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島村大君 分かりました。そこは徹底してほしいと思います。
今お話ありました柔道整復師さん、それからあはき法に関しますあんまマッサージ指圧、はり、きゅうの皆様方、これは、まあ美容師さんもそうですけど、国家試験の資格を持っている方々ですよね。この方々と、この資格を、国家試験を持っていない方々が、ある意味ではエステティックとかカイロプラクティックとかクイックマッサージみたいなものがあるわけです。これが本当に
国民の皆様方に安心、安全な行為がなされているかというところも一つの大きな問題点だと私は思っておりますが、逆の見方をしますと、国家試験を持っている人たちの方が、なかなか
国民に対して自分たちの業種の範囲というものをお知らせできないという面も、逆に言うと私どもは感じております。
というのはどういうことかというと、いわゆる医療法もそうですし、我々の歯科医師法もそうですし、このあはき法も柔道整復師もそうですが、広告に対してのすごく規制があるわけですよ。逆に規制があるから我々は発信できない、
現場の方々、柔道整復師さんもあはき法に
関係ある方々もそこは言っております。逆に言うと、この国家試験の資格を持っていない方々は、ある意味ではこの広告の仕方、いわゆる
国民に対してのアピールの仕方が何もこれは法的に引っかからないものですから、逆に言うと自分たちが発したいことを発せられる。これは平等かどうかということが、逆に言うと安全性から考えてもいかがなものかと思っております。
ですから、そういうことに関しましても、これは各監督省庁の、厚労省さんになると思いますが、是非とも、ただ単に安全ではないからいけないんだというだけではなくて、
国民から見ても自分たちがしっかりと選べるように、ここはどういうふうに発していくかは、これはいろんな問題点、業界との問題点あるのを私も重々承知しておりますが、やはり
国民目線から少しここは改革をしていかなくてはいけないと思っておりますので、安心、安全が第一、そこからどういうふうに
国民が理解して、自分は本当にどこに行ってその健康を保つのか、そこを、その視点が私は大切だと思っておりますので。
ですから、そこは是非とも
総務省、それから
消費者庁、それから厚労省、やっぱりこれは、それも垣根を越えて、是非ともこの
行政評価だけではなくて、一歩踏み込んでどうするかということも是非とも議論をしていただき、
国民のために、ここは安心、安全な、その
テーマでやっていただきたいと思っております。
では、引き続きまして、今この
コロナ禍で
国民の方々がやはり一番心配、それから不安を持っていますのが、やはりこのワクチン接種の件でございます。
このワクチン接種に関しましても、今回は国が主導になりまして、国が例えば医療従事者に関しましての、先行していただいておりますが、そこを
現場でやっていただいているのは
都道府県でございます。今後始まると言われております
高齢者向けのワクチン接種の供給に関しましては、ここは
都道府県が主じゃなくて、今度は市町村、市町村が主になって今後ワクチン接種を始めるわけです。
今現在はこの医療従事者が主になってやっていただいているので、ある意味では
現場もこんがらがっていませんが、今後、この医療従事者が全て、約四百七十万人だと言われておりますが、この方々に接種が終わる前にこの
高齢者の方々の接種がスタートするわけです。四月の十二日の週から
高齢者向けのワクチン接種をこれは供給していただけるようになっておりますが、そこが、
現場が少し今後更に混乱する可能性があるということで、まず一つ目として、医療従事者のワクチン接種に関する流れを改めて今確認をさせていただきたいと思います。これに関して、今の国の
状況、また認識を教えていただきたいと思います。