○小松
委員 漁網鋼等に對しまする
生産の
状況調査書を頂戴いたしまして、大體
數量を了承いたしたのでありますが、
綿花、
マニラ麻の
輸入量のうち、
漁業用に
割當てられるものがどのくらいのパーセンテージにな
つているか、これを伺いたいのであります。
次に
資材の
配給方法として、
實績主義をおとりにな
つておられます、まことにこれは當然のことだと思うのでありますが、
漁業の種類によりましては、たとえば定置
漁業、大謀網のごときは場合によると、非常な
災害を受けることが多いのであります。こういう
災害に對するところの
配給方法というものは、どういうぐあいな御用意があるか、この表によると、
災害用の御準備がないように見受けられるのであります。その點をお伺いしたいのであります。これは全國的に大きな
數字になるものだと私は考えておる。
それから遠洋
漁業に對しまして造船計畫を立てるということは、まず第一考えられることでありますが、いかに船ができましても、この燃料油がなければ出漁できないのでありますが、現在私
どもの知
つておる範圍におきましては、必要量の半分にもたらないような
實情にあるようであります。今後この燃料油に對しましては、いろいろ今も
お話がありましたが、
政府當局におきましてどういうような對策を立てておられるか。この點をお伺いします。
それから加配米に關する問題でありますが、てんぐさの採取、これは寒天の
原料として、御
承知のごとく今日
輸出物資として重きをなしておるものでありますが、この採取の海女、これらに對しましてまことに加配米が乏しい量であります。殊に現在におきましては、代替品が
配給されており、まことに作業が不可能な
状態に陥
つておるのであります。食糧さへ豐富であれば、これらのものが十分に作業ができるわけであります。今日私
どもの附近におきましては、全然この食糧難のために作業を停止しなければならぬような
實情にあるわけであります。これらに對する主食の加配米について相當御考慮を願えるかどうか。この點を伺いたい。