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徳永エリ君 しっかりとよろしくお願い申し上げたいと思います。
特に
森林は、先ほどから申し上げておりますけれども、
吸収源対策、吸収源になるわけでありますから、やはり
森林の
保全管理、非常に重要だと思いますし、開放することになれば結局伐採してそこに再
エネ施設を造っていくわけですから、やっぱり大きなリスクになると思いますので、本当に慎重に対応していただきたいということをお願いを申し上げておきたいと思います。
それから、
大臣、こだわるようで申し訳ないんですが、私、どうしてもため池が納得できないんですよ。それで、
大臣とため池の上に浮かべる
ソーラーパネルの
お話をしてから、結構いろんな自民党の先生とか、農水
関係の先生も含めて、いろんな方と話をしたら、みんな知らないんですよ。香川県とか兵庫県とか瀬戸内海沿岸の先生方は目にしておられるかもしれませんけれども、特に北海道なんかため池がそもそも余りないですから。しかも、一回水抜かなきゃいけないんで、ため池に北海道は例えば
ソーラーパネルを浮かべたら、それ一回撤去しなきゃいけないということもあるから、北海道ではまずできないんですよ、ため池に浮かべるということは。そんなこともあって、
皆さんにインターネットで写真を確認してもらったら、ええって、いつの間にこんなことになっていたのという声が非常に上がりまして、同僚に農水
委員会でも
質問してもらったという経緯もありますけれども。
二〇一三年に、
日本では埼玉県の桶川市で、総発電量千百五十六キロワット、この水上メガソーラー発電所が造られた、これが初めてなんですよね。今は、申し上げましたように、瀬戸内海沿岸を中心に香川県などで建設ラッシュということを伺っております。
ため池には、(
発言する者あり)埼玉ですか、埼玉もですか、あっ、そうですか。
ため池には多くの絶滅危惧種が生育しているわけであります。ため池は淡水域の
生物多様性の宝庫、それから、絶滅危惧種の最後のとりでというふうにも言われているのを御存じでしょうか。せっかく、昨年、ため池の
保全管理を強化する超党派の議員立法というものが成立をいたしました。附帯決議にも、この
生物多様性、こういったものもしっかりと
保全してほしいということも書かれましたけれども。
ソーラーパネルを浮かべることによってため池に
生息する生物に影響が出るということは、これ私、否めないと思うんですよ。(
発言する者あり)ですよね。ありがとうございます。
また、昨年、防災重点
農業用ため池に係る防災工事等の
推進に関する特別措置法、これが制定されましたけれども、台風などで風が強いと、
パネルがめくれ上がるとか、
パネル同士がぶつかって火災が起きたとか、そういうこともありますし、また、大雨が降ると、ため池の水があふれて
パネルが流されるという、そういった堤体への影響、安全、こういったことも私は大変懸念をいたしております。
農林水産
大臣も、全国的な
設置状況や活用に当たっての課題等について、本年度
調査を行って安全な
設置方法を
検討していきたいというふうにおっしゃっていただきましたが、地上型のように、いまだこのため池に浮かべる形の
ソーラーパネルはガイドラインもないということなんですけれども、なぜこれガイドラインを作らないんでしょうか。お伺いいたします。