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1947-11-12 第1回国会 衆議院 電気委員会 第16号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十二年十一月十二日(水曜日) 午前十時五十五分
開議
出席委員
委員長
前田榮
之助君
理事
櫻内 義雄君
理事
村上 勇君 石野 久男君
上林與市郎
君
成瀬喜五郎
君 本藤 恒松君 八百板 正君 栗田 英男君 小平 久雄君
根本龍太郎
君 大内
一郎
君 川越 博君 堀江
實藏
君
出席政府委員
商工事務官
古池
信三
君
委員外
の
出席者
議 員
川合
彰武
君 議 員
庄司
一郎
君
專門調査員
落合 高次君
專門調査員
大石 主計君 十一月六日
委員廣川弘禪君辭任
につき、その
補闕
として
中野武雄
君が議長の指名で選在された。 ――
―――――――――――
十一月十日
近畿地方
における
電力需給改善
に關する
陳情書
(第五二三號)
電力危機突破對策
に關する
陳情書
(第五二六號)
電力供給方法是正
に關する
陳情書
(第五 二七號)
山口縣自家用火力發電所動員
に關する
陳情書
(第 五九四號) を本
委員會
に送付された。 ――
―――――――――――
本日の
會議
に付した事件 一
夜間學校
の
配電確保
の
請願
(
角田幸吉
君外 一名
紹介
)(第一〇一七號) 二
熱海
市に
電力
割
當増加
の
請願
(
勝間田清一
君外四名
紹介
)(第一〇五八號) ――
―――――――――――
前田榮之助
1
○
前田委員長
これより
會議
を開きます。 本日は
請願
を審査いたします。
日程
第一、
夜間學校
の
配電確保
の
請願
を
議題
といたします。まず
紹介議員
の
説明
を求めます。
紹介議員庄司一郎
君。
庄司一郎
2
○
庄司一郎
君 ただいま
議題
に提出していただきました
請願
の
趣旨
をきわめて
簡單
に御
説明
申し上げます。 全國の
夜間學校
、上は大學より
專門學校
、
中等學校等
に至るまで、全
國數千
の
夜間
の
學校教授
にとりまして、最も大切な
生命線
とも申すべきものは
電燈照明
の力でございます。これは
夜間學校
の
施設
の上において
絶對不可缺
の原動力でございますことは御
承知
の
通り
でございます。しかるに最近
電力資源
の枯渇のためかどうかわかりませんけれ
ども
、前述のごとくいわゆる計
畫停電
なるものが都道府
縣各市町村等
にまで行われまして、その結果というものは、ただいま申し上げた大學、專門、
中等學校等
の
夜間部
におけ授業を
圓滑
にすることが不可能な
状態
に陷
つて
おるのであります。
夜間學校
の
生徒
の九五%までは、御
承知
のごとく晝間においてそれぞれの職場において勤勞されており、いわゆる苦
學力行
の學生諸君でございまして、せめては
夜間
なりとも
學校
に學んで、將來のために
學問
を徹底的に勉強したいという
向學
の
青少年
でございますので、さような
向學心
に燃えて
夜間學校
にせつかく勉強しておる
青少年
にと
つて
は、ただいまの段階におけるごとく、ほとんど連日のように彼らの
勉學
の時間でございまする六時ないし九時くらいの間において計
畫停電
をされましては、ほとんど
教師方
の
教育
を十分に受け得ない悲惨な
状態
に陷るのでありまして、全國の
夜間學校生徒
はいたく傷心をいたしておるような次第でございます。
文化國家
を建設する上においても、これら
向學心
に燃えて、古い
二宮金次郎式
の
勉學
をしておる
夜間學校
の
生徒
に對して
政府
のお力をも
つて
、何とか全國の
配電會社等
に御
懇談
をくだされた上において、特にこの
夜間
の
學校
に
絶對
に
電燈照明
を確保していただけるような
措置
をと
つて
いただきたいということがこの
請願
の
趣旨
でございます。御
承知
のごとく
娯楽關係等
において、映畫その他の
方面
には相當の特別な
施設
がごいまして、
電氣
の照明というものがございます。しかし
學校教育
という
重大性
をも
つて
いる、ただいま
請願
の對象とな
つて
夜間學校
の
教育
の
施設
の面において、
電燈照明
がございませんために、
學校
が遺憾ながら休校するというような
實態
が現われておりますので、何とか速やかに
政府
におかれましては
配電關係
の
會社等
ととくと御
懇談
を願い、全國の各大學、
專門學校
、
中等學校等
々の夜學の
勉學
に
支障
なきよう、速やかに
適當
なる
措置
を講じていただきたい。こういうことでございます。この
請願
は全國の
中等學校教職員連盟
その他
夜間中等學校協會
というような
團體
の各
代表者
が本
國會
を通して
請願
をされておる次第でございます。どうか
委員長竝びに委員各位
におかれましても、深き御
同情
と御
理解
を賜わりまして、この
請願
が
委員會
において御採擇を賜わり、かつ
政府
とし速やかに善處せられるよう何分の御配慮をお願い申し上げたい次第でございます。以上
簡單
に
請願
の
趣旨
を申し上げます。
前田榮之助
3
○
前田委員長
次に
政府當局
の御
所見
を質します。
政府委員
、
電力局長
古
池信三
君。
古池信三
4
○
古池政府委員
ただいまの件につきまして、
政府當局
といたしまして考えておるところを申し述べたいと存じます。 お説の
通り
今後の
日本
の再建のために
學校教育
が非常に大切であるということはよく了解をしております。また
夜間
の
學校
に通われる方々の
生活條件
その他につきましても、
政府
としましては十分なる
理解
と
同情
をも
つて
、その
人たち
が十分
勉學
のできるような
措置
を講ずることは當然
措置
せねばならぬと考えておるような次第であります。當面の
夜間
の
電燈
の問題でございますが、近く御
承知
のように各
需用
につきまして
割當制度
を實行することにいたしますので、その
割當制度
が
國民
の皆さんから十分に守られまして、計畫
通り
にまいりますれば、この望ましくない緊急遮斷などということはなくな
つて
しまうと考えております。しかしながら
割當制度
が完全に守られないというような場合、あるいはまた特に異常な
渇水等
がございまして、急激にサイクルが下るというような場合には、
緊急制限
も全然ないとは言えないかと考えるのであります。さような場合におきましては、現在のように特殊な重要なる
需用
に連絡しております
配電線
から送られておる
學校
は
配電
が確保されるのに、そうでない
配電線
に連絡しておりまする
學校
は
停電
を受けるということでき、非常に不公平でもあり、また
學校
の目的から言いましても非常に困られることと考えられます。從いましてさような場合をも
考慮
に入れて、ぜひとも
夜間
の
學校
については
重要配電線
と同じく、緊急遮斷の場合にも遮斷されないような
措置
を講じなくてはならぬと考えます。全部の
夜間校校
を今速やかに、同時に
切換
をすることは、
資材等
の
關係
もありまして困難かと考えますが、おのずからその間には
重要度
もありましようから、これらについては
文部當局
と十分に御相談をいたしまして、
重要度
の高いものからなるべく速やかに
切換
をいたして、重要な
配電線
につなぎかえるような
措置
を講じてまいりたいと思
つて
おります。最近さような
趣旨
によりまして、一、二の
學校
についてはすでに
切換
を實施したように
承知
しておるようなわけであります。以上
簡單
でありますが、私
ども
の考えておりますところを
一言
御
説明
を申し上げた次第であります。
庄司一郎
5
○
庄司一郎
君 もう
一言
きわめて
簡單
でありますから發言を
お許し
を得たいと思います。ただいまの御
答辯
と言いましようか、御
意見
はたいへんありがとうございます。ただ
政府
に御一考願
つて
おきたいことは、
夜間
の
學校
の大
部分
は、九五%までは
官公立
の
學校
ではありませんで、
私立
の
學校
であることは御
承知
の
通り
であります。
私立
の
學校
は
政府豫算
の面から、何らの
國庫補助
もございません。當然のことではありますが、かような
電燈
を
一定料金
をと
つて
確保されるというような面においても、
文化國家建設
のために、また戰後の
教育
の振興のために、特段の親心をも
つて
、
學校
に差別をつけないように、いやしくも
文部大臣
が許しておられる
學校
でありますならば、どうか普遍的に
電燈
の
配電
をせられるよう、とくと熟慮斷行されることをお願い申し上げたいと思うのであります。 もう
一つ委員長
に特に
お許し
をいただきまして、私
ども議員
が
議會散會
後歸
つて
いきまして、
法律案
、
豫算
案、その他いろいろ勉強しようとするときに、
電燈
がつかないために
十分勉強
ができない。そういうことについても
政府
として十分御
考慮
願いたいと思います。まことに
豫算
、
法律案等
の
勉學
の上においても
支障
を來しております。われわれ
議員
もかような
状態
にあるので、かような點も計
畫停電
であるからとい
つて
、單なる悪平等的なものでなく、われわれも相當長い期間にわた
つて
多くの
法律案
、
追加豫算
その他を勉強しなければならぬので、そういう點もこの際附け加えて
考慮
に入れていただいて、善處せられたいということを申し上げておきます。この點は私としては別に御
意見
を拜聽する考えはありません。ありがとうございました。これで終ります。
前田榮之助
6
○
前田委員長
本
請願
に對しまして
質疑
はありませんか、
——
本請年の
可否
は
愼重
を期する
意味
において追
つて協議
の上決することにいたしたいと思います。御
異議
ありませんか。
前田榮之助
7
○
前田委員長
御
異議
なしと認めさように決します。 —
——
——
——
——
——
——
前田榮之助
8
○
前田委員長
次に移ります。
日程
第二、
熱海
市に
電力
割
當増加
の
請願
を
議題
といたします。まず
紹介議員
の
説明
を求めます。
紹介議員川合彰武
君。
川合彰武
9
○
川合彰武
君
熱海
市
電力
割
當増加
の
請願
に關しましては、
紹介議員
の
代表者
は
勝間田清一
君でありますが、私
紹介議員
の一人として
勝間田
君に代りまして
紹介
の言葉を述べ、同時に
皆様方
の御贊成を得てぜひとも御採擇あられんことを望みます。 本
請願
の
趣旨
とするところは、
靜岡縣熱海
市の
生命
とするところの
温泉
に最も必要な
電動力
が、來るべき
電力
の
規制制限
によりまして、非常に
供給力
が減るために
——熱海
の
温泉
というものは、御
承知
の
通り
にモーターによ
つて揚水
をして
供給
しておる
現状
であります。ところが今囘の
割當
によりますならば、月に五囘しか
温泉
が開かれないというような結論になる數字にな
つて
おるのであります。全
日本
が
電力
の
危機
に見舞われ、そうしてあらゆる鑛工業の生産が停止し、その他各
方面
に
支障
を來しておる
現状
から考えますならば、
温泉
に必要な
電動力
の
供給
の
割當
の増加を
請願
するということは、あるいは奇異にお感じになるかも存じませんけれ
ども
、御
承知
の
通り熱海
は單なる
温泉
の街ではなくして、
觀光都市
として、また
國民
の
保健衞生
上の見地からいたしましても、この
利用客
というものはきわめて多いのであります。從いましてある面から考えますならば、これまた生産的な任務さえも
つて
おると申しても過言でないと私は存ずる次第であります。ところで月に五囘程度しか
温泉
を開くことができないというようなことでは、とうてい
温泉
の
價値
を發揮することができないわけであります。そこでもう少しこの
電力
の
割當
を増加していただきたいというのが本
請願
の
趣旨
でありますが、御
承知
の
通り
すでに貿易は再開せられ、間近く
平和會議
も開かれようとしております。その曉におきましては、外客を入れることは、
日本
の
國際貸借竝びに日本
の
國際的經濟
の
觀點
から考えまして、ぜひとも必要なことであります。その場合におきましては從來の
實續
から見ましても、箱根、
熱海
にかけて
外容
がたくさん來ることは想像するにかたからぬところであります。そういうような總合的な
觀點
からいたしまして、ぜひとも
熱海
市の
生命
であるところの
温泉
に對する
電動力
の
供給
というものを、
規則通り
にせずに、もう少し幅のある
割當
にしていただきたい、かように考えるのであります。私
ども社會黨
の
衆議院議員
が、かかることに對しまして
紹介
の勞を
とつ
たということは、實は今申し上げたような
趣旨
からこれを御
紹介
申すのでありまして、この
電力
の
供給いかん
ということは、
熱海
市四
萬人
の
生命
に影響するような問題でありますので、その
都市住民
の
生活保障
というようなことからいたしましても、ぜひとも市民の要望を貫徹せしめてやりたいという念願から
紹介
に及んだ次第であります。私からくどくどしく申し上げるまでもなく、
熱海温泉
の
利用價値
ということは單なるいわゆる
温泉
というものではなくして、もう少し廣い
意味
においてこれを
理解
し、そうしてこれを國家的に有效に使う必要があるというように御認識くださいまして、
委員
の
各位
におかれましても、ぜひとも本
請願
の
趣旨
を御了解願いまして、御採擇あらんことを希望する次第であります。以上をも
つて
簡單
ながら
請願
の理由を述べました次第であります。
前田榮之助
10
○
前田委員長
政府當局
の御
所見
を質します。
古池政府委員
。
古池信三
11
○
古池政府委員
御
承知
のように最近
電力事情
が非常に逼迫してまいりまして、かような
事情
はなお當分繼續するものと考えられますので、
政府
といたしましては、今般省令及びこれに基く告示を公布をいたしまして、來るべき
渇水期
以後、
電力
は
産業用
、
業務用
、
家庭用等
にわけて、それぞれ
割當制
を實行することにいたしたのであります。そこでただいま御
説明
になりました
熱海
市におきまする
揚水用
の
電力
は、大
部分
おそらく
小口電力
という名目で
配電會社
と契約いたされておると考えます。この
小口電力
につきましては、
割當量
は原則としましては一箇月
設備容量
一
キロワツト
につきまして、三十
キロワツト
時ということにな
つて
おります。しかしながらただいまも御
説明
になりましたように、特に
温泉地
におきまして、かような
特殊事情
のあるものにつきましては、必ずしも全部原則
通り
いくわけにもまいらぬ場合が多いと考えます。かような場合にはその
實際
の
事情
を
考慮
いたしまして、
電氣
の
供給力
の許しまする
範圍内
におきましては、でき得る限りその
事情
に即したような
措置
を講ずべきでありますので、これらにつきましては、おおむね
地方的事情
が多いのでありますから、
商工局長
が適宜
割當量
の修正をすることにいたしまして、できる限り御不便をかけないようにいたしたいと考えておるような次第であります。なおこの
割當制
が十分に守られましてうまく實行される場合におきましては、ただいま行われておりまするような
緊急停電
の方はあまりやらぬでもよいことになると考えておるようなわけであります。從いまして
割當量
の變更につきましては、何とぞ
商工局長
に十分御連絡くださいまして、
適當
なる行政上の
措置
を求められることを希望する次第であります、大體以上御
説明
申し上げます。
前田榮之助
12
○
前田委員長
本
請願
に對し
質疑
はありませんか—本
請願
の
可否
は
愼重
を期する
意味
におきまして、追
つて協議
の上決することにいたしたいと思います。御
異議
ありませんか。
前田榮之助
13
○
前田委員長
御
異議
なしと認めます。ちよつと速記をやめて……。
前田榮之助
14
○
前田委員長
それでは次の
會議
は公報をも
つて
通知することにいたしまして、本日はこれをも
つて
散會いたします。 午前十一時二十三
分散會