○自見はなこ君 自由民主党・国民の声の自見はなこです。どうぞよろしくお願いいたします。
先に、法案
審査とも関連はいたしますけれども、三点、ワクチン、それからコロナについても御
要望も含めて申し上げます。
先週でありますけれども、東京の地区医師会の先生方と意見交換をさせていただきました。現在、ワクチンに関しては、事実上六つの仕組みがあって、入力するのがいろいろ大変だというお話を聞きました。具体的には、ワクチンそのものではない部分もありますけれども、G―MIS、これには発熱外来の
体制加算が終わっていてもまだ入力が求められているけど目的がはっきりしないというお声でした。あと、V―SYSとVRSと、それから東京都がつくった独自のシステムと、東京都医師会がつくったシステムと、あとファイザーの
報告様式ということで、これが一人の方に関して六か所に関わるシステムがあるので、非常に現場には負担感がありますという素直な感想を聞きました。
是非、このG―MISについては、今まさに感染拡大中でございまして、もしここで発熱者の状況を知りたいのであればやはり私は補助金を
付けるべきだと思いますし、むしろ必要じゃないんであれば速やかにやめていただいた方がいいと思います。
この辺りの整理は是非お願いしたいと思いますし、また、聞けば、ほかの都道府県にもまあいろいろな県の名前の付いたシステムがございます。今、厚労省には四十七都道府県からリエゾンが来ていると思いますので、それぞれのリエゾンの
方々に、それぞれの県の独自のシステムあるいは県医師会なりがつくっている独自のシステムがあって入力を求められているのかということも是非聞いていただきたいと思います。
内閣官房との連携というのも求められると思いますが、一義的には予防接種事業は
厚生労働省でありますので、是非
責任を持ってその辺りの整理を速やかにしていただきたい。もしできない部分があれば、できないということも早く言ってほしいと思います。できないなりの
対応、補助金なりの
対応ですとかほかの手当てということがあるんだろうと思っております。
また、二点目でありますけれども、ワクチン接種会場に託児所を用意したら潜在
看護師が応募してきたという自治体の取組が新聞に紹介されておりました。今回の年収百三十万円を超えて扶養控除から外れないということも、昨日も河野
大臣からも再度予算
委員会でも
発言をいただいておりますが、今回の法案
審査とも
関係いたします女性
医療職の働き方について、改めて今回のコロナも含めて複合的な目で
政府には物事を見ていただけたら有り難いと思います。
また、三点目の
要望でありますけれども、これ、
参考人の港区の保健所長の方が、松本保健所長がおっしゃってもおられました。私もかねてから取り組んできておりますけれども、感染症法上における外国人の
医療費が全額公費負担でございます。これは事務次官通知を改変すればできるということで、昨年の十二月の感染症のたしか部会でかけていてくださっていると思うので、もう間もなく事務連絡なりが出るかと思うんですが、是非その際に御留意いただきたいのは、これ都道府県にその回収の自治体の事務をお願いするという話が出てくるかと思うんですが、四十七都道府県それぞれが債権の回収ですとか、あるいは外国との、あるいは外務省とのやり取りをするというのはかなり無理があります。是非、国が主体的に関わってこのスキームを構築していただきますように、これは
田村大臣にお願いをしたいと思っております。オリパラの
議論もありますけれども、オリパラを越えた先、コロナが収まってくる頃に外国との往来は再開がしますので、是非、そこのところは中長期的に大事な課題でございますので、よろしくお願いいたします。
それでは、法案
審査でございますが、まず一問目であります医師の働き方改革、これ今進めてくださっておりますが、去年の十二月十四日に中間取りまとめ、医師の働き方改革の推進に関する検討会によって出されております。
その中にも、全部で五か所、地域
医療に対してしっかりと影響がないかを見極めつつというような文言が書かれているところでもあります。具体的に申し上げますと、第一のところの医師の上限、時間外労働の上限規制に関しての医事法制、
医療政策における措置を要する
事項の四のところの六であります地域
医療への影響、地域
医療提供
体制への影響の箇所ですとか、あるいは、この全体の六のところ、第一の六のところの労働時間短縮に対する
大臣指針のところ、特にここでは、二十八ページ、二十九ページにおきまして具体的なことが書かれております。これは、国は、医師偏在対策を含む地域
医療提供
体制改革の進捗や、時間外労働の上限時間規制の適用による地域
医療への影響を踏まえて、医師の働き方改革の取組状況を検証することというようなことまで書いてくださっております。
ここで
質問でありますけれども、このように様々
報告書の中でも書いてくださっております地域
医療の影響、ここについてでありますが、これは具体的にはどのようにしていくのでしょうか。地対協での
議論を始めとする地域からの声をどのように吸い上げ、どのような評価項目をもってそれを評価しようとして、検証しようとしているのか、教えてください。