○寺田(学)
委員 立憲の寺田です。
今日は、三十分、
一般質疑をいただきましたので、
質問させていただきたいと思います。
四月で、今、入学シーズンの直後ですので、いつかこの問題をちゃんと取り上げたいなと思いながら時期を逃していたので、
小学校、
中学校、
高校、
学校に付随する無償化されていない部分の副教材の話と、あとそれに関わること、その後に、丸川
大臣、ありがとうございます、オリンピックについて
一般的にお伺いしたいと思っています。
萩生田
大臣、今見ていただいていますけれども、参考
資料に
皆さんにお渡ししたのは、購入が必要な学用品の例ということです。うちのちびは去年ですけれども、ちょうど、うちの秘書の方が、今年、数人の
子供が
小学校、
中学校、
高校と入学が決まりまして、その際、
学校から実際に送られてきた
資料を基にざあっと挙げたものです。
私
自身、昨年、
子供が
小学校に入学しまして、区立ですけれども、そのときの一切の手続を、私、やってみました。実際どういうことを、
一般的に言う、お母さんたちがやっているのかということを勉強する意味では非常にいい経験だったというか、大変だったんですけれども。
今回お渡ししたところに、
小学校ということで、左側にずらっと並べました。ツイッターでも聞いたりして、ほかの
情報も得たんですけれども、もちろん、地域地域によって、買うことが義務づけられている、買うことが推奨されている、買う買わないも本当に自由というものに分かれますけれども、
一般的には、これは多分全部、多少の額面の差はあれども、
小学校入学時、そのタイミング、ないしはその後に随時購入していくというものです。
このことに関しては、
委員会で取り上げられたかどうか分かりませんが、
文科省としても、初中局として、何度か
教育委員会に向けて、できる限り適正にという話で、概括的に
問題意識とそれの改善をお伝えをしていただいているんですが、少なくとも、私が小
学生であった三十何年前から、今、
自分の
子供のケースと周りの
子供のケースを見てみて、ほとんど変わっていないです。
萩生田
大臣、僕は、怒られるかもしれないですけれども、こんな細かいことまで全部
文科省にやらせるなと言うかもしれないですけれども、やはり
個人的に思いますよ、みんな忙し過ぎるし、やらされることが多過ぎて、改善をみんなで求めるよりは、何とかのみ込んでやってしまえ、買ってしまえということで、改善の自主的な努力って生まれないんですよね。その結果、私が
小学校だった頃と何十年たっても比較的変わらない。
今日お渡ししたやつ、裏面もあるんです。
大臣、この算数セットって知っていますか。これは驚愕ですよ。算数セットということで、マージャンの点棒みたいなものもあるんですけれども、おはじきとか。これは、どの地域もそうだと思う、全部名前を書くんですよ。知らないでしょう、みんな。多分、ここにいる
先生方は配偶者の方に全部お任せしてきたと思うんですけれども、地獄ですよ、これは。僕はハズキルーペをつけながらやりましたよ。
これは、上に算数セットとあって、多分これは、
学習指導要領にのっとって、教科書があって、教科書の補助教材として
基本的に買って、なくしちゃいけないからという理由で、おはじき一個一個に名前を書くんですよ。それの手間を軽減化するために、インターネットで、名前を登録したちっちゃいシールが売られているんですよ。それを一生懸命ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた貼るんです。
全く合理的じゃないというか。みんなおかしいと思っているんですよ。みんなおかしいと思っていても、おかしいじゃないかと入学当初から言って変えることもできず、一回喉元過ぎちゃうと、二年生、三年生のお父さん、お母さんになっちゃうと、それ以外のことで忙しくて改善が進まないというので、ずっと続いてきていると思うんです。
一般的に、これは局長でも結構ですけれども、特に
小学校に絞ってもいいですけれども、
学校に入るという意味で、こういう形で副教材の購入を事実上義務づけられたり強く勧められたりして出費も増えますし、本当にそれ自体が代替不可なものなのかということもすごく疑問に思うこともあるんですが、
文科省として
問題意識を持っているかどうかを含めて、まず御答弁をいただければと思います。