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1947-11-24 第1回国会 衆議院 厚生委員会 第33号 公式Web版

  1. 会議録情報

    昭和二十二年十一月二十四日(月曜日)     午前十一時十七分開議  出席委員    委員長 小野  孝君    理事 田中 松月君 理事 山崎 道子君    理事 飯村  泉君 理事 有田 二郎君    理事 大瀧亀代司君       太田 典禮君    角田藤三郎君       松谷天光光君    武藤運十郎君       中嶋 勝一君    最上 英子君       降旗 徳弥君    大野 伴睦君      小笠原八十美君    村上 清治君       河野 金昇君    野本 品吉君  出席政府委員         厚生政務次官  金光 義邦君     ————————————— 十一月二十日  毒物劇物營業取締法案内閣提出)(第一一〇  號) の審査を本委員會に付託された。     ————————————— 本日の會議に付した事件  國民醫療法の一部を改正する法律案内閣提  出)(第一〇五號)  毒物劇物營業取締法案内閣提出)(第一一〇  號)     —————————————
  2. 小野孝

    小野委員長 これより會議を開きます。  毒物劇物營業取締法案及び國民醫療法の一部を改正する法律案議題に供します。政府側提案理由の説明を求めます。     —————————————
  3. 金光義邦

    金光政府委員 ただいま議題となりました毒物劇物營業取締法案につきまして、提案理由を御説明いたします。  毒物及び劇物のように人間の生命に重大な影響を與える物品につきましては、その取扱いに對し嚴重な取締りを要することは申すまでもありませんが、終戰以來社會情勢の混亂に乗じて、これが悪用される事例もままあり、社會不安を引起し、公共の福祉に重大な脅威を與える事例が必ずしも少しといたさぬことは周知の通りでありまして、この取締りにつきましては、寸刻の間隙も許されない状態であります。しかして、現在の毒物及び劇物に關する榮業取締放棄である毒物劇物榮業取締規則は、昭和二十二年法律第七十二號(日本國憲法實施の際現に關する法律)第一條により、昭和二十三年一月一日以降當然失効いたすことになりますので、これに代わる法律を制定し、毒物及び劇物榮業に關する取締りにつき遺憾のないようにしたいと存ずる次第であります。何とぞ御審議の上、速やかに可決せられるよう切望いたします。次にただいま議題となりました國民醫療法中一部改正法立案について提案理由を説明いたします。  國民醫療法に基く現行の省令である國民醫療法施行規則保険婦規則助産婦規則及び看護婦規則中には罰則規定及びその他の規定昭和二十二年法律第七十二號(日本國憲法施行の際現に効力を有する命令規定効力等に關する法律)第一條規定によつて、本年末日限りその効力を失うものがおりますので、これらの規定事項につき、國民醫療法中に規定するか、または國民醫療法中に委任規定を設けることによつて當該規定効力を存續させる必要があるのであります。これがこのほう立案の提出するに至つた理由であります。  以下にこの法律案の内容を簡單に申し述べますと、國民醫療法施行規則保険婦規則助産婦規則及び看護婦規則はいずれも國民醫療法に基く省令でありますが、右省令罰則規定國民醫療法中に取入れるとともに、國民醫療法中の命令委任根據規定を整備する等必要な改正を施すことといたしております。何とぞ愼重御審議の上可決せられるよう希望いたします。
  4. 小野孝

    小野委員長 本日はこれをもつて散會いたします。    午前十一時二十一分散會