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矢田わか子君 ただ、十四
施設では足らないんですよ。実質的に
全国で七万人超えているんですよ、自宅待機している人が。それで、しかも
東京では、もう言わずもがなですが、自宅で療養中に亡くなっている方が
東京都だけでこの一か月で十五人超えてきていると。もう異常
事態ですよ。いや、もう本当に自宅でどういう思いで亡くなっていったんだろうかと。救急車呼んでも来ないし、救急車に乗っても入院すらできずに、そういうことを本当に国が
全力を挙げてやらなくちゃいけなくて、都道府県知事が動かないのであれば、やっぱり
特措法を改正してでも、一人の命もやっぱり救い上げるというような気持ちで強く
是非臨んでいただきたいんです。
資料四をお配りしました。
これ、私が思うのは、やっぱり民間
医療機関に対して次々と
厚労省は重点施策を打っていますよね。本当に本当に
特措法を活用せずに、
医療を行うよう要請、指示もできない中で、結局要請している実績もなく
実効性に課題を残したままで、じゃ、何ができるのかということで民間
医療機関に重点施策を次々と打っている。まあ、申し訳ない、プラスアルファでいろんなお金を付けているということですよね。
普通だったら要請すればいいのに、お金付けますからやってくださいね、
お願いしますって、こんなふうにこびへつらう必要が本当にあるのかということなんですよ。
感染症の
方々に対しての受入れの
病床数のみならず、今回はオンライン診療についても倍額、宿泊療養
施設、入院待機ステーション等への派遣も倍額ですよ。
医療の管理加算もプラス九百五十点付けているという。何でこれだけお金付けて動いてくれと
お願いしなければ動かせないんですかということを私は問うております。知事の
方々も苦慮しながらで、国としてこれしかないのかというふうに
厚労省にもう一回聞きたいんですね。
で、これを見ると、これよりも本来であれば、この右側です、
臨時医療施設の設置、拡充、交付金まいてでもこれこそやらなくちゃいけないんじゃないですかということなんですね。やっぱり
一つ一つのおうちを回っていただくより、集中的に集めて、そこに対して
医療原資を充てていく。ドイツなんかでも、いわゆる軍隊の医官を六百人、こうした
医療施設に配置しているんです。
人が足りなければ、申し訳ないけど、自衛隊の
方々で医官が一千人、看護官も一千人おるわけですよ。大規模
接種施設に九十人と二百人ですか、今回派遣したという実績あるじゃないですか。この大規模
接種施設で、もうこれ引き揚げてきて自衛官に戻るというふうにお聞きしておりますので、であれば、この
臨時医療施設に、国が主導権持って、スタッフ足らないんやったら、まくから、交付金もまくので、どうか
臨時医療施設やれと。
そんな
全国十四か所ではとんでもなく足らないというふうに思いますので、
是非リーダーシップ取って国が行っていただきたいということを
お願いしたいし、かつ、申し訳ありませんが、この大変な苦労を強いられている、
医療行為に関わっている
医療機関、医師、看護師の方と、一方で、これに全く関与しない、関わっていないお医者さんと、そしてもう一方で、こんな点数加算があるので、まあ火事場泥棒じゃないけど、失礼な言い方かもしれませんけれども、
ワクチン接種とかPCR
検査とかこの訪問介護によって相当な報酬を得ている、そういう
医療関係者もいらっしゃるとお聞きしています。三分類になるんですよ。ですけど、それでいいんですかと。
やっぱり
医療リソース限られている中で、今本当に死に直面している患者を診ている
方々に対して
医療リソースをぐっと集めなくちゃいけない。これできるのは、やっぱり私は、国、
厚労省なり、
西村担当
大臣として、
コロナ対策担当
大臣として、
是非リーダーシップ持ってやっていただきたい。
お願いを申し上げておきたいというふうに思います。
続いて、治療薬早期承認の
必要性についてお伺いします。
今年の四月頃、
デルタ株の
感染拡大で一日六千人以上の死者を出したインドでは、在留の日本人に対して、大使館の医師と現地の
医療機関が連携をし、発症後の治療薬としてアビガンとイベルメクチンを投与し、多くの日本人の命を守ることができたというふうにお聞きしております。
日本では、アビガンもイベルメクチンも現在治験中です。依然として治療薬として承認されていません。
資料五、お配りしておりますけれども、今国内において様々な種類の治療薬の開発が行われています。特にこの二つの治療薬、承認間近にあるとお聞きしています。
現在、申し上げているとおり、もう
自宅療養をしている
方々にすれば、急変すれば命に関わるんですよ。したがって、こうした経口剤、飲めば収まるということでもありますので、こうした薬をせめて
自宅療養者に配付され、重症化の心配があるいざというときの危機管理としてやっぱりお渡ししておくべきじゃないのかと。副作用があるということも聞いていますが、その可能性もあるということも示唆しながら、でも、選択として、命のために置いとくよということで配付していくようなことも急ぐべきではないかと思いますが、御
見解を
お願いします。