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倉林明子君 今、十分やってきたと、八十施設あるからと。しかし、この第五波で起こったことは、自宅療養を余儀なくされると、必要な
医療に届かないままに命を落とすと、こういうことが出たんですね。
医療提供施設に、
医療提供、
医療の
提供に支障が生じたと、これ第五波の現実でしたよ。
これ、特措法の三十一条の二では、
医療の
提供に支障が生ずると認める場合は臨時の
医療施設において
医療を
提供しなければならないと、ならないとなっているんですよ。これ、できていなかったという現実を私はしっかり押さえないといけないと思う。
特措法の三条では、これ、国全体として万全な態勢を
整備する責務を有するというふうに定めているんです。私は、現状で足りるという認識ならば、それは再び同じ、救える命を救うことができないという事態を招くことになりかねないと、そういう危機感を持って臨時の
医療施設についても
整備を進めていくべきだということを申し上げたいと
思います。
さらに、これ、九月末には
医療・介護報酬の上乗せの特例打切りの方針がこれ示されました。今やることでしょうか。
感染対策に、全てに取り組む、取り組む全ての現場を支えるというものになっていたんですよ。こういう支援は
強化こそが必要だと、これは申し上げておきます。
そこでさらに、
感染者数が
減少して今こそやるべきだというのが、所得保障とセットで大規模
検査に踏み出すときだと申し上げたいと
思います。事業所、そして大学等で自主
検査が広がってきています。
検査してもらえないということから自ら
検査をすると、もちろん自己負担しながらですね。これ、この自主
検査に対して財政的支援の
強化、無料でできると同様の支援が必要だということを申し上げたいし、学校、幼稚園、保育所、会社通じて
検査キットを家庭に無料で配布すると。先ほど御指摘もありましたけれども、こういうように自主的な
検査が行えるような支援というのは今必要だと思うんですね。キット配っているというお話ありますけれども、あれは買い置きしていた八百万キットが残っていたものを活用しているだけなんですよね。
これからインフルエンザも来ようかという時期です。やっぱり
検査体制に踏み出すと、そういう決断していただきたい、最後引き継いでいただきたい。
総理、どうですか。