○熊谷裕人君 立憲民主・社民の熊谷でございます。
横沢議員に続いて
質問をさせていただきたいと思います。
先日の足利の山火事に続きまして、また群馬のみどり市で山火事がありました。進行中です。どうも山中の全焼したおうちから御遺体が見付かったということで、御冥福をお祈りしたいと思いますし、この山火事、足利のように長引かないように、防衛庁にも出動していただいているようでございますので、総力を結集して鎮火を目指していただきたいなというふうに思っております。
それから、私、前回の
質問でも
防災に関わってきたということを御紹介をさせていただきました。
防災士であり、さいたま市の
防災アドバイザーであり、埼玉県のイツモ
防災のインストラクターをやって、これまでも様々な場面で講演
活動などもやってまいりました。その中で、ある講演に、講演というか研修会に出たときに、
防災の要諦は大切な人のことを考えて
対策を考えることが必要なんだという話を聞きました。そういうことを念頭に、今回の
法改正の
質問に当たってまいりたいというふうに思っております。
それから、先日、予算
委員会で家具の転倒防止につきまして御
質問させていただきました。早速、
大臣のお取り計らいで、
内閣府の方から家具の転倒防止についての事務連絡、発出をしていただきました。ありがとうございます。公営の賃貸
住宅についてはこれで進んで、少しは進むのかなと思います。あと、民間
住宅の方も是非、壁に穴を空けて原状復帰というところの免除というところが進むように、まずは命を守る
防災が進むように、是非御努力をいただきたいなと思います。御礼とお願いでございます。よろしくお願いいたします。
まず最初に、今日は
防災教育について御
質問させていただきたいと思います。
今、
横沢委員の方からも、個別の
避難計画のお話だったり
避難行動要支援者の個別計画の策定のお話がございました。私も、先ほど言ったように、
防災士として
地域の地区
防災計画、町内会で作るとかというときにアドバイザーとして関わってきたんですけれど、やはりそういったところで身近な人が身近な人を支援をしようというような計画を立てていても、どことなく参加をしていない人にとっては他人事みたいなところがございまして、どうやったら自分事に考えてもらえるのかなというふうに思っていたところでございます。
そして、やっぱり、研修会に出たら、
防災という言葉を使っちゃいけないんだというふうにある講師が言っていまして、
防災と言うと他人事になっちゃう、だけど、命を守るとか、あしたも笑顔でいようとか、そういう
防災という言葉を使わないところ、言葉に置き換えると、何となく、あしたも元気にとか、あしたも孫の顔を見ようとか、あしたも友達の顔を見ようとか、そういうことに置き換えると関心を持ってもらえるというのも
一つ手ですよなんという話もありましたので。
何というんでしょうか、個別の
避難計画を作っていくときに、様々真摯に計画をけんけんがくがくやりながら作っていくんですけれど、自分事としてみんなが捉えていただけるようにしていくために様々な手法が取るべきだと思っておりまして、
一つ、テレビで慶応大学の環境
情報学部の大木聖子准教授が、自分事として
防災を、命を守ることを自分事として捉えるために、
災害に遭遇したことを想定した小説を書くと自分事として捉えられるんだと、そういう授業を小学校とか中学校でやっているというのを紹介をしていて、なるほどと思いました。
私も、
防災教育、子供たちにやるときに、紙芝居を使って、紙芝居を順次進めていって、ある場面で止めて、この後みんなだったらどう考えますかみたいなことをやっていたなというのも思い出しましたが、
防災教育を進めていくことが重要であるということに鑑みて、この自分事に、自分事に置き換えて考えるという考え方について
内閣府としてどのように考えているか、御所見をお聞かせいただければと思います。