○東徹君 日本維新の会の東徹でございます。
質疑の前に一言申し上げさせていただきたいと思います。
三月三十日、
厚生労働委員会理事会で、四月一日の木曜日は
厚生労働委員会が開催されるということが決まりました。ですから、私も、二日前にはちゃんと通告も出し、
質疑をする準備をさせていただいていたわけであります。
ところが、
衆議院の方で総務
大臣の不信任案が出たからということで
厚生労働委員会を開催しないという。これはもうとんでもない暴挙というか、こんなこと本当に私は許されないと、これはもう理解できないということを言わせていただいたにもかかわらず、これ開催されなかったわけであります。四月一日の
厚生労働委員会は、しかも
質疑時間は野党だけに配分されていたんですよ。与党はなかったんですよ、
質疑が。野党のために
質疑が行われていたにもかかわらず、それを開催しないという、全く理解ができません。
今、非常に大事なときで、四月一日は特に、まん延防止法、まん延防止重点措置が出されるというような日でありました。だから、やっぱり新型コロナウイルスの
感染に対してやっぱり
質疑を行うべき大事な日でもありました。そして、その前には
厚生労働省の
職員の深夜までの
会食問題、こういったこともあったので、それについても
質疑する大事な日がその四月一日だったわけであります。
それを、
厚生労働委員会開催しない、全く理解できません。自分
たちが
質疑しないんだったら、これは
立憲民主党さんの話ですよ、
立憲民主党は自分
たちが
質疑したくないんだったら自分
たちだけやめたらいいんですよ。僕は、私はやりたいから、もう
是非やらせてもらいたかったです。
よく
国会軽視とか参議院軽視とか言う人はいますけれども、こんなことやっているから参議院軽視なるんじゃないですか。こんなことやっているから
国会軽視なるんですよ。本来、我々野党は、本来の
仕事は、いいですか、ここで、ここへ来て
政府に対して
質疑をして、そして少しでもただしていく、また、何か提案していく、要望していく、そのためにこの
厚生労働委員会があるんじゃないんですか。それを自分から
審議拒否してどうするんですか。考えられないですよ。こんなことやめていただきたい。
立憲民主党、もうやめなさいよ、こんなこと。
そのことだけ言わせていただいて、
質疑に入らせていただきたいと思います。
新型コロナウイルスの
状況でありますが、四月五日からまん延防止等重点措置が大阪府、兵庫県、宮城県の一府二県で実施されるようになりました。大阪府とか兵庫県ですけれども、緊急事態宣言が三月一日に解除をされて、僅か一か月でまたこれ急激に
感染が拡大してきています。同じタイミングで解除された福岡県は、なぜかこれ結構広まっていなくて、収束に向かうような、そんな
状況のときもありました。
それだけ、同じ時期に解除したにもかかわらず、大阪、兵庫がこれ急激な
感染拡大が生じてきているわけですけれども、これどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。