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1947-12-08 第1回国会 衆議院 水産委員会 第32号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十二年十二月八日(月曜日)     午後三時三十分開議  出席委員    委員長 青木清左ヱ門君    理事 庄司 彦男君 理事 鈴木 善幸君    理事 馬越  晃君 理事 三好 竹勇君    理事 西村 久之君       加藤 靜雄君    鈴木 雄二君       藤原繁太郎君    宇都宮則綱君       神山 榮一君    小松 勇次君       石原 圓吉君    坂本  實君       關内 正一君    冨永格五郎君  出席政府委員         農林事務官   藤田  巖君  委員外出席者         農 林 技 官 林  眞治君     ――――――――――――― 十二月五日  氷見漁港浚渫請願内藤友明紹介)(第一  三五四號)  魚の公定價格改定に關する請願原健三郎君紹  介)(第一三五一號)  美川漁港修築請願竹田儀一紹介)(第一  三八七號)  久遠漁港擴張工事施行請願冨永格五郎君紹  介)(第一三九〇號)  瀬棚港を漁港として修築竝びに瀬棚大字島歌  村に船溜築設の請願冨永格五郎紹介)(第  一三九三號)  青森縣漁港修築請願山崎岩男外一名紹介)  (第一四一二號)  釣縣船入澗擴張及び青苗小漁港擴張竝びに稻穂  に船入澗築設請願冨永格五郎紹介)(第  一四四四號)  穴部竹浦兩漁港復舊竝びに本浦漁港修築の  請願福田繁芳紹介)(第一四八一號)  奥尻村に船入澗築設請願冨永格五郎君紹  介)(第一五〇〇號)  魚類配給機構改善に關する請願青木清左ヱ門  君紹介)(第一五二〇號) の審査を本委員會に付託された。 十二月七日  手打港築港工事施行に關する陳情書  (第七二二號)  漁船技術員養成事業委託費増額に關する陳情書  (第七二七號)  遠洋漁業技術員養成に關する陳情書  (第七三  四號) を本委員會に送付された。     ――――――――――――― 本日の會議に付した事件  一 大澤字大澤船入澗築設請願川村善    八郎紹介)(第七五三號)  二 涌元に漁港築設の請願川村善八郎君紹    介)(第七五四號)  三 松前町に漁港築設の請願川村善八郎君紹    介)(第七五五號)  四 大島村原口に船入澗築設請願川村善八    郎君紹介)(第七八二號)  五 小島村館濱船入澗築設請願川村善八    郎君紹介)(第七八三號)  六 大島村清部に船入澗築設請願川村善八    郎君紹介)(第七八五號)  七 様似村に漁港築設の請願三好竹勇紹介    )(第一二八二號)  八 鹿部村船入澗修築請願川村善八郎君紹    介)(第一二九五號)  九 尾札部船入澗擴張工事施行請願川村    善八郎紹介)(第一三一〇號) 一〇 尾札部字木直船入澗築設請願川村    善八郎紹介)(第一三一九號) 一一 氷見漁港浚渫請願内藤友明紹介)(    第一三四五號) 一二 魚の公定價格改定に關する請願原健三郎    君紹介)(第一三五一號) 一三 美川漁港修築請願竹田儀一紹介)(    第一三八七號) 一四 久遠漁港擴張工事施行請願冨永格五郎    君紹介)(第一三九〇號) 一五 瀬棚港を漁港として修築竝びに瀬棚大字    島歌村に船溜築設の請願冨永格五郎君紹    介)(第一三九三號) 一六 青森縣漁港修築請願山崎岩男君外一名    紹介)(第一四一二號) 一七 釣縣船入澗擴張及び青苗小漁港擴張竝びに    稻穂船入澗築設請願冨永格五郎君紹    介)(第一四四四號) 一八 穴部竹浦兩漁港復舊竝びに本浦漁港修    築の請願福田繁芳紹介)(第一四八一    號) 一九 奧尻村に船入澗築設請願冨永格五郎君    紹介)(第一五〇〇號) 二〇 魚類配給機構改善に關する請願青木清左    ヱ門紹介)(第一五二〇號) 二一 鴛泊村に漁港築設の請願坂東幸太郎君紹    介)(第一六號) 二二 稚内町字抜海船入澗築設請願坂東幸    太郎君紹介)(第一八號) 二三 奈良尾漁港修築に關する請願西村久之君    外二名紹介)(第九二號) 二四 臼尻漁港修築に關する請願川村善八郎君    紹介)(第一〇八號) 二五 飯岡町に船溜工事施行請願寺島隆太郎    君紹介)(第二〇六號) 二六 斜里漁港修築竝びに斜里川河口改修請願    (永井勝次郎紹介)(第二五七號) 二七 濱坂漁港修築に關する請願後藤悦治君紹    介)(第二七〇號) 二八 丸山漁港修築請願原健三郎紹介)(    第三二二號) 二九 柴山漁港改修工事施行請願小島徹三君    紹介)(第三六〇號) 三〇 仙法志村に船入澗築設請願坂東幸太郎    君紹介)(第三六八號) 三一 大津漁港修築請願菊池豐君紹介)(第    三六九號) 三二 牛深漁港修築請願園田直君外一名紹    介)(第三七八號) 三三 崎山村に防波堤設促進請願西村久之    君紹介第三九二號) 三四 苫前村力晝漁港築設の請願坂東幸太郎    君紹介)(第四〇〇號) 三五 小串漁港築設の請願西村久之君外二名紹    介)(第四〇四號) 三六 佐尾船溜修築費國庫補助請願藤原繁太    郎君紹介)(第四七六號) 三七 廣田漁港修築工事繼續施行請願小澤佐    重喜君紹介)(第四九五號) 三八 雄武村に漁港築設の請願飯田義茂君外一    名紹介)(第五三七號) 三九 燒尻村漁港築設の請願坂東幸太郎君紹    介)(第五四七號) 四〇 式見漁港浚渫に關する請願北村徳太郎君    外一名紹介)(第五五五號) 四一 雄武村に漁港築設の請願坂東幸太郎君紹    介)(第五七五號) 四二 廣田漁港修築工事繼續施工請願志賀健    次郎君紹介)(第五八九號) 四三 鹿折村を氣仙沼漁港修築計畫地域に編入の    上埋立工事施行請願佐々木秀世君紹    介)(第五九五號) 四四 師崎漁港修築請願深津玉一郎紹介)    (第六一六號) 四五 浦安町逢束船溜擴張工事施工請願(堀江    實藏紹介)(第六三四號) 四六 長崎漁港施設修築請願本田英作君外一    名紹介)(第六五一號) 四七 蛟燒村船溜修築費國庫補助に關する請願    (本田英作君外一名紹介)(第六五二號) 四八 宇治山田港漁港として築設の請願石原    圓吉紹介)(第六八九號) 四九 小濱漁港浚渫に關する請願青木清左ヱ門    君紹介)(第六九二    號) 五〇 江良船入澗擴張工事施行請願冨永格五    郎君外一名紹介)(第七三一號) 五一 伊東漁港修築工事國費又は縣費を以て施    行の請願小松勇次紹介)(第七三二    號) 五二 出雲崎漁港修築請願神山榮一紹介)    (第七三七號) 五三 燒津漁港設促進請願加藤靜雄君外三    名紹介)(第七五二號) 五四 魚津漁港擴張工事施行請願佐伯宗義君    外二名紹介)(第七八七號) 五五 増毛町所有の漁業權存續に關する請願(坂    東幸太郎紹介)(第八一〇號) 五六 増毛漁港擴張竝びに増毛町別苅、雄冬及    び阿分船入澗築設請願坂東幸太郎君    紹介)(第八一一號) 五七 蒲江漁港修築請願宇都宮則綱君外一名    紹介)(第八二八號) 五八 富來漁港修築請願大森玉木紹介)(    第八五二號) 五九 漁業制度改正に關する請願三好竹勇君    紹介)(第八六二號) 六〇 舞阪漁港防波堤修築に關する請願小松    勇次君外四名紹介)(第八七〇號) 六一 和田漁港修築請願青木清左ヱ門君紹    介)(第八九五號) 六二 鷹巣漁港修築請願青木清左ヱ門君紹    介)(第八九六號) 六三 稚鮎の保護に關する請願青木清左ヱ門君    紹介)(第八九七號) 六四 樺島村本竃船入澗築設請願西村久之    君紹介)(第九〇二號) 六五 鴛泊村に漁港築設の請願佐々木秀世君外    五名紹介)(第九〇五號) 六六 三島村下泊に漁港築設の請願赤松明勅君    紹介)(第九三三號) 六七 船泊船入澗擴張工事施行請願坂東幸太    郎君紹介)(第九六一號) 六八 城崎村厨に船溜及び船揚場擴張工事施行の    請願青木清左ヱ門紹介)(第九八九    號) 六九 城崎村米ノに船溜及び船揚場の第二工事施    行の請願青木清左ヱ門紹介)(第九九    〇號) 七〇 蒲生船溜工事國庫補助増額請願青木    清左ヱ門紹介)(第九九四號) 七一 保戸島漁業組合漁船配給請願(梅林時    雄君外一名紹介)(第一〇〇〇號) 七二 遠別村に船入澗築設請願坂東幸太郎君    紹介)(第一〇二四號) 七三 清水漁港築設の請願岡野繁藏君外三名紹    介)(第一〇三二號) 七四 四ヶ浦船舶工事繼續請願青木清左ヱ門    君紹介)(第一〇七三號) 七五 豐濱船入澗築設請願冨永格五郎君外二    名紹介紹介)(第一〇七七號) 七六 乙部漁港修築請願冨永格五郎君外二名    紹介(第一〇七八號) 七七 原町に船溜工事施行請願小澤專七郎君    紹介)(第一〇九一號) 七八 入舸村船入澗擴張工事施行請願(小川原    政信君紹介)(第一〇九五號) 七九 四倉漁港修築請願(關内正一君外三名紹    介)(第一一〇八號) 八〇 江良船入澗擴張工事施行請願冨永格五    郎君外一名紹介)(第一一七七號) 八一 厚田村に船入澗築設請願椎熊三郎君紹    介)(第一一八〇號) 八二 燒尻村漁港築設の請願佐々木秀世君外    三名紹介)(第一一九〇號) 八三 舟見町に漁港築設の請願三好竹勇君紹    介)(第一二三三號) 八四 苫小牧勇拂漁港築設の請願三好竹勇    君紹介)(第一二三四號) 八五 苫小牧町に漁港築設の請願三好竹勇君紹    介)(第一二三五號) 八六 豐浦町禮文漁港築設の請願三好竹勇君    紹介)(第一二三六號) 八七 伏古別漁港築設の請願三好竹勇君紹    介)(第一二三七號) 八八 有珠漁港修築請願三好竹勇紹介)(    第一二三八號) 八九 虻田町に漁港築設の請願三好竹勇君紹    介)(第一二三九號) 九〇 豐浦漁港修築請願三好竹勇紹介)(    第一二四八號) 九一 眞鍋島村本村に船溜築設の請願多賀安郎    君紹介)(第一二五八號) 九二 小田原市に漁港築設の請願鈴木雄二君紹    介)(第一三三六號) 九三 出雲崎港を漁港に指定の請願(稻村順三君    外一名紹介)(第一三三七號)  一 專用漁業權開放に關する陳情書    (第六六一    號)  二 魚の統制撤廢に關する陳情書    (第一三號)  三 沿岸捕鯨以西底曳等に高能率漁業を小漁民    大衆に開放の陳情書    (第一六號)  四 第四次漁船建造畫實現に關する陳情書    (第五二號)  五 マニラ麻等漁業用綱索原料繊維輸入懇請に    關する陳情書    (第一〇二號)  六 魚價引上等に關する陳情書    (第一三三號)  七 生鮮魚介配給促進に關する陳情書    (第一七四號)  八 式見漁港浚渫工事施行に關する陳情書    (    第二五六號)  九 魚價引上竝びに統制撤廢に關する陳情書    (第二七九號) 一〇 水産物増産對策に關する陳情書外一件    (第    三六五號) 一一 鰹節類公定價格撤廢に關する陳情書    (第三六六號) 一二 漁業生産維持増強對策に關する陳情書    (第    三六七號) 一三 大津漁港擴張工事施行促進に關する陳情    (第四〇四號) 一四 臨時資金調整法による漁船資金借入促進に    關する陳情書    (第四〇六號) 一五 川尻漁港修築工事施行促進に關する陳情書    (第四一二號) 一六 生鮮食品竝びに水産加工品統制撤廢に關す    る陳情書(第四    一六號) 一七 田之浦漁港増築竝びに浚渫工事施行促進に    關する陳情書    (第五一四號) 一八 生鮮食糧品統制撤廢に關する陳情書    (第六三五號)     ―――――――――――――
  2. 青木清左ヱ門

    青木委員長 これより會議を開きます。  まず請願議題に供します。第一より第九三まで一括議題といたします。  請願第一、第二、第三、第四、第五、第六、第八、第九、第一〇、第一一、第一二はいずれも紹介議員出席なく、審議に入るに先だち衆議院規則第四十四條の規定に依り紹介議員よりの紹介を求むることができませんから、これが審議は後廻しといたします。  次に請願第七、第一三、第一四、第一五、第一六、第一七、第一八、第一九、第二〇は審議の都合上紹介議員紹介は文書をもつて提出を願い、速記録中に記載することといたしたいと存じます。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 青木清左ヱ門

    青木委員長 御異議なければさよう決定いたします。  次に請願第一五、第一七、第二一、第二九、第三九、第五六、第六五、第八二は運輸省の所管に屬するものでありまして、その漁業關係施設農林省として施行すべきものと認め、請願は採擇いたしたいと存じます。  次に第七、第一四、第一六、第一八、第一九、第二三、第二四、第二七、第二八、第三〇、第三一、第三二、第三五、第四六、第五三、第五四、第五七、第六二、第六六、第六八、第六九、第七六、第七七、第七九、第八一、第八八の請願はいずれも漁港關係のものでありまして、昭和二十三年度に施行すべく農林省においてすでに計畫を樹立し、關係方面と折衝中でございますから、本委員會としてはこれが實現を希望いたしまして採擇することに決したいと存じます。  次に請願第二二、第二五、第二六、第三三、第三四、第三六、第三七、第三八、第四〇、第四一、第四二、第四五、第四七、第四九、第五一、第五八、第六〇、第七〇、第七三、第七五、第八三、第八七、第九二の各請願はいずれも漁港關係のものでありまして、近き將來において速やかに實施すべきものと認め、これが豫算化を要求することとし、採擇いたしたいと存じます。  次に第一三、第四八、第五二、第六四、第六七、第七四、第八五、第八九、第九〇、第九三の各請願はいずれも漁港關係のものでありまして、未だ具體的設計その他が未完成のものもあり、地もと府縣より農林當局に對し連絡がないもようでありますが、本委員會としては前二者に劣ることなく急速にこれが實施をみるべき性質のものと考えまして、これら請願は採擇することにいたしたいと存じます。  次に第四三、第四四、第五〇、第六一、第七二、第七八、第八〇、第八四、第八六、第九一の各請願はいずれも漁港關係のものでありますが、未だ具體的なる計畫が樹立されておらないもようでありますから、これは委員會においてその請願趣旨を了承するに止め、本會議には付議いたさないことに決定いたしたいと存じます。  次に第二〇の請願はこれを採擇することに決したいと存じます。第二〇の請願魚類配給機構に關するものでありまして、この請願趣旨は十分了承するに足るものと存じまするゆえに採擇に決したいと存じます。  次に第五五は町有漁業組合存續でありまして、來るべき漁業組合の改革の場合と言えども、この種のものは何らかの方法をもつて存續せしむる必要があるものと存じまするゆえに採擇いたしたいと存じます。  次に第五九、これは漁業制度改正に關する請願でありますが、これまた十分請願趣旨を了承すべきものと信じますがゆえに、採擇いたしたいと存じます。  次に第六三、これは稚魚の保護でありますが、採擇に決したいと存じます。  次に第七一は資材關係のものでありますが、採擇に決したいと存じます。  以上請願全部さきに申しました通り方法によつて、採擇もしくは本會議に付議せざるものと決定いたしたいと存じます。御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  4. 青木清左ヱ門

    青木委員長 御異議なければさよう決定いたします。     —————————————
  5. 青木清左ヱ門

    青木委員長 次に陳情書議題に供します。第一より第一八まで全部一括して議題に供したいと存じます。  第一兩津灣における專用漁業組合の解放に關しましては、漁業組合等のごときものはこれを開放すべしとなすもの、開放すべからずとなすもの等、それぞれ論議あるものと存じまするがゆえに、本陳情書の反對意見を有すものについてもこれが事情を聽取する必要があると存じますがゆえに、ただいま本國會の會期も切迫しております關係上、これは留保いたしたいと存じます。御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 青木清左ヱ門

    青木委員長 次に第二、第六、第七、第九、第一一、第一六、第一八はいずれも魚價引上げもしくは魚類公定價格ないし統制撤廢請願でありまして、その趣旨は了承すべきものがありまするがゆえにいずれも採擇に決したいと存じます。  次に第三の陳情沿岸捕鯨以西底引等を、特權を有する會社の專用に歸することなく、一般漁民大衆に開放されたき旨の陳情であります。これまたその内容において了承すべき點がございまするがゆえに採擇いたしたいと存じます。  次に第四の第四次造船計畫實現及び第五のマニラ麻等漁業用綱索原料繊維輸入懇請等、いずれも日本の水産將來を確保する面において、ぜひとも實現いたされたき陳情趣旨と存じまするから、いずれも採擇に決したいと存じます。  次に第一〇、水産物増強對策陳情、干拓の事項を除く。日程一二、漁業生産維持増強に對する陳情は、いずれも陳情趣旨において了承すべきものがございますがゆえに、これまた採擇に決したいと存じます。  次に第八、式見漁港は速やかに實施すべきものと考えられまするがゆえに、これを採擇いたしたいと存じます。  第一三大津漁港は二十三年度において實施すべきものと認め採擇に決したいと存じます。  第一五及び第一七はいまだ具體的な計畫が樹立しておらず、地元縣當局より農林省に對する連絡もない模様でありますから、具體的計畫の樹立をまつてこれを審議すべきものと存じ、これが審議を留保いたしたいと存じます。  以上第一より第一八までの陳情はいずれも先に申し上げた通りにおのおの處置したいと存じます。御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 青木清左ヱ門

    青木委員長 御異議なければさよう決定いたします。  漁港修築に關する水産委員會としての方針は、さきに本委員會において決定をみておるのでありますが、右調査資料蒐集草案の起草については、とりあえず本委員會專門委員を中心とする專門的調査機關によつて急速に立案せしむることとすることに了承を願つておるのでありますが、その專門的調査機關内容につきましては、委員長において適宜取計ろうことにいたしたいと存じます。御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  8. 青木清左ヱ門

    青木委員長 御異議がなければさよう決定いたします。  第一囘國會開會以來長日月にわたしまして、委員各位には精勵そのもののごとく、委員會運營に對して御協力されましたことを委員長としてあつく感謝にたえません。本委員會としては水産廳の設置の問題を初めといたしまして、漁港關係魚價及集配機構關係資材關係金融關係漁業權の問題その他水産萬般について、特に政府提出の議案わずかに一件にすぎなかつたのでありますけれども、今後起るべき水産振興上のあらゆる問題について事前に檢討を加えてきたのでありますが、本日第一囘國會における水産委員會の最終の會議閉ずるにあたりまして感慨無量のものがあるのであります。もちろん本委員會において審議いたしたものの中で、未だ實現をみないものもあるのでございますが、それは各位の御努力によりまして、次の第二囘國會に持越して、これが實現に向つて渾身努力をもつて萬進いたしたいと存じます。各位の御精勵を感謝し、御挨拶にかえる次第でございます。  本日はこれをもつて散會いたします。    午後三時五十二分散會