○国務
大臣(赤羽一嘉君) GoToトラベル
事業自体は、別にそれを何か変えてということではなくて、あくまで国の
事業として展開をしようとしておりますが、
現状は、
緊急事態宣言は解除されたものの、まだリバウンドの対策をしているとか、
地域によっては感染
状況が悪くなっているという、そうした
状況を踏まえると、なかなか当面再開をすることは難しいという
認識でおります。
他方、感染
状況が落ち着いている
地域、
都道府県の知事さんから、
全国三十二の知事さんだったと思いますが、そうした落ち着いた
地域でも人の
移動がやはり抑制的になっているので、
観光関連
事業者、
交通事業者は大変厳しい
状況が続いているということで、何とかしてほしいという御要望をいただいたところでございます。
今、三月二十六日時点では、
全国では二十七の県で県独自の
観光支援をされているということでございますが、やはり
財政、財源的な限りもありますので、そうした県独自の
支援に対して国として
財政的な
支援もお願いしたいということを受けまして、それはしっかりと重く受け止めなければいけないと。
観光事業者、
交通事業者共に国交省の所管でもございますので、そうしたことで様々検討している中で、あくまで県の独自のこうした
支援事業に対して財源的な
支援を、
補助金を出していこうということにしたところでございます。
中身は、一泊当たり五千円を上限として国から
補助金を交付するということと、加えて、
地域によっても、宿泊だけではなくて、土産物屋さんとか飲食店、公共
交通機関が幅広く使えるようなクーポン
制度をやっているところもございますので、そうしたことについては二千円を追加して
補助金を交付するという仕組みとしております。
これ、一応四月一日以後こうしたことを
実施しようと思っておりますが、いつから始めるかとか、感染
状況が一時悪くなったので一時中断するかとか、これ全て県の判断でお任せをしているところでございまして、やっぱり県は独自で、やっぱり
現場が見えますので、そうしたことを柔軟に
対応していただけるということでは、私はそうしたことで
財政的な
措置をしようと思っております。
これ、一応五月末までということを目安に発表いたしましたが、これGoToトラベル
事業が再開できるまでということでございますので、その時点でGoToトラベル
事業が再開できなければ、まだちょっとはっきりは申し上げられませんが、基本的には延長となるのではないかということ、あくまで感染
状況の中でまた再度検討しなければいけないと、こう思っております。