○足立
委員 いや、ごめんなさいね。ありがとうございます。
私も、
関係者が国交省で頑張っているので、余り下手な
答弁をいただきたいと思っているわけじゃないんですよ。ただ、
法律論として、
法律の整理として、知事はリニアを止める権限があるように聞こえるんですけれども、いや、実態的にですよ。それは
答弁しにくいね。やめましょうか。
でも、
大臣、
委員の皆様にも
是非御理解をいただきたい。私が今日提起したかった問題は、国家の、要は、公共の福祉と一言に言っても、あるいは国の行政、地域の行政、あるいは
住民の、あるいは
個人の、
国民の権利、自由と言っても、それをやはり調整するメカニズムは、私はちゃんと国の責任で、
国会の責任でつくっていくべきだと思っているわけです。
だから、原子力についてはそういう
法律を我々は出しています。でも、そういうことをやるのはうちだけです。維新の会だけ。与党は、そう言ってもバランスがあるからなと。野党は、とにかく原発ゼロと。そういうふうになっているし、それから、沖縄の基地の問題も今日あったような
状況。リニアはそういう
状況。
結局、日本という国は、今これだけ激動する
環境の中で、国内的、内政も外政も大変難しい時代を迎える中で、あれも止まる、これも止まる、全部止まっているわけです。だから、やはり法制度としてあるべき形をつくっていく、その
一つのきっかけとして、私は、今回の、
小此木大臣が進めてくださった、この
安全保障の
観点からの重要
土地法案は重要であると。
だから、私たちは、修正意見として、ちゃんと
地元の意見は聞きましょうねと。それは法定してほしかった、本当は。まあ、もういいんですけれども。
なぜそれを、
地元の意見を聞くべきと言っているかというと、止めるべきだと思っているからじゃないんですよ。意見を聞いた上で、最後は強い権限で、国の安全を、
国民の
生命と
財産を守るために強い権限を国家は持つべきである、こういう政策
思想に基づいて、意見聴取はした上で、収用は当たり前でしょうということでやってきたわけです。
今日、離島、ちょっといないけれども、我が尊敬する
大西健介
議員が
対馬の話をされました。大変重要で、
委員長もうなずいていらっしゃいますけれどもね。さっき、コーヒーを飲みながら、大事だよねという話をしていたんですけれども、これは大事です。大事ですよ。憲法の何かあれを持ってこられて、ほっておいたら全部持っていかれちゃうぞという
議論は、私は、合理的というか非常に大事な
議論だと
思いました。
だからこそ、例えば、公明党さんでさえ、離島については収用
規定を検討した方がいいんじゃないかという濱村
委員の意見があり、無視をされたわけでありますが、
是非これから
立法府でそういう
議論をしていきたい。
大臣、もういいですね、何か。あと一分ぐらいあるんですけれども。
そういう
議論をやはり、今回の
法律は、私はすばらしいと思うんです。一歩前進です。そうだけれども、
小此木大臣には、これから、今の職責にとどまらず、今日申し上げた、沖縄も混乱している、原発はどうなるか分からない、リニアは静岡県知事に握られちゃっている。私は、水資源がどうでもいいというわけではないが、国家として当たり前の統治の仕組みが要る、こう
思いますので、
大臣、
是非、
個人的に、今日私がお訴えした国の役割、国と地方の
関係について、一言御
答弁をいただいて終わりにしたいと
思います。