○
矢田わか子君
西村大臣、私はやはり、今までもこれ七十七兆もの補正予算つぎ込んできた中で、
皆さんが、
国民の
方々が疑問に思っている、例えばコロナ病床はどう努力して、どこまで増えてきていて、何が目詰まりになっているのかということや、
ワクチンもそうですよね、何で国産ができないのという声たくさん聞くわけですよ。
今、もう供給
体制ばっと整えて一気にということでやっていますけれ
ども、今どういう段階に、じゃ、国産
ワクチンはあるのかとか、若しくは、治療薬それから臨床に対してもいろんな資金も投入してきているけれ
ども、総額すれば四兆ほどしかなくて、それで本当に足りるのかというような声にもどう応えていくのか等々、総括して、とにかく、できたことと、今やっぱり目詰まりしてできていないけれ
どもこうするよというふうな提示をしないと、なかなかやっぱり、
政府に対する、申し訳ありませんが信頼が揺らいできていると。
ワクチン敗戦じゃないかというようなことの見出しが新聞に躍り出すと、これから
政府がやろうとしていることに対してもなかなか協力が得られないんじゃないかと思っています。
だからこそ、今やっぱり
人流が止まらないわけですよ。
人流が止まらずして、
国民の方にもコロナ疲れとかそういうのも言われておりますけど、これ、じゃ、どのようにしてしっかりと
人流を止めて、もう少しの我慢、もう少しなんだと、
ワクチン供給がしっかりと行き届けば、
皆さん、経済回復できますよというやはり強いメッセージをもう一度出していただきたいと思っています。
その上で、まず一点目、緩い制度と言われていることがあります、緩い制度。
人流止まらないのもその
一つかもしれませんが、特措法改正二回やって、一回目のときは、私も本当、去年の一月三十一日、忘れもしません、予算
委員会で、加藤
厚生労働大臣にすぐに特措法されなくていいんですかということを申し上げましたが、当時は、まだそこまでには至りませんということのお答えだったと記憶をしています。で、最初に二回、今改正しましたが、やはり
まん延防止等重点措置、これもつくって罰則も決めましたけれ
ども、これが本当に効果を現しているのかという声もある中で、もう一段、これ危機
管理だというふうに思いますが、特措法を改正しておいて何らかの形での法的規制を強めておく必要がないのかどうなのか。
日本は緩い制度だと言われているわけです。特措法もそうだし、それからデジタル化の遅れだって個人
情報ということに配慮し過ぎて遅れてしまったのじゃないかとか、
ワクチンだって平等主義でなかなか、私も
質疑で、
ワクチン優先もっと早く決めた方がいいんじゃないですか、混乱しませんかということを河野
大臣にもここの席で申し上げていますが、いやいや、それは自治体がお決めになることですとずっとおっしゃっていたんです。でも、結局、自治体に投げてみれば、六十五歳以上って、それは三千六百万人もいて混乱しますよね。そういうことも含めてなんですが、次に向けた手を今どう打つのかということをすごく求められているというふうに思います。
今日、官房
長官、お忙しいのに来ていただきましたので、是非、その辺りのお
考え、それから、特に飲食店について、飲食業について、これまでもまあ本当いろいろ規制掛けてきていますけれ
ども、飲食店だけじゃなくて、その当然周辺の業務にも、事業にもかなり影響出てきていますので、どれだけ営業時間でやっぱり切っても、路上飲みだとか昼飲みもしはるわけですよね。時間ではないですよねと、これも再三ここでお願いをしてきた件でございまして、今、山梨方式と言われる、時間とかではなくて、しっかり店内の感染対策をしたところについて開けていいよという方式なんかが効果も出ていますので、次への対策という
意味で、官房
長官、一言お願いします。