
議長
(
松岡駒吉
君) 内閣総理大臣より、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する
法律
に基いて設置せられる公正取引委員会の
委員長
に中山喜久松君を任命するについて、本院の同意を得たいとの申出がありました。本件に同意を與えるに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
松岡駒吉
22
○
議長
(
松岡駒吉
君) 御
異議
なしと認めます。よ
つて
本件に同意を與えるに決しました。
————◇—————
松岡駒吉
23
○
議長
(
松岡駒吉
君) 小峯柳多君より、議事進行に関する発言を求められております。この際これを許します。小峯柳多君 〔小峯柳多君
登壇
〕
小峯柳多
24
○小峯柳多君 歴史的な第一回國会の会期が、すでに半ばを過ぎておるのでありますが、その遅々たる議案の
提出
ぶり、從
つて
議事の進行がまことに緩漫でありますことに対し、
政府
は今嚴粛に反省をする必要があると痛感いたします。(
拍手
)
政府
は、今が
日本
経済
再建
の最後の
機会
だと言われております。また民族興亡の関頭だとも言
つて
おられます。そうして現在の事態が超非常時であるということを繰返し言
つて
おられます。そうしてまた事実
國民
は、インフレと飢餓に飜弄されまして、毎日々々の営みに四苦八苦の体であります。政治はすなわち
生活
だという民主主義政治の建前から言いますれば、
國民
が
政府
に対し、また議会に対し、
血眼
でも
つて
注視いたしておりますのも、まことに当然だといわなければなりません。 しかし、昨今の議会の進行のしぶりは、欲目にも満点だとは言い得ません。これすなわちその重大なる原因が、
政府
が重要な議案の
提出
にきわめて怠慢であるからだと考えます。(
拍手
)吉田内閣時代の九十、九十一、九十二議会におきまして、吉田内閣の法案
提出
の仕方がいかにも緩漫だ、怠慢だ、非能率であると言
つて
、ときの社会党からずいぶん非難攻撃を浴びせられてまいりました。しかし、今日の社会党首班の内閣である片山内閣のその議案の
提出
ぶりが、吉田内閣当時のその議会に比べましても、数等能率の惡いのは、まことに皮肉な事実と言わなければなりません。 このことは、私は感情的に申し上げているのではなく、九十特別議会は、会期は百十四日ではありましたが、議案九十五件、一議案の審議未了を残しまして、全部可決をいたしております。九十一議会は、会期三十日、
政府
提出
議案十九で、これも全部可決確定いたされております。また九十二通常議会は、会期は九十四日でありましたが、やはり
政府
提出
の議案は八十八件、これも全部可決にな
つて
おります。しかるにこの歴史的な第一回國会、会期は百四日にな
つて
おり、すでに七十三日を経過いたしておるのでありますが、
衆議院
に対して
提案
されたものわずか十七件、しかも片山内閣のその施政方針を現わす重要法案は、ほとんどこれを発見することができない
状態
であります。(「その
通り
」「社会主義政策の行詰りだ」と呼ぶ者あり) 一体、片山内閣の國政運営ぶりを拜見いたしておりますと、議会が今開かれておることをお忘れにな
つて
おるのか、あるいはまた國政運営の焦点をずらしておられるかと思われるような点が少くないのであります。すなわち國会開会中でありますが…… 〔発言する者多し〕
松岡駒吉
25
○
議長
(
松岡駒吉
君) 靜粛に願います。
小峯柳多
26
○小峯柳多君(続) 鉄道運賃に関する問題、あるいは料理飲食店に関する措置、また予算支出を伴うところのいろいろの新物價体系を、次々に議会に諮らず発表いたしております。またいろいろの会合で閣僚
たち
がおそろいで西下いたしましたり、また各
團体
や組合との應接に日もなお足りないような勉強ぶりでございます。もちろん、これは不必要だと言うのではありませんが、
國民
の代表である議会を十分に御活用にな
つて
しかるべきだと考えるのであります。(
拍手
) もちろん、この議会の低調に対しましては、議員は発案権をもつと活用すべしという御意見もありましよう。われわれも、その点に対しては
努力
はいたしております。しかし片山内閣は、その片山内閣らしい独特の議案を積極的に
提案
されまして場所が場所、また事態が事態でありますだけに、その信を
國民
代表である議会に問うべきだと考えます。どうか、以上の私の申出を
議長
は十分に活かされて、
政府
に対して督励、御鞭撻を願いたいと思います。(
拍手
)
松岡駒吉
27
○
議長
(
松岡駒吉
君)
政府
から発言があります。
國務大臣
西尾末廣君。 〔
國務大臣
西尾末廣君
登壇
〕
西尾末廣
28
○
國務大臣
(西尾末廣君) ただいま
議長
を通じて、小峯君からお尋ねのありましたことにつきまして、お答えいたします。
政府
におきましては、所要の
法律案
の整備につきまして鋭意
努力
いたしておるのでありまして、すでに今日まで二十二件國会に
提出
いたしております。なお残された問題につきましては、できるだけ早く國会に
提出
いたして皆樣の御審議を仰ぐために、
政府
部内においてそれぞれ督励いたすとともに、
関係
方面
とも十分なる折衝をもちまして、できるだけ早く議会に
提案
いたしたいと考えておりますので、さよう御了承を願いたいと思うのであります。(
拍手
)
松岡駒吉
29
○
議長
(
松岡駒吉
君) 次会の
議事日程
は公報をも
つて
通知いたします。本日はこれにて散会いたします。 午後二時三十九分散会