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寺田静君 ありがとうございます。勧めてみたいと思います。
先ほど山下
先生の
お話の中に、買物は投票だということがありました。それにはやっぱり、消費者が見えるように見える化をしていくことが大事なんだろうというふうに思います。
先ほどこの
法案がすばらしいというふうに申し上げましたけれども、もちろん同時に、これで満足してはいけないということも思うわけです。午前中に
鉢呂先生の方からも御
指摘がありましたけれども、今回の
法案、
回収、リサイクルのところを更に自治体に
取組を求める
内容であるということで、拡大生産者責任のところがやっぱり少し弱いんじゃないかなというところは否めないというふうにも感じます。
今、子育てをしておりますと、レゴブロックが大量に我が家にも入ってきています。まあ、あと五年ぐらいで卒業するんだろうというふうに思いますけれども、もちろん何代にもわたってレゴブロック使っているというお宅もありますけれども、我が家は恐らく五年ぐらいであと処分をしなきゃいけなくなるんじゃないかなというふうに思うんです。
レゴブロック、デンマークのものだし、きっと
環境に配慮した
取組やっているだろうから大丈夫だろうというような、何となく無
意識のあれで増やしていってしまっていましたけれども、実はレゴブロックの会社でもすごく苦労していて、その艶とか光沢とかを
代替素材で出すためにはまだまだ途上であるというようなことがホームページの方にも出ておりました。
こういうところに、せめてやっぱり
回収を義務付けるような形で、そうすれば、その業者の中では単一素材、単一素材と申しますか、同じ素材ですのでリサイクルも恐らく容易なわけで、消費者の方としてもそこにがらがらがらっと返しにいけばいいというのはすごく私は楽じゃないかなと思うんですね。こうした拡大生産者責任のところももう少し進めていただいてもいいんじゃないかなというふうに思うところもあります。
もちろん、既にある
法律に従って生産者も費用を拠出したりしているところはあるんだろうと思いますけれども、これだけやっぱり安い
プラスチック製品が氾濫をしているところを見れば、ここがやっぱり十分ではないんじゃないかなというふうなことを感じています。
そもそも、リサイクルをするんだというところも
法案には含まれてはおりますけれども、やっぱりこの流通量を減らしていくと。そもそも、バイオマスとか生
分解性というところもそうですけれども、ただ、その
プラスチックそのものをやっぱり減らしていかなければいけないし、医療
関係のものなど、どうしても
プラスチックでなければ現在ではもうどうしようもないんだというもの以外は減らして、どうやって減らしていくのかということをもう少し
考えなければいけないんではないかなというふうに思っています。
今日、ちょっと
資料をお配りさせていただきましたけれども、午前中の竹谷議員の方からはリユースのものがありましたけれども、私の方からは、
代替ということで、使い捨ての紙コップですけれども、今、蓋の部分がどうしても
プラスチックのものが多いと思うんですけれども、この
資料の一枚目のバタフライカップというものは蓋の部分も紙になっていて、この図解、写真で少しお分かりいただければと思いますけれども、この角のところから飲むようにして、デザインで
プラスチックを
使用しないような工夫をしているということでした。
また、
資料の二枚目には、不織布で作った使い捨ての袋、お弁当などにしか使えない、まだちょっと強度の問題でお弁当ぐらいにしか使えないそうですけれども、不織布でデザインに工夫をして
プラスチックを減らしていこう、使い捨てのレジ袋を減らしていこうというようなものも付けさせていただきました。
こうした
プラスチックを使わない工夫をデザインで解決しようとしている仕組みのところも支援ができないものかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。