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山崎(摩)
委員 国民民主党の
山崎摩耶でございます。
本日は、本
委員会で
質問のお時間を頂戴いたしまして、
委員長、
理事の皆様、
委員の皆様、本当にありがとうございます。
この度、繰上げ当選ということで復帰させていただき、今日が初
質問というふうになります。医療専門職の議員としまして、私も即戦力としてしっかり
コロナ対策に取り組んでまいる所存でございます。
まず初めに、一日も早い
コロナ収束を目指すには、与野党、国会挙げての取組が急務で、
国民の皆様から、国会を閉じている場合ではないというお叱りの声をいただいております。国会の早期開会をまずは要望したいというふうに思います。
さて、
緊急事態宣言も拡大、延長されて、第五波の出口が見えない
状況にあります。
コロナとの戦いは、
感染力の強いデルタ株、変異株で明らかにフェーズが異なり、戦略も当然変わってこなくてはならないというふうに思っております。しかし、一番ハイ
リスクな集団へのメッセージがなかなか届いていないのではないか。そこで大事になるのが、
国民との
リスクコミュニケーションではないでしょうか。
大変気になっておりますのが言葉です。
総理、
大臣、皆様の言葉が本当に
国民に寄り添っているのか。出口の見えない不満、不安を抱える
国民不在になっていないか。
緊急事態宣言、蔓延防止をお願いするだけでは、人々にもう危機感が響かなくなっているのではないか。特に、
オリンピックは開催して世の中を動かしながら、
国民には自粛をお願いする、この矛盾が
国民感情に、まあこれくらいならいいだろうといった緩みですとか、
政府への信頼も損なっているようにも見えます。
また、公表の仕方にも課題があるかなというふうに思っております。七時のニュース、九時のニュースの時間に発表なさいましても、実は、ハイ
リスクの若者世代はテレビのニュースをまず見ません。新聞も読まない、そんな世代だと言われております。そういう世代にどうアピールしていくのか。
また、現役世代に在宅ワークを勧奨、推奨しても、最近の朝のラッシュはもう
コロナ以前に戻っているような気もいたします。
政府からのメッセージが、やはり行動変容につながる納得と、ハートをわしづかみにするような熱意、決意を子供
たちにも分かるような発信、これが大変急がれているのではないかというふうに思います。
まず、
西村大臣に、もっとエビデンスある強いメッセージを迅速に、公正で的確な情報を一元化して発信してほしいと思いますが、いかがでございましょうか。