○矢倉克夫君 公明党の矢倉克夫です。よろしく
お願いします。
私からも、
法案の
質疑に入る前に、先日の
会食、
参加をした方を含めて、
老健局の
老人保健課の
会食参加をした方を含めてコロナに感染されたということであります。まずは、感染された方、早く回復するようにお祈りをしたいと思います。
その上で、
状況から考えてもクラスターという疑いも非常に濃厚である、今大事な時期に一番最前線に立っている
厚生労働省のまた業務というものが滞るということは
国民全体にとっても非常に大きな影響があるわけであります。これ以上の広がりというものがないように徹した対策を
是非取っていただくとともに、
状況がどうなっているのかしっかり把握をしていただいて、改めて私たちに
報告をしていただきたいと思います。
その上で、あともう一点だけ。やはりこういう
事態になった影響力の大きさということをそれぞれ実感もされることだと思うんですが、改めて申し上げると、やはり官僚の
皆様のお仕事というのは一つ一つがもう本当に
国民の生活に直結をして、
国民の
皆様、国益にとって大きく影響する大事なお仕事をしているんだと。その裏返しで、こういう形で、大きな期待の声とともに、こういうことが起きたときに対してはいろんな声があるんだということを
是非実感をしていただいて、これは我々政治家も更に考えなければいけないんですけど、それだけ
国民に見られているというこの緊張感を職務の重要性の誇りとともに
是非持っていただく、これは教訓と
是非していただきたいなと、私自身の戒めとしても、改めて
皆様方にも求めておきたいというふうに思います。よろしく
お願いします。
じゃ、それでは、今回の
法案について
質問をさせていただきます。
まず、全体として男性の
育児休業率を上げるということ、その数値的なことが当然目的ではないわけでありまして、ほかのところでも御
質問させていただきましたけど、やっぱり先ほ
ども三原副
大臣もおっしゃっていた家事とかの分担というところ、男性がそういうところにしっかりと意識共有を持って入る、そうでない限りは、ただ休まれるだけだと奥様方が苦しむという、そういうような実際の奥様方の声もあるというような
実態もあるわけであります。
やはり最終的には、育児そして家事というものの分担という、更にそれを超えて
責任感の共有というところをしっかり確立するのが大事であるという、そのための
法案であると。一方で、現実、男性の方はなかなかそういうふうに休暇を取らない、参画しないということに対して
育児休業を取りましょうよと、こう後押しをする一歩として、今回はまず
法案として重要な意義があるということで評価をさせていただきたいというふうに思っております。
その評価の前提で何点か
法案について
確認をしたいと思いますが、まず、今回の
法案の中での大きな
制度改正の一つは、先ほど来よりも
質問出ている出生時
育児休業制度、男性版の産休
制度というようなふうに一時期は略称されたこともありましたが、これはどういう
制度なのかという広報ですね。従来のパパ休暇、子の出生日から八週間以内に最初の
育児休業を取得した場合は、従来認められていなかった
育児休業の分割取得を、これ二回目の育休の取得が可能というような、そういう
制度と同じ八週間ということで、今回の新しい
制度も対象期間が同じであるわけでありますけど、
制度としては全く違う
制度であると。
その違いを改めて
確認させていただくとともに、こういう違いが分かりにくい
制度である以上、適切な広報が行わなければいけないかというふうに思っております。この辺りの広報についての
政府の方針をまずお伺いしたいと思います。