○大塚耕平君 おっしゃるとおりで、もちろんその
日本の製薬
企業の
技術力の問題もありますから、ただ、このワクチンの様々な報道やレポートが出されておりますので、
日本でもアンジェスとか塩野義とか、治験もいいところまで行っているところもあるやに聞いていますので、
是非こういうCOVAXのようなファシリティーでも不合理な不利益を
日本が受けることのないように御配慮いただきたいと思います。
それから、実は午後外防があって、外防の
質問と重なっちゃっているんですが、これ、午後外防で中国向けの
ODAのことをお伺いする
予定なんですが、先にもう申し上げちゃいますと、午後、中国向けの
ODAは、これ累計でどのくらいで、現状もう卒業したのかどうかということをお伺いしたいということ、いや、
大臣、大丈夫です、私数字申し上げますので。累計でいうと、円借款でこれまでに三兆三千百六十五億円もう中国に出しているんですよ。無償資金は千五百七十六億円、
技術協力は千八百五十七億円。多分、中国への
ODAでは
世界の中で
日本が最大拠出国になっていると思うんですが、そこ、そこはもし何か情報が今、現時点でございましたら。アメリカですか、
日本ですかね、多分、
日本が最大ということでいいですか。いや、もし御存じなければまた午後伺いますが。
いや、私が申し上げたいのは、卒業しているんですよねということを改めて確認しましたら、二〇一八年十月に、安倍総理が訪中の際に、最終的に対中
ODAは卒業するということを先方と合意をして、あと残った
案件だけ今消化しているということなんですが、この国会が始まる段階で五つ
案件が残っていました。
今月終了したのが二つですかね。一つは、北京で
感染症のプロジェクトを
日本が
支援していると。それからもう一つは、やっぱり北京で、ガバナンス、民主的な国家をつくるための民生保障の法
整備をするためのプロジェクトを
支援していると。まあこれは終わりました。それからあと残っているのが、来月終わる環境
技術、これを
支援していると。さらに、あと二つですね、今年の十一月に終わるのが、やっぱりこれもチベットとか四川省とかの
感染症のプロジェクトを
日本が
支援していると。来年になると、最後、浙江省でアスベストの
関係のプロジェクトを
支援していると。この来年の三月で全部終わるわけで、まあ午後の外防ではこの話もさせていただくんですが。
私が申し上げたいのは、もうずっとこの
ODA委員会も何回も所属させていただいているので、すごく人道的しかも博愛的な議論が多いんですが、
大臣が冒頭でおっしゃったように、これは重要な外交の手段でありますので、対中
ODA、総額で三兆六千億円ぐらいのものを
日本が長年
支援した結果どうであったのかという総括は一度した方がいいと思うんですが、そういうことを
外務省で総括をしたレポートを発表されたことはございますか。