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1947-09-27 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第11号
公式Web版
会議録情報
0
昭和二十二年九月二十七日(土曜日) 午前十時三十分
開議
出席委員
委員長
伊藤卯四郎
君
理事
大矢 省三君
理事
岡田
春夫君
理事
青柳 高一君
理事
生
悦往貞太郎
君
理事
澁谷雄太郎
君
理事
早川 崇君
今澄
勇君
衞藤
速君 松本 七郎君 萬田 五郎君 岡部 得三君 生越 三郎君 庄 忠人君 長尾 達生君 西田 隆男君 三好
竹勇
君 有田 二郎君 神田 博君 平島 良一君
淵上房太郎
君
山口六郎次
君 谷口 武雄君
前田
正男君 高倉 定助君
出席國務大臣
商 工 大 臣
水谷長三郎
君
出席政府委員
商工政務次官
冨吉 榮二君
石炭廳長官
菅 禮之助君
石炭廳次長
吉田悌二郎
君
委員外
の
出席者
專門調査員
谷崎 明君
專門調査員
保科 治朗君
—————————————
九月二十五日
臨時石炭鑛業管理法案
(
内閣提出
)(第六四 號) 八月三十日 全國の
伸鐵業者
に鋼材及び
石炭
割當増加の
請願
(
岡田勢
一君外一名
紹介
)(第四二三號) 九月十三日
赤澤炭鑛
における
亞炭採堀中止
の
請願
(關内正 一君外一名
紹介
)(第五八七號) の
審査
を本
委員會
に付託された。 八月三十日
賠償實施公團設定
に關する
陳情
(第一三七號)
炭鑛國家管理
反對の
陳情外
一件(第一八七號) 九月十三日
炭鑛國家管理
に關する
陳情
(第二五七號) を本
委員會
に送付された。
—————————————
本日の
會議
に付した事件
臨時石炭鑛業管理法案
(
内閣提出
)(第六四 號)
臨時石炭鑛業管理法案
について、
公聽會開會承
認要求の件
—————————————
伊藤卯四郎
1
○
伊藤委員長
これより
會議
を開きます。 本日より一昨二十五
日本委員會
に付託されました
臨事石炭鑛業管理法案
を
議題
として
審査
に入ります。この際
本案
の
審査方針
に關しまして、あらかじめ
委員諸君
の御了解をお願いいたしておきたいと思います。昨日
理事會
を開きまして、
各派理事諸君
の
協議懇談
をいたしたのでありますが、當面の豫定といたしましては、昨日
議案
の
趣旨
について
商工大臣
より
説明
を聽取し、本日及び明日兩日は休みとして、次會は二十九日月曜日午前十時より
開會
し、
質疑
に移ることと
打合せ
をいたしたのでありますが、昨日は
民主黨
の方の御都合で
開會
が遅れましたため、
會議
を開くに至らず、
各派
の御意向によりまして、昨日の
會議
を本日に變更いたした次第であります。なお月曜日の
質疑
は、一通り各黨代表一名ずつ、但し第一
議員倶樂部
と
日本農民黨
は兩黨で一名ということとし、それ以後の
質疑
の順位は、あらためて
理事會
において
打合せ
することということにな
つて
おります。なお
本案
の
審査
のため
公聽會
を開くということについても
打合せ
をいたしたのでありますが、これにつきましては、
提案
の
趣旨
の
説明
を聽きました
あと
で、御相談いたしたいと思うのであります。以上
理事會
の
打合せ事項
をお
含み
の上、
本案
の
審査
に御
精勵
のほどをお願いいたします。それではこれより
本案
の
趣旨
について、
商工大臣
より
説明
を聽取いたします。
商工大臣水谷長三郎
君。
水谷長三郎
2
○
水谷國務大臣
これから
臨時石炭鑛業管理法案
の
提案理由
を
説明
申し上げます。
政府
は、先般
來炭鑛國家管理
について鋭意
愼重
な檢討を進めて來たのでありまするが、ただいま
よう
やくその成案を得ましたので、ここに
臨時石炭鑛業管理法案
を
國會
に提出して、御
審議
を仰ぐ次第であります。 申すまでもないことでありますが、
石炭
は
産業
にと
つて
の食糧にも比すべきものでありまして、その
増産
は、
産業
の
復興
及び民生の安定の鍵であると申しても過言ではないと思うのであります。
從つて政府
におきましては、
從來
から乏しい
國力
を割いて、最も優先的に
炭鑛
の必要とする
資材
、
資金
及び
勞務者用品等
を
供給
してきたのでありまするが、既往の
實情
と近き將來の見透しとに鑑みるときは、遺憾ながら、その効果は必ずしも十分なものと申すことができないのであります。一方インフレの
前途
は容易ならぬものがあり、このまま放置するならば、わが
國經済
の
前途
は重大なる事態に立至るおそれがあるのであります。しかして
經済安定
の手がかりといたしまして、
石炭
の
増産
をおいて他なしと信ずるものであります。この故に
石炭増産
のために
格段
の
措置
を講ずることが必要と
なつ
たのであります。すなわち現状においては十分でない
政府
の
現場把握
を強化して、
増産
第一
主義
の障害となる
事情
を除き、
増産
の
推進力
でありまするところの經営者及び
從業者
の
生産意欲
を増大するということが、
絶對
に必要であると考えるのであります。
炭鑛
の
國家管理
は、この
よう
な
實際
の必要を滿足させるために、緊急の
措置
として考えられたものでありまして、世上往々にして取沙汰されまする
よう
に、何らか特定のイデオロギーを押つけ
よう
とするものでは決してございません。このことを、はじめに
はつきり
申し上げておきたいと存ずる次第であります。 從いまして今般
提案
いたしました
臨時石炭鑛業管理法案
の目的といたしまするところは、第一は
石炭
の
増産
に對する
各般
の施策を、
石炭
の
生産
に關與する者に十分浸透徹底せしめることであります。すなわち
政府
はみずから
生産現場
の
實情
を迅速的確に
把握
して、國の
責任
において
事業運營
に關する計
畫及び實施
を十分に
指導
援助いたしまして、かつ
増産
を制約してまいりましたところの諸
條件
の拘束を取り除きまして、
増産體制
を確立いたしますとともに、
國家
の
要請
を
現場
の末端にまで浸透せしめ得ることといたしたのでございます。 第二は、
行政
と
經營
と勞働の三者が
揮然一體
とな
つて
、
増産
第一
主義
を實行し得る
民主的體制
を
整備
することであります。すなわち
事業運營
に關する
重要事項
に關しましては、すべて
經營者
の發案權を十分尊重いたしますとともに、
政府意思
の
決定
にあたりましては、
當事者竝びに
各
方面
の經驗者が直接間接にこれに參畫することといたしまして、さらに
現場
の
勞働者
もまた、事案の
決定實施
につきみづから關與することとし、かくして
決定
された計畫は、
現場
の
責任者
を中心として、
經營者
も、
勞務者
も、相率いて一體とな
つて
これが完遂に邁進する
よう
にいたしたいのでございます。 第三に
資材資金等
の
生産
諸
要素
の最も效率的な
活用
をはかることであります。
政府
は
從來
より
石炭
超重點
主義
を採用いたしまして、乏しい
國力
の中から、他
産業
及び一
般國民生活
に相當の犠牲を強いつ、
最大限度
の
生産
諸
要素
を投入してまいつたのであります。
從つて政府
及び
石炭生産
の
關係
者は、一
般國民
に對しては、これ等が
石炭
の
緊急増産
に對し、
最大
の
效果
をあ
ぐるよう
に、十分な
措置
を講ずる
責務
を負うておるのであります。もちろん今後もまた窮迫した
國力
の中から、この上なお多大の
資材資金等
を必要とするものでありまして、この
見地
よりいたしましても、これらの有效なる
活用
をはかることは、
絶對的
な
要請
であるのでございます。以下
法案
の概要を申し上げます。
炭鑛
の
管理
の
内容
は、低度の
管理
と高度の
管理
の二種にわかれております。まず
一般
の
炭鑛
に對しましては、低度の
管理
でありまして、主としていわゆる
監査
というべきものであります。この場合
事業主
は、その
事業
計畫を
政府
に提出して、その
監査
のもとに
生産
の遂行にあたり、
政府
はその
状況
を
監査
して、
増産
上必要な
指導
を行うのであります。この
程度
の
監査
を越えて一層綿密なる
管理
を行う必要のある
炭鑛
につきましては、
政府
はその都度全
國炭鑛管理委員會
にはかりまして、これを
指定
することにな
つて
おります。
指定炭鑛
の
範圍
は、
増産
の
見地
からこれを
決定
することといたしまして、これに
管理機構
の
整備
の
状況
をも勘案いたしまして、
具體的
に
炭鑛
を
指定
してまいりたいと考えております。すなわち現在
石炭生産
の大半を占める大
炭鑛
より、逐次
管理
の
範圍
を擴充してまいりたいと考えておりまするが、この
法律施行
にあたりましては、全
國炭鑛管理委員會
に
指定
の
方針
及び
具體的
の
指定
につき
十分審議
を
願つた
上で、最終的に
決定
したいと存じておる次第でございます。この
指定炭鑛
の
管理
は、
法案
の中核をなすものでありまして、
事業
の
運營
に關する計畫の
作成
及び
實施
、計畫の
實施
を擔當する
責任者
の選任及び
權限
、
從業者
の
協力
を確保する
現場組織
の
構成
及び
運用等
につきまして、詳細な
規定
が設けられておるのでございます。 第一に、計畫の問題でありますが、この場合におきましては、
指定炭鑛
の
事業主
は、
政府
の全般的な
方針
に基きまして、
炭鑛業務
の諸計畫案を
作成
して
政府
に提出し、
政府
はその
責任
において、その
業務
計畫を
決定
指示するほか、その
實施上必要
と認める場合には、適切な
指導
をなし得ることとな
つて
おるのでございます。この場合、諸計畫の策定にあたりましては、一々
炭鑛
の
生産協議會
の議を經るのでありまして、これによ
つて
計畫の
作成
についての
現場
の
意見
が十分織りこまれ、いわゆる全
山一致
の
體制
が確保されると思うのであります。また
政府
の
指導
は、
地方炭鑛管理委員會
に諮
つて
行われるのでありまして、これによ
つて
、いわゆる
官僚獨善
の幣を防止し得ると考えるのでございます。 第二に、
實施責任者
の問題であります。
炭鑛
の
日常業務
の
運營
は、前に申した
業務
計畫によ
つて
行われるのでありますが、この
實施
を擔當するものとして、
鑛炭管理者
が選任せられます。
事業主
が
企業
全體の
責任者
であることは、この場合におきましても、何ら變更されるものではないのでありますが、
生産現場
に一切の努力を集中して、彈力性のある
運用
を行いますために、特別の
責任者
が必要となるのであります。しこうしてこの
炭鑛管理者
は從業員の支持を受け得るものをも
つて
充てるごとくいたしておるのでございます。 第三に
現場組織
の問題でございます。
指定炭鑛
については
勞資同數
の
委員
よりなる
生産協議會
が設けられ、
業務
計畫
實施
上の
必要事項
について議することにな
つて
おります。この
協議會
は
實質
上
從來
の
經營協議會
の
機能
を繼承するものでありますが、
從來
のものと違まいして、主として
生産面
から
各般
の問題を取上げ、
經營者
及び
從業者
のおのおのの立場を十分に生かしながら、
増産
に寄與し
よう
とするものでございます。
勞働者
の
經營參畫
はこれによ
つて
法的に確認されるのでありまして、
石炭生産
の最も大きな
要素
である
勤勞意欲
の
格段
の増大と、その
責任
の
明確化
とが期待され得ると考えておる次第でございます。 次に、
法案
につきましては
協力命令
の章が設けられております。
石炭
の
増産
のためには、
炭鑛
の
設備
の補修が急速に行われ、
所要資材
の
供給
が適切になされ、
所要物資
の
輸送等
が
圓滑
に營まれることは
不可缺
の
條件
でありまして、このため、
石炭
の
生産
に密接な關連ある
事業
に對しまして、必要な
命令
を發動し得ることとして、
炭鑛國家管理
の
效果
を確保する上に、
萬全
の
體制
を整えましたわけでございます。
炭鑛國家管理
の
政府機構
は
石炭局
であり、
國家管理
の
運營
を民主的にする
機關
は、
炭鑛管理委員會
であるのでございます。
石炭局
は、主要な
石炭生産地帶
に設けられる
商工省
の
地方機構
でありまして、
炭鑛
に密著してその
實態
の
把握
と適切な
指導
とを任務とするものであり、
委員會
は全國及び
地方委員會
にわかれまして、
國家管理
に關する
重要事項
を調査
審議
するものであり、
行政官聽
と二位一體の形で
運用
さるべきものと考えておる次第でございます。
管理
がなるかならないかは、これらの
機構
にまつところがきわめて大でありますので、その
人的構成
につきましては、民間各
方面
にわたるエキスパートの動員と、
勞資双方
の公平なる代表を確保いたしますために、特に必要な
規定
が設けられておる次第でございます。これによりまして
官聽組織
及び
運營
の
民主化
と、
行政面
と
經營
面との合理的な
調整一元化
がなされ得ると期待しておる次第でございます。 以上
法案
の大まかな骨組を申し述べたのでありまするが、
法案
は本來
増産
のための
組織法
ともいうべきものでありまして、その
實施
は
具體的
な
増産手段
によ
つて
肉づけをされなければなりません。すなわち
石炭
の
生産
を
畫期的
に増大せしめまするためには、
政府
の
責任
と支援のもとに、
從來
の
企業
によ
つて經營
の困難な
事業
、たとえで申しまするならば、新坑の
開發
とか、坑道の掘進とか、
設備
の
整備擴張
という
よう
な
事業
を行い、あるいは
勞務者
の
福利施設
の
充實
をはかるため病院、
託兒所等
の
建設
を行い、さらに
炭鑛所要資材
の委託による調達及び
供給
を行うことが必要となるのでございまして、
政府
は
從來
この
よう
な
事業
を
營む政府機關
といたしまして
炭業公團
というものを考えていたのでありまするが、
諸般
の
事情
よりその
實現
が困難となりましたので、新鑛調査の事務は
政府
みずからこれを行い、新鑛の
建設
の
關係
につきましては、
産業復興公團
の
機能
を
活用
いたし、
資材
の
關係
につきましては、
政府
みずからこれが斡旋を行うという方向において、代案を準備いたしております。この點あらかじめお
含みおき
を願いたいと存ずる次第でございます。 以上申し述べました通り、
法案
はこれに關連する
措置
とともに、
石炭増産
の緊急な
要請
に應えるものでありまして、刻下の
經濟危機
を打開するための
政府
の重要なる一環をなすものにほかならないのでございます。 なおこの
法案
自體は、
作案
の經過におきまして、各
方面
から受けました御
意見
と御批評とを廣く吸收包攝したものでありまして、この
法案
の一日でも早い
實施
によりまして、相應の
效果
あるべきことを確信するものでございます。何とぞ
政府
の意の存するところを諒とせられまして、
大局的見地
より御
審議
、御協贊あらんことを切望いたす次第でございます。
伊藤卯四郎
3
○
伊藤委員長
これにて
本案
の
趣旨
の
説明
は終りました。次に昨日の
理事會
において
打合せ
をいたしました
公聽會開催
の件についてお諮りをいたします。
本案
は一
般的關心
及び目的を有する重要なる
法案
であると思われますので、
各派理事
の
諸君
におかれましても、
本案
の
審査
のために
公聽會
を開くことを
希望
されておられるのでありますが、
衆議院規則
第七十七條によりまして、
公聽會
を開こうとするときは、あらかじめ
議長
の
承認
を得なければならないということにな
つて
おりまして、
意見
を聽こうとする
議題
を定めた上で、
諸般
の
手續
をとる順序と相な
つて
おります。つきましては、これらの點について
暫時懇談
をいたしたいと思います。ちよつと
速記
を止めます。
伊藤卯四郎
4
○
伊藤委員長
速記
を始めて。
公聽會
を開くことに御異議ありませんか。
伊藤卯四郎
5
○
伊藤委員長
公聽會
を開くことについては、
全員一致
の御
意見
をも
つて
決定
をいたされたものと思いますが、開くとすれば
議題
を定めなければなりません。
意見
を聽こうとする
問題等
について、皆さんの
意見
を御發表していただきたいと思うのでありますが、はなはだ先に僭越でありますが、大體私から
三つ
の
意見
を聽こうとする問題を考えてみたのであります。その第一は、
炭鑛管理
の對象の問題についてであります。第二は
實施
の期間の問題であります。第三は
管理
及び
運營
の方式であります。こういうことを大體考えてみたのでありますが、この
三つ
が
法案
の
内容
全盤にわた
つて
包括されているのではないかと思
つて
おるのであります。なお
委員各位
から、さらに
意見
を聽くべき
問題等
について御
意見
がありますれば、この際御發表を願いたいと思います。
淵上房太郎
6
○
淵上委員
ただいま
委員長
より
公聽會
の場合における
意見
を聽くべき要項として三項お示しになりましたが、三項についでこの際
國家管理
をやるかいなかに關する問題についても考えなければならぬと思うのであります。ただいまの
委員長
のあげられた三項は、
國家管理
をやるという前提としての三項でありまして、もちろんこれは
公聽
の必要もありまし
よう
。しかしながらやるかやらないかに關する數項につきましても、また十分
公聽
する價値があり、必要があるとか
よう
に思うのであります。從いまして、
公聽
すベき
事項
は、
理事會
があるいは小
委員會
にまず案を一應練らしていただいて、しこうしてその案をも
つて
この
常任委員會
にお諮りになるということにしたらいかがと私は思うのであります。
委員長
の御
意見
はいかがですか。
伊藤卯四郎
7
○
伊藤委員長
そういう
方法
もやはり一つの
方法
として處理上いいと思いまするが、御
承知
のごとくに、
公聽會
を開くことにつきましては、
先ほど
申しました
よう
に、その
手續等
において、あるいは
公述者
として來ていただく
人等
の間における
通信關係
、その他
相當時間
を要することもありますので、でき得ればなるべく早い
機會
に
議長
にこの
手續
をと
つて
おいた方がよくはないかと實は考えておるのであります。今
三つ
の問題を出しましたのは、私のまつたく私案としてお諮りをしたのでありますが、なお今
淵上
君の言われました
よう
な問題につき、あるいはその他との問題についても、
委員各位
に御
意見
があろうと思いますので、そういう御
意見
もあらかじめお出しを願う。なおそれをここできめられれば結構と思いまするし、その
意見
を
整理
する必要があると思いますれば、
理事會等
を開いて
整理
をしてもいいと思いますが、一應そういう
整理
の
方法
につきまして、
委員各位
から御
意見等
を出していただいておくということも、廣い
意味
においてよくはないかと思いますが、どうでし
よう
か。
淵上房太郎
8
○
淵上委員
私
委員長
に重ねてお願いいたします。各
委員
に
公聽
すべき
要目
を考えていただきまして、それを
委員長
の手もとに
數日後
までに期日を
切つて
お集めになり、あるいは
理事會
、あるいはこの
常任委員會
において
審議
されたい、か
よう
に思うのであります。 なおこの際ぜひ附け加えて申し上げておきたいのでありますが、ただいまの
委員長
の
お話
の中には、非常に
審議
を急がなければならぬというお
言葉
がありました。私
ども石炭
の
増産
を期待する限り、やるなら早くやる、やらないならやらないと早く
決定
しなければならぬという
意味合
におきまして、本
法案
がいずれか早くきまることを心から要望しているのでありますが、ただいまの
委員長
のお
言葉
は、
審議
をせかせるというふうにしか聞えないのであります。この
畫期的
な重大なる
法案
を
審議
するにあたりまして、私はぜひとも
公聽會
を開かなければならぬということを強調したいのであります。去る七月二日に
商工大臣
は、きわめて最近の
機會
にこの
國家管理法案
を提出すると言われているのでありますが、その後すでに三箇月を經過しているのでありまして、そのくらい提出するまでに
愼重
に練られた
法案
であります。從いまして、いよいよ
提案
されたこの
法案
を
審議
するにあたりましては、われわれもまた
愼重
にまたきわめて入念に
審議
しなければならぬこと、これはわれわれの
國家竝びに國民
に對する重大なる
責務
であると思うのであります。從いまして、
公聽會
に呼び出される人は、
手數
がかかろうが、
日數
がかからうが、あるいは今
お話
の
よう
に煩瑣な點がありまし
よう
が、こういうことを厭うべきではない、か
よう
に私は思うのであります。十分各
方面
の人を選任し、また
眞劍
なる
意見
を各
方面
の人から聽くことは、
絶對
に必要な事柄であると思うのでありますから、來ていただいて
公聽
すべき
要目
につきましても、今ここにきまり得ることはきめてもいいが、さらに
數日後一定
の日にちを期して、各
委員
から考えていただいて、もう少し
要目
を考究になりましたらいかがかと私は考えるのであります。特に
愼重
なり御考慮を願いたいと思います。
岡田春夫
9
○
岡田
(春)
委員
ただいま
淵上
君の御
意見
は、私どもまことにごもつともなことと思うのであります。しかし
先ほど
から
委員長
の
お話
を伺
つて
まいりますと、
公聽會
を開催いたしますまでの事務的な
措置
といたしましても、相當の
日數
を要するという話を伺
つて
おります。しかも
先ほど
委員長
の個人の御
提案
といたしまして、
三つ
の
要目
について、
公聽會
の
議題
に付したいという御
意見
があつたわけであります。大體その
三つ
が
議題
の
内容
を、私もただいま伺いましたので、いろいろ考えてみます場合におきまして、この
三つ
の
議題
において、今度ここに
提案
され
よう
といたしております重要な
要目
は、一切含まれておるのではないかと考えるのであります。そういう點で一
應委員長
が、
三つ
の包括的な
議題
を提供されたのではないかと考えるわけであります。
先ほど
淵上
君から
お話
がありました點につきましては、私もきわめてごもつともだと思いますが、その中で
具體的
に、特にどの問題を、どういう
よう
に
一般
の
公聽會
に出席した者から聽くかということは、實はこれは
運用
上の問題でありまして、この
三つ
の
議題
の中において、特にこれをどういう
よう
に問題として考えていつたらいいかという
よう
な點は、
運用
の面で、これは今後
具體的
に
理事會等
においてお考えを願うことにいたしまして、
先ほど
からの
お話
のありました
よう
に、
公聽會開會
の技術的な
見地
、時間的な
見地
から考えましても、とりあえずこの
三つ
の
議題
で
公聽會
を開催いたすことにいたしまして、その
あと運用
上において、これを取扱う方がいいのではないかと思います。 それから特に
先ほど
淵上
君から
お話
のありました點で、これは私から申し上げるまでもなく、
淵上
君が十分御
承知
の上で
お話
にな
つて
おることと思いますが、
公聽會
それ自體においては、何ら
國管法
に對して可否を決すべき
權限
のあるものでないことは、これは申すまでもないことでありまして、この
公聽會
の成果を通しまして、そうしてこの
委員會
が
國管
の成否を決する
決論
を得
よう
という
意見
の
程度
のものしかわが國ではないのでありますから、從いましてでき得る限り、この
國管
全體の問題が含まれました
三つ
の
議題
として。この
内容
を一日も早く
公聽會
を開きまして行われる
よう
に、そうしてその
運用
上の問題については、できるだけ
理事會
において處理する
よう
にお願いしたいと思います。
伊藤卯四郎
10
○
伊藤委員長
お諮りいたします。
先ほど
淵上
君からも
意見
が出ておりますし、
岡田
君からも今
意見
が出たのでありますが、なお各
委員諸君
からもそれぞれ御意等見があろうと思いますので、
公聽會
を開いて、その
意見
を聽くべき
問題等
につきましては、
理事會等
において十分その
内容
を
整理
いたしまして、それによ
つて意見
を廣く聽くということにきめてはいかがでし
よう
か。
伊藤卯四郎
11
○
伊藤委員長
それではそういう
よう
に
決定
いたします。
前田正男
12
○
前田
(正)
委員
われわれ第一
議員倶樂部
からは、
鑛工業委員會
の
理事
が出ておりませんので、小會派の
國民協同黨
の
理事
の方と多少
意見
の違うところがありますから、参考に今の
議題
について申し上げておきたいと思います。私はやはり
自由黨
から
意見
が出た
よう
に、この
國家管理
ができるかどうかということについて
審議
してもらうことが、
絶對必要
であると思います。
管理
を
國家
がやりまして、その
經營
を移管された場合に、もちろん
増産
を上げなければならぬが、どれだけ
増産目標
を上げなければならぬか。そういつたことに對して
國民
の
意見
を聽いていただきたいと思います。この二點をぜひ要望いたしておきます。
伊藤卯四郎
13
○
伊藤委員長
それではさ
よう
に
決定
をいたします。
淵上房太郎
14
○
淵上委員
商工大臣
は
鑛工業委員會外
の方であることは申すまでもありませんが、いやしくも
政府
の
希望
として、
現場
における
公聽會
を開きたいという
希望
を表明せられたことは、
速記録
を見れば
はつきり
御記憶が甦えると思います。本
委員會
においては
現場
における
公聽會
は止めるという御
方針
でありまし
よう
か。それを重ねてお伺いいたしておきます。
伊藤卯四郎
15
○
伊藤委員長
そうした
問題等
は、
委員長
が決すべきものではないのでありまして、
理事會等
で
十分相談
をいたすことにいたしたいと思います。
伊藤卯四郎
16
○
伊藤委員長
つきましては、
公聽會
を開催するにあたりましては、
議長
に
承認要求
をいたさなければならぬのでありまして、その
承認方
の
要求書
を提出することに御異議ありませんか。
伊藤卯四郎
17
○
伊藤委員長
それではさ
よう
に
決定
をいたします。本日はこの
程度
に止めまして…。
澁谷雄太郎
18
○
澁谷委員
先ほど
委員長
から御報告のありました
よう
に、
委員會
は本日は一日休むことに、昨日の
理事會
では
決定
しておる。それは
議案
を
愼重
に
審議
しなければならぬ。しかも
議案
な渡されてからまだ一日の餘裕もない。少くともこういう重大問題でありますから、
自由黨
としては十日ないし一週間の猶豫を與えてくれという
提案
があつたのでありますが、
理事
の方がいろいろ御相談の結果、一日は休んで、それから日曜が間にはいりますから、二日間休んで
審議
にかかることに、
理事會
では
決定
しております。ところが本日は不幸にして休む日にあたらなくな
つて
しまつた。そうしますと、月曜日はどうしても一日休むことは當然すぎるほど當然なことに
理事會
で
決定
しておる。それですから、その點は
先ほど
の
委員長
の御報告は訂正されなければならぬと思いますが、いかがですか。
伊藤卯四郎
19
○
伊藤委員長
大體におきまして、時間をとつたといたしましても、本日は一時間
程度
しかと
つて
おらぬと思います。
澁谷雄太郎
20
○
澁谷委員
それはそうですけれども、ここへ來るまでの時間もありますから……。
岡田春夫
21
○
岡田
(春)
委員
きのうの
決定
の二日休んでという話は、初め澁谷君も昨日御
承知
の通りに、
自由黨
から十日間あるいは七日間の休憩をし
よう
という御
提案
がありましたけれども、それでは都合が悪いのではないかという
意見
があ
つて
、當日御出席になりました他の黨の
理事
の全員の方は、大體月曜日から
開會
し
よう
、二日間を一應考慮の中に入れて、私たちの伺つたのは、月曜にやろうという
意味
におきめを
願つた
よう
に私は聽いておるのでありまして、二日間休もうということが重點であつたとは聽いておらないのであります。
生越三郎
22
○生越
委員
今
岡田
委員
の言われたことは、少し虚偽的な
言葉
ではないかと思います。二日間と、一日をやるということはありまして、それで日曜日があるから二日になるから、それで月曜日にやろうじやないかということに
決定
したと思います。ですから二日ということは動かせない原則的
日數
だと思うのです。ですからここでこの問題にかかるときに、準備なきやり方をすることは、後に非常ないろいろな混迷を起すことになるのでありまするから、
委員長
におかれましては、十分準備期間というものをお與えにな
つて
、そうしてやられることがすべての議事がスムースにいくことになると思うのであります。この點十分お考え願いたいのであります。
山口六郎次
23
○山口(六)
委員
先ほど
委員長
は、
議長
にこの
公聽會
を催すことを申請する、異議はないかという最後のお
言葉
であつたのでありますが、その前に、
委員長
はその
議長
に申請するについては、これが
内容
を記載するのだという
よう
なお
言葉
があつたのであります。そこで私ども
委員會
といたしましては、その
公聽
いたしまする
内容
につきましては、まだ
具體的
にきま
つて
おらぬと
承知
しておるのであります。そして
公聽
の
内容
につきましては、私どもは
石炭
國管
の案につきましては、まことに今まで、あるいは
商工省
案であるとか、ないしは
石炭
廳案であるとか、ないしは安
本案
であるとか、ないしは
民主黨
案であるとか、ないしは某々案であるとか、非常に多種雜多な案が世間に流布されておつたのであります。從いまして、世間といたしましても、どれが一體
國管
案な
内容
であるのか、おそらく明瞭を缺いておるであろうと思います。從いまして、私どもこの
委員會
といたしますると、一應總括的に當局のこの案に對しまする
内容
を質問してみたいと思います。そうしてその間におきまして、私どもはもちろん、また
國民
のその
公聽
に参加される
諸君
におかれましても、一應その概念がさらに
明確化
してくるのであります。從いまして、そうした過程の中におきまして、私どもはしからばいかなう問題をとらえて
公聽
にかけてみたいかということが
はつきり
してくる、か
よう
に考えるのであります。從
つて
そうした
方法
によりまするがゆえに、この間少くとも一週間ないし十日間くらいのうち、お互いが持寄りまして、
理事會
、
委員會
にかけまして、そうして
議長
に申請するところの
内容
がきまる、私はか
よう
に了解しておるのでありますが、これで差支えないのでありまし
よう
か。 それからもう一つ、
先ほど
の本日、明日休みといたしまして、そうして月曜日に
開會
するということであつたのでありまするが、これは私どもはこの二日間の休みということは、この間におきまして
政府
の出されましたこの
法案
に對する一應の自分たちの内
審議
をするという期間の
意味
と解釋するのであります。從いまして、本日初めて私どもはこの案を手に入れたのでありますから、實は本來ならば五日間ないし一週間くらいの餘裕がほしいと思うのであります。さ
よう
な
意味
における二日間であると了解しますので、從いまして明日、明後日、二日間は私は當然の問題である、か
よう
に解釋したいと思うのであります。
岡田春夫
24
○
岡田
(春)
委員
先ほど
から大分
お話
があるのですが、私は一言だけ申し上げておきたいと思うのです。今生越さんから
お話
がありました虚偽的というお
言葉
があつたのですが、私がただいま申し上げたのは、私はか
よう
に解釋をいたしておりましたという、こういうことを申し上げたのでありまして、虚偽的という
言葉
は少々行き過ぎである。いや、あなたに申し上げているのではない。ともかくそういう
意味
ですから、そういう點は十分お愼みを願いたい。私といたしましては、月曜日としてやつた方がよいのではないか、特に昨日
開會
することにつきましては、御
承知
の
よう
にあの前後のいきさつは、初め一時に
開會
するというのが、
民主黨
の御都合で四時までに延期をいたしまして、その
關係
で、別に
民主黨
が悪いとか何とかいう
意味
で申し上げておるのではありません。要するにそういう
關係
で、つい遅れたという
よう
な
事情
もあるのですから、本日までと言いましても、
實際
問題としてさほど延びているわけでもありませんので、月曜日にこれを再開される
よう
に
審議
を續行される
よう
に、
理事會
の
決定
通りにおきめを願いたいと思います。
伊藤卯四郎
25
○
伊藤委員長
大體においてただいま御
意見等
はほぼ
整理
される
よう
にな
つて
おるのではないかと思います。
先ほど
山口君から御
意見
が出まして、
公聽會
を開いて
意見
を聽くベき
議題
等につきましては、
理事會等
においてとりまとめをする
よう
にということが
決定
をされておりますので、さらに
議長
の手もとにまで、
公聽會
を開くベきその手績等をすることも
決定
をされておりますので、この點
理事會等
で十分話合いをして取極めたいと思
つて
おります。
有田二郎
26
○有田
委員
理事會
で御研究にな
つて
、さらにわれわれの
委員會
におかけにな
つて
、そうしておきめを願いたい。
理事會
に一任をするわけじや決してない。
理事會
に十分な御
審議
を願
つて
、さらにこの
常任委員會
にかけて決するという
よう
に、私ども解釋しておるのであります。さらに
委員長
にお願いいたしたいことは、この
委員
の中に
炭鑛
を長年御經驗の方もありますが、私どもその他の者は
炭鑛
には十分な經驗をも
つて
ない者であります。しかも刻下非常の問題でありまして、
委員長
は
先ほど
から、また昨日來非常に焦
つて
おられる
よう
に私どもは見受けるのだあります。しかしどうか私どもはほんとうに、この問題を過つた場合においては切腹して
國民
に申しわけをしなければならない重大な問題であります。從
つて
私どもの
眞劍
な氣持に對して、十分なる時間と、そうして十分なる檢討と、また十分なる知識を得るベきものを與えていただきたい。これを早く何とかまとめて、早く通したいという
よう
なふうに私どもは見受けられるのでありますが、名
委員長
でありますから、そういうことは萬々なかろうと思いますが、どうかひとつ、昨日の場合にも私は申し上げた
よう
に、今日は
民主黨
の會があるから、
民主黨
の方の立場もあるから、明日の朝から
商工大臣
の
お話
を十分伺おう、今日はむりに押してこの
委員會
を聞くことはよくないのではないかという
よう
なことを、
委員長
に私は申し上げたことがあるのでありますが、ともかくそういつた問題は非常に重大な問題でありますから、この點ひとつ
委員長
として、われわれ全體の
委員長
でありますから、民主、社會黨だけの
委員長
ではないのでありますから、その點を間違いなく
運營
していただきたいと思うのであります。同時に月曜日、火曜日という
よう
な問題は、私どもが長年
炭鑛
の經驗がありましたら、それは月曜日でもよいのであります。しかしながら
實際
法案
を頂載したのは、今日初めて私どもは見るのであります。こんな重大な問題を一日延ばすことが許されないとか、しかも社會黨の
理事
から、そういう
お話
がありましたが、私どもは單にそれを延ばすという
よう
な
意味合
いで申し上げておるのでなく、ほんとうに
眞劍
にやりたいという考えで申し上げているので、重ねて、
委員長
は社會黨だけの
委員長
ではない、全
委員
の
委員長
であるということを御了解願
つて
、御協議願いたいのであります。
生越三郎
27
○生越
委員
今在田
委員
から、
委員長
が焦
つて
おるということが見受けられるということを申されておるのでありますが、
委員長
は決して焦
つて
おいでにならぬと思うのであります。ここで重大な問題が焦る焦らずにかかわらずにあるのでありますが、ここに
委員長
はとつくりと考えてや
つて
いただきたい問題があります。それは
先ほど
も
商工大臣
からのご
説明
の中にありましたごとく、
炭業公團
なるものを出す御豫定であつたが、それが御都合によ
つて
代案を出すということでありますが、この代案がいつ出るのかという問題であります。これはこの
石炭
管理
法案
と同じ
よう
な状態にいかなくてはいかない。非常に親子の
關係
にある問題でありますので、わが
民主黨
におきましては、この裏づけになるところの
産業
公團法に代るべきものが出てまいらなけば、
審議
は進むまいということにな
つて
おることを一言申し上げておきますから、これに對していつお出しになるか。できるだけ早くお出しにならなければ、この
委員會
の
審議
もなかなかスムースにいかないと思うのであります。この點
委員長
、あるいは
商工大臣
におかれましては、御提出になる期日を御明示願いたいと思うのであります。
伊藤卯四郎
28
○
伊藤委員長
ただいまの生越君の
意見
きわめて重要であると思いますので、
政府
とも連絡をとりまして、至急その解決をはかる
よう
にいたしたいと思います。
澁谷雄太郎
29
○
澁谷委員
先ほど
の
委員會
の開催の日取でありますが、これについてはどういうふうになさるのですか。
伊藤卯四郎
30
○
伊藤委員長
大體
理事會
で次會の日程等をきめることにいたしました。ここで月曜に開くとか、火曜に開くとかいう
よう
なことは大した問題でもないと思いますので、それも合わせて
理事會等
で次會の日取をきめるときにいたしたらいかがでし
よう
か。
澁谷雄太郎
31
○
澁谷委員
き
よう
は私は差支えがありますから
理事會
は月曜日に開いたらどうですか。
生越三郎
32
○生越
委員
今
自由黨
の方々からも、この
委員會
を開くことにはいろいろな論議かあつたのでありますが、
先ほど
申し上げたごとく、
産業
公團法に代るべきものがいつ出るかということが先決問題だと思います。これによ
つて
委員會
を開く、開かないということが自然にきま
つて
くると思いますから、これを
政府
と至急にお
打合せ
になりまして、そうしていつ出すということをおきめになれば、自然そこに
委員會
を開く日程もきま
つて
くると思います。
伊藤卯四郎
33
○
伊藤委員長
暫時休憩しまして
理事會
を開いて御相談したいと思います。 午前十一時三十二分休憩 ————◇————— 午前十一時四十二分
開議
伊藤卯四郎
34
○
伊藤委員長
再開いたします。 ただいま
理事
が御相談をいたしまして、三十日の火曜日午後十時から再開し
よう
ということにいたしました。御了承を願いたいと思います。 本日はこの
程度
に止めまして、次會は來る三十日火曜日午前十時より再開いたします。
質疑
に移ることにつきまして、
質疑
の要求は
各派
の
理事
諸君
のお手もとでおまとめの上通告をお願いいたします。 本日はこれにて散會いたします。 午前十一時四十三分散會