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東徹君
日本維新の会の
東徹でございます。
会派を代表して
意見表明を行わさせていただきます。
まず、このような
意見表明の機会を与えていただいたことに感謝を申し上げます。
ここにお集まりの皆さんは、
日本を
成長、発展させていきたい、その
思いを、ここにおられる方は共通の
思いであるというふうに考えます。
日本を
成長、発展させていくためには、
社会を変革させていかなくてはなりません。
社会を変革させていかなくては、
社会経済というものは衰退していくと考えます。
社会を変革させていこうとすると、必ず
既得権の壁にぶち当たります。
既得権の壁を打ち破るためには、
政治家の
覚悟が必要であります。その
覚悟がなくては、
社会構造も、また行政も改革することはできません。
政治家には捨て身の
覚悟が必要であります。
政治家が
自分の
身分にこだわっていては改革もすることはできません。
平成三十年に改正されました
公職選挙法の一部を改正する
法律案は、
参議院の
議員定数を六人増やすという
法案でありました。これは、もうまさしく
政治家の
身分というものが
既得権になっている
法案そのものでありました。
我々は、今の
人口減少社会の中で、そして
議員の
定数も当然
削減していくべきというふうに考えております。
衆議院では、当然ながら、この間、
議員定数の
削減も行ってきておりますし、当然、
選挙区割りも
人口の増減によって変わってきており、
衆議院では大変な苦労をしてその
議員定数の
削減を行ってきているというふうに聞いております。
ところが、
参議院では、残念ながら、三年前には、合区による、合区によって
自分の
身分が失われる、その
人たちの
身分を保障するための
定数六
増法案が成立するということになってしまいました。
今回我々が出した
法案は、もう一度その
定数六増を元の六減にする
法案であります。
三年前、自民党は強引に、そして各
会派と話合いもなく、強引に
定数六増を
提出して、そして短時間のうちに
採決するという暴挙に至りました。その結果、今回の誤りがあったということにつながったというふうに考えるわけであります。ですから、我々としては、もう一度その
定数を元に戻す
法案を
一緒に審議していただきたいということをお願いするばかりでございます。
是非とも我々の
定数六減の
法案も
一緒に併せて審議していただくことをお願い申し上げまして、私の
意見表明とさせていただきます。
ありがとうございました。