○礒崎哲史君 今御
説明いただいた
内容、この
水素ステーションもしっかりと進めていくということで、民間
企業が集まった形で協議会をつくられていましてね、燃料電池実用化
推進協議会ということでつくられておりまして、その協議会から経産省さんの方に対しても様々な
要望が出されているというふうに承知をしています。直近でいけば、本年の三月に検討会が、規制改革に関する検討会が行われて、その中でも申入れがされているというふうに承知をしております。今御紹介いただいたアイテムはこの中でも
要望されているアイテムだというふうに思いますので、是非
取組を進めていただきたいと、そのように思います。
特にコスト、特に建設コストについては、普通のガソリンスタンドでいくと大体一か所一億でできていたということです。それが今、
水素ステーションでいくと五億ですのでね、燃料費を同じように計算したとしても、コスト的にそうすると商売が成り立たないという
状況ですので、今、四・五億でもやっぱり当然無理だと思います。三億でも厳しいんじゃないかと思います。やはり二億とか、二・五億とか二億とか、それぐらいのレベルまでやっぱりコスト、建設コストを落としていかないとビジネスモデルとしてやっぱり成立しないということですので、これも最終的にはビジネスモデルが成立しなければ普及につながっていかないということになります。普及につながらなければ当然二〇五〇年の
カーボンニュートラルの道が更に遠ざかるということになりますので、この点についてもしっかりと検討いただきたいと、そのように思います。
今、充電設備、それから
水素ステーションの
インフラに関して
お話をお伺いしましたが、これからまた次の計画が作られていくというふうに今御
説明もありましたし、そのように受け止めましたけれども、やはり、二〇五〇年のこの
カーボンニュートラルを進めていく上では、既に二〇三五年には新車販売全て電動車に変えていくということ、これ方針が発表されていますし、当然二〇五〇年は更に高い
ハードルになっていくということですので、当然この電動車をどのように普及させていくのかということが大変重要になると思います。
この電動車を普及させるためには
インフラがセットです。整わなければ当然消費者の購買行動にそもそもつながりませんので、これしっかりと進めていくと。で、これまでと私はやはりもうステージが変わったと思います。
政府がこういうふうにするんだということが昨年の秋に総理から発表されたということであれば、この
インフラ整備に関しては、予算を
確保したのであとは民間でよろしくお願いしますというステージでは私はないんだと思います。
政府としてここを必達
目標としてコミットすると、それに向けて業界としっかりと連携を深めながら
全力で取り組むという、コミットする、具体的な数字をコミットするということが私は重要だと思いますけれども、この点、
梶山大臣にお伺いしたいと思います。