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青山(雅)
委員 ありがとうございます。幼児の状況に応じて、是非適切な判断でお願いしたいと思います。
続きまして、若年世代へのコロナのワクチンの問題です。
御承知のとおり、このコロナという病気は、年代によって疾患の特徴が全く異なっております。
資料2―1を御覧いただきたいんですけれども、これは
文科省の方が
学校に配付しているマニュアルにも記載していただいている厚労省のものですけれども、死亡率、十代は今まで一人も亡くなった方はいません。二十代の方は七名おられるわけですけれども、率としては〇・〇%以下ということになっております。若い世代には危険性はそれほど高くない。インフルエンザなどの死亡者数の方が明らかにこの世代だと上回るわけです。
もう一つ、重症化も、今、変異株で盛んに言われておりますけれども、資料2―2を御覧いただくとお分かりのとおり、これは六月二日十八時
時点での話ですけれども、重症者は十代、二十代、一人もおらないというような状況でございます。要は、疾患としての重篤度は、二十代以下は明らかにほかの年代に比べれば軽いわけですね。
一方で、コロナのワクチンは、副反応の発生する割合と重さが他のワクチンよりも重いという事実がございます。
資料3―1を比べていただくと分かるんですけれども、これは厚労省の依頼でもって順天堂大学でお作りになったものですけれども、発熱三十七度五分以上が三八・五%、約四割あるわけですね。倦怠感は七割に見られております。これは、インフルエンザワクチンと比べると、明らかに多い、数段多い数字になっております。資料2―2は、それをグラフ化したものです。
こういったコロナの特徴、疾患としての特徴とワクチンの特徴を考えると、若い世代へのワクチン接種は、慎重に利益衡量、
リスクとベネフィットを測って各々の判断で行われるべきであることは、もう言うまでもないところだと思っております。
因果関係不明ですけれども、現
時点で死亡例が八十五例出ておりまして、資料4は、そのうち、五月十六日
時点、五十五例だったときの話ですけれども、これを見ると、六十五歳未満の死亡例は十七例ありまして、出血性脳卒中が四例、自殺が二例。うち一例は、二十五歳の男性の方が、タミフルであったような、それまで異常行動はなかったのに急に錯乱的な行動を来して自殺されたような経過があります。
それから、資料5は、最近では、ワクチンが利用しておりますSたんぱく質自体に毒性があるのではないか、出血や凝固と関連があるのではないかという医学論文です。
こういった、この関係を
指摘する論文は最近非常に多く出ております。これは鈴木ジャスティンさんというアメリカのジョージタウン大学の医学部の教授がお書きになったものです。
それから、更に懸念されるのは、ロイターが伝えるところによれば、イスラエル保健省は六月一日、ファイザー製コロナワクチンで若い男性を中心に心筋炎を発症したとの報告があったことを受け、ワクチンとの因果関係がある可能性が高いとする
調査結果を公表しております。五百万人のうち二百七十五人が心筋炎を発症し、十六歳から十九歳の男性で特にそうした関連性が見られるとしております。
アメリカは、今四一%くらい二回接種が終わっているわけですけれども、その段階でも、資料7を御覧いただきたいと思うんですけれども、極めて順調に新規陽性者、死亡者は減っております。
つまり、集団免疫の達成を目指すと、がんがん若い人にも打ちなさいよということになろうかとは思うんですけれども、そこまでいかなくても、
リスクが高い方が打てば、社会的には相応の目的が達せられる。ということは、やはり、個人個人の利益を考えて、若い方にも自己判断で打ってもらうというのが、私としては正当なやり方、元々
政府はそういうふうに、自己判断を優先するということを明確に
答弁されております。
そこでお伺いするわけですけれども、これは小中高生を含めて、同調圧力を若い世代が感じることがないよう、かかりつけ医での個別接種を優先すべきだと考えておりまして、大臣は、基本的に小中生に集団接種を考えていないということを七日の参院決算
委員会で
答弁されておりますが、そのことについて確認をさせていただきたいと思います。あと、高校生はどうなるのかという話ですが。