○
足立信也君 夏季休暇が短かったからという理由ですか。これ分析なんですけれども、この分析の項目、項目はずっと変わらないんですね。これが増えたというのは、文科省が付けた赤の印ですけどね。
私は、やっぱり去年の夏というのは、中高生にとって、高校生はインターハイ中止、甲子園中止、各種
大会が中止、文化部の全国
大会も中止。中学生もそうですよ。今まで打ち込んできたものが皆中止された。私は、喪失感が相当強かったと思いますよ。頑張ってきたものが発現する場がない。それに加えて、七月二十二日からGoToトラベルの前倒しでしょう。大人は
旅行に行っていて、私
たちは自分
たちが打ち込んできたものできないのかと、この気持ちが物すごく強かったと思いますよ。
対策を聞こうと思ったけど、そういう分析をされていないから、
対策は恐らくないと思います。でも、去年だけ特殊に八月が多かったという理由は、私はそこにあると思いますよ。有名人の自殺は七月の十八日と九月の二十二日ですよ、八月は違う。私はそのことが大きいと思う。
ですから、先日、我々の党の矢田さんが言いましたけれども、
PCRやあるいは
感染力の高いのが分かる
抗原検査をやって、広くやって、早くつかまえて、そして
医療提供体制を
充実させる。と同時に、子供の夢を奪っちゃいけないということですよ。
活動の
機会を奪っちゃいけないということです。夢を持ち続けてもらわなきゃいけないということですよ。このことが極めて大事だと思います。
私は、常日頃、政治家は判断をする決断力と納得してもらう説明力と夢を語る想像力が大事だと、そう申し上げています。ましてや子供は夢を語ることができなくなったら、打ち込んできたものが奪われたらどうなるかということですよ。この問題、所管は
厚生労働省かもしれませんが、是非真摯に取り組んでいただきたい、そのことを申し上げたいと思います。
次に、パネル一を
お願いします。
各国の人口当たりの接種率を、これ前回の
予算委員会で私が示したグラフ、二月時点です。で、当時は頑張りますという答えだったんです、これから頑張ります。
じゃ、次のパネル
お願いします。
これ、三月二十日時点の人口当たりの接種の比率です。一番下にあるのが
日本ですね。ここでイギリスやアメリカは一〇%ぐらい増えていますよ。EUが輸出管理を厳しくするというのは、このイギリスががっと増えたからも要因の一つでしょう。ただ、一〇%ぐらい増えています。ほかの国々は五%平均で増えていますよ。
日本は〇・一以下から〇・四ですよ。あのとき〇・一以下だった韓国は今一・三ですよ。頑張ると言ってもずっと一番低い、こういう
状況なんですよ。
今まで契約したワクチンは三つですね。私が気になっているのは、
新型コロナの
ワクチン接種というのは臨時接種ですよね。ということは、国は勧奨するし、
国民には接種の努力義務が掛かりますね、掛かります。十六歳未満の
国民には接種の努力義務が掛かるんですか。