○森屋隆君 ありがとうございます。
継続性があるとしたら、これは白タクというか、ああ、白タクじゃないですね、白ナンバーとして違反行為に当たる、あるいはそこで何らかの賃金が発生する、これ難しいんですけれども、賃金なのか謝礼なのかということもあろうかと思いますけれども、ケース・バイ・ケースで違反に当たることも重々あると、こういうことでよろしいでしょうか。ありがとうございます。確認をさせていただきました。
いろいろとお聞きをさせてもらいました。人の移動、輸送、そして物を運ぶ、こういった輸送の形態、大分変わってきたんだろうと思います。このコロナ禍で変わってきました。
データ分析のヴァリューズ東京というところがありますけれども、ここの
調査では、コロナ禍によるこの巣ごもりでデリバリーサービスの需要が、昨年の一月には二百九十四万人の人が
利用をしていたそうでございますけれども、今年一月の時点では九百二万人と三倍に膨れ上がってきたと。町中でもよく見かけをします。代表的な
事業者では現在十万人のギグワーカーが登録をしているということでありますけれども、今年度中に
プラス十万人が必要で、そして今後は全国展開をしていく、こういうふうに発表がされています。
先ほど申し上げましたように、雨の日や、そして夜遅く、あるいは夏の暑い日、そして冬の寒い日、働いている人も悪気は多分ないんでしょうけれども、ふだん自転車あるいは百二十五㏄を超えないオートバイで配達をしていたんですけれども、そういった天候などによっては自転車から
自動車、ついつい、暑いから寒いからということで、雨の日もありますから、使用してしまう、白ナンバー
営業になってしまう、そういった危険性があるんだと。
そして、この違反というのは、
先ほど四十七件とお聞きしましたけれども、トータルで四十七件だと思います、いろんなものを足して四十七件だと思いますけど、ほぼ見付からないんですよね。届けてもらう方も、別に車で来ようが自転車で来ようが、ちゃんと届けてもらえればいいわけでありますし、あと、お店の方も、一々百二十五㏄以下のバイクなのか届出がされているナンバーなのかなんということも確認は当然しませんから、要は見付からないという、見付かりづらいものなんだと。
しかしながら、違反をして、たまたま乗った車ですから、毎回やっていればそんな事故もないんでしょうけれども、いつもは自転車で、たまたま雨の日に乗った、夜道に乗ったときに事故を起こしてしまったと、こういった場合に被害者に本当に任意保険が適用されるのか、違反しているわけですから適用されるかどうかということもクエスチョン。そして、自賠責については、被害者を保護する観点からこれ支払われるのかもしれませんけど、金額はやっぱり限られています。加害者も、
先ほどから申し上げているように、深く
考えず、知らないままに事故を起こしてしまう、これは、ある意味被害者なのかもしれません。
また、最近では、これ
大臣もよくニュースで見ている、皆さんも見ていると思いますけれども、知ってか知らずか自転車で高速道路を走行してしまって、これも、一歩間違えれば本当に大変な事故につながると思います。
そしてさらに、お隣の韓国ソウルでは、六十五歳以上の方に地下鉄の無料パスが配布をされるそうです。そして、その無料パスを使って韓国の地下鉄網を活用して、高齢者の方がデリバリー、小荷物を運ぶような、そういったビジネスもあるようでございます。しかしながら、それは、ビジネスはビジネスとして、韓国のことですから私どもがどうこう言うことはないんですけれども、事故やけがなどが、やっぱりそういった問題も発生をしているようでございます。
いずれにしましても、人流、物流、このビジネスにおいて、
国民やそこで働く労働者の保護、安全、安心を守り、被害者も加害者も出さないように、そういった
状況をつくり出すのが政治に私は求められているんだろうと、こういうふうに思います。
大臣としての
見解をお聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。