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国務大臣(
田村憲久君) 今も、プロ野球それからJリーグ等々やっておられます。その中で感染を拡大しないような
対応、もちろんスポーツイベント等々、入場制限も踏まえてやっていただいているわけであって、それを元に大規模なクラスターが発生したこの欧州のような事例というものは日本では余り見付かっていないという
状況だというふうに
思います。ですから、そこはしっかりと感染も防止しながら
対応いただくということが重要だと
思います。
もちろん、これ、今実は分科会やっておりまして、私も朝九時に御挨拶だけしてこちらの方に、国会に出させていただいているんですが、今日、多分、御判断いただければ、
東京に対して緊急
事態措置というような形が、答申をいただいて、最終的に夕刻に政府で決定するという形になるのかも、まあ多分そうなるんだと思うんですけれども、こういう形でありますので、その下において、オリンピック、特に
東京で行われる競技、これがどういうような
対応になるかというのは、これから組織
委員会、IOC、
東京都等々で
お話しをいただいて、どのような観戦客の
状況になるのかというのはそこで御判断を、感染を防ぐという観点から、感染というのはコロナの感染を防ぐという観点からしっかりと御議論をいただきたいというふうに
思いますが、我々は以前から、オリンピック、御自宅で楽しんでいただくような、そういうオリンピックにしていただきたいという
お話をしております。
オリンピックがあれば、当然、夜の競技も非常に多いものでありますから、夜間も御自宅でテレビを見ていただく、家族とともにということになろうと
思います。そこから外に出ていただかないということが大事でありますし、スポーツを観戦するような、お酒の飲めるようなそういうようなお店もありますが、多分今日の議論の中で、お店を出す、あっ、お酒を出すお店に関しては、それはお店を開いていただかないというような方向になると
思います。
とにかく、オリンピック等、まあオリンピックだけじゃないんですが、スポーツ等々でそれを楽しんで外でお酒を飲んで、そしてリスクの高い行動をしていただくということをどう止めていくかということが、これは非常に今般のこの
緊急事態宣言の中においても大きな、これはオリンピックだけじゃありません、要するに、他のスポーツもありますから、そういうものも含めて今なかなか守られていない。つまり、八時以降でもお店を開いているところは結構あってお酒を出されているということがございますから、実効性のある
対応が必要ということで、協力金等々がなかなか来ないという中で、非常に厳しい中でお店を開いていただいているということもありますので、今般提案させていただいている中には、先にお金をお渡しをさせていただいてというようなことも
考えさせていただいておりますので、今まで手続上非常に時間が掛かるというものに対しても一定の
対応をさせていただきながら、何とか制度にのっとった中においての
対応をお店側にも御協力をいただき、そして
国民の
皆様方にも、是非ともコロナ感染症が拡大しないような、リスクの高い行動を避けていただくような、そんなことを我々政府としても
国民の
皆様方に
お願いをしていく、こういう形の中においてこの拡大というものを防いでまいりたいというふうに
考えております。