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舞立昇治君 ありがとうございます。
あらゆる
観点で検討していただくということで、まだ望みを捨てずにおりますので、よろしくお願いいたします。
やはり、今回
コロナウイルス問題で、やはり
コロナウイルスの
病床確保なかなか進まない、
診療報酬を二倍にしても進まない、三倍にしてようやく進んだと。国はここまでしてくれるんだと、それだったら協力してやっていこう、そういったような今はやはりメッセージが必要だと思っておりますので、大胆な異次元の
対策を是非よろしくお願いいたしたいと思います。
続いて、ちょっと
水産に移りますが、来
年度で五年
ごとに見直している
水産基本計画の
計画年度が終了し、本年四月以降、新たな
計画策定に向けた
議論が順次始まっていくとお伺いしていますが、現
計画の
策定に向けて
議論した五年前の
平成二十八年と今では
水産をめぐる情勢は相当変化しており、
ウイズ・ポストコロナ時代も考慮し、
現状を的確に把握した上で浜の
現場に元気が出るような適切な見直しを行っていただきたいと思いますが、五年前と現在との違いをどのように認識しているのか、そして基本
計画策定に向けてどう
対応していくのか聞こうと思いましたが、ちょっと時間がないんで省略いたしますが、やはり五年前と比べると、やはり積ぷらのあの支出もそこまで出ていなかった
状態、そして大和堆とかでそんなに北朝鮮だとか外国の違法操業が問題になってなかったりとか、
水産改革がまだ話の途中だったとか、いろいろと変化の要素がございます。そして、今コロナも経て、積ぷらで
支払がすごく増えているように、
水産の
現場は非常に疲弊している、傷ついている、そういったようなことをしっかりと認識した上で、浜の再生、
水産日本の復活に向けて、
現場に元気が出るような見直しの
議論を行っていただきたいと思います。
それでは、最後に移りますが、もう一回
水産ですが、
漁業経営の生命線である積ぷらの危機につきましては、
野上大臣に拝みに行ったかいがございまして、本
年度予備費、三次
補正、そして来
年度当初で計九百二億円の十分な額を
確保できたことに改めて
大臣、財政当局、事務方の皆様に感謝したいと思います。
しかしながら、先ほどもございましたが、本年一月以降、
緊急事態宣言再
発令等もあり、また四月以降は養殖部門では昨年より
支払が約百六十億円程度
増加する見込みと伺っていること、さらには、仮にこの漁獲部門でも昨年と同額以上の
支払が
発生すれば、来
年度もまた年末、
年度末に枯渇しかねないおそれがあります。
このため、昨年同様に、今後しっかりと財政当局とコミュニケーションを図りながら、もし必要なときにはまた今回のように万全の措置がとられるよう適切に
対応いただきたいと思います。
そして、本日はもう一点
指摘しますが、この
漁業経営への
セーフティーネット策としては、今ほどの積ぷらのほかに、燃油及び配合飼料
価格の高騰
対策として
漁業経営セーフティーネット
構築事業がございます。
昨年は積ぷらの
基金の枯渇が大問題となり、何とか対処できたものの、いまだに今後も要注意
状態であることに加えまして、ここに来て、本年一月以降、燃油や配合飼料
価格が結構上昇してきておりまして、今後補填のために相当の
支払が見込まれるところ、現在、
基金にある国費は約五十三億円しかなく、今の傾向が続くと、制度上三か月
ごとの補填となっておりますが、早ければ九月
支払分でこの燃油高騰
対策の補填のお金が枯渇するおそれがあると
現場から不安の声を聞いているところでございます。
あっちを埋めればこっちが足りなくなるというモグラたたきのような
予算不足の
状況で、
水産始め
農林水産予算全体の底上げが必要と身にしみて感じておりますが、今後も
漁業者が安心して経営できるよう、積ぷら
基金の十分な額の継続
確保とともに、
漁業経営セーフティーネット
構築事業においても国費の
基金額が
年度途中で枯渇しないよう十分な額の継続
確保に万全の
対応を両方していただきたいと思いますが、最後、
大臣の強い決意と覚悟を伺いたいと思います。